ダ、ダ、ダ、ダシテにゃ~。。ガリガリ。。
寝る前に空をみて雲が多そうなので朝焼けが楽しみに「祭日はオフにするケータイの目覚まし」をそのままにしたところ祭日は鳴らない仕様でした。。。いかがお過ごしでしょうか。
本日は以前から気になっていたのですが
douguyaさんの「
MOD SK68 ウォームホワイト」を紹介します。
いずれ購入しようと思っていたのですが
歳末特価セール会場で見つけてしまい背中を押されてしまいました。ついでにアッと驚く値段の。。
Eiger QTC HAと一緒に購入してしまいました。ステンレスばかりでしたのでオールアルミの軽量さがたまりません。
いきなりアバンギャルドちっくな絵で申し訳ありませんカメラ内の
クロスプロセスで男の子ちっくに攻めてみました(笑)全部これだとトンガリくんで疲れてしまいますが1枚くらいは面白いでしょ?
MOD(MODification:改造)とありますように、LEDに
XP-Gに載せ変えられているのが特徴です。最初は
XP-G2かと思い「さすが高効率!」と思うランタイムと放熱量でしたが、改めてみたらXP-Gでした。
ライト自体はSK68,SiPiKで検索すると出てくるライトのUltraFire版です。お店の写真では
クールホワイトはSiPiKのボディが写っていますので色温度によってボディを変えているのかもしれませんね。なかなかマニアックな気がします。単に出荷時に間違えないように。。。というのが理由だったり(笑)
ニッケル水素電池1.2v:スポット、ワイド
リチウム充電池4.2V:スポット、ワイド
いきなりですが配光写真ですが、点灯した瞬間から。。
最高っす!
といった色合いでした。色合いはLEDの個体差、ドライブする条件、個人の好みが絡み合うので何とも言えませんが手持ちの中ではダントツに波長が合うものでした。
1.2vで100ルーメン程度。4.2vで200ルーメン+ぐらいの明るさに感じました。それほど広くないワイドですが1.2vでも十分な明るさを確保出来るので使い勝手がいいと思いました。
ちなみに、2400mAhのニッケル水素電池で点けっぱなしにしたところ徐々に明るさを落としながらも1時間は実用的な明るさでした。最終的にはLEDを直視出来るくらいの明るさになり2時間以上点いていました。
この無意味にゴチャゴチャとしているのが「男の子まる出し」でシビレル形をしています。良い意味で実用性を問うのは野暮というものであります。
順番がいつもと逆になってしまいましたが、ライトの外観編になります。
森のなかまも、それなりにライトマニアの端くれになりつつありますがSK68はそれほど高品質のライトではありません。
微妙なキズや剥がれがあるじゃないか!
といった事を気にされる方にはお奨め出来ません。かといって仕事でバリバリ使う質実剛健なワークスライトかというと妙な出っ張りやイガイガがあって。。
ねっ、ねっ、ボクSK68!
といった自己主張が強過ぎるのであります(笑)
ヘッドを前にスライドするとスポット配光になります。なんだかSF漫画に出てきそうな形がたまりません。
それほど高品質でも無ければ、質実剛健でもないと書くとなんだか魅力が無いライトのように思えてしまいますが、ライトが好きでたまらない方でしたら、趣味の世界がそんなに単純なものではないということがお分かり頂けるかと思います。
森のなかま的にはSK68は「男の子の宝物」ちっくなライトではないかなぁと思っているわけです。ヒコーキの模型を手にもって「ブーン」とか戦車の模型を畳にこすりつけて「ガタガタガター」という感じ。
じゃぁ、おもちゃなの?
と思われては困ります。SK68はちゃんと実用的ですし、MOD SK68はさらにご機嫌な光を吐き出すのであります。道具でありながらもワクワクするようなイマジネーションがくっ付いてくるわけです。
「男の子の宝物」には「ファイァーボタン」があると盛り上がります。小気味よい確りした押し心地です。黒とオレンジのコントラストがとても好きであります。ちなみに押して戻る時に点灯するリバースクリックタイプであります。
「熱いLEDには熱を逃がすフィンが必要だぜ」といったメッセージがビシビシとくる放熱フィン。
でも「熱いLED」があるはずの位置にフィンはありません(笑)何故か?だってフィンが前にあったらズームさせ難いし、たいだいカッコ悪いじゃないですか。もう見た目優先!夢優先!の潔いデザインなのであります。
ブラスの様な色をした六角ボルトでとめられている黒塗りのクリップ。とても固いのであります。クリップとして使う事はありませんがアンチローリングとしてバッチリ機能します。
クリップを支えるリングには何故か穴が開けられています。エクステンションユニットみたいな物と接続する時の位置決めに使われるのかと妄想を膨らませてしまいます。
穴は貫通しているので単にヒモを通して使うのかもしれませんね(笑)
クルクルと回すと壊れない程度に簡単に分解できます。分解、組立が出来る事も「男の子の宝物」の条件ですよね。
イガイガしたボディ以外の特徴というと、この前玉でしょう。普通のライトには無いすごい特別な感じがしてきます。
レンズ自体は透明な樹脂製です。傷がついたらペーパーとコンパウンドで何度でも修正できそうです。
ちょこまかしているイグザイルねこが勝手に閉じ込められたようです。「アにゃ?」という感じの顔がかわいいです(笑)
フロントベゼルも大人のタクチカルライトよろしくイガイガになっています。刃はついていませんが結構痛いので小さな子供さんがいるうちでは出しっぱなしにしておく事がないようにしたいですよね。
ちょっとキラキラしたり透明な部分があるところも「男の子の宝物」としてはポイントが高いです。じーっと眺めてしまいますね(笑)
見所が沢山あるライトではないでしょうか。
さっそく子供ができてしまいました(笑)ではなく、手前はアウトドアのお店のレジ脇等に最近並んでいるTrue Utilityの 「
FlashStash」です。LR44 x 4で駆動します。ズームはありませんが「Secret Stash:秘密の隠し場所」という公然の収納スペースがあります。とても良く似たデザインですよね。
SK68自体沢山のクローンがありどれがオリジナルなのか分かりませんが、それだけ世界中の「男の子」に好まれるデザインという表れなのかと思います。
以前マニアの方から使い古した傷だらけのSiPikを魅せて頂いた事があります。カッコイイんですよ。
プロが任務や仕事で使う為に用意された異様なタフさや性能は持ち合わせていませんが、男の子の夢が詰まったSK68は使用者のイマジネーションで色んなミッションをこなしていけるのではないでしょうか。
そんなボディに最新のLEDを入れて売り出してみようと思ったdouguyaさんは、やはりライト大好き人間なんだろうなぁと思ってしまうのであります。
雪が降り積もる会社帰り、このご機嫌な電球色を吐き出す「男の子の宝物」で夜道を照らすのが楽しみなのであります。
それでは!