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何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

「とんかつのキャベツ いつ食べる?」感想

2014-08-28 18:41:04 | 日記
アニメ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」の2話目は
とんかつの、付け合わせのキャベツを、いつ、どうやって食べるかがテーマです。
深く考えた事なかったです。


~とんかつのキャベツ いつ食べる? ストーリーと感想~

ジローはとんかつ定食を前に考え込んでいました。
みふゆと目玉焼きの件でケンカしてから、自分の食べ方に疑問を持つようになってしまったそうです。


ちなみに、ジローは、

カツとキャベツにソースをかける

カツを食べる

カツが口に残っているうちに、キャベツを食べる

カツとキャベツが混然となっている所に、ご飯を一口

の順で食べるのが最もおいしい食べ方だと思っているようです。

口中調味ですね!
問題は「誰もがそうしている」と思い込んでいる所です。


しかし、とんかつ屋さんで相席になったマダムは、キャベツにまったく手をつけません。
カツ→ご飯の純に食べ、ご飯が無くなった後にようやくキャベツを食べ始めます。
しかも…ドレッシングで!!
「俺が間違ってるのか…?」


いや、良いじゃないですか。ドレッシングで食べても、食べなくても。
間違いとかないから、ジロちゃんあんまり思いつめないで!


思い余ったジローは、会計を済ませてお店を出るマダムの後をつけ
「あ、あの…!」と声をかけます。

落ち着いてジロちゃん!!下手したら変質者扱いされます!

しかし、通りがかったみふゆが「ジロちゃん!」と声をかけ、彼を正気に戻します。
ちょっと怒った表情もかわいいです、みふゆ。
しかし、自分の彼氏が、他の女性を追いかけているのを見てしまったら…。
みふゆの心中、お察しします。


み「何でキャベツを最後に食べるのか、聞きたかった?」
喫茶店に移動した二人は、ジローがなぜあのような行動を取ったかを話しています。
ため息をつき、あきれ返るみふゆ。ジト目で目の前の彼氏を見つめます。

反省してるジロー。
ジ「俺もどうかしてた。」
ジ「目玉焼きの件は、俺が悪かったと思ってる。すまなかった」

謝らない人だと決めつけてましたが、ちゃんと謝りました!!

ジ「みふゆの食べ方を実践してみて分かったよ。お前がどんな気持ちで黄身を最後に食べていたのかを…」
ジ「しかし、キャベツは…」

とんかつのキャベツについては、譲れないものがあるようです。

ああ、折角仲直りできたのに、またフラグが立ってますよー。

ジ「みふゆ…お前、キャベツどうしてる?」アンニュイな顔で聞きます。


み「どうって…私はカツの合間合間で食べるけど…
  カツを食べて、飲みこんで
  それからキャベツを口に入れるわね」

ジ「えっ…。飲みこんでから?」

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
み「あっ…」ヤバイって顔をしています。


ジローはおもわず立ち上がります。
「カツが口に残っているうちに、キャベツを入れるんじゃないのか!!」
周りのお客の目もあり、みふゆはジローをなだめながら
「私にとってのキャベツは、脂っこい口の中を中和させる存在なの」と告げます。
納得がいかないジロー。
何なんだ中和って!と、むしろスイッチが入ってしまいました。

ジ「とんかつ食うなら、油にまみれるのは覚悟の上だろう!
  中和させるくらいなら…初めっから食うな!」

声優さん本人の魂の叫びかと思うくらいの熱演です。
また、この時のジローの顔といったら。ホラー漫画かこれは。

…気がつくと、またみふゆは姿を消していました。
ジロちゃん…今回も君が悪いよ。



場面は変わって。

ジローはどくフラワーの着ぐるみを着て、お仕事中です。

どくフラワーに坊やがすがりついて
「写真撮ってー」とお願いしてきました。
ジロー、困りました。もう一仕事を終えて、控室に戻る寸前だったのです。
かぶり物の中で、ハナ水が出てます。


おや、この坊や。目がフェルマータですよ?
坊やのお母さんらしき人も現れて、「一枚良いかしら?」と…
その女性の顔を見ると、とんかつ屋で相席になったマダムではありませんか。
思わず「あっ!あんた!キャベツの!」と指さしてしまいます
が、行儀悪いですよジロちゃん。

さらに、近藤さんがやって来て、この3人は家族だと言う事が分かります。
ああ…。だから坊やの目がフェルマータなんですね…。


ジローは、近藤さん一家ととんかつ屋にやってきました。
とんかつ定食の食べ方について、和やかに会話が進みます。

ってか、それを話題にしたのかジロちゃんは。聞いちゃったのか。

近「確かに家内は、キャベツを最後に丸々食べるんだ」
マ「やですわ、見てらしたなんて」
ジ「すみません…」
坊「キャベツ嫌い」


ここでマダムが、とんかつの食べ進め方について語り始めます。

とんかつが大好きなので、カツそのものの味を純粋に楽しむために
カツはカツだけで食べる主義だそうです。
上司(と言って良いのかな?)の近藤さんの奥さまですから、さすがのジローも何も返せません。
マ「正直な所、私にとってとんかつににおけるキャベツの存在は
  邪魔、、、でしかないんですの。」
タメまで入れて、マダムにとってどれだけキャベツが不要か伝わってきます。

とんかつについて熱くなってしまった事を、恥じらうマダム。
近藤さんは奥さんを「お前も語るねぇ」と冷やかし、子供は「キャベツきらーい」と言い、
食卓はほのぼのしたムードです。
固まってしまったジローを除いて。
キャベツが邪魔だと言われてしまった事に、ショックを受けています。


続いて近藤さんの番です。
近藤さんは、カツを食べながらキャベツも適度に食べる派だそうです。
ただし、この段階ではキャベツにソースをかけていません。
「ここでシナシナになってもらっては困るからだ」


おお、これは…?新しい食べ方が期待できそうです。

近「ここでのキャベツの役割は、常に新鮮な気持ちでキャベツを味わうため
 口の中をリセットする事。
 いわば、中和だ。」


あれ?みふゆと同じだった。
しかし、近藤さんはやっぱり一味違いました。


近「ここから先は違う。とんかつを片づけた後に余ったキャベツ!
  ここだ、次郎!」
(ジ『どこだ?』と、心の中でツッコミ)
近「こここで初めてソースをかけるんだ。
  そして、シャキシャキのうちに飯とともに食らう!」
フェルマータ近藤さんが飯をかっこんでいます!

呆然とつぶやくジロー。「おかず…ですか…」
「そう、キャベツはおかずだ!」良い切る近藤さん。

斬新です!私の中では新しすぎます!


とんかつの付け合わせのキャベツは
マダムにとってはサラダ、
近藤さんにとってはおかず(合理的とも言っていました)、
坊やにとっては「嫌い」な物と知り、
カルチャーショックが強過ぎたのでしょうか。ジローは椅子ごと後ろにひっくり返ってしまいます。


近藤家の皆さんと別れ、家に帰ったジローは溜まったストレスを爆発させます。

見ているこっちがせつないくらいの荒れっぷりです。

「おれがとんかつとキャベツを一緒に食べるのは、うまいからだ!」
うん、いいんだよ、それで…

「おれが間違ってるのか?!」
誰も間違ってるなんて言ってないよ…。
だから、集合住宅で絶叫するのはやめなさい。近所迷惑だから。
しかもトイレで用を足しながらってwジロちゃんは座って小をするタイプですね。

「うまいからではダメなのか?!」
「理屈じゃないんだ!」
理屈じゃ…ないんだ…。



~とんかつのキャベツ いつ食べる? 終わり~


…面倒くさいジロちゃんが、だんだん可愛らしく思えてきました。
しかし、今後もみふゆに自分の食べ方こそが正しい!と主張し続けたら、
悲しい結末を迎えてしまいそうですが…。

目玉焼きの時もそうですが、ジロちゃんは、口中調味のできる食べ方が好きなんですね。
「三角食べしなさい!」って言われたのを、しっかり守って育ったんでしょう。
根は素直で良いヤツなんですよ、きっと。


家人もジロちゃんと同じ食べ方で、他の食べ方はありえないそうです。
どうしても譲れないみたいです。

私は、強いて言うなら、カツ→ご飯→カツ→ご飯→たまにキャベツ。
最後だけはカツ→ご飯で終わりたいです。
キャベツは白菜の千切りで、代用でも可、です。
むしろ、近藤さんの奥さんと一緒で、キャベツいらないです。

あ、、、私も結構こだわってる…。
ジロちゃんの方法も、今度試してみます。
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