何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

甘々と稲妻のブリ大根を作りました

2016-03-16 20:41:53 | 作ってみた
「甘々と稲妻 5巻」に登場する
ブリ大根
貝柱とキュウリのポン酢あえを作りました。


2巻に登場する「イカと里芋の煮物」もそうでしたが、
ブリ大根が実家で出た事がないので、作った事がありません。

冬の献立のイメージが強いブリ大根。
もうそろそろ暖かくなってきましたし、ブリと大根がおいしいうちにチャレンジしました。

ブリを熱湯に入れて霜降りし、冷水に取った後、ウロコや汚れを取ります。
犬塚先生は包丁をつかってウロコを取っていますが、それだとウロコが飛び散るので
ウロコと皮の間に指をさしこんで取りました。けっこうカンタンに外れます。

水でウロコを洗い流したブリと、下ゆでした大根を大きめの鍋に入れ、
酒と水、しょうがを入れて煮ていきます。
沸騰した後5分煮て、甘い調味料(みりんと砂糖)を入れ、5分煮ます。
しょうゆを入れてさらに5分煮たら火を止め、
味が染み込むまで20分ほど置いて、できあがりです。


柚子の皮を飾って、良い香りとともにめしあがれ。

さて、初めて作ったブリ大根の味はどうでしょうか…。
なんだこれ!すごくおいしい!!(゜Д゜)ウマー
おいしい煮汁が染みた大根も、ふわふわの身のぶりも最高です!

今回はブリカマと切身を使いました。
切身は、下ごしらえがカンタンでおすすめですが、
カマは骨周りのおいしさがたまりません。ほじるのも楽しいですしね!

お話と同じく、ゆずの実を絞った果汁でポン酢しょうゆを作り、酢の物にしました。
きゅうりと貝柱のほかに、ワカメ、茹でたしめじとにんじんが入っています。
きゅうりとにんじんをコロコロに切るのですが、歯ごたえが良いですね。
貝柱抜きでも、おいしく作れそうな組み合わせの酢の物です。

甘々と稲妻(5) (アフタヌーンコミックス)
雨隠ギド
講談社



ブリ大根は、「12皿の特別料理」という小説でも印象的でした。
12皿の特別料理 (角川文庫)
清水義範
KADOKAWA / 角川書店

メシマズな新妻を持つ夫が、「今日はぼくが作るよー」と手際良く(しかも悪気はない)ブリ大根を作ったら
妻がヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!とキレます。
ま、キレたと言っても、いちゃこいてる範疇なのですが。爆発してしまえ。

この「12皿の特別料理」は、タイトルの通り12の料理にまつわる短編集です。
ブリ大根以外にも、「チキンの魔女風」がおいしそうで作りたかったです。
あと、ストレス解消に、毎週末そば打ちをするお父さんの話が印象的でした。

手元にないのですが、また読みたくなってきました。

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