何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

トニオさんの「小羊背肉のリンゴソースかけ」を作りました

2016-07-07 22:02:15 | 作ってみた
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に登場する
杜王町の霊園そばにあるイタリアンレストラン「トラサルディー」。
笑顔がすてきなイタリア人の料理人、トニオさんが作る料理を口にすれば
あなたもたちまち、天にも昇る気分が味わえます。

ただ、泣きすぎて眼球がしぼんだり、
首元から大量のアカが出たり
虫歯がひとりでに抜けたり
しますけど。
それらは全て、健康になるための毒出しです。デトックスです。

「小羊背肉のリンゴソースかけ」は、食べると荒れた腸をスッキリと治してくれます。

バガァッと腹が割れ、内臓がバリバリバリと飛びだし、
口元からも血が噴き出しますが、
これもデトックスなので、耐えましょう。

そんな「小羊背肉のリンゴソースかけ」を作ってみました。


塩・コショウで下味をつけたラムチョップ(子羊の骨付き背肉)をフライパンで焼きます。

最初は、ラムショップを立てて、脂身の面をフライパンに接するように押しつけて焼いていき、
その後、片面を焼きます。

片面が焼けたら、引っくり返しますが
このままただ焼いていくと、骨の部分に火が通らず、生々しい赤色に仕上がるので
フタをして蒸し焼きにします。

別のフライパンに、7mm角に刻んだリンゴ(紅玉)と水、顆粒スープの素を入れ
柔らかくなったら木ベラで適当に潰し、バターを入れ、
最後に、水溶き片栗粉少々でとろみを足します。

付け合わせとラムチョップを盛り付け、
肉にリンゴソースをかけてできあがり。


リンゴソースは、トニオさん曰く「味付けは秘密ネ!」なので、適当に作りました。
たぶん、大きくハズレていると思います。

さて、お味は…。
私はスタンド使いではないので、食べると体調が治るような出来栄えにはなりませんでした。
が、ラムチョップはどう調理しても最高ですね!!!
厚くて柔らかいお肉と、果物を使った甘いソースの組み合わせは、違和感なく受け入れられます。

億安が、「リンゴソースの甘ズッパさと小羊の肉汁が
のどを通るタビに幸せを感じるッ!」と言っているので、
ソースにもっと酸味を足せば良かったかもしれません。レモン汁かワインビネガーかなぁ。


連載時にリアルタイムで読んだ時は、
ともかく「美味しそう!食べたい!!」と言う感想しかありませんでしたが、
今現在は、「3500円で美味しいものを食べたうえに健康になれるなら、月イチで通いたいわー」と思っています。
3500円で、身体をフルメンテ。いいなぁ。
歯医者に通うより安いわ。


モッツァレッラチーズとトマトのサラダと
娼婦風スパゲティを知ったのも、ジョジョのおかげでした。
この二つの料理もおいしいですよね。

ジョジョの奇妙な冒険 (20)
集英社文庫
集英社ァッ


おれ、明日を乗り切ったら、週末に娼婦風スパゲティを作るんだ…。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「甘々と稲妻」のきのこハン... | トップ | 別冊 暮しの手帖「すてきな... »

作ってみた」カテゴリの最新記事