最近、少々忙しくて、おもしろおかしい料理を作る事ができません。
毎日の食卓はなんとか用意できても、
「手間や暇を惜しまず、少しだけコスト面で羽目を外した料理」に
取り組む時間がありません。
手間や暇や、コストを度外視…、男の「趣味の料理」みたいですね。
今は動けない、それが運命(さだめ)なのです。
そうはいっても、このままではストレス解消もできないので
(趣味に取り組むと、ストレス解消になりますよね)
えいやっと自分を奮い立たせました。
劇場版機動戦士Zガンダムで、戦艦アーガマに乗っていた皆さんが食べていたケーキ、
あれを作りたいと思います。
どんなケーキだったか確認するため、録画しておいた劇場版Zを見たのですが。

こんな気持ちになりました。
…イチゴ…。この芸術的なまでに並んだイチゴ。
どのケーキを取っても、同じ断面を見せるイチゴ…

この見た目を真似するのは無理です。
ビジュアル面は、あんまり気にせずに作ります。
スポンジの間のピンクのクリームは
おそらく、イチゴピューレを混ぜた生クリームではないでしょうか。
ですが、あの厚みの生クリームを食べたら具合が悪くなりそうなので
ここはイチゴムースを挟んだケーキを作る事にします。
スポンジは、米粉を使って、軽い感じにしたいと思います。
米粉は、小麦粉と違ってふるいにかける必要がないので、大変便利です。
<米粉のスポンジ 17cmの型1個分>
材料
米粉…50g
全卵…2個
砂糖…50g
バター…15g
ハチミツ…小さじ1/2
牛乳…小さじ1/2
スポンジの作り方
1. 全卵2個に砂糖50gを入れ、ハンドミキサーで泡立てる。
卵がたっぷりと空気を含んで、すくった生地がリュバン状に垂れる状態になればOK。
米粉を一気に入れ、ゴムベラで白っぽいところが無くなるまで、全体を切り混ぜる。

2. バターと牛乳を合わせて、レンジでバターが溶けるまで温めておく。ハチミツを混ぜる。

3. 2.に、1.の生地の一部(1/3量くらい)を入れて、なじむまで混ぜる。
元の生地に戻し入れ、全体を切り混ぜ、型に流し入れる。
4. 180度に余熱しておいたオーブンで、18~20分ほど焼く。
冷めたら厚さ半分に切り、乾かないようにラップしておく。
<苺のムース&飾り用>
材料
苺…1パック。小さめの粒のもの
砂糖…10g
冷凍ブルーベリー…数粒
レモン汁…小さじ1
粉ゼラチン…5g
水…20cc
生クリーム…200cc
砂糖…20g
卵白…1個分
砂糖…15g
ムースの作り方
5. 苺は洗ってヘタを切り取る。
ムースに使うのは、そのうち100g。残りは、スポンジの間に挟む用なので、よけておく。
100gの苺と砂糖10g、レモン汁小さじ1をミキサーにかけ、ピューレ状にする。
何となく色が薄そうだったので、冷凍庫にあったブルーベリーを通粒追加してさらに撹拌。

6. 粉ゼラチン5gと水20ccを混ぜて、ふやかしておく。
レンジでチンして、ゼラチンを溶かしてから(15~30秒くらい。季節によって調節)
苺のピューレに入れ、よく混ぜる。
ピューレの入ったボウルを冷水にあてて、とろみがつくまで混ぜる。

7. 生クリーム200ccに砂糖20gを入れ、8分立てまで泡立てる。
この先、ムースに使うのは半分の量。残り半分はデコレーションに使うので、よけておく(大体の分量でOK)
卵白1個分と砂糖15gを泡立て、ピンと角が立つくらいのメレンゲを作る。

8. 苺のピューレに、ムース用の生クリームの1/3量を入れ、泡立て器でしっかりめに混ぜる。
残りの生クリームも加え、マーブル状程度になるまで混ぜる。
さらに、メレンゲの半量を入れ、泡立て器で切り混ぜる。
残りのメレンゲも入れ、メレンゲのダマが残らないように切り混ぜる。

仕上げ
9. 土台になるスポンジに苺のムースを適量塗り、苺を並べる。
苺の上からムースを被せ、もう一枚のスポンジを乗せる。
冷蔵庫に入れて、ムースが落ち着くまで冷やす。
(部屋が寒かったせいか、ムースがほどよく固まって、非常に扱いやすかったです。
夏だったら、型を使わないと難しいかもしれません。)

よけておいた生クリームを塗り、完成!
すぐ食べるよりも、しばらくおいて、
スポンジがクリームの水分を吸って、しっとりしてからの方がおいしいです。

苺の数は少ないけど、ちょうど断面が出せました。
生クリームだけではこの厚みは無理でした。
食感も軽いですし、ムースにして大正解です!
甘さが少ない苺だったら、ピューレに入れる砂糖を調節してください。
ムースに苺のリキュールを入れたり、スポンジにシロップを打てば、さらに美味しくなると思います。
そもそもどうしてケーキを作ったかと言うと、いっこ加齢したからであって…。
既にラルさんよりも年上なわけで…。ふぅ。
底に残った若さを取りだして、何とかがんばります。
さて、このケーキ。
皆でミーティングしながら、和気あいあいとお茶をしている場面で出てきます。
スプーンをくわえたまま話すヘンケン艦長に
エマさんから厳しい一言が!
「それ、やめてください!」

実はエマさんに恋焦がれている艦長、かなりうろたえます。
さらにその後、自分のケーキを食べ終えたヘンケン艦長は、
エマさんの分のケーキを、当然のように引き寄せますが…
「ヘンケン艦長、これは私のです!」と取り上げられます。

好きな女のケーキを取ったらいけません、ヘンケン艦長。
食べた後だったら、一生怨まれても仕方ないですよ。
TV版では、ただの同僚だったこの二人ですが
劇場版では、こんなふざけたやり取りができるほどに
仲良くなったようで良かったですね。
さらに、ケーキを見てトコトコ寄ってくるクワトロさん。

一番笑わせていただきました。
他にも、「こんなの、ラーディッシュならいつでも食べられるしー」と言うカツや。
ケーキを運びながら「あなたは今日からアーガマ勤務よ?」と、
新参者の小娘なのに、人事に精通したファが登場します。
ファのセリフは、ただのお茶くみのOLがやたら人事に詳しいとか、そう言う設定でしょうか?
ほのぼのしていて、劇場版Zで一番好きなシーンです。
終盤の戦闘で、この中の半分くらいが死亡しますけどね。
毎日の食卓はなんとか用意できても、
「手間や暇を惜しまず、少しだけコスト面で羽目を外した料理」に
取り組む時間がありません。
手間や暇や、コストを度外視…、男の「趣味の料理」みたいですね。
今は動けない、それが運命(さだめ)なのです。
そうはいっても、このままではストレス解消もできないので
(趣味に取り組むと、ストレス解消になりますよね)
えいやっと自分を奮い立たせました。
劇場版機動戦士Zガンダムで、戦艦アーガマに乗っていた皆さんが食べていたケーキ、
あれを作りたいと思います。
どんなケーキだったか確認するため、録画しておいた劇場版Zを見たのですが。

こんな気持ちになりました。
…イチゴ…。この芸術的なまでに並んだイチゴ。
どのケーキを取っても、同じ断面を見せるイチゴ…

この見た目を真似するのは無理です。
ビジュアル面は、あんまり気にせずに作ります。
スポンジの間のピンクのクリームは
おそらく、イチゴピューレを混ぜた生クリームではないでしょうか。
ですが、あの厚みの生クリームを食べたら具合が悪くなりそうなので
ここはイチゴムースを挟んだケーキを作る事にします。
スポンジは、米粉を使って、軽い感じにしたいと思います。
米粉は、小麦粉と違ってふるいにかける必要がないので、大変便利です。
<米粉のスポンジ 17cmの型1個分>
材料
米粉…50g
全卵…2個
砂糖…50g
バター…15g
ハチミツ…小さじ1/2
牛乳…小さじ1/2
スポンジの作り方
1. 全卵2個に砂糖50gを入れ、ハンドミキサーで泡立てる。
卵がたっぷりと空気を含んで、すくった生地がリュバン状に垂れる状態になればOK。
米粉を一気に入れ、ゴムベラで白っぽいところが無くなるまで、全体を切り混ぜる。

2. バターと牛乳を合わせて、レンジでバターが溶けるまで温めておく。ハチミツを混ぜる。

3. 2.に、1.の生地の一部(1/3量くらい)を入れて、なじむまで混ぜる。
元の生地に戻し入れ、全体を切り混ぜ、型に流し入れる。
4. 180度に余熱しておいたオーブンで、18~20分ほど焼く。
冷めたら厚さ半分に切り、乾かないようにラップしておく。
<苺のムース&飾り用>
材料
苺…1パック。小さめの粒のもの
砂糖…10g
冷凍ブルーベリー…数粒
レモン汁…小さじ1
粉ゼラチン…5g
水…20cc
生クリーム…200cc
砂糖…20g
卵白…1個分
砂糖…15g
ムースの作り方
5. 苺は洗ってヘタを切り取る。
ムースに使うのは、そのうち100g。残りは、スポンジの間に挟む用なので、よけておく。
100gの苺と砂糖10g、レモン汁小さじ1をミキサーにかけ、ピューレ状にする。
何となく色が薄そうだったので、冷凍庫にあったブルーベリーを通粒追加してさらに撹拌。

6. 粉ゼラチン5gと水20ccを混ぜて、ふやかしておく。
レンジでチンして、ゼラチンを溶かしてから(15~30秒くらい。季節によって調節)
苺のピューレに入れ、よく混ぜる。
ピューレの入ったボウルを冷水にあてて、とろみがつくまで混ぜる。

7. 生クリーム200ccに砂糖20gを入れ、8分立てまで泡立てる。
この先、ムースに使うのは半分の量。残り半分はデコレーションに使うので、よけておく(大体の分量でOK)
卵白1個分と砂糖15gを泡立て、ピンと角が立つくらいのメレンゲを作る。

8. 苺のピューレに、ムース用の生クリームの1/3量を入れ、泡立て器でしっかりめに混ぜる。
残りの生クリームも加え、マーブル状程度になるまで混ぜる。
さらに、メレンゲの半量を入れ、泡立て器で切り混ぜる。
残りのメレンゲも入れ、メレンゲのダマが残らないように切り混ぜる。

仕上げ
9. 土台になるスポンジに苺のムースを適量塗り、苺を並べる。
苺の上からムースを被せ、もう一枚のスポンジを乗せる。
冷蔵庫に入れて、ムースが落ち着くまで冷やす。
(部屋が寒かったせいか、ムースがほどよく固まって、非常に扱いやすかったです。
夏だったら、型を使わないと難しいかもしれません。)

よけておいた生クリームを塗り、完成!
すぐ食べるよりも、しばらくおいて、
スポンジがクリームの水分を吸って、しっとりしてからの方がおいしいです。

苺の数は少ないけど、ちょうど断面が出せました。
生クリームだけではこの厚みは無理でした。
食感も軽いですし、ムースにして大正解です!
甘さが少ない苺だったら、ピューレに入れる砂糖を調節してください。
ムースに苺のリキュールを入れたり、スポンジにシロップを打てば、さらに美味しくなると思います。
そもそもどうしてケーキを作ったかと言うと、いっこ加齢したからであって…。
既にラルさんよりも年上なわけで…。ふぅ。
底に残った若さを取りだして、何とかがんばります。
さて、このケーキ。
皆でミーティングしながら、和気あいあいとお茶をしている場面で出てきます。
スプーンをくわえたまま話すヘンケン艦長に
エマさんから厳しい一言が!
「それ、やめてください!」

実はエマさんに恋焦がれている艦長、かなりうろたえます。
さらにその後、自分のケーキを食べ終えたヘンケン艦長は、
エマさんの分のケーキを、当然のように引き寄せますが…
「ヘンケン艦長、これは私のです!」と取り上げられます。

好きな女のケーキを取ったらいけません、ヘンケン艦長。
食べた後だったら、一生怨まれても仕方ないですよ。
TV版では、ただの同僚だったこの二人ですが
劇場版では、こんなふざけたやり取りができるほどに
仲良くなったようで良かったですね。
さらに、ケーキを見てトコトコ寄ってくるクワトロさん。

一番笑わせていただきました。
他にも、「こんなの、ラーディッシュならいつでも食べられるしー」と言うカツや。
ケーキを運びながら「あなたは今日からアーガマ勤務よ?」と、
新参者の小娘なのに、人事に精通したファが登場します。
ファのセリフは、ただのお茶くみのOLがやたら人事に詳しいとか、そう言う設定でしょうか?
ほのぼのしていて、劇場版Zで一番好きなシーンです。
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終盤の戦闘で、この中の半分くらいが死亡しますけどね。