もろともに
あは(者)れと思へ
山桜
花より
ほか(可)に
知る人も
なし
深山の中で、ひとり咲いている山桜よ、私はお前を見てしみじみといとしく思う。
山奥のここには、花より外に心を語る友とてないのだから。
作者は大僧正行尊(だいそうじょうぎょうそん)
金葉和歌集 雑上 521
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 いたち 宝研堂
墨 松花 呉竹
あは(者)れと思へ
山桜
花より
ほか(可)に
知る人も
なし
深山の中で、ひとり咲いている山桜よ、私はお前を見てしみじみといとしく思う。
山奥のここには、花より外に心を語る友とてないのだから。
作者は大僧正行尊(だいそうじょうぎょうそん)
金葉和歌集 雑上 521
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 いたち 宝研堂
墨 松花 呉竹
【 もろともに あはれと思え ヒフミヨに カタチ変わりに 知る人もなし 】
≪…深山の中で、ひとり咲いている山桜よ、私はお前を見てしみじみといとしく思う。
山奥のここには、花より外に心を語る友とてないのだから。…≫を、
『 この世の中で、普遍に咲いているヒフミヨよ、カタチはヒフミヨを見てしみじみといとしく思う。
この世の中のここには、ヒフミヨより外に心を語る友とてないのだから。』
≪…「しみじみと」…≫数の言葉ヒフミヨ(1234)が、自然数としてこの世の中に普遍語にしてくれている風景を3冊の絵本で・・・
絵本「哲学してみる」
絵本「わのくにのひふみよ」
絵本「もろはのつるぎ」
コメントありがとうございます
行書きすることもありますけれど、やっぱり仮名は散らし書きが楽しいですぅ~。
違って、美しいですね。