ドラフトまで1か月となりました。
ドラフト前にマリナーズの最近のドラフトの傾向(10巡目までの傾向)を確認しておきましょう。過去5年分2018年からの結果です。
【2018】
1~10巡目までで高校生の指名はなく大学生ばかりを指名。1巡P(Gilbert)、2巡OF、3巡C(Raleigh)、4~6巡Pという感じ。7巡以降はC、P、CF、SS。
【2019】
2巡で2つの指名権がありました。1~4巡の5人はすべて大学生P(1巡でKirbyを指名)、5巡は大学生3B、6、7巡で高校生P、8巡以降は大学生を指名。
【2020】
この年はコロナの影響で5巡目までの指名でした。この時も2巡指名が2つあり計6人を指名。2巡の2つ目の指名でジュニアカレッジの選手を指名していますが他の5人はすべて大学生。ポジションで見ると1巡のHancockがPで順にOF、P、2B、3B、Pという指名でした。
【2021】
1~3巡で高校生。1巡はC(Ford)、2巡SS(Arroyo)、3巡P。4~10巡は大学生を指名。4巡P(Miller)、5巡以降はC、P(Woo)、OF、SS、OF(Packard)、P。
【2022】
1巡高校生SS(Cole Young)、2巡大学生3B(Locklear)、同じく2巡高校生P(W Ford)、4巡高校生P(Izzi)、5~8巡大学生で順にP、SS、2B、C。9巡高校生P、10巡大学生OF。
ということで2020年までは完全に大学生偏重でどちらかと言えば投手が多かったように思いますが、過去2回は上位で高校生を指名して、その後大学生を指名するといったかたちになっています。
次回こそは候補者を見ていきます。