超!マリナーズ(仮)

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2023ドラフトの選手たちは今

2024-04-30 09:02:50 | ドラフト

前回、現時点での2024ドラフト希望をざっくり書きました。ドラフトまでまだ時間があるので今回から振り返り企画をやっていこうと思います。

振り返るといってもまだ1年経っていない2023ドラフトからです。

時間があれば2021までの3年は振り返りたいんですけど、ともかくやっていきます。

 

1巡で3人の高校生野手を指名した2023ドラフトの選手は今どのチームに所属しているのかを見てみます。基本的には高校生がA、上位指名の大学生がA+、下位指名の大学生がAとなっているようですが数名違う選手がいましたのでご覧ください。

 

その前にマリナーズのマイナー組織ですが、いちおう確認しておくと

AAA: Tacoma Rainiers

AA: Arkansas Travelers

A+: Everett AquaSox

A: Modesto Nuts

その下にルーキーリーグがあるかたちです。

名前の前にAとかA+で書いてるのが今所属しているチームになります。ドラフト時のポジションと今出場しているポジションで変更があるかもしれないのでついでに調べて載せてます。

 

【2023ドラフト】

A: Colt Emerson, SS

A: Jonny Farmelo, CF

A: Tai Peete, SS/3B

A+: Ben Williamson, 3B

-: Teddy McGraw, RHP (今季出場なし)

A: Aidan Smith, CF/LF/RF

A+: Brock Rodden, 2B

A: Brody Hopkins, RHSP

A+: Ty Cummings, RHSP

A+: Ryan Hawks, RHSP

A+: RJ Schreck, LF/RF

A+: Jared Sundstrom, OF

A+: Brandyn Garcia, LHP(SP/RP)

AA: Logan Evans, RHSP

A: Elijah Dale, RHSP

A: Ernie Day, RHRP

A: Carson Jones, LF

A: Caleb Cali, 3B/1B

A: Jacob Sharp, C

-: Daniel Ouderkirk, RHP (今季出場なし)

A: Charlie Pagliarini, 1B/3B/DH

 

 

デビューから好成績を残し、プロスペクトランキングでも上位に入ることが多い期待のEmerson、さらにFarmelo, Peeteと高校生の1巡指名3人+4巡のSmithは今Aのモデスト・ナッツという同じチームに所属しています。この4人の中でEmersonは別格なのかもしれませんが、焦ることなくマリナーズを目指して頑張ってもらいたいです。

この年の高校生指名はこの4人だけでした。

PeeteはSSでの指名ですがEmersonがSSとして出場する時は3Bでの出場が多くなっています。昨季はドラフト後2Bも数試合守っていましたが、今季は2Bでの出場はありません。ナッツの2Bにはこちらも昨季まで主にSSを守っていたMichael Arroyoがいるのでそれら選手との兼ね合いで3人の中で3Bに一番適しているのがPeeteという事だと思います。先日までEmersonがしばらく欠場していましたがその間はPeeteがSSとして出場していました。

FarmeloとSmithは両者ともCFを守れますが、基本はFarmeloがCFでSmithがLFという形が多いようです。FarmeloはCFでないときはLFで出場することもあります。

開幕から1か月の打撃成績にはまだ触れないでおきます。

 

ここからあげる選手は全員大学からプロ入りした形になるので上位指名の高校生たちより年齢は上になります。

2巡指名のWilliamson。大幅なアンダースロットで契約した2巡指名の大学4年生いわゆるカレッジシニアの選手ですが、私の中では評価が上がり続けてまだ一度も落ちたことがない選手。守備評価は非常に高く、MLBでも問題はなさそう。打撃はパワーが良くて平均レベルという所なのかもしれませんが、二塁打を量産していて、21試合で8BB/14Kと三振も四球も少ない感じです。

3巡のMcGrawは2023.3に受けたトミージョン手術からの復帰段階でまだ登板はありません。

Roddenは目指すところはユーティリティープレイヤーと言われていますが、打撃面はなかなかいい感じで今季3HRで試合数よりも少ない三振と三振数に近い四球数を記録しています。

元二刀流のHopkinsはAからじっくりという事になるようです。大学最終年はシーズン7.3BB/9というひどい四球率でしたが今季は4.6BB/9まで改善しています。改善と言ってもまだまだ高いですが。

前回の記事にチラッと名前の出てきたCummingsは大学時代は3試合しか先発経験はなかったんですが今季はスターターとして起用されています。Daleも大学時代はリリーバーですが今季はスターターとしてやってます。というか2023ドラフト投手はほとんど全員先発で使ってるのが分かりますね。

2023マリナーズドラフト組の中で一番上にいるのが12巡指名でピッツバーグ大から入ったEvansです。三振がとれる投手ではありませんが昨季入団後も好成績を残し、首脳陣も期待しているようでAAスタートになっています。今季成績は四球が増えているのが気になりますが、失点は抑えているようです。

 

成績はまだ気にするつもりはなかったんですが、いちおう、私がざっと見た結果、A~Eの5段階評価で分類すると以下の通りになりました。年齢や自分のレベルにあったリーグに所属しているかで成績は大きく変わりますが単純に数字を見ての評価なので軽い参考程度です。

A: Emerson, Wlliamson, Dale, Cali, Sharp

B: Smith, Cummings, Evans, Jones, Pagliarini

C: Farmelo, Rodden, Sundstrom

D: Peete, Hopkins, Hawks

E: Schreck, Garcia, Day

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2024妄想ドラフト

2024-04-27 18:58:04 | ドラフト

開幕から1か月ほどが経過して5割前後のマリナーズは地区首位争いをしています。ライバルチームも苦戦してますね。

当ブログは変わらずドラフト、プロスペクト、チーム強化の妄想重視でやっていきます。

ということで時間がある時は妄想を膨らませてドラフトをやっていこうと思います。

 

 

今年のドラフトですが現時点で上位予想は

Condon, Bazzana、二刀流のCaglianone、復活の強打Nick KurtzさらにMontgomery, 投手ではBurnsとSmith。さらにWetherholtを含めた大学生8人は現在マリナーズの15番目指名まで残っている可能性はかなり低いと思われます。あとは高校生のGriffinも14番目までには指名されるのではないかと思っていて、この9人は現時点でノーチャンスだと思っています。

MontgomeryかBengeあたりを狙いたいと言っていたのは2か月ほど前ですけど、Montgomeryは一気に手の届きそうにないところへ行ってしまったということになります。

上位は大学生野手の予想が多いので、残るであろう大学生投手、またはマリナーズが近年指名している高校生野手を1巡でという流れになるんでしょうか。まあ考えても仕方ないので欲しい選手を見ていきます。

 

 

 

まず、1巡15位指名からです。

ここで欲しいのは#2~3の見込みがある投手もしくはハイフロアの安定した#3~4候補となれる先発投手。もしくはレギュラー野手候補で可能ならパワーヒッター。

候補者を見ていきます。

 

・Bryce Rainer, SS/RHP

高校生SS。過去数年のマリナーズの1巡指名は高校生野手という流れを汲んだ指名になります。身体能力は高く、期待通り成長すればオールスター級の選手になる可能性もあるような指名です。サイズはSSとしては大きめなので最終的には3Bへ移るかもしれませんが肩は強く問題はなさそうです。二刀流でやっていて投手としても評価は高いようです。評価が上がっているので14番目までに指名されてマリナーズの指名まで残っていない可能性が高そうです。

 

・Theodore Gillen, SS

高校生野手で私の一押し。Rainerに比べて肩が強くないのでSSよりも2BもしくはCF, LFへ移ると見込まれている分評価はされにくいかもしれないけど、打撃力を買うのならば指名される可能性はあると思います。スイングがきれいで、いい意味で大きく振れているのでパワーもつけばおもしろいと思える選手です。

 

・Carson Benge, OF

変わらずBengeは推していきます。昨季も本塁打は7本のみで今季も二桁に届くかどうかというペースなので他の多くのドラフト上位候補に比べてかなり少ない数字になっていますが打球速度はあるので能力はあるんじゃないかと思いますし、打席での規律が高いのが魅力で今季もBB>Kになっています。

 

・Brody Brecht, RHP

エースポテンシャルもありそうなBrecht。ただし成績を見ればわかるとおりあまりにも四球が多く安定していません。三振は獲れますが、ここまで四球が多いと先発は無理なのでマリナーズの育成システムで改善の見込みがあると判断した場合にのみ指名という判断でいって欲しいです。三振は獲れるので最悪リリーバーとしてメジャーまで上がってくることは可能でしょうけど、この順位で指名するなら先発として成功してほしいです。

 

【その他の候補】

大学生野手:Seaver King, James Tibbs III, Vance Honeycutt,, Caleb Lomavita, Cam Smith, Billy Amick, Tommy White, Mike Sirota, Dakota Jordan

高校生野手:Slade Caldwell, Kellon Lindsey, Caleb Bonemer, Wyatt Sanford, PJ Morlando

大学生投手:Trey Yesavage, Jonathan Santucci, Luke Holman, Ryan Johnson, Ben Hess

高校生投手:Cam Caminiti, William Schmidt

能力で考えればトップ10で指名されるはずのKingですが、もし残っていれば。Honeycuttは指名のチャンスがありそうです。大学1年生で25HRの好成績を残し、守備面ではトップレベルのCF。2年生以降打撃成績が伸びておらず三振数の多さが目立ってしまうのが上位指名されるには物足りない感じなのも事実ですがパワーと守備力は1巡指名にふさわしい選手ではないでしょうか。他の大学生OFではTibbsはありだと思います。というかHoneycuttよりもBengeよりもTibbsの方が先に指名されそうな気もしますし、COFで打撃優先の選手ということからマリナーズにピッタリな気もします。といっても守備力は難ありという評価もあるので1Bに落ち着くのかもしれませんからそうなると1巡としては厳しいのかもしれません、ともかく打撃面は魅力的です。ほかにはCam Smith, White, Amickといった3Bも可能性はあるかもしれませんが1巡で3Bの大学生は無いような気がします(勝手な思い込みですけど)。大穴として捕手のLomavitaをあげておきます。平均以上の打力があり、肩も強い。可能性として、3BやCOFを守れる能力もありそうでRaleighの後釜として、もしくはコンバートも考えられるのでいろんな選択肢がありそうな選手です。捕手のプロスペクトとしてはHarry Fordとぶつかる可能性もありますがFordも身体能力が高くどこでも守れるようなタイプなのでなんだかいろいろ妄想が膨らむ指名になりそうです。

高校生野手はRainer, Gillenの他には指名されているであろうGriffinを除くとサイズは小さいながら魅力満載のCaldwell、 同じく身体能力抜群で打撃はどう成長するか不明確なものの今ドラフト最速級の走力を誇るLindsey、さらにはBonemer含めCFやSSの選手たちが候補に挙がってくると思います。MorlandoはRF/LFがいけるのであれば打撃面でのアドバンテージを考えれば指名の可能性はわずかながらあるのかもしれません。

大学生の投手ではエースポテンシャルはBrechtくらいで、他に指名がありそうなのは今季好調な投手で#3~4くらいのポテンシャルがあるのではという数名をあげてみました。Yesavageの評価は高いので残っていればラッキーです。

高校生投手はないと思ってるんですけどCaminitiやSchmidtなど数名は可能性ありますかね。これからドラフトまでの期間で評価が大きく上がる高校生投手には注目しておきましょう。高校生野手のドラフトで上手くいってるマリナーズなので次は高校生投手をということもあるかもしれません。

まとめると、1巡ではRainer, Gillenが残ってればいってほしい。大学生ではKingがまず残っているかどうか。この3人が消えている場合はCaldwell, Tibbs, Bengeあたり。現時点ではそんな希望です。投手もありだと思ってましたが1巡は野手、2巡か3巡で投手が良いのではと思ってます。

 

 

 

 

2-55

2つ目の指名権は全体55位になります。

・Payton Tolle, LHP

TCU在籍1年目となる今季好成績を残している身長約2mの先発投手。マリナーズのローテにいない左腕。打撃もまずまずだけどプロで生きていけるのは投手として。

 

・Ethan Anderson, C/1B

今季は少し成績を落としていますが、昨年は主に1Bとして出場しよく打っています。今季はCでの出場が増えていて、どこまでやれるかわかりませんがRaleighの後釜候補になれる可能性があるかもしれません。個人的にはCはプロレベルでやってみないとわからないと思ってますので指名するのもありかと。

 

・Noah Franco, OF/1B/LHP

Francoも1巡指名の可能性があるくらいのポテンシャルがある選手。もし残っていて55位で指名してもどこまでオーバースロットできるかという話になってきそうな。下位指名になればTCU進学もあり得るでしょうね。

 

・Charlie Bates, SS

Stanfordにコミットがあるのでサインしない可能性があるとの情報。1巡で高校生SSを指名しなければ彼は候補にあがってくるのかもしれませんがサインできない可能性を考えるといくのかどうか…。

 

その他の候補:Levi Sterling, Duncan Marsten, Ryan Sloan, Kash Mayfield, Kyle DeBarge, Will Turner, Gage Jump, Josh Hartle, Michael Massey, Will Taylor, Dylan Dreiling

 

 

 

3巡以降で気になる候補選手

・Cade Obermueller, LHP

・Ryan Prager, LHP

・Carter Holton, LHP

・Connor Foley, RHP

・Zach Root, LHP

・Aiden May, RHP

・Grant Knipp, RHP/C

・Pierce Coppola, LHP

・Brandon Neely, RHP

・Chris Stanfield, OF

・Fenwick Timble, OF

・Eli Serrano III, OF

・Sean Keys, 3B

・Tyler Bell, SS

・David Hogg, SS

・Josh Kuroda-Grauer, SS

・Payton Green, SS

3巡以降は主に大学生でどちらかといえば投手をという指名を予想しています。中でもKnippは要チェック。マリナーズが過去3年で3人も指名しているCampbell Universityの選手で今季から投手にも挑戦して98mphを記録している選手でブルペンのパワーアームとしては魅力的。打撃面でもビッグパワーでかなりの成績を残しています。ちなみにマリナーズのCampbell University出身の3人というのはSpencer Packerd, Ty Cummings, Ernie dayです。現役で同校出身はCedric Mullins(BAL)やZach Neto(LAA)がいますね。

故障明けの巨人Coppolaはどうでしょうか。どこらへんで指名されるか想像できませんが結果によっては早く指名されるかもしれません。

 

多くの情報が出ていて把握しきれていませんが、ドラフトまであと2か月ほど、これからも評価は変わっていくと思います。今年もドラフトを楽しみましょう。

 

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