今回は超高額選手は避けて多くの選手を獲得するパターンです。
【C】
Cal Raleigh $0.75M
Mitch Garver $9M
【1B】
Ty France $6M
Mike Ford $1.6M
【2B】
Gleyber Torres $15M
Josh Rojas $3.1M
【3B】
Eugenio Suarez $11.286M
【SS】
J.P. Crawford $11M
【OF】
Julio Rodrigez $12.186M
Lars Nootbaar $0.75M
Michael Brantley $10M
Dylan Moore $3.13M
Dominic Canzone $0.75M
【SP】
Luis Castillo $24.15M
George Kirby $0.75M
Chris Sale $12.5M
Bryan Woo $0.75M
Bryce Miller $0.75M
Marco Gonzales $12.25M
【RP】
Andres Munoz $2.19M
Matt Brash $0.75M
Justin Topa $1.5M
Prelander Berroa $0.75M
Gabe Speier $0.75M
Tayler Saucedo $0.75M
Trent Thornton $1.5M
Isaiah Campbell $0.75M
Ty Adcock $0.75M
(Stephen Kolek / Jorge Benitez / Jarod Bayless)
【IL】
Robbie Ray $23M
Penn Murfee $0.75M
Easton McGee $0.75M
Evan White $7M
上記の野手13人、投手15人+ILの4人も含めた32人の年俸合計
$176.892M(野手84.552M、投手60.84 + IL31.5)
超高額年俸の選手を獲得しなければこのくらいにおさまります。ILを想定した4人を外した総額145.392Mは2023開幕ロスター26人合計に比べ約$10M未満のアップであり、かなり現実的な金額だと思います。前回の妄想ロスターは$195Mでした。
<IN>
Gleyber Torres
Lars Nootbaar
Mitch Garver
Michael Brantley
Chris Sale
<OUT>
Teoscar Hernandez (FA)
Logan Gilbert (トレード)
Jarred Kelenic (トレード)
Jose Caballero (トレード)
Tom Murphy (FA)
Sam Haggerty (トレード)
Dominic Leone (FA)
Emerson Hancock (トレード)
Cooper Hummel (トレード)
<FA>
Mitch Garver (TEX) 2年$18M
Michael Brantley (MIL) 1年$10M
<トレード>
◎Lars Nootbaar (STL) ⇔ Logan Gilbert
一時期噂の出ていた両者のトレードを今実行しましょう。マリナーズはGilbertを出したくないでしょうし、STLもNootbaarを出したくないでしょうけどね。マリナーズとしてはレギュラー格のOFが不足している状況を改善出来て打線の上位に入る能力がありOF3ポジション守れるNootは非常にありがたい存在のはずです。しかもFAまで数年あります。
◎Gleyber Torres (NYY) ⇔ Jarred Kelenic, Sam Haggerty, Emerson Hancock
数チームが狙っているかもしれないTorresは非常に安定した成績を残していると思います。今後数年にわたって20HR以上、OPS.750、fWAR3程度は期待できる選手でしょう(来オフFAですけども)。投打ともに厳しかった今季のヤンキースがFAまで残り1年のTorresを出してKelenic, Hancockという若手に切り替えられるのか、トレードせずにTorresと長期契約するのか面白いところだと思います。なかなか固定できないマリナーズの2BですがTorresならさすがにやってくれるでしょう。
◎Chris Sale +15M (BOS) ⇔ Jose Caballero, Cooper Hummel
SaleもいまさらBOSが出す可能性は極めて低いと思いますし、そもそも狙っているチームもほとんどなさそうな。そんななか昨年Giolito獲得を目論んだ当ブログですが今回はSaleでいきます。
Marcoは来季開幕から戻ってこれる予定なので6人ローテを組まないとSPが余ってしまう可能性はあります。誰か投げられない選手は出てくるかもしれませんけどね。来年は今年のように若手が次々に出てくるという状況ではないはずです。そう考えれば6人準備しておくのは悪くないでしょう。
さて、Saleですが年俸は契約最終年の2024年が27.5M。+2025年の20Mオプション。支払いを遅らせる契約になってるみたいなので実際の支払いは少なくなるようですがそれは考えずに$27.5Mで計算します。年俸のうちBOSにいくらか負担してもらえたらという感じで最高でも15M程度、出来れば10Mに抑えたいところです。今回の計算上は$15M負担してもらいマリナーズの支払いは$12.5Mとしています。過去3年で31試合しか投げれていないところをどう評価するのか。難しいところですが、まだまだ投げれると信じていますし、健康であれば打者はまだまだ手こずると思います。
ある程度の価値を示したCaballeroに加えて、Hummelは今季ほとんどマイナー暮らしとなりましたがポジションの関係もありまだいくらか価値はあるはずです。10M以上節約できるだけでなくCaballeroとHummelも貰えるんだから出してくれませんかね?
<想定オーダー>
vs RHP
1. 140 Crawford, SS
2. 130 Nootbaar, RF
3. 124 Julio, CF
4. 127 Garver, DH (117 Ford)
5. 101 Brantley, LF
6. 115 Torres, 2B
7. 119 Raleigh, C
8. 99 Suarez, 3B
9. 104 France, 1B
vs LHP
1. 120 Crawford, SS
2. 131 Julio, CF
3. 153 Torres, 2B
4. 170 Garver, DH
5. 114 Suarez, 3B
6. 74 Raleigh, C
7. 81 Nootbaar, RF
8. 104 France, 1B
9. 121 Moore, LF
<ポジション別打席数>
C:Raleigh 400~550、Garver 80~250、その他 50~
1B:France 300~600、Canzone 0~200、Ford 0~150、Locklear 100~450
2B:Torres500~650、Rojas 50~150、Moore 20~150、Bliss 0~200
3B:Suarez 450~650、Moore 0~150、Rojas 0~150
SS:Crawford 500~650、Moore 0~50、Bliss 0~150
LF:Brantley 200~400、Moore 10~200、Canzone 0~250、その他 50~
CF:Rodriguez 600~700、Nootbaar 30~200、Clase 0~150
RF:Nootbaar 400~650、Canzone 0~150、Moore 0~100、その他 20~
DH:Garver 200~400、Brantley 150~400、Ford 0~300、Raleigh 30~80、Suarez 10~50、Canzone 0~80、その他 50~200
今回もかなり大きく動きましたがどうでしょうか。
GarverはDH/Cで左投手に強く右投手も苦にせず長打力もあるのでRaleighを休ませるときだけでなくDHでの出場をメインに考えられます。故障も多い選手のようなのでどのくらいの契約になるのかちょっと想像つきませんが年10Mは超えないのではと予想してます。打撃成績だけ考えれば3年50Mくらいでもおかしくないのかもしれませんけども。
OFはTeoscarが抜けてNootbaarとBrantleyが入るかたち。FA市場には手ごろな左打者のOFが少ないので昨オフも獲得を希望したBrantleyを今度こそ。ずっと好きな選手なのでSotoやBrantley獲得は私の悲願です(私が何かをするわけではないですけども)。BrantleyはLFで毎日出場というよりは故障リスクの点からもDHとLFを交互にというかたちがベストだと考えます。
TeoにQOして受けてくれればそれもいいのではと思いますが、拒否してマリナーズと年$20M前後の複数年契約はないんじゃないかと思ってます。他に右打者では35歳になるCanhaが第一候補。ここ数年長打力は落ちているようなので過度な期待は出来ませんが打率出塁率はまだ平均以上を期待できると思います。2024球団オプションがあるので行使されて市場に出てこない場合はTommy Phamが次の候補です。Keplerもオプションがありますが右打者では候補にあげておきましょう。CanhaやPhamが入る場合はCanzone, Marlowe, DeLoach, A Rodriguez, Gilliamなど若手が誰か出てきてプラトーンとなるのが理想形です。
NootbaarはGilbertとトレードの噂が出てたくらいですからわずかに可能性はあるのかな?マリナーズとしてはGilbertをそう簡単には出さないと思いますけどね。savantで見るとNootbaarとGarverはパワーに少し差があるものの近いタイプで選球眼が良いのが特徴です。
Gilbertをトレードしてしまったので先発投手の補強は必要だと考えます。もし長期契約するならMontgomeryかGrayでしょうか。マリナーズはRayが2024年中には戻ってくるはずで、すでにCastillo, Rayと2人の大型契約を持っているのでさらに長期契約するのは現実的ではないと考えます。なので1,2年の契約になる投手がいいでしょう。候補としてはFAであればHyun Jin RyuやMike Clevinger, Wade Mileyこの3選手から1人選びたいです。Ryuは故障明けでシーズン途中に復帰して成績を見る限りはまだ戻っていない感じでしょうか。Clevingerも離脱するイメージはありますね…。そこでSaleです。健康であればまだ優秀な左腕だと思っています。
1BはPete AlonsoやPaul GoldSchmidtがトレード可能性あるなら両者ともにFAまで残り1年ではありますがいくのもありでしょう。まあ、おそらく2人とも現所属チームで開幕を迎えると思います。今季成績を落としてますけど、もし獲得できるならGoldschmidtの経験を買いたいですね。実力でいけばAlonsoの方だと思います(契約延長できなくても来オフQOしてドラフト指名権は手に入るでしょうしね。しかしNYMは普通に考えたらトレードではなく巨大な契約延長をするでしょう)。個人的には来季昇格してくるはずのLocklearに期待したい気持ちの方が強いし、Franceには復活してほしいし、FordにたくさんHRを打ってもらいましょう。
2BにはNYYからTorresを獲得して、マリナーズでは久しぶりの絶対的2Bになれると期待します。
SSはCrawfordで問題なし。マイナーにはBlissやCole Youngが控えているので少なくとも今オフにSS候補の補強はありません。
3BはHRが減ったSuarezにもう1年頑張ってもらいましょう。Torres加入で2Bでの出番が減少するはずのMooreやRojasが3Bでの出場が増える可能性もあるはずです。
大金はかけずに、打線はかなり厚くなった気がします。BB%が高い便利屋のNootbaarをどう起用するか、Franceが復調できるのか、DHを分け合いそうなBrantleyとGarverが健康でいられるかといったあたりが大きな要素で、今季多くの若手投手が活躍したように今度は若い野手が出てきてくれるのかというのも楽しみな点でしょう。