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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

ユーティリティータイプの選手たち

2023-11-29 19:21:06 | マリナーズ全般

ユーティリティータイプの選手(複数ポジション守れる選手)が多すぎる気がするマリナーズ。現状では2B、3B、OFをユーティリティータイプの選手たちでまかなうことになると考えられます。もちろん、これから補強が進んで、ユーティリティー選手は本来の仕事に戻ることを期待しますが、整理しておこうと思います。

 

まず今のマリナーズにいる複数ポジション守るタイプの選手を見ると、以下の選手があがると思います。

Dylan Moore(31歳・右投・右打)

Sam Haggerty(29歳・右投・両打)

Jose Caballero(27歳・右投・右打)

Josh Rojas(29歳・右投・左打)

Luis Urias(26歳・右投・右打)

Ryan Bliss(24歳・右投・右打)

※年齢は2024.4.1時点

AAAにいるBlissまで含めても右打の選手が多いです。

 

 

 

2022-23年の2年合計出場ポジションイニング数

Dylan Moore(1B:39.2、2B:172.2、3B:4.0、SS:231.0、LF:222.0、CF:72.0、RF:229.2)

 どこでも守れるイメージでまさにユーティリティーという感じ。SSではマイナスが出てはいるものの、多く出場機会のある2B, LF, RFでは平均か少しだけプラスの守備成績が期待できます。

Sam Haggerty(1B:27.0、2B:61.0、LF:284.2、CF:37.0、RF:243.0)

 主戦場はOFとなっていてわずかにプラスの守備成績が残っています。2Bでは出場が少ないのでなんともいえませんが大きなマイナスを出しているわけではなさそうです。

Jose Caballero(2B:467.0、3B:43.0、SS:132.1、LF:2.0)

 1年だけのデータになりますが2Bとしては大きなプラス、SSとしてもプラスであり、今季マリナーズのユーティリティータイプの選手の中では一番守備でプラスを生み出しています。

Josh Rojas(P:2.0、2B:592.0、3B:1103.0、LF:3.0)

 2Bではプラス、3Bでは少しマイナスの守備成績となっています。

Luis Urias(2B:559.0、3B:637.0、SS:736.1)

 2Bと3Bでは年によってプラスとマイナスがあり平均程度といえそうです。SSしてはマイナス。

Ryan Bliss(2B:857.0、SS:1168.1)

 MLBでの出場なし。

※MLBでの出場数です(Blissのみマイナーでの数字)。

 

 

 

打撃成績(MLB通算)

Dylan Moore

対右 .197/.301/.372、91wRC+、.175ISO、9.4BB%、33.6K%

対左 .224/.335/.416、113wRC+、.192ISO、11.9BB%、26.2K%

 右打者のMooreは当然対左の方が成績が上がります。そしてパワー系の数値が一般的なユーティリティータイプの選手に比べて上になっているのが特徴です。打率は低いですが長打力があるのでwRC+は2年続けて100を超えています。

 

Sam Haggerty

対右 .211/.278/.276、61wRC+、.065ISO、7.1BB%、29.8K%

対左 .274/.369/.474、141wRC+、.200ISO、12.2BB%、20.0K%

 Haggertyはスイッチヒッターですが御覧の通り対左(右打席)の方が数字は圧倒的に良くて、特に長打力は明らかな差があります。左投手相手にはぜひスタメンで使いたい選手という気がします。左打席は捨てて右投手相手にも右打席に立ってみたらどうかというレベルです。もう一つの特徴がスピードで今季マリナーズ内でのスプリントスピードランキングではJulioに次ぐ2位の29.2ft/sを記録しています。

 

Jose Caballero

対右 .186/.297/.287、71wRC+、.101ISO、9.0BB%、23.7K%

対左 .265/.395/.363、126wRC+、.098ISO、10.5BB%、23.4K%

 Caballeroは今季左投手を打って四球も選べていますがパワーはほとんど見られません。ルーキーで26盗塁というのも話題になったようにスピードはかなりありHaggertyとほぼ同じスプリントスピード29.0ft/sでした。

 

Josh Rojas

対右 .253/.326/.375、93wRC+、.122ISO、9.9BB%、21.0K%

対左 .256/.336/.353、93wRC+、.098ISO、10.4BB%、28.3K%

 唯一の左打者Rojasは左右で差がほとんどないタイプであることがわかります。パワーもあまりありません。マリナーズ移籍後はやや積極的になって四球は少し減り打率は.272まで上がりました。8月以降マリナーズでのOPSは.721でした。

 

Luis Urias(26歳・右投・右打)

対右 .219/.326/.365、93wRC+、.145ISO、11.3BB%、21.6K%

対左 .276/.353/.442、118wRC+、.166ISO、8.2BB%、21.4K%

 Uriasはこのメンバーの中ではMooreと同じかそれ以上の打撃成績を残していると思います。スピードはあまりありませんが年齢を考えてもポテンシャルからも現時点では彼が3Bのレギュラー候補というのは正しい選択だと思いますし、もし3Bを補強した場合は2Bのレギュラー候補一番手にあがってくるはずです。

 

Ryan Bliss

対右 .318/.398/.552、.234ISO、10.2BB%、18.9K%

対左 .250/.298/.422、.172ISO、6.4BB%、21.8K%

 Blissの数字は2023年のマイナー成績になります。右打者のBlissはドラフト直後の2021年は対左投手の方が成績が良かったけどここ2年フルシーズン対戦していく中では右投手の方を打っています。特に今季はその特徴が顕著で上記のような成績差がありました。これが今後も続いていくようであれば現在のマリナーズ内では貴重な右投手に強い内野手という事になっていくのかもしれません。三振が多いわけでもないのでMLBでも活躍してほしいと思っています。2024シーズンどこかの時点でマリナーズで彼を見ることが出来るでしょう。

 

 

 

オフの間にどんな動きがあって、役割に変更があるのかはわかりませんので単純に比べてみたいと思います。

まず守備で大きなアドバンテージを持っているのがCaballeroになります。なんといってもSSをプラスの守備力で守れるのが大きく、他の選手にはない特徴という事になります。MLBデビューが目前と思われるBlissがどのくらいSS守れるのかというのはありますけど現状ではCrawfordが長期欠場する場面が出てくるのならばCaballeroの存在価値は非常に大きいと思わせらえることになるでしょう。もちろんCrawfordに休養を与えるために1試合スタメンから外すといった場合であればCaballeroでなくてもMooreなどSSの経験がある選手を起用してどうにかできると思います。

他のポジションを考えると2B、3Bを平均レベルで守れる選手は多いので大きな差にはなってこないと思いますがOFも含めて多くのポジションを守れ、SS以外ではどこを守っても守備力は平均程度あるMooreは有用だと思います。いちおうSSも出来ますしね。

この2人が守備面ではアドバンテージがある選手になると思います。

 

 

攻撃面に関しては右打者が多いので仕方ありませんが左投手に強い選手は多いですね。

逆に右投手を打ってる選手がマイナーのBlissしかいません。これだけ候補者がいて右投手を打てる選手がいないのはかなりつらいです。プロ野球を見ていると左打者が多く右打者を探すチームもあるくらいですが、MLBでは右打者が多いです。右利きの選手が多いんですから自然なことです。ということで投手は右打者の多いMLBでは右投手が有利であり、逆に打者から見ると左打者が貴重で右投手と多く対戦できるので有利なはずです。

なのに唯一の左打者であるRojasは左右関係なく同じくらいの成績を残すタイプのようですし、スイッチヒッターのHaggertyは右投手を打てません。。。

右打者の中で特徴があるのがMooreのパワーかと思います。Uriasも平均程度のパワーがあり対左には.276とこのメンバーの中では一番良い打率が残っています。

 

スピードがあり盗塁も出来るのがHaggertyとCaballeroです。Mooreも5シーズンで72盗塁と平均以上のスピードはあります。Rojasはスピードが落ちていて今季のスプリントスピードは27ft/sを切って平均を下回る数値です。Uriasはまだ26歳ですが年々落ちて今季は26ft/sと平均を大きく下回っています。

 

 

いかがだってでしょうか。

もちろん私の一押しはMooreであって、彼がいる間に勝ちたいという私の気持ちに何も変わりはありません。しっかり足りないところを補強して90勝以上、ワールドシリーズを目指せるチームになって欲しいものです。

トレードがなければ数年後には期待のプロスペクトたちが続々と昇格してくることになるはずと期待していますが、今オフは2Bや3Bの補強があるのか、補強した場合この中の何人が開幕ロスターに残るのか。おもしろい争いが起こるかもしれませんね。

 

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スアレスをトレード放出

2023-11-25 07:16:37 | マリナーズ全般

2シーズンマリナーズの3Bを守ってきたジーノことEugenio SuarezをトレードでARIへ放出しました。

交換でやってくるのはCarlos Vargas, Seby Zavalaの2人。

 

Vargasは今季MLBデビューした24歳。5試合に登板しただけですが平均球速は99.5mphとリーグトップクラスの球速を誇ります。ただマイナー時代から四球は多く被安打も多いです。

Zavalaは控え捕手候補で守備指標はまずまず。現在のマリナーズのロスターで考えれば守備型の捕手としてRaleighに次ぐ2番手捕手に入ってくるはずです。Murphyと再契約の可能性はかなり下がったと思います。

 

Zavalaの評価は固まっていると思うので、Vargasがどこまで伸びるか、リリーバーとして使い物になるのかでこのトレードの評価は決まると思いますが現状はARIの大勝。なぜマリナーズがこの2人の選手でSuarezを出してしまったのか不可解なトレードです。Vargasは同じ剛腕のMunozのようになればという記事もあるけど、そこまで改造できるものなんでしょうかね。MunozやBrashくらいのセットアッパーになれれば保有期間が6年残ってるので今回のトレードは失敗ではなく成功になりますけども。

MunozとVargasのマイナー時代の数字を比較すると、

Munozは6シーズンで112.2回、被安打70(7HR)、12.8K/9、5.4BB/9、防御率3.12。

Vargasは4シーズンで188.2回、被安打196(11HR)、8.8K/9、4.6BB/9、防御率4.82。

といった数字が並びます。見た目では圧倒的にMunozが良いと思います。三振が取れることはリリーバーとしてはかなり大きな評価になりますし、Vargasは被安打の数がそもそも多すぎます。球速あるのに被安打数がイニング数を超えてくるようでは厳しいと思うんですけどね。何かきっかけを与えてマリナーズの主力リリーバーに育てあげられるのでしょうか?早々にマリナーズからいなくなる確率の方が高そうな気がします。期待はしてますよ。こんなに球速あってポテンシャルはあるんでしょうから。

 

 

さて、私はずっとSuarezが長期欠場した時の為に代わりの選手は見つけておかなければいけないと昨オフからずっと言って候補もあげてたわけですが見つける前に先にいなくなってしまうとは。それとも先日獲得したLuis Uriasが正三塁手ということなんでしょうか?

Uriasは今季出場が一番多かったポジションは2Bでしたが、2019年以降毎年3Bを守っていて、MLBでは3Bで1319.1イニング、SSで1116、2Bで1080.2と3Bでの出場が一番多く、打撃好調だった2021-22の2年は3Bでの出場が一番多かったようです。

3B守備に関しては安定しているようで毎年大きなプラスはありませんが大きなマイナスもありません。

打撃好調だった2021-22と書きましたが、この2年の合計は1042打席で.244/.340/.426、39HR、42二塁打、215三振、113四球、122打点、131得点、6盗塁となっています。

Geno Suarezは2021年打率が2割を切っていたので2022-23の2年合計で見てみると1323打席で.234/.327/.423、53HR、53二塁打、410三振、143四球、183打点、144得点、2盗塁。

Uriasが好調だった2021-22で比べればあまり差がない印象の数字を残していますね。むしろUriasの方が良くないですか?ただこれはこの2年に限った話でありSuarezのキャリアOPS.788に比べてUriasの.719は見劣りします。特に今季は故障の影響もあったのだと思いますが.636まで落ち込んでいます(BOS移籍後の終盤2か月は.698でした)。

それでもUriasは成績上はボールを見極める能力は平均以上で四球は取れるので一定以上の出塁率は確保できる選手であり、まだ26歳と若く、これからキャリア最高の時期を迎えると考えればOPS.750前後を期待できるのかもしれません。年俸もSuarezの半分以下の$5M程度と見込まれます。ポジティブに考えればそんなところです。Suarezは2019年を頂点に長打力の指標であるISOは下がり続けて今季は30HRの連続記録(短縮シーズンの2020年を除く)も途切れてしまいました。その点では売り時ではあったのかもしれません。

Uriasの気になる数字としては打球速度が平均よりも遅いという事があります。3Bといえば強打のポジションであり長打を期待したいところですから打球速度は欲しいところですが、明らかに平均以下の選手です。それでも2021-22はHR数が多かったんですよね。今季はキャリアワーストの打球速度でHRはたったの3本でISOが.104という悲惨な状況でした。先にも書いた通り故障の影響はあったのかもしれませんが長打に関しては2021-22は出来すぎだったのではないかと思います。10~15HRの選手ではないかと思って見ていきたいと思います。

 

ということでSuarezのトレードではなくUriasの話になってしまいましたがUriasのバウンスバックに賭けること自体は悪いとは思いません。ただ今回のトレードで一番心配なのはチームの雰囲気を作っていたであろう1人を簡単に放出したと捉えられそうなトレードになってしまったことです。Suarez以上の選手を引っ張ってこれたならマリナーズの選手たちもファンも納得すると思いますが、控え捕手と結果の出てないリリーバーで正三塁手を出してしまうのかというがっかり感しか今はありませんし、悔しい、なぜ、ふざけるなとフロントへ対する不信感が再燃しかねないのではと思ってしまいます。

 

 

ちなみに三塁手をグレードアップする動きがあるのかどうかですが、私はないんじゃないかと思います。なんかもう昨オフから資金難なのかという動きのマリナーズなのでね…。大谷獲得レースからは早々に撤退の噂も出る始末(これに関してはそういう噂が流れるのは悪いことではないと思います。あくまでも噂であって本気で撤退してるかどうかは分かりません。)

個人的には3Bよりも他のポジション(特にOF獲得の為)に資金を回して欲しいです。ちなみに若手で期待の1人Locklearは今季1Bにコンバートされてる状況ですが3Bに戻ってこないのかという話も出てくるのかもしれませんね。1Bでは攻守で活躍した今季のLocklearが3Bとしてどれだけの守備力があるのか私には分かりませんけど、1Bから3Bに戻ることってあまり考えられない気がします。3Bやれるなら3BとしてMLBに上がってきてほしいですけどね。

 

ないんじゃないかとは言いましたが、もし三塁手の獲得があるなら、一番手にあがるのは皆さんが名前をあげるであろうFAになっているCandelarioでしょう。他にはBrandon DruryやJorge Polancoあたりをトレードでしょうか。グレードアップになるかどうかわかりませんけどJosh DonaldsonやGio Urshelaなんかは可能性はわずかにあるかも。Donaldsonは意外と狙い目な気もするんですけど37歳で2年続けてwRC+100切ってるのは厳しいですかね?あとは個人的にはMatt Chapman好きではありますけど、大型契約になることや三振が多い選手であることから獲得はないと思います。若い選手では獲得候補ランキングでもあげてたNolan JonesとCoby Mayo。JonesはOFやってるので3Bとして獲得するのかは疑問ではありますがいちおうあげておきましょう。大穴としてはRendonをLAAに年俸の大半を負担してもらいトレードで獲得する手があると思います。半分以上とかではなく大半ですからね。DFAするよりはマシでしょっていくらいで獲得したいです。契約は残り3年×38Mというとんでもないことになってますから、最低100M以上は負担して頂かないと話になりません。Rendonは悲惨なことになってますけどまともに出場出来ればまだまだ平均以上の選手だと思いこんでいます(笑)。楽観的すぎますね。

無理なのは分かってますがやりたい放題できるなら長期契約中のJose Ramirez, Ke'Bryan Hayesあたりを狙いたいですね。あとはプロスペクトや若手を全部使うつもりでWitt Jr.を獲ってSSに入れてクロフォードを2Bへ。3BはUrias含めユーティリティー選手全員でやる感じでいくか。この3人のトレードはありえないので完全に妄想の世界ですけど、Wittは本気で欲しいですね。Woo, Millerの先発2人+Cole Young, Michael Arroyoの4人じゃ足りませんか?もうそのくらい欲しいんですよ。もし大谷獲れればJulio, Wittの3人を同じチームで数年見れますからね。

 

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獲得候補ランキング

2023-11-12 18:50:35 | マリナーズ全般

欲しい選手のランキングというか獲得したい選手のランキングというか、単純に成績良いから欲しいってわけではなく、トレードだったらFAまでの年数や放出する対価を考えたうえで欲しいと思えるか。Sotoや大谷のように他に替えがきかない選手にはそれだけの支払いが必要になるでしょうけどそれでも欲しいかどうか。そんなことをいろいろ考えて欲しいと思う選手のランキングです。

 

 

1. Juan Soto (LF・SD・トレード)

 FAまで1年になってしまったけどチャンスがあるならとにかく欲しい。打撃はルーキー時代から最強だと思っている選手です。

2. Michael Brantley (LF/DH・HOU・FA)

 故障リスクはつきまとい、キャリアも終わりが近づいてきていると思いますが、打撃は天才的で常にお買い得な選手だと思っています。Brashの魔球スライダーをHRしている数少ない打者です。

3. Gleyber Torres (2B・NYY・トレード)

 FAまで残り1年。マリナーズのマイナーを考えても2Bは長期契約は必要ないポジションのはずなのでちょうど良いかと思います。さすがに彼ならマリナーズに来たから打てないってことはないでしょう。

4. Lourdes Gurriel Jr. (LF/RF/DH・ARI・FA)

 数値的にはバランスの良い選手という感じでしょうか。ISOは.200前後で安定しているのでHRは20本以上が期待出来るし、打率も平均以上を期待できると思います。マリナーズに多い三振を量産してしまうタイプではない代わりに四球も少なめなのはマイナスですがこれから出てくるはずのマリナーズのプロスペクトたちは総じて四球を選べる選手たちなのでチーム全体では問題にはならないはず。OFとしては守備はLFしか守ったことがないみたいだけど今季はDRSでは大きなプラスを出してます。長期スパンで見れば平均レベルでしょうか。5年以上の契約になると怖いですけど獲得を考えるべき選手だと思います。

5. 大谷翔平 (DH/SP・LAA・FA)

 ユニコーン。来年は打撃専念ですが守備につくかどうかは気になるところ。2025年以降二刀流で復活すると考えたうえでどの程度の契約になるのか、彼と契約することで今後使う資金がなくならないのかは非常に大きな不安点。マリナーズで大谷を見たい気持ちはあるけれど、将来的に毎年プレイオフに出れるようなチームであり続けられるのかリスクは高くなると思います。

6. Tim Anderson (SS・CHW・FA)

 打率.300を期待できる希少な打者ですが今季大きく数字を落としています。左膝のじん帯を痛めていたんでしょうか?打率とともに特徴であるスピードも大きく下がって平均に近いところまで落ちているのもそのせいでしょうけど気がかりです。四球を選ばない選手なので打率が落ちてスピードもなくなってしまうとマイナスにしかなりません。獲得するのであれば故障の具合を確認して状態が戻っているのか、状態がよくなってれば1年契約でポジションもWBCで守っていた2Bになります。怪我が癒えれば復調して貢献をしてくれる可能性があると思います。

7. Mitch Garver (DH/C・TEX・FA)

 故障リスクはあるものの打撃力は魅力的な選手。大きな契約にはならないはずと思って2年×10M前後と予想してましたが、現地予想はもっと高いですね。。。今季苦しんだDHとMurphyの抜ける2番手捕手の両方を埋められる選手です。

8. Anthony Santander (RF・BAL・トレード)

 FAまで1年のスイッチヒッター。それほど大きな対価は必要ないと見込んでいるので上位に入ります。ずっとBALをホームとしてやってきましたがアウェイではwRC+95しか打てていないことは気になるところです。

9. Tommy Pham (OF・ARI・FA)

 30歳前後で数年好成績を残した後に成績を落としていましたが35歳の今季やや復活。打球速度はまだまだ早く、守備面ではレンジは狭くなってきましたが全体として見ればそれほど大きなマイナスにはなっていないと思います。単年契約になるはずなので候補としてはありだと思います。

10. Lars Nootbaar (OF・STL・トレード)

 Julioが欠場する場合、代わりにCFにも入れる万能型で今のマリナーズに少ない選球できるタイプの打者。FAはまだまだ先なので保有期間を考慮すれば大きな対価が必要になるはずです。WBCでも話題になりましたのでみなさんもどんな選手かはお分かりかと思います。

11. LaMonte Wade Jr. (1B・SF・トレード)

 勝ちに飢えてるはずのSFなのでトレードを考えているか微妙?今季成績を上げたのでトレードするなら今という感じもします(FAまであと2年)。1Bなのでそれほどトレード価値は高くはないと思いますが簡単にもらえるわけでもないでしょう。左打者というのはポイント高いですしOFも守れるのでは?左投手は打ってないというか対戦機会がかなり限定されていたようですが対右投手には通算でwRC+122、OPS.803とまずまずの成績です。はまれば飛ばす力もあり魅力はあります。

12. Rhys Hoskins (1B・PHI・FA)

 スプリングトレーニングで左膝を故障し今季は欠場となりましたが、打撃力は本物。元々守備が良いわけではないのでDHへシフトしていく可能性もありますし、実際元の打撃ができるかもわかりませんが故障したことで想定していたより短期の契約にはなるはずなのでマリナーズもオファーする可能性はあると思います。

13. Joc Pederson (DH/OF・SF・FA)

 数年前から守備が厳しくなってきているようなので基本的にはDHでの起用を前提での獲得になります。打球速度が毎年上位に入っているなど指標で見れば活躍できる可能性は高いと思います。四球も選べるし、三振が特別多いというわけでもありません。ただし、左投手を打てませんから対右投手用のDHとかなり限られたポジションになります。したがって各所の予想を見ても評価は低く1、2年の契約になりそう。だからこそ面白い選択だと思います。

14. Nolan Jones (LF/RF/3B/1B・COL・トレード)

 MLB2年目の今季ブレイクした選手ですがBABIPが4割を超えています。元々BABIPは高い選手ではありますが、3割近く打てる打者ではない気もします。とはいえCOL移籍でパワーが開花したのは事実なのかもしれません。今季の飛距離ランキングではKelenicがリグレーでCFに打った衝撃の一発よりも上の4位に入っていてHRの平均飛距離でも6位です。もちろんCOLがホームであることはあると思いますが飛ばし屋であることは間違いありません。三振はあるものの四球もかなり多い選手なのでOFだけでなく3BでいけるならSuarezの後継者としても面白いなあと思ってます(マイナーでは主に3Bで最近OFに移っている感じなので今季も少し3Bも守っています)。Kelenicがいる以上JonesをOFでトレードで獲得は今のところ可能性は低いと思ってますが3Bでという可能性を含めればありなのではと思っていてかなり気になる選手です。もちろんCOLが出すかどうかは怪しいですけども。

15. Jordan Hicks (RHRP・TOR・FA)

 剛腕として名が知られていますので説明の必要はないかと思います。2022年は先発をしたこともありやや成績を落としましたが今季TORではまずまずの成績でした。超速シンカーは非常に魅力的で3~4年程度の契約になると思われますがHaderよりはだいぶ安くなると思うのでリリーバーとしては年俸は多少高くてもお手頃感がある気がします。ペイロールに余裕があればクローザー候補として面白いと思います。

16. Ryan Helsley (RHRP・STL・トレード)

 トレードでクローザーを迎え入れのであれば彼が一番だと思います。それなりの対価は必要だと思いますのであまりリリーフにつぎ込まず上手く見つけてくるマリナーズとしてはそこがネックでしょうか。それと今季は健康にやや不安が出てたようなのでそれも気になります。

17. Hunter Harvey (RHRP・WSH・トレード)

 彼もクローザー候補になります。そこそこの実績があり、そんなには対価も必要ないかもしれませんが絶対的なクローザーになれるのかというと違う気もします。BrashやMunozなどと強力なブルペンを形成してほしい投手です。

18. David Bednar (RHRP・PIT・トレード)

 PITのクローザーでFAまでまだ3シーズンあります。過去数年のマリナーズの動きを見てもこのクラスのリリーバーを多くの対価を支払って獲得することはないと思いますが、クローザー候補として獲得するなら彼は候補にあがるのかなというところ。速球が魅力で四球も多くない安定した投手だと思います。

19. Coby Mayo (3B・BAL・トレード)

 まだメジャーデビューしていない選手。Suarezの代わりになる将来の3B候補がいないマリナーズとしては思い切って獲得しても良いのでは。ただし評価が高い選手なのでデビュー前だけど相応の対価が必要。Santanderと合わせて獲得できれば面白いと思いますがデビューしていないのでリスクもあります。

20. Jung-hoo Lee (CF・KBO)

 韓国からの選手なのでどれだけ打てるかが問題。今年は少し苦しみましたがKBOでは無双状態だったわけで、出塁率は高く高打率でHRも最低二桁は期待したいところですけどどのくらいやれるのか。特にパワーがどこまで通用するのかで評価が変わります。契約金額はさほど大きくならないんでしょうからいっても良い気はします。

21. Teoscar Hernandez (RF・SEA・FA)

 ボーダーラインではないかと予想されていたQOをしなかったことでおそらく戻ってくることはないと思いますが昨年までの実績とマリナーズで一時期見せた爆発力は魅力的です。

22. Mike Trout (CF・LAA・トレード)

 LAAがトレードするのは現実的ではないと思っています。特にマリナーズは同地区内ですしね。Troutのファンとしては怪我に苦しむ姿を見たくないし活躍をまだまだ見たいところです。別の記事でも書いてるので割愛しますがLAAがある程度負担してくれれば欲しいと思ってしまいます。

23. Jorge Polanco (2B/SS/3B・MIN・トレード)

 コスパの良い選手だと思ってるのでペイロール削減の話が出ているMINにあっても球団オプションで残留になっていてトレードはないと思いますが欲しい選手のリストに入れておきたい選手です。

24. Martin Maldonado (C・HOU・FA)

 経験と勝ち方を知っている捕手というイメージで打撃は期待できませんがチームとしてはプラスになる捕手なのだと思っています。しかもAL西地区を主戦場としてきた捕手なのも大きなプラスです。ただ、控えではなくレギュラーで使ってくれるチームを探すのではないかと思うので獲得できるかは怪しい気がします。

25. Victor Caratini (C・MIL・FA)

 控え捕手タイプとしては彼が有力候補でオファーは複数球団からあるはずです。

26. Tom Murphy (C・SEA・FA)

 健康であればいいのだけれど…。FAにはなりましたが再契約の可能性はありそうな気がします。頼りになる打撃を見せるときもあるので残って欲しい選手ではありますけど…。

27. Jeimer Candelario (3B・CHC・FA)

 Suarezをトレードするのであれば獲得はあるのかなと思います。

28. Jorge Soler (DH/OF・MIA・FA)

 大谷を獲れなかった場合のDH候補。パワーがあり四球を選べるけど確実性は高くない選手。RF/LFの守備はマイナスでフルタイムのDHと考えておかないといけません。

29. Randy Arozarena (OF・TB・トレード)

 FAまであと3年ありますが活躍しているので年俸が上がってきてTBとしてはそろそろ売却を検討しているはずです。過去3シーズン非常に安定した数字を残していて今季はハードヒット率も上がって今が絶頂期なのかもしれません。打率がやや低くコンタクト力はリーグ平均を下回る点には注意が必要です。スーパー2の為すでに年俸が上がってきているので今後負担が大きくなる点はどのチームに行っても同じですね。

30. Hunter Renfroe (RF・CIN・FA)

 5年間で6チームを渡り歩いてきた選手ですが今季は苦しみました。来季開幕時は32歳で守備力も落ち始めているようなので複数年契約は避けたいです。

31. Josh Donaldson (3B・MIL・FA)

32. Brandon Drury (IF・LAA・トレード)

33. Dylan Floro (RHRP・MIN・FA)

34. Bobby Witt Jr. (SS・KC・トレード)

35. Eloy Jimenez (DH・CHW・トレード)

36. Ryan O'Hearn (1B・BAL・トレード)

37. J.D. Martinez (DH・LAD・FA)

38. Pete Alonso (1B・NYM・トレード)

39. Brandon Belt (DH/1B・TOR・FA)

40. Randal Grichuk (OF・LAA・FA)

41. Adam Duvall (OF・BOS・FA)

42. Ke'Bryan Hayes (3B・PIT・トレード)

43. 鈴木誠也 (OF・CHC・トレード)

44. Riley Adams (C・WSH・トレード)

45. Salvador Perez (C/1BDH・KC・トレード)

46. Mike Clevinger (RHSP・CHW・FA)

47. 前田健太 (RHSP・MIN・FA)

48. James Paxton (LHSP・BOS・FA)

49. Hyun Jin Ryu (LHSP・TOR・FA)

50. Chris Sale (LHSP・BOS・トレード)

↓その他の候補

Sonny Gray

Marcus Stroman

松井裕樹

Dylan Cease

Tyler Glasnow

Matt Chapman

Justin Turner

山本由伸

Blake Snell

Kyle Gibson

Lucas Giolito

Tyler Mahle

Frankie Montas

Sean Manaea

Emilio Pagan

Aaron Hicks

 

 

・何度か候補にあげていたLane Thomasは今季好成績を残して高くつきそうなのでランク外としました。Canhaもトレードされたので外しました。

・Bellingerはないですね。CFにはJulioがいますし、契約予想もとんでもないことになってますしね。

・Witt Jr.はさすがにKCも今オフ出すことはないでしょうが、総力をあげて獲得したいくらい魅力的な選手です。Julioと並ぶ打線が見てみたいです。同じKCからもう1人候補としてSalvador Perezをあげました。キャリアも終盤に入って衰えが出てきているとは思いますがDH兼控え捕手としてどうでしょうか。

・Donaldsonは今季大きく成績を落としてしまいましたが左投手に強く、3Bもまだ守れることからランキングに入れました。

・松井はどうなんでしょうね。日本での成績を考えれば活躍してくれる気はしますけど、ボールなのかマウンドなのか適応力が良い印象がないもので下の方に置いてます。どのくらいの契約になるのかにもよりますけど、3年15Mは確実に超えるんじゃないかと思ってますが3年20M以上での契約になってくればリスクが高くなってくるかなというところでリリーバーにそんな投資をするのかなという気がします。クローザーやれる評価ならもっといくのかもしれませんけど。

・先発投手にあえて資金を使うことはないんだろうと思いますがシアトル出身のSnellホームディスカウントしてくれませんかね(笑) 山本やNola, Montgomeryなど年20Mをこえる投手の獲得はないでしょうけど、トレードの状況次第(投手を出して野手を獲得した場合)では前田クラスの投手は十分あると思っています。

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妄想ロスター2024③

2023-11-04 19:00:17 | マリナーズ全般

レンジャーズおめでとうございます。

ということで次はマリナーズの番。となればいいなあ。さてWSも終わってオフシーズン・ストーブリーグに入っていきます。

今回第3弾にして大谷さん獲得パターンとなります。

 

【C】

Cal Raleigh $0.75M

Riley Adams $0.75M

【1B】

Ty France $6M

Ryan O'Hearn $4.5M

【2B】

Josh Rojas $3.1M

Dylan Moore $3.13M

Jose Caballero $0.75M

【3B】

Eugenio Suarez $11.286M

【SS】

J.P. Crawford $11M

【OF】

Julio Rodrigez $12.186M

Anthony Santander $12M

Tommy Pham $9M

Jarred Kelenic $0.75M

Dominic Canzone $0.75M

【DH】

大谷翔平 $42M

 

 

【SP】

Luis Castillo $24.15M

Logan Gilbert $3.3M

George Kirby $0.75M

Marco Gonzales $12.25M

Bryce Miller $0.75M

Bryan Woo $0.75M

【RP】

Andres Munoz $2.19M

Matt Brash $0.75M

Justin Topa $1.5M

Prelander Berroa $0.75M

Gabe Speier $0.75M

Tayler Saucedo $0.75M

Isaiah Campbell $0.75M

Ty Adcock $0.75M

(Stephen Kolek / Jorge Benitez / Jarod Bayless)

 

 

【IL】

Robbie Ray $23M

Evan White $7M

 

上記の野手15人 、投手14人+ILの2人も含めた31人の年俸合計

$198.092M(野手117.952+投手50.14+IL30)

 

 

 

<IN>

大谷翔平

Tommy Pham

Anthony Santander

Ryan O'Hearn

Riley Adams

 

 

<OUT>

Teoscar Hernandez (QO)

Tom Murphy (FA)

Luis Torrens (ノンテンダーFA)

Dominic Leone (FA)

Sam Haggerty

Mike Ford

Emerson Hancock

Trent Thornton

 

 

<トレード>

Anthony Santander, Ryan O'Hearn (BAL) ⇔ Sam Haggerty, Emerson Hancock, Trent Thornton

Riley Adams (WSN) ⇔ Mike Ford

 

 

<FA>

大谷翔平 (LAA) 10年$496M (2024: $42M、2025~2026: $58M、2027~2028: $53M、2029~2030: $50M、2031~2033: $44M     2026年シーズン後オプトアウトあり)

Tommy Pham (ARI) 1年$9M

 

 

 

 

さて今回の妄想ロスターは大谷を獲得するパターンです。

ほぼ$200Mになってしまいました。さすがに大谷を獲得するとペイロールが膨れ上がって他をどう整備するのかという話になってきます。しかも今回はMarcoもトレードしてませんからね。

大谷単体で見れば大きな戦力アップになりますが、DHを大谷だけで使うことになってしまうのは考え方によってはけっこうマイナスだと思いますから少しでも守備についてくれればいろいろ考えられるようになるんですが…そんなプランが出てくるのかどうか。投手としては2025年以降はローテーションに入ってきますが何人で回すのか。現状のマリナーズとしては投手の枚数は揃っていると思うので基本的には6人で回すことが十分に可能だと思います。6人で回すという事は5人で回すより1人当たりの仕事量が減るので当然ながらそれに不満を持つ選手もいるかもしれないし、逆に健康面を考えれば好影響があるのではないかと思いますから何とも言えませんが個人的には今のマリナーズであれば大谷を受け入れることが可能なロスターなのではないかと思いますから各メディアでマリナーズも獲得候補として名前が出てくるのは当然なのかなと思います。

契約については11年以上の可能性も十分にあると思いますが10年$450~500Mで落ち着くのではと思ってます。報道では再び500M超えの可能性をよく目にしますがさすがにそれは高すぎる。ただ、資金力のあるチームはいくらでも出したくなる選手でしょうからどこまでいくのか楽しみなところです。

さて契約内容はどんなことになるのか想像もつきませんが、もしかしたら出来高部分がすごく大きくなるかもしれません。打者部分が基本給で投手部分はイニング数で大きな出来高が付くとかそんなかたち。それにしても一番悪いところで故障してしまったのが響いてきます。あとは契約金額があまりにも大きすぎるので一部後払いの契約になるかもしれません。3Mずつ30年間払いにすれば90Mも節約?(ではないですけどそういう考えに近いですよね)できます。

大谷が入るだけで観客数は大きく増えるはずでその他もろもろ成績以外での貢献も期待できるのでそこまで含めれば$500Mどころではなくもっと大きな金額になってもおかしくないと思います。投手としてどこまで投げ続けると予測しているかでも大きく変わってくると思います。年齢が上がっていって今のような出場パターンでいけるのか、休みを増やす必要が出てくるのか。わからないことだらけです。

個人的には今季くらい打ってくれたとしてもDHというだけで20~30%ダウンの年俸にしたいので本来40M程度の年俸で良いのかもしれませんが打者としては30Mというのが最大の評価。そこに投手として20M~30Mの50~60Mが適正年俸だと考えました。来季に関してはDH出場の打者のみということで本来30Mでいきたいところですがそうはいかないので来季だけは$42Mにしました。その後の2年は1年あたりでは史上最高を大きく更新する年俸になります。そして2026年終了後オプトアウト権を付けました。実際どんな契約になるのか興味津々です。大谷の事なので早急に決めそうな気がします。オフの動きが速いマリナーズとの相性はばっちりです!?

 

キーになる大きな動きがBALとのトレードですがどうでしょうか。ついに勝てるチームになり、さらにここから強くなっていくことが予想されるBALが打線の核である主力2人を放出してくれるのかどうか。SantanderとO'Hearnは長期契約しない限り2024年シーズン後FA予定ですのでトレードしてしまうことも考えられるのではということで今回この2人を獲得しています。最初はO'HearnでなくMountcastleを獲得してFranceを放出と考えていましたがFAまで3年もあるので、まだ放出する時期にはないでしょう。O'Hearnは今季ブレイクしていますがそれまでは平均以下の選手(WARは4年連続マイナス)だったので今季成績が本物なのかどうかは分かりませんがトレードするならその分安く獲得できるでしょう。

本来はO'Hearnまで獲得せずに1BはFordでもと思ったんですが、成績見てたら右投手をあまり打ててないんですよねFord。同じ左打者で左投手よりも右投手を打てているO'Hearnにします。Franceは対戦投手の左右でそれほど大きな差はありませんが今季を考えると最初はプラトーン起用で調子良い方を多く起用することになっていきます。マイナーにはLocklearもいるので1Bは選手層でどうにか乗り切りたいところです。

BALとのトレードは実際起こる可能性は十分あると思ってますが、現実に起こるのならマリナーズは投手を出すのが必須になるはずです。今回のトレードではHancockを出してますが、Woo, Millerあたりを出して有望な若手野手を獲得するパターンもおもしろいんじゃないかと思います。特にBALの内野は今後昇格してくる選手も含めるととんでもないことになってますからそのうちの1人をというところです。もちろんHollidayはアンタッチャブルでしょうしGunnar Hendersonも同じく出すことはありえないでしょうから具体的にはCoby Mayoが一番の候補ではないかと思います。いずれは1Bへコンバートの可能性もあるのかもしれませんがLocklearが1B、3BにMayoという将来は見てみたいものです。あとは内野ではなくOFのColton Cowserとか。2人ともプロスペクトとしては非常に高い価値があるのでこちらも覚悟は必要です。CowserはMLBデビューしてますしMayoもAAAまで来ているので2024年に戦力となれる選手たちということになりますから評価しているのならば獲得してほしい選手たちです。もし大谷が入ればペイロールを圧縮するためにも安い若手を使う意味がありますしね。

2B, SS, 3Bは現在のメンバーでいきます。IFはBlissの昇格が期待されますががどれくらいやってくれるかですね。Blissが打てればMooreをOFで起用することも出来るようになったりするのでやり繰りは楽になるんですが。KCが出すことはまだ考えられませんけどSSにWitt Jr.を加えてCrawfordを2Bにというのも夢があります。もし、こういった動きが起こるのならば来シーズン後でしょう。現状マリナーズにはWittを獲得できるほど高い評価を得ているプロスペクトはまだ少ないです。

CはAdamsを入れましたが、ベテランを獲るのもありでしょう。Martin Maldonadoいかがでしょうか。経験、リーダーシップは高い評価のはずです。37歳となった今季も1000イニング以上マスクをかぶっているのでRaleighの控えではなくもっと出番を求めて移籍先を探すのかもしれませんが、同地区で長くプレーしてる捕手というのは価値がある気がします。

OFはTeoscarの代わりにSantanderが入る形です。他にNYMのStarling Marteを格安でとも考えましたがさすがにないですよね。まずはTeoscarにQOして受けてくれるのも全然ありだとは思いますけど、今回のロスターに関していえば大谷が入るのでペイロールが厳しいのかもしれません。まあ1年だけですから我慢できるはずですけど…。Julio, Santanderで2つ埋まって最後のポジションは若手の争いになりますが全員左打者なんですよね。結局もう1人ベテランを補強してしまいました。候補者としては前回もあげたかと思いますがCanha(2024球団オプションあり)やPham。ほかにも探すとGrichuk, Enrique Hernandez, Duvall, Renfroe, Hicksなど。Hernandezはずっとマークしてるくらい好きな選手ではありますが今のマリナーズにはユーティリティーは必要ないしもっと打てる可能性がある選手の方が良いと思います。そして左打者の若手と組むプラトーン起用前提であれば左投手を打てる選手。ということでPhamかGrichukになります(Canhaは左右関係なく打てる選手でDuvallは右打者ですが左投手を打てません)。Grichukと比較するとPhamの方が年齢は高くて長打は少なく四球は選べるという感じで一長一短。でも総合的にはPhamでしょうね。打ってくれればラッキーくらいの気持ちで安く獲得できるのはGrichukなのでペイロールとの相談、若手を重視ということならGrichukで全然良いとも思えます。

 

投手にはマイナー契約でベテラン先発投手は欲しいです。今季でいえばMiloneのようなベテランがずっとAAAにいるのは大きいと思います。

リリーフは妄想ロスター第一弾を考えてた時からGinkelはどこかで入れたいと思ってたんですけど、ちょっと高騰してしまいそうな感が…ということでやめておきます。もういっそのことHaderにでもいっちゃえよと思いつつそんな資金はさすがにないしQO提示されるでしょうからね。やっぱりリリーフにはお金を使わないスタイル。それがマリナーズという事でいきましょう。

 

 

 

<想定オーダー>

vs RHP

1. Crawford, SS

2. Julio, CF

3. Ohtani, DH

4. Santander, RF

5. O'Hearn, 1B

6. Raleigh, C

7. Suarez, 3B

8. Kelenic, LF

9. Rojas, 2B

 

vs LHP

1. Crawford, SS

2. Julio, CF

3. Ohtani, DH

4. Santander, RF

5. Suarez, 3B

6. France, 1B

7. Pham, LF

8. Raleigh, C

9. Moore, 2B

 

 

<ポジション別打席数>

C:Raleigh 400~550、Adams 100~250、その他 30~

1B:France 200~550、O'Hearn 100~350、Canzone 0~200、Locklear 100~400

2B:Rojas 200~350、Moore 100~250、Caballero 50~200、Bliss 0~300

3B:Suarez 450~650、Moore 0~150、Caballero 0~150、Rojas 0~150、Locklear 0~150

SS:Crawford 500~650、Caballero 20~100、Moore 0~50、Bliss 0~150

LF:Pham 300~500、Kelenic 150~400、Canzone 0~150、Moore 0~100

CF:Rodriguez 600~700、Kelenic 20~100、その他 20~

RF:Santander 500~650、Kelenic 50~200、Canzone 0~150、その他 20~

DH:大谷 550~700、その他 10~100

 

 

 

前回に比べれば大きく総年俸は上がりました。やはり大谷さんは負担が大きすぎます。総年俸削減のための動きがあるのかもしれませんね。

実際に大谷を獲得するのはマーケット面でも非常に大きな影響があるので獲得するのはいいのかもしれませんがDHが埋まってしまうのはどうしても気になります。上でも書きましたが少し守備についてくれればいいんですけど。

 

妄想ロスターは今回で終了して、次回は獲得してほしい選手一覧を作りたいと思いますけど動きの早いマリナーズなので投稿する前に大きな動きがある気がします。

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