吟詠ドアラ1940

徒然なるままにラーメンのスープを飲み干し
心に移りゆく由なしごとをそこはかとなく
書き綴ればまたラーメンが恋しくなる

Mein Tagebuch 130209

2013年02月10日 | 日記

NHKカルチャーラジオ「漢詩を読む・日本の漢詩」
(2月2日放送)の録音を聞いた。

2012年10月~13年3月の放送は「幕末の動乱

の時期から、明治、大正、昭和まで」である。

 

三 不朽の盛事――大正

  日清戦争・日露戦争を経て大正の世となる。

  その前後の時期、質・量ともに圧倒的に漢詩を

  制作されたのが大正天皇であった。

  また、文豪たちも特色ある漢詩を多く遺している。

   

18 森 鴎外(1)  

   森鴎外の漢詩は二百首あまりが残されている。

   社交的な作品や偶感のさくが多い。

  

   私が気に入った詩を     森 鴎外 作

   

明治17年、作者23歳の作。

40日余りの船旅を経て、初めてフランスマルセイユ

の市街に上陸した。そのときこの街の繁栄ぶりへの

驚嘆の思いが感じられる。