NHKカルチャーラジオ「漢詩を読む・日本の漢詩」
(6月30日放送)の録音を聞いた。
2012年4月~9月の放送は「江戸後期」である。
二 詩風の変革 宋詩風の流行
13 史家の熱血 頼山陽 その2
母や愛人たちに示した情の深い作品にも
優れたものが多い、頼山陽の漢詩の紹介。
私が気に入った「頼山陽」の詩を
八月十五夜、作者四十五歳の作。
この年六十五歳になる母を郷里の安芸より京都に
迎えた。十四年ぶりに共にする中秋の宴であった。
山陽は母に孝養を尽くしたことで知られ、母への
深い思いに満ちた作品。