吟詠ドアラ1940

徒然なるままにラーメンのスープを飲み干し
心に移りゆく由なしごとをそこはかとなく
書き綴ればまたラーメンが恋しくなる

Mein Tagebuch 120125

2012年01月26日 | 日記

NHKカルチャーラジオ「漢詩を読む・日本の漢詩」
(1月21日放送)の録音を聞いた。

鎌倉~江戸中期の漢詩の紹介である。

四 江戸初期

 徳川幕府は儒学を支持し、朱子学を官学とした。

 その結果、漢詩文に巧みな儒者を輩出した。

 詩文の創作が盛んになるのは元禄のころからで

 あった。

  

江戸初期の学僧ー釈元政・独菴玄光

 

五山の禅僧の詩風とは異なる江戸初期の総門の

作品の紹介。

学僧らしく、ふだん目にするさまざまな物事を詩に

取り上げながら、深い思索や教訓を導き出している。

 

釈元政・独菴玄光の作品5首の紹介と解説。

 

 

私が気に入った詩を    独菴玄光作

詠雪二首 其一 (雪を詠ず 二首 其の一)

      

雪を詠んだ作品。眼前に広がる雪景色の美しさ

を愛でつつ、それに伴う厳しい寒さをも忘れずに

詠みこんでいる。

 

昨日来、日本列島は寒波襲来でテレビでは大雪

が報じられている。まさに今の季節にピッタリの

詩である。