午後、買い物に出かけたのです。日吉町の群馬大学付属小学校の南側を通ったら、用務員さんが掃き集めた落ち葉を手押し車で運んでいました。毎日やっていても間に合わなそうです。
県民会館裏の日吉公園の大きなスズカケノキはもうあらかた葉っぱを散らしちまっていました。このスズカケノキはこの地が群馬大学学芸学部だった時からここにいた記憶があります。
友と語らん 鈴懸の径 通いなれたる 学校の街
佐伯孝夫が作詞した「鈴懸の径」を思い出していました。
樹の下をちょいと探すと、丸いスズカケノキの実です。子どものときに子の木の下で拾っては投げ上げていたものです。
優しの小鈴 葉陰に鳴れば 夢はかえるよ 鈴懸の径
佐伯孝夫は立教大学の卒業生、立教大学のキャンパスにはスズカケノキの並木道があるのだそうです。
昨日は朝からどんよりとした冷たい曇り空でした。COCOが猫窓でお天道さんがやってくるのを待っていたみたいですが、残念でした。二階の窓から見ると、ご近所さんの屋根の向こうに曇り空の下の青い赤城山がぼんやりと見えていました。
朝食後は料理遊びにしました。前日に下茹でした牛筋肉を煮汁から揚げて計量したら約500gありました。二つに分けて、二通りに仕上げることにしました。タマネギを刻んで、大根の輪切りを作って、副産物の大根葉も刻んで、準備万端です。
大根はごま油で焼き色がつくまで焼いて、味醂と醤油を注いで醤油が焦げる香りが立つまで焼きます。これを牛筋肉に加えて煮ると、おいしい牛筋大根になります。
もう半量の牛筋肉には、しっかり炒めたタマネギとトマトの水煮、トマトピューレを加えて煮ます。こちらは牛筋肉のトマト煮です。寒い時は煮込み料理がおいしいです。昼食はそうめんチャンプルを作って食べました。
そいで、午後になってから買い物に出かけたんです。まずは国領へ、いったん戻ってから南町へ、街中へは行きませんでした。なんとなく、顔見知りの人に出会いたくない気分だったんです。
国領町では、国道の街路樹の公孫樹の選定作業を見物しました。葉が散る前に切っちまうんですね。どれほどしっかり枝を払うかというと、向こう側の街路樹を見てください、ほぼ丸坊主になっています。それでもね、電動鋸で一枝ごとにていねいに切り払うんですね。
紅い実にも出会いました。ナンテンの実にはあちこちで、その中で一番立派だったのがこのナンテンでした。たくさんの実です。それから、クロガネモチにも出会いました。きれいですね。みんな鳥たちに狙われそうです。
家に戻ると、暖房マットの上で寝ていたCOCOが顔だけちょいとあげて、出迎えてくれました。無視されるよかましです。
COCOにおやつをあげてから、夕食の支度をしました。メインは牛筋大根、ユキ子さんの両親へはチクワのかば焼きと野菜を添えて届けました。
牛筋大根です。好きな食べ物の一つです。歯が要らないほど軟らかく煮得ている牛筋肉と大根です。ここに来て大根がとてもおいしくなってきてくれました。
それと、こないだのイトヨリの尾の部分をうわじま麦味噌に漬けておいたのを焼きました。大変な美味です。酢の物はちくわとキュウリと菊の花です。
ブロッコリーのピーナッツ和えです。汁は、ホウレンソウととろろ昆布でした。「二日かけて煮たのに、あっという間に食べちゃった…」とユキ子さんが笑っていました。
今日は9時15分から前橋赤十字病院の外科の主治医の診察を受けます。手術後4年8ヶ月目の診察です。それと、耳鼻科で喉の腫瘍の内視鏡検査も受けてきます。検査から一週間、結構気重でした。結果はどうあれ解放されます。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい