6/8(月)に畑へ行ったついでに、
車で更に15分くらいの所にある「ベンセ湿原」へ行きました。
晴れていれば岩木山がキレイに見えます。
黄色く見えるのが「ニッコウキスゲ」です。
中央の三角屋根の下には、ベンチがあります。
一方通行になっていて、広いので混むまではいきませんが、
時々、逆から来る方々がいて、橋が狭くて大変です。
(入り口と出口の看板が誤解を生みやすいのです。
分かるように変えたらいいと思います。)
この地域には、年々風力発電機が増えていて、
湿原と巨大な人工物が似合いません。
(数年前まで数本しかなかったのに。)
大小の沼があちこちにあります。
葦原ではオオヨシキリが賑やか。
岩木山がまっすぐに見える沼。
コウホネなどの水草類が多かったです。
ニッコウキスゲです。
今年はやはり少し早い見頃を迎えました。
この花は1日でしぼむ「デイ・リリイ」です。
なので、つぼみはたくさん付いていて、
今日咲いたら、もう明日は別の花が咲きます。
その日、その日を精一杯に咲いているのですね。
この湿原には、青い花も色を添えています。
カキツバタです。
中央に白い線が入っています。
実は、6月後半頃から、ここには「野花菖蒲」も咲くのですが、
この「カキツバタ」を「野花菖蒲」だと勘違いされる方もいます。
「菖蒲」類は、中央に黄色い線が入っています。
ここの湿原には珍しい植物もあります。
これは「トキソウ」です。
薄いピンクですが、もう少し濃いピンクのもありました。
この花も年々減ってきています。
3つに裂けた花弁が独特です。
これは「ヒメレンリソウ(姫連理草)」です。
マメ科の植物です。これも点在しています。
アズマギク(東菊)。キク科の多年草。
以前は群生していたのに、今年見たら、こんなひょろひょろに。
こんなのが数本だけありました。
以前は雑草も少なく、背丈の短いかわいいアズマギクが
たくさんありました。残念。
どこにでもあるニガナ。
同じ仲間の「シロニガナ」です。
これも点在しています。
これは名前がわかりません。
「ニッコウキスゲ」は6月後半まで見られ、
順次「野花菖蒲」が咲いてくれますが、
これも減少傾向にあります。
*ニッコウキスゲ(日光黄菅)*
キスゲ亜科の多年草。別名「ゼンテイカ(禅庭花)」。
50~80cm、6枚花びら、一日でしぼむ一日花。
*トキソウ(朱鷺草・鴇草)*
ラン科 トキソウ属の多年草。10~30cm。
和名の由来は、トキの羽の色(朱鷺色)に似ている事から。
***
こちらも昨日、梅雨入りしたようです。
今日は畑に行く日ですが、天気がどうなりますやら。
未明には大雨が降りました。
先日ポットに蒔いた豆類とトウモロコシが発芽しました!ホッ!
やはりポットに種まきの方が早いし、安心ですね。
もう少し苗が育ってから移植したいと思います。
去年も確かトキソウを見せていただいた記憶があります。
こちらでも咲いているところを知人に教えてもらったのですが、来年のお楽しみです。
狭い木道、反対方向から来られるとすれ違うのに困りますよね。
特に、マスクをしていなかったりするとお互い気まずいですよね。
青森も梅雨入りですね。
ジメジメで洗濯物が乾かず困っています。
いつもコメントをありがとうございます。
そうです。去年、トキソウを紹介しました。よく覚えて下さいましたね! 毎年、ベンセ湿原に行くのですが、年々どの植物も減って来ている印象があります。どうしても見物人の目当てのキスゲや菖蒲には関心があって、気をつけて管理していても、あまり人気や関心が集まらない植物には、あまり管理はされないようです。湿原なので、自然に生じたり、なくなったりするのが一番いいのかもしれませんが、トキソウは湿原ならではの花だと思うと残念です。
入り口と出口が隣なので、どちらが入り口なのか曖昧な看板なんですよね。なので、たまに反対から来る方々がいて、困ってしまいます。マスクをしていない方々もいて、こちらはマスクをしているのに、身を避けているのはこちらで、向こう様は堂々と歩いていたりすると、「なんだかなあ・・・」と思ってしまいました。自治体の管理、見直してと言いたいです!
梅雨入りしたのに、今日は晴れています。畑には良かったですが、蒸し暑いです。(><)