ポチってくれてありがとねうっれし~なっ
そんなわけで(クリックどぞどぞ)久々に昼間に駅なんぞに降りたもんだから、お昼ご飯は駅弁にしたじょ。
駅弁ってさ、今はたま~にしか食べないし、もちろん日常的には食べないせいか、すっごく懐かしい感じがするんだよね
昔、あたしのじーちゃんが、良く買ってきてくれたっけかな~。なんて、思い出しちゃった。
あたしの家は、お母さんとばあちゃんが美容院を営んでたんだよね。
当時は、まあまあの人気店。
わざわざよその町の美容院に通うなんて事は、よっぽどじゃないとない頃だったもんでね。
町で一番の老舗美容院だったウチは、かなり忙しかったんだ
じいちゃんはと言えば、国鉄に勤めてたんだけど(今のJRですな)、健康診断で心臓が引っ掛かったからって言って、早々に仕事を辞めて、髪結いの亭主ってな感じ。
とは言っても、ご飯の支度こそしないものの、お店の掃除やら洗濯やらってのはやってくれてたんだ。
忙しいお母さんやばあちゃんにとっては、助かってたみたいだよね
でもじいちゃんはね、髪結いの亭主となってからも、まるで出勤するかのように、午前中は毎日毎日、電車に乗って出かけてたんだ。
何をするともなく、本を買ったりブラブラしながら、お母さんたちのお昼ご飯やオヤツを買ってくるってのがお決まり。
それで、時々は駅弁を買ってきてくれて、あたしも学校が休みの日には、食べてたんだよね
じいちゃんは、誰かが食べてる姿を見てるのが好きな人でね。
自分は食べもせずに、じーっと見てはニコニコしてんだ。
時には、あたしが食べこぼしたものを、そのそばから「こう、こう、こう、こう」(謎の言葉)って言いながら、片づけてくれたんだよね。
子どもだったあたしは、それが嫌でね
「もぉ~、やめてよ~」
なんて、言っちゃってたな…。ごめんねぇ。
じいちゃんの思い出は、な~んかみんな食べ物にまつわるんだけど、この駅弁はその一つ。
ほんとに美味しかった
過去の思い出を思い出しつつ、また現在が新たに思い出として加わるんかな~??
なんて思いながら食べました♪
じいちゃんとの食べ物の話は、また機会があったら書こうかな~