cafe break

忙しい毎日を送っている私。
唯一PCに向かうこの時間が、
ほっと一息付ける瞬間だったりするのです。

うずまきが好き。

2012-11-16 22:39:10 | 思い出
この前、大阪に住んでる同級生に、お菓子と妖怪カードケムリを送った(*^^*)

そしたらそのお返しにバウムクーヘンが届いた!

めっちゃ美味しくて、ついついペロリと食べちゃった(笑)


あたし、バウムクーヘンって大好きなんだよね。
なんか昔は結婚式の引き出物でしか食べれなかったからか、スーパーで見かけると欲しくなる。

でも大抵はボソボソしてて、あんまり美味しいものじゃないんだよね~┐('~`;)┌

でもこれは格別!
シットリしてて、程よい甘さで…。

パパが結婚式から帰るのを首を長くして待って、おかえりなさいよりも先に、「バウムクーヘンは?」って言いながら引き出物の大きな袋を開けた…そんな懐かしい味がしたね。
な~んてことを考えながら食べてたら、ふと気付いた!

あたし、うずまきが好きなんだって(笑)

ナルトも大好きだったし、不二家のノースキャロライナって飴?キャラメル?も、めっちゃ好きだったし(笑)

懐かしいね~。

もちろん、ロールケーキも大好き。

なんだろ?
やけにうずまきばかり好んで食べてるよなぁ( ̄▽ ̄;)

しかもうずまきの物って、高価な物が多いわ(^-^;


とにもかくにも、バウムクーヘンでまた幼少の思い出に浸れて、なんか嬉しい贈り物でやんした♪

懐かしい~>^_^<

2012-11-08 22:47:26 | 思い出
知ってる? これ(*^^*)
妖怪ケムリ。

実はこれには結構キツイ思い出があるんだ。


あたしが小学校1~2年生くらいの時かな。
家に帰ったら、なぜか兄ちゃんとおかんが庭先で楽しそうにしてるのさ。

それはあたしにとって、ものすごく珍しい光景で…。
ご飯支度と店が忙しい夕方に、おかんが庭先に出てるなんてことは今までほぼなかったし、ましてやあたしより4才年上の高学年である兄ちゃんと2人で楽しそうにしてる姿が、やけに不思議に見えて…。

あたしはほんとに驚きながら、そのまま引き寄せられる様に庭先に直行したんだ。

「どーしたの? なにしてんの? 内緒話?」

矢継ぎ早に色々と質問するあたしを見て、兄ちゃんとおかんは顔を見合わせてニヤニヤする。

ドキンって、あたしの心臓が変な鼓動を打つ。

疎外感ってやつだね。

あの頃はそんなの分かんないから、キューって感じの胸の痛みを隠しながら、懸命に平然を装ってると、追い討ちをかけるかのように、2人は人差し指と親指をピタピタと付けたり離したりしだした。

見ると、その指先から白いケムリのようなものが立ち上ってる。

「何? それ! 何でケムリが出てるの?」

またしても2人は顔を見合わせてニヤニヤ。

「ねぇ!いーかげんにしてよ!何なんだよ、いったい!」

怒り出したあたしに兄ちゃんとおかんは
「魔法だよ、急にケムリが出るようになっちゃったんだよね~」と。

「え…そんなわけないじゃん」
と言いながら、純粋だった当時のあたしは、魔法だという言葉を繰り返す兄ちゃんとおかんに、徐々に疑心を解いていき…人差し指と親指をピタピタやってみるが、当然ケムリなんて出るはずもなく(-_-;)

しまいには泣いてしまった…というなんとも悲しい思い出。

で、ネタバレした後に、おかんにお金をもらって、泣き泣き駄菓子屋に妖怪ケムリを買いに行ったんだよね~(^-^;

商品名うろ覚えのまま買いに行ったもんだから、なかなか店のオバチャンにわかってもらえず、「こーやって、ピタピタするとケムリが出るやつ!」って、何度も身ぶり手振りで説明して、やっとのことで買ったものの、なんかもう楽しめなかった(;´д`)


その反動なのか…大人になった今、妖怪ケムリを見つけると、ついつい買わずにはいられない(^-^;

なんでかな~(笑)

どっち派だった?

2012-10-31 20:10:07 | 思い出

最近うちのレストランの調理場に、新人君が入った。
彼はまだ27歳とか…

当然オフタイムに話す話なんてギャップがあるんだけどさ。
今日はね、こんな事を唐突に聞いてきた。
「cocoaさん、時代的に誰ですか?」と。

彼はね、あたしと同じB型なんだけどさ、それにしたってひどいね
主語、なさすぎ

つまりね、子ども時代から青春時代までの間でのアイドル、もしくは流行ってた曲なんかの話のことだったのね。

なるほど、そゆこと。と理解してから、色々と話すうちにまた思い出が蘇ってきた


そう。あたしの小学生時代は、としちゃん、マッチ、よっちゃんのたのきんトリオ。そして聖子ちゃん、明菜、少したってのキョンキョンなど…。
アイドル全盛期だったよね。

当時中学生のあたしたちは、なけなしのお小遣いで『平凡』やら『明星』を買い、付録の歌本を見ながら歌詞を覚えたり、グラビアページのアイドルたちに萌えってたわけですよ

こーゆーアイドル雑誌、どの本を購読してくかって結構重要だったりするんだけど、なぜかあたしは『平凡』を選んだ。
理由は今となっては思い出せないけど、なんとなく皆が『明星』を買っているから、違うほうが良かったのかもしれないね。

その方が幅広く情報を収集出来るような気がしたんだけど…結局共有するのは、お互いの本の違いの部分ではなくて、同じ本を購読してるってところにあったんだって気付いた時には遅かったね

なんか今さら『明星』に鞍替えするのも浮気っぽく、ポリシーがないように思えて、もう意地になって『平凡』を買い続けたんだけど、結局は『平凡』は廃刊。
『明星』が勝った形だったね。

ま、そんなアイドル雑誌の勝負なんかもあったわけだけど、ほんとあの頃はTVでも歌番組は多かったし、ビデオなんかも今ほど普及してなかったし、テープなんかも高価だったりしてたから、カセットテープが伸びるなんて現象がしょっちゅうあったわけだよね(笑)

とりためたお気に入りのカセットテープが伸びてラジカセの中で絡まって切れたりした日には、もうこの世の終わりくらいに泣いたっけ

そのかわり、学校や帰り道、皆で大声で流行の歌を歌ったりなんて事をしょっちゅうやってたんだ。
恥ずかしいなんて感覚はなかったに等しいよ。
部活終わりの更衣室の中。放課後の教室。校庭の大きな岩の上。
皆が集まれば、そこはどこであってもカラオケボックスに変身してたんだよね

しかも、超真剣。
ちょっとでも歌詞を間違えたり、音程を間違えたりすると、皆して指摘してまで完璧を求めて歌ってたからね(笑)

何をするにも真っ直ぐで一生懸命だったあの頃のあたしを含めた皆の姿を思い出した1日だったな

新人君、ありがとう。
でも君、も少し日本語勉強したほうがいいぜ


身近なリゾート、おおいそ。

2009-02-26 00:25:49 | 思い出

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 この写真って、すごくない?? 
 もちろん、ここまできれいな富士山を撮れたってのもすごいよね
 (実はこの日のこのシャッターチャンスはこの時間しかなくって、もう一度撮りたいと思って戻った時には、富士山は雲の中だったんだ…)
 でもね、それだけじゃなくってさ、南国リゾート+富士山っていうこのアングルがすごいやね しかも富士山は雪をかぶってるし

 本来はお蔵入りするはずだったこの写真。
 あたしのブログのオブザーバー的なあの人が、(って、だれ??? )そこに気付いたんだよね
 んなもんで、日にちは経っちゃったけど、やっぱアップしよ~って事になりやした

 2月17日
 町の社会教育の仕事として、神奈川県大磯町で開かれた社会教育の研究発表会に行ってきたのさ。
 会場は、あの芸能人水泳大会でおなじみだった、「大磯ロングビーチ」
 すばらしいホテルの一室を使って行われたんでやんす

 研究発表会の内容については、ここでは書くのをやめておきますわ。

 それよりも、このロングビーチの景色のきれいな事

 

 ちょうど天気も良かったりしたもんで、マジでリゾート気分だったよね
 こんな眺めのいい場所で、個室にこもって会議なんて、やってらんねぇな…

 いやいやっ
 そんなこた~、思いませんっ
 しっかりと町の社会教育委員の一員として、研究発表会の中身を見聞きし、今後の我がY町の社会教育に取り入れて行こうと、真面目に参加しておりました

 ってか…
 この大磯ロングビーチってばね、あたしが子どもの頃はよく来た場所でもあるんですわ
 意外に、色んな思い出のある場所だったりもします。

 中学生の頃、夏になるとアイドルがミニコンサートを開いたりしたんで、そんなんを新聞の折り込みなんかで見ると、女の子っちは計画を立てるんですわ。
 今年は、誰のコンサートに行く??? って

 当時は、まだまだ田原の俊ちゃんなんかも、人気を博してたりなんかして、小学校時代を「たのきんトリオ」一色で過ごしてきたあたしたちにとっては、永遠のアイドルだったんだわさ
 つーても、あたしはマッチ派。

 お付き合い程度に行くんだけど、やっぱ本人が出てくるとね、めっちゃコーフン

 「としちゃ~~~~ん

 なんて、いきなり昔からとしちゃんしか見てなかったよ風になるわけだ

 ステージが終わった後、まだまだコーフン冷めやらぬ人たちでいっぱいのステージ前。
 ふと見上げたホテルの一室から、もう一度としちゃんが出てきたりなんかして、それを最初に発見したのは自分だとばかりに、友だちに教えたり。

 そんなんも懐かしい思い出ですわぁ

 昔は持ち込み禁止だったんで、お昼ご飯にビーチサイドのお店で必ず買っていた皮つきポテト。
 塩がめっちゃ効いてて、泳ぎ疲れた体には、ものすごく美味しかった。

 波のプールとか、流れるプールなんては、この近辺ではここしかなかったから、ロングビーチに行った夜は、いつまでも流されてる感覚とか、波のプールで揺られる感覚を味わってたっけ。

 一番最後に行ったのは、今4年生の娘がまだ3歳で、2年生の息子が1歳の頃。
 ママ友だちと子連れで行ったんだよな~

 そんなこんなで、タイムトリップをした気分にさせられた、身近なリゾート大磯。
 またいつか行く事があったなら…昔は怖くてチャレンジできなかったこれを、やってみたいっす

 

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初めてのおつかいでもないのにさ。

2008-10-26 23:07:04 | 思い出

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 今日、夕飯をファミレスに食べに行って、子どもっちが食後にソフトクリームを食べてるのを見て思い出した

 あれは、あたしが小学校3~4年生の頃だっただろうか。
 夏場を少し過ぎた頃だったと思う。

 学校から帰ると、自宅に続いた美容院(ばあちゃんと母が経営)から、あたしを呼ぶ声が

 「なに?  」と言って顔を出すと、母が
 「これでさ、ちょっと買い物してきて」って言って、2000円渡してきた。
 cocoa「何を買ってくるの??  」
 母「ちょっとさ、オグラを食べたいのよ。ここにいるお客さんの分とか、兄ちゃんやじいちゃんの分もだから、10個は買ってきて欲しいな」
 cocoa「ふ~ん。10個ね。了解 ってか、オグラって何?? 」
 母「オグラったら、お母さんが好きなアレよ。」
 cocoa「お母さんが好きなアレ? ああ。アレかなぁ? 
 母「そうよ、アレよ。分かった?? それから、あんたも好きなもの買ってきていいからね」
 cocoa「やったっ 」

 あたしは2000円を握りしめて、何を買おうかとニヤニヤとしていた

 時折、こんな時があった。
 お店に来てるお客さんが全員常連さんだったりすると、サービスの意味もあってか、お茶とお菓子を出して世間話に花を咲かせてたりしてたんだよね
 この時に居合わせると、お客さんの方も気前が良かったりして、あたしに小遣いをくれたり、こーやっておこぼれをもらえたりもするから、しょっちゅうじゃないのもあって嬉しかったのを覚えてる

 さて。あたしの頭ん中では、買うものはすでに決まってた。
 
 それは、同じ商店街にあるケーキ屋さんのプリン
 ここのプリンは、カラメルソースがほろ苦くって、しかもプリンは甘すぎず、あたし好みの味だったから、大好きだったんだ。
 でも、プッチンプ○ンとかから比べると、大きさも小さく値段も高かったから、なかなか買ってなんてもらえなかったのさ

 これはチャ―ンス とばかりに、一目散にケーキ屋さんへ

 ケーキの並ぶショーケース越しに、ケーキ屋さんのおばちゃんが話しかけてくる。
 「何にします? 」

 子どものころ、あたしはこのおばちゃんがものすごーく苦手だった。
 だって、ものすごくせっかちなんだもん
 それに土地柄のせいか言葉はキツイし、顔もなんだか怖い。
 ケーキなんて、初めから何を買うかを決めてなんて行かないから、じっくりと選びたいのに、それを許さないトコロがあった。
 しかも大人のお客さんには、コロっと態度を変えて愛想良くなったりするもんだから、そんなトコロも苦手になる原因の一つだった。

 あたしは、ドキドキしながら言った。
 今はこのおばちゃんが苦手だなんて言ってられない。
 だって、あのプリンが食べれるんだもん

 cocoa「プ…プリンください。えっと~(兄ちゃんも食べたいって言うかもだから…)2個。それから…」
 おばちゃん「はいよ。それから? 」
 cocoa「えっと、えっと…オグラを10個ください」
 おばちゃん「は オグラ そんなもんウチにはないねっ 」
 cocoa「え いや、確か…えっと…えっとぉ…」

 泣きたくなってきた。
 おばちゃんが、ショーケースの向こうの、一段高くなったところから睨みつけてくる
 (だいたい、あたし、オグラなんて知らないんだよな…。
 ってかオグラ
って…なんだ???
 ああ、あん時ちゃんと聞いとけば良かった。
 好きなもの買っていいって言われて、ハッキリ聞くのを忘れちゃった。
 でも、今さら出直すなんて出来ないよ…。
 だって、そんな事言ったら、おばちゃん怒りだしそうだし… )

 あたしの頭ん中は、フル回転で色んなことを考えている。

 おばちゃん「分かんないんだったら、出直してくるかい?? 」

 意外にもおばちゃんの方から、出直して来いと言ってくれた。

 でも、そーなったらそーなったで、また違う考えがあたしの頭の中を占める。

 (…おばちゃんの言うとおりに、いったん戻ってお母さんに聞いて来ようか。
 いや、そんな事したら、お使いもまともに出来ないってお客さんに思われて、お母さんが恥をかくかもしれないしな…
 いやいや、それよりもまず、プリンを買おうとしてた事を止められるかもしれない。
 後からバレても、仕方ないねで済みそうだけど…。
 そ、それは困る やっぱし出直すなんて出来ないっ )

 おばちゃん「どーすんだい?? 」
 明らかにおばちゃんがイラついてきてるのが分かる。

 cocoa「あ、あのっ わ、分かりました コレですコレ 」

 あたしは、ショーケースの中に並んでいるケーキを指差した。
 おばちゃんはいぶかしげに眉を寄せて、
 「そりゃ、オグラじゃないよ。モンブランって言うんだ」と言った。

 cocoa「いえ、コレですコレ。だって、お母さんの好きなアレって言ったから。だからコレです 間違えありません 」
 おばちゃん「ふ~ん。ま、そう言うならいいけど。で、10個だったっけな? あとプリンが2個」
 cocoa「はいっ 」

 終わった…。
 めっちゃホッとした…。

 ショーケースからモンブランを取り出す、おばちゃんを見る時の気分ったらない。
 清々しかった
 これでやっとプリンが食べれる
 
 あたしは、しばらく前に食べたプリンの味を思い出して、ヨダレが止まらなかった

 おばちゃんが箱をショーケースに置いて言った。
 「はいよ。2860円ね」


 


 再び、まいあがってたあたしを突き落とす現実。
 お金…たんないじゃん

 おばちゃん「ん 聞こえなかったかい? 2860円だよ」


 で、結局あたしは、出直すことになった。
 家に戻りながら、あたしはブツブツと文句を言った。
 「お母さんが悪いんだよ。ちゃんと足りるように考えてお金持たせてくれたらいいじゃん 人にお使い頼んどいてさっ 」
 面倒くさくもあったし、愛しのプリンをお預けにされたのもあったけど、自分のせいじゃないだけに、気持ちはさほど沈んでもいなかった。

 家に帰ると、一応気を使ってお母さんをお客さんから離れた所に呼んだ。

 母「遅かったじゃない。あら? どうしたの? オグラは? 」
 cocoa「オグラは? じゃないよ お金、足んなかったじゃん 全くぅ。 もっかいお金を払いに行かなくっちゃなんだからさ、早くちょうだいよ 」
 母「なんで? なんで足りないの?? ってか、あんたどこに何を買いに行ったのさ? 」
 cocoa「だってお母さんが好きなアレって言うから、ケーキ屋さんだよ。そしたらさ、オグラなんて名前じゃないし、お金足んないし、散々だよ」
 母「ケーキ屋さん?? 」
 cocoa「そうだよ お母さんの好きな、上に栗の乗っかった…」
 母「あははははははは。そっか、そっか。ごめんね。お母さんが欲しかったのはさ、アイスよアイス。小倉のアイスよ。ほら、棒が付いてる50円くらいの。
 まあいいわ。お母さんがちゃんと言わなかったんだもんね。
 じゃあ、ケーキ屋さんに足りないお金を払って、その後に駄菓子屋さんで小倉のアイスを買って来てくれる? 10個ね」

 そうだったんだ…

 そしてあたしは、やっとまともにお使いをこなし、家に戻ってプリンにありついたのだった
 しばらくは家族中、その話題で持ちきりだった。

 あたしは照れ臭かったから、ブスッとしてはいたけど、プリンも食べれてアイスも食べれて…そしてあの買い過ぎたモンブランケーキも食べられた
 かなり得した気分だった

 そのお店は、今はもうない。
 夏場になると、そこにソフトクリームをよく買いに行ったのを思い出して、そして当時散々その店と共に語られたこの話を思い出したのだ

 なんとも間抜けな話だけど、当時のあたしは必死だったよな~

 あのおばちゃんは、今も元気なんだろか。


 


思い出のあの場所に行ってみようかな~。

2008-06-01 08:49:47 | 思い出

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 この前、ウチの息子が、授業で町探検に行きやした。
 で、家に帰ってくるなり、
 「ママ、入れ物にお水入れて 」と。

 何だかよく分からないまま、小さな入れ物にお水を入れて渡すと、ごそごそっとポケットから何やら取り出して、ポトンとその中へ入れました

 見ると、小さな「なみのこ」という貝が二つ。


 「海に行った友だちにもらったんだ♪ オレ、こいつら育てるんだ~」

 満面の笑みでそういう息子を見ながら、
 そっか、そろそろ、貝をとりに行くのもアリかな??  って思ったんだ♪

 
 そう言えば、あたしが子どものころは、よく海に行って貝を獲ったっけね

 じいちゃんとも散歩しながらよく行ったし、お父さんとも三交代勤務の休みの日に行ったな。
 まだ海に入るには肌寒い時期でも、波打ち際の岩をはぐれば獲れる「なみのこ」は、小さいながらも美味しくって、ビニールいっぱいに獲ってきては、茹でてみんなで食べたっけね

 何せ小さい貝なもんで、つまようじでも取り出しにくい。
 マチ針を使って、チマチマチマチマ…一生懸命中身を取り出すんだ
 一つずつ取って食べてると味気ないからって、30個くらいの貝の中身を出して、お醤油かけて一気に食べるのが通

 カニと同じで、みんなして無言で頑張る(笑)
 やったあ~ いっぱいになったぞ~って食べようとすると、お父さんが
 「おっ cocoaありがと♪ 」
 なんつって全部食べちゃったりして

 「おとぉさぁ~ん… あたし、頑張って出したのにぃ~… 」
 「はははは。ごめんごめん。
 じゃあ、お父さんの出したヤツをあげるよ。ほら、いっぱいあるぞ~ 」
 「わぁ~ ほんとだ あたしの出したヤツよりいっぱいだぁ 」

 そんなやり取りも楽しかった思い出だな


 ふふふ。思い出しちゃった
 何だか行きたくなっちゃった
 今日は、旦那さんは仕事日でいないし、娘は早朝からスイミングの大会へ。
 あとから娘を見に行くとは言え、それじゃあ、息子はつまらなそうだし…。
 一緒に海に行ってこよっかな~

 あの、思い出の海へ…


思い出の駅弁。

2008-05-18 19:13:04 | 思い出
  

 ポチってくれてありがとねうっれし~なっ

 そんなわけでクリックどぞどぞ)久々に昼間に駅なんぞに降りたもんだから、お昼ご飯は駅弁にしたじょ。

 駅弁ってさ、今はたま~にしか食べないし、もちろん日常的には食べないせいか、すっごく懐かしい感じがするんだよね

 昔、あたしのじーちゃんが、良く買ってきてくれたっけかな~。なんて、思い出しちゃった。



 あたしの家は、お母さんとばあちゃんが美容院を営んでたんだよね。
 当時は、まあまあの人気店。
 わざわざよその町の美容院に通うなんて事は、よっぽどじゃないとない頃だったもんでね。
 町で一番の老舗美容院だったウチは、かなり忙しかったんだ

 じいちゃんはと言えば、国鉄に勤めてたんだけど(今のJRですな)、健康診断で心臓が引っ掛かったからって言って、早々に仕事を辞めて、髪結いの亭主ってな感じ。
 とは言っても、ご飯の支度こそしないものの、お店の掃除やら洗濯やらってのはやってくれてたんだ。
 忙しいお母さんやばあちゃんにとっては、助かってたみたいだよね

 でもじいちゃんはね、髪結いの亭主となってからも、まるで出勤するかのように、午前中は毎日毎日、電車に乗って出かけてたんだ。
 何をするともなく、本を買ったりブラブラしながら、お母さんたちのお昼ご飯やオヤツを買ってくるってのがお決まり。

 それで、時々は駅弁を買ってきてくれて、あたしも学校が休みの日には、食べてたんだよね


 じいちゃんは、誰かが食べてる姿を見てるのが好きな人でね。
 自分は食べもせずに、じーっと見てはニコニコしてんだ。
 時には、あたしが食べこぼしたものを、そのそばから「こう、こう、こう、こう」(謎の言葉)って言いながら、片づけてくれたんだよね。

 子どもだったあたしは、それが嫌でね
 「もぉ~、やめてよ~
 なんて、言っちゃってたな…。ごめんねぇ。

 じいちゃんの思い出は、な~んかみんな食べ物にまつわるんだけど、この駅弁はその一つ。
 ほんとに美味しかった

 過去の思い出を思い出しつつ、また現在が新たに思い出として加わるんかな~??
 なんて思いながら食べました♪

 じいちゃんとの食べ物の話は、また機会があったら書こうかな~

しびび~

2008-05-04 12:31:59 | 思い出
   

 ランキング再び上昇いつもポチっとありがと~


 みなさん、「しびびー」って知ってます??

 あ、「しびびー」ってのは通称で、正式名は「カラスノエンドウ」
 こんなやつ

 

 ごめんね。
 もう、ちょいと花の時期は過ぎちゃったみたいで、あんまし良い写真が撮れんかった

 でも、花がなくなるくらいの時期が、あたしにとってはめっちゃ楽しみなんだ
 っていうのも、この「カラスノエンドウ」の実ってか「エンドウ」なんで、鞘かな?
 その鞘が、笛になるんだよね。
 あたしの子ども時代、ママとかじーちゃんに教えてもらって、さんざん遊んだんだな~
 
 
 えへ。なんか、素朴でいいんだよね~。
 意外に笛を鳴らすのにテクニックを要するところも、友だちと競い合ったりしていい感じだったんだ

 今は、あたしがうちの子や学校の子どもたちに、作り方や遊び方を教えてるんだよ♪ まさに伝承の遊び

 でもね、年に1度しかお目見えしないもんで、なぜか毎回微妙に作り方を忘れる
 ありゃ、こっちだったっけ?
 いや、あっちだったっけ?? ってな感じ

 んなもんで、ここに作り方をのっけよっかな~と思って♪


 まずは、よ~く太った鞘を探しまっす
 これね、ペッチャンコのだったり、膨らみがイマイチだと鳴らないんで、注意っす。

 で、イイ感じの鞘を見つけたら、

 

 シッポ(左)と同じ角度で、頭を(右)切り取ります

 

 こんな感じね。

 そしたら、お腹の部分を割りま~す

 

 爪を使って、上手にゆっくりと割らないと、本体が切れちゃうので慎重にね

 中に入ってる豆を、全て取り除きま~す

 

 そんでもって、この写真は、途中まで取っちゃてるんだけど、豆のあったところにある、白いやつをきれいに取りまっす

 こんな感じ

 

 あ、こん時に、あんましムキになって取ったり、鞘を開き過ぎると、つながってる所が切れちゃったりするんで、適度にね。優しくね

 で、完成

 シッポの方を口にくわえて、鞘がタテになるようにするんだ
 くわえるには、優しく適度に唇で押さえま~す
 ふ~って息を入れれば、鳴る…はず…

 鳴り始めは、ぷすんっぷすんっていうかもね♪
 そしたら、鳴るよって合図だから、諦めずに吹いてみてね


 う~~~ん。
 ここの、鳴らし方の説明が、一番難しいなぁへへ。
 こればっかは仕方ないんで、許してちょ


 さてさて、ウチの庭も、結構にぎやかになってきてたんね
 ここんとこ、庭の花を眺める余裕もなかったからね。

 キレイだったんで、しびびーとは無関係だけど、アップしときまっす

 

 まだまだ蕾がいっぱい
  これから、めっちゃキレイに咲くね

 

 クレマチス
  なんか惚れて買ったけど、育ちがイマイチで…最初はもうダメかと思ったんだ。
  でも今年は、いっぱい花を咲かせてくれてま~す

 基本、手間のかからない、地植え

 面倒を見ずに、花を見るのがすき~って、随分身勝手だねへへへ。

 でも、ウチの庭の花たちは、たくましく育ってま~すよっ

ロ○ットババア、再び。

2008-04-19 21:33:18 | 思い出

  

 今日も、ぽちっとよっろしくぅ~


 前回の、あたしの思い出話。 「ロ○ットババア」 は~い♪クリックどぞどぞ。
 思ったよりも、好評だったんで、続編でっす。

 あの、心温まる(?)チロルチョコの日から約2年ほど経過した、あたしが中2の時のお話。
 ロ○ットババアの伝説を、痛感する日が来るのだった


 夏も終わりに近づいた日の夜。
 あたしは、数人の女の子たちと一緒に、学校へ向かった。

 なぜ?

 そう。それは…。


 友だちのEちゃんが、
 「花火が余ってんだけど、やらない?? 」と持ちかけたのが、発端だった。

 あたしを含めた数人の女の子が行くことになり、週末の空が暗くなった頃に集合した。 
 とりあえずは、みんなの家の真ん中ら辺にある、Eちゃんの家に集合して、どこでやるかを考えた。


 考えてるうちに、みんなの頭の中に、あの、5年生の宿泊学習の親子花火大会の事が思い浮かんだ。

 なんとな~く、みんなの顔が、それを言ってる。
 だけど、口火を切る子はいない。

 しばらくの沈黙の後、Eちゃんが言った。

 「小学校でやろうよ! 」

 「マジで 」

 「うん! 」
 ニヤリと笑うEちゃんの顔が、反対することを許さない感じだった。

 よし!

 みんなは、意を決すると花火を手に、小学校へと向かった。

 向かってるうちに、何となく気が大きくなってきた

 いっくら、ロ○ットババアがこわいとは言っても、中2の女子数人ばあさん一人じゃ、どうやったって負ける気がしない。

 小学校に着くころには、
 「ロ○ットババアなんて、クソくらえ~ 」ってなくらいになってた。

 
 夜の小学校は灯りも少なく、花火をやるにはあつらえ向きだった。

 とは言っても、ちょっとロ○ットババアが気になるあたしたちは、ぐる~っと校庭を回ってみた。

 …いない

 ホッとすると、あたしたちは安心してハジケだした

 きゃ~きゃ~、って言いながら、花火を楽しんだ

 中学生になってから、テストや校則に縛られて、ちょっとストレス溜まってたしね。
 こんな風にして友だちと花火を楽しむのが、すっごく楽しかった

 

 花火も残すところ、あと一握りになった時、校庭周りのフェンスの向こうに、何やら黒い影が。

 
 …何だろう。

 じっと見てても、微動だにしないけど、何か異様な殺気を感じる。

 しかも、デカイ。

 ゆうにフェンスを超えてる。


 その影に気づかずに、花火を振り回して笑ってるEちゃんに、誰かが声をかけようとした時、

 「おりゃ~~~~~

 影が一気に飛び込んできた

 それが一体何なのか、把握するまでに、すごい時間を要した。

 あたしたちが、それがロ○ットババアなのだとわかった時には、Eちゃんの髪の毛をつかみ、ブンブンと振り回しているところだった。


 負けん気の強いEちゃんは、振り回されてもなお、
 「ロ○ットババア~ やめろ~~ 」って叫んでた。

 その声に、ババアはますますエキサイトする。



 「お願いしますっ もう、Eちゃんを放してくださいっ
 「花火をやってごめんなさいっ


 周りで震えていたあたしたちは、Eちゃんの姿に、黙ってはいられなくなった。
 ほんとに、殺されるんじゃないかと思った。

 てか、
 そんなに花火が嫌いなんだ。

 「お前ら~ 学校で花火やっちゃいかんって、知ってるだろ 」

 鼻息荒く、ロ○ットババアが言う。

 「はいっ ほんと、ごめんなさいっ だから、だから、Eちゃんを放してくださいっ 」

 「だめだ ルールが守れんヤツは、警察に突き出すんだ 」

 「もう、やりませんからっ
 「だめだ 」


 う~~~~っ

 その時、一瞬の隙をついて、Eちゃんがババアの手を放れた。

 「あっ こらっ おまえらっ まて~~~ 」

 走って逃げるあたしたちの後を、すごい形相で追いかけてきた。


 怖かった。
 マジで怖かった。

 しばらくは振り返ることも出来なかった

 やっとのことで振り返った時は、もう、小学校からかなり離れた場所だった。

 さすがにロ○ットババアは追いかけては来ていなかった。



 あたしたちは、恐怖にひきつった顔を見合せて、
 お互いの無事を確認して、喜び合った。


 翌日から、ロ○ットババアの怖さ、そして、あたしたちが勇敢に立ち向かったと、捻じ曲げられた噂話が飛び交った。








 あれから、10年くらいたったころ、
 ロ○ットババアは、天に召された。

 その時に、再びロ○ットババアの、数々の話が話された。

 その中で、一つだけ訂正として流れた話があった。

 それは、なぜロ○ットババアが、花火を嫌いなのか?って事。

 ずいぶん昔に、ロ○ットババアは貰い火で、自宅が火事になったことがあったんだそうだ。
 その時の事を思うと、花火が…というより、その始末が怖くて、あんなに必死になっていたんだと…。

 ロ○ットババアは、やっぱり、いい人だったのかもしれない。

 ただ、とてつもなく、不器用だったけど…。 

 


ロ○ットババア。

2008-04-18 07:09:37 | 思い出
  

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 昨日、会社の女の子に、懐かしいものをもらった。


                images
 そう。チロルチョコの、コーヒーヌガー

 いまでこそ、色んな味が出てバラエティーにとんでるけど、当時は「チロルチョコ」と言ったら、これだったな…

 な~んて思いながら食べたら、「チロルチョコ」にまつわる思い出を、思い出したんだ


 ※このお話を読む前に…。
   この中に出てくる人物のあだ名を、一文字伏字にしてあります。
   と、言うのは、そこが分かると、たぶん知ってる人にはすぐに、あたしの生息地が分かってしまうので…。すみません(それくらい、強力なキャラの人)
  とは言え、皆さんにも分かりやすいようにはしています。
  お楽しみくださいませ



 それは、あたしが小学生のころ。
 よくある学校の七不思議的な話の一つに、近所に住む「ロ○ットババア」ってのがあった。
 最初に聞いた時は、なんじゃ??? って思ったよね
 だって、ロ○ットなんて、人のあだ名として付くものじゃないと思ったんだよね

 ついでに一緒に語られる名づけの理由は、
 「怒るとロ○ットみたいな勢いで追いかけてくる」って事だったけど、
 あり得ないしね

 正直あたしとしては、その話をしている時の、上級生の反応を楽しんでた感じだった。


 そんな風にして、子どもたちに恐れられて語られる、ロ○ットババア。

 放課後の校庭に、3匹の犬を放すのが常だった。

 ほとんどが、友だちの家との行き来で遊んでいたあたしは、けっこう高学年になってから、それを見ることになる。

 かなり大きくて、凶暴な3匹の犬を子どもたちにけしかけては、
 逃げ惑う姿に、がはがはと笑うデカイおばあさん。
 そんな感じ

 「やっぱ、ロ○ットババアってこわい…」って思った。



 5年生の宿泊学習で学校に泊まった時、
 校庭で親子花火大会をやった。
 手持ち花火や、打ち上げ花火なんかで楽しんでいると、急きょ終りになった。
 「え~~~

 まだまだ始めたばかりで、不完全燃焼な子どもたちは、先生たちに詰め寄ったけど、先生は
 「ご近所の迷惑になるから…」としか言ってくれなかった。
 そのあと、
 「さっき花火がやれなくなったのは、ロ○ットババアが学校に、文句の電話をしてきたらしいぜ」って、誰かが言った。
 みんなで、
 「くっそ~ ロ○ットババアめ~~」って、ブリブリ言ったっけ。
 その日から、ロ○ットババアの語りには、
 『どうやら、花火が嫌いらしい』ってのが加わった。



 6年生の秋。
 
 「え~っと、みんなで学校周りの枯れ葉を掃除しよう! 」
 先生が言った。
 「え~~ なんで今 
 「6年間、お世話になった学校だから、きれいにして出ようよ」

 …そ~言われたら、いたしかたない。

 みんなで、ほうきやチリトリを手に、掃除をした。
 
 ウチの学校は、3クラス編成。
 順番に掃除をするって事だったけど、一番最初のあたしたちは、かなり大変だった
 1時間たっぷりかかって掃除を終えたとき、
 「あ~、ご苦労さんだね~」っていう、野太い声が聞こえた。
 振り返ると、そこにはロ○ットババア。
 一瞬にして、みんなは固まった。

 「ほれ、キレイになったじゃね~か。やりゃ~できんだな。…おい、おまえ
 
 …あたし??? 

 「そうだよ、おまえだよ。 こっち来て手伝え

 ロ○ットババアのご指名を受けたあたしは、ビクビクと後ろをついて行く。
 クラスの女の子たちは、心配そうに見守り、
 男の子たちは、ニヤニヤと笑っていた。

 …怖かった。
 何をさせられるんだろう…

 「お前、ちょっとそこで待ってろ」
 ロ○ットババアは、そう言うと自宅へ入って行った。
 …てか、こんなに近所かよっ って、ビックリするくらい近かった。

 みんなの緊張が伝わってくる。

 あたしだけじゃない。
 呼ばれてないみんなも、ドキドキしていた。

 しばらくすると、ロ○ットババアは、片手に何かを抱えて出てきた。

 「おいっ、お前。これを、そこのブロック塀に2つずつ並べろ」

 そう言って渡されたのが、「チロルチョコ」の入った箱だった。

 「いいか、ブロックのつなぎ目を使えばいいんだ。
 ほれ、お前たち全員で何人だ」
 「はいっ 38人ですっ
 「先生は入れたかっ」
 「いっ…入れてないっす 入れて、39人ですっ

 「おう…。んじゃ、並べろっ」
 「はいぃ~~~

 あたしは、渡された箱を抱えると、ロ○ットババアの家の塀にチョコを並べた。
 全部並べ終わると、ロ○ットババアは、
 「に~、し~、ろ~…」と言って、確認した。

 「おし、ちゃんとあってるじゃねぇか」
 そう言って、ニヤリと笑った。
 笑ってる顔なんて、初めて見た。
 …てか、6年生ですんで、そのくらい出来ますがな

 「よし。おい、お前ら、ひとりずつそこに並べ。
 そんで、そのチョコ持ってけ。頑張った褒美だ」

 ロ○ットババアの言葉に、みんな一瞬戸惑ったものの、
 「ありがとうございます」って言って、チョコをいただいた。

 「わしはな、別に意地悪じゃないんじゃ。
 お前たちに人として、やるべきこと、やって欲しいことを言ってるだけじゃ」

 ロ○ットババアは、誰に言うともなく、そんな事を言っていた。

 案外、いい人かもしれないって思った。
 ほんの一瞬ね。
 だって、犬をけしかけるんだもん。
 子どもながらに、ちょっと矛盾してんなって思ったし
 とは言え、そんなことはもちろん言えないんで、ただ黙ってチョコを食べた。

 でも…なんか、大人の味だった。
 いつも、駄菓子屋で買って食べてるのに、この時のチロルチョコは、コーヒーの味がすっごく大人な感じがした。
 ロ○ットババアに、褒められたからかもしれないし、もうすぐ卒業するってのもあったのかもしれない。

 なんか嬉しかったのを覚えてる。
 


 仕事をしながら食べたチロルチョコ。
 なんか、そん時のほろ苦い味がした。
 
 だから、こんな思い出が蘇ったんだね…。

 えへ


 後日談。
 
 その後、残りの2クラスも掃除をしたけど、
 ロ○ットババアは、チョコをくれなかったどころか、褒めてもくれなかったそうな。
 ウチのクラスの話が先行していただけに、
 他のクラスの子たちの、ロ○ットババアへの感情は変わらんかった。
 ってか、むしろ期待を裏切られて、さらに悪化した。
 ……あは…。

思い出の再会。

2008-04-08 20:45:39 | 思い出

  

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 今日は、離任式に出席。
 2人の先生が、ウチの学校から退職、転出しました。

 そのかわり、何名かの先生が赴任してきて、
 そのうちの1人の男の先生が、ウチの息子の担任の先生になりました。


 いやね、実は、昨日の入学式のときにも、すでに見かけてるんよ。その先生

 そんでもって、ちょうど、息子の教室の前を通った時に、
 黒板に「T野」って、先生の名前が書いてあったのを見たんだよね。

 ………T野???


 結構、ウチの方じゃ珍しい苗字。
 記憶の中に、同じT野って先生がいるが……。


 いや、違うだろ。
 


 そう思って、昨日はスルーしたものの、今日の離任式で、マジマジ見ると…。


 う~~~ん。
 やっぱし、記憶の中の先生とダブるんだな


 気になって、教頭先生をつかまえて聞いてみた。

 「教頭先生、あの、T野先生ってさ…
 「あ~、はいはい。新しく来た先生ね」
 「そうそう。あの先生さ、なまってる???
 「え…っと…」
 「いや、変な意味じゃなくって。
 もしもなまってたら、あたしの昔の担任の先生かもって…
 「あっ(ほっ)。 そんならなまってるかもね」


 やっぱしだ
 あたしが、小学4年生の時の担任の、T野先生だ
 東北出身で、なんかあったかいなまりのある口調が印象的だった、あの先生だ。


 そっこーで、先生の所へ行って、話しかけてみた。

 「ねぇ、T野先生?
 「はい」
 「T野先生ってさ…T野先生??
 「???………はいT野です(なんのこっちゃ??)」
 「あのさ…あたし、分かるかな?
 「ん……ん~~ cocoaか! ○○(旧姓)cocoaだろ?」
 「にゃは~ん。やっぱし、T野先生だぁ~~あはっ。なっつかし~。覚えてた?」
 「うんうん。覚えてるよ」


 な~んつって、ちょいと懐かしい再会をしたんだな。

 ちょうど、式も開会となったので、とりあえず話は終わり。
 閉会後に、も一度話したよ。

 「センセ~あのさ、あのさ、」
 「うんうん」
 「馬糞紙
 「あははははは、もう今は、そんなこと言ってないよ~
 「にゃはははは


 この、T野先生。
 わら半紙の事を、当時「馬糞紙」って言ってたんだ。
 うっそだ~。っていう、子どもたちの声に、
 「いや、先生の田舎では、これは馬糞紙って言うんだ」って、言い張ってた。
 
 T野先生と言えば、馬糞紙ってくらいに、話題になったんだよね

 なんか、合言葉みたいだった。
 「馬糞紙」って言って、笑い合ったとたんに、

 当時よりも年を取って、白髪交じりになってて、なんとな~く温和になっちゃって、
 雰囲気が違うって、最初に思ったけど、
 そんなのは、み~んなすっとんで、あの時の…


 小4のあたしと、T野先生に戻ってた。


 ちょうど、あたしの横に来た娘に、先生は一つの思い出話をしてくれた。


 「あのね、君のママはね、すっごく優しかったんだよ。
 私がね、給食の時に箸を落としてしまったんだ。
 そしたらね、『先生、あたしが洗ってきてあげる』って言って、すぐにキレイにあらってくれたんだ。
 私は、それが、すっごく思い出に残ってるよ」って。


 せぇんせぇ~
 あたいを泣かしてどぉする



 夕方、息子にもご報告。
 「ねぇねぇ、担任の先生さ、ママの昔の先生だったんだよ
 「うん、知ってる。だって、先生が言ってたもん」
 「あは。そうなんだ。先生、なんて言ってた??
 「あのね、苦労したよ…だってさ」


 ………


 先生…。
 どうやら、徐々に色んなこと、思い出したようですなははは…


幼稚園に行くぞ~♪

2008-03-27 06:58:51 | 思い出
 ありがと~♪3位キープ中

 
 パートの仕事が、繁忙期に差し掛かりました。
 いつもより、ちょい早めのスタートだわさ

 ここの所、部署内の入れ替わりが激しくって、さらに新人ばかり…。
 全ての負担が、こっちに来てますです

 だからみ~んな、何だかイライラしてんのさ

 いや、分かるんだけどね、その気持ちも。
 でもさ、イライラしたからって、仕事が終わるわけじゃなし。
 ねぇ…

 とは言いつつ、あたしもどっぷり疲れてるね

 昨夜は、むっちゃ早く寝ちまいましたははは…。


 今日は、幼稚園の離任式に出席しますです。
 仕事は休めないんで、遅刻した分をずらして就業することになってるんだ。
 だから今日は、たぶん夕方までだね…

 今回離任する先生は、ウチの下の子が年中の時に担任してくれた先生。
 個人的にもお付き合いがあって、おととしの夏は、上の娘がお泊りにいきました。

 去年は、あたしがP会長になって忙しく、メールもままならない関係になっちゃったけど、今回の離任が決定して、直接知らせてくれました

 なんか、めっちゃ嬉しかったね 

 今度、飲みに行こうよなんて言いつつそのまんまになってるってのに、
 あたしのこと、忘れないでくれたんだね
 嬉しいっす…

 バタバタしてて、何も用意出来てないけど、せめてお手紙くらいは用意して行きたいトコロ。
 子どもっちに書かせようっと

 
 今日の離任式。
 久々に会えるママ友だちも楽しみなんだよね

 だって、卒園してからは、ぜーんぜん会えてないもんね。

 赤ちゃんが生まれた子もいるっていうし、それぞれの子どもも大きくなったんだろうな~

 
 何より、園舎にまた行くってトコロがいいね。
 懐かしいな

 初めての集団生活に、子どもよりも、あたしの方が戸惑ったっけ。
 案外、ママたちも大変だな…って思ったことが蘇ったにゃ

 毎日毎日、朝の送りや帰りのお迎えの時に、コミュニケーションを必死で取ったっけ

 そのうちには、みーんな仲良しになって、幼稚園がひけた後は団体様でウチに流れたのも、いい思い出。

 子ども+その兄弟+ママってな感じで、総勢20人位がウチのリビングに収まってたってのも、なんだか笑える

 子どもそっちのけで、コーヒー飲みながら盛り上がったにゃあは。

 それぞれがお持たせで持ってくる、スナック菓子が溜まったのも、何か面白かったな

 こーゆーコミュニケーションがあるから、ウチの学年はすっごいまとまりがあったよな~。
 上の子の時も、下の子の時も。

 卒園時恒例の、最後の発表会でのママさんたちの出し物も、
 すっげ~一体感あったもんねあは。
 今となると、恥ずかしいけどね

 先生と、そんな話も出来たらいいな~。ふふ。楽しみになってきたぞ

 あ、子どもっち起こさなきゃ

 春休みになってから、途端に朝寝坊っす

 

思いのまま、気の向くまま…。

2008-01-26 10:49:16 | 思い出

←みなさんの、クリックのおかげで、ジワジワ上昇中

 おはよ~ございまっす

 昨日のテンションがウソのようですいっしっし


 やっぱ、あたしはこーでなくっちゃね~



 今日は、お昼から、読み聞かせボランティアの新年会
 おばちゃまたちとの、楽しい会食でやんす


 私はね、子どもの頃から、おばちゃんたちとウマが合うの

 母が美容院を自宅で営んでたからかな?

 小学生のうちから、「女性セブン」とか「女性自身」とかを読んでたりしてさ

 お店が私の遊び場だったからね

 ナルシストよろしく、いっつもデッカイ鏡を見つめては、うっとり…なんて感じ。ははは

 たま~に、母の横で、手伝いもしたっけな

 パーマかける時なんては、「○番!」なんて言われて、色んなサイズのあるロッド(たしかこんな名前だったっけね)の中から、言われた番号のサイズを選んで渡すんだよ。

 ペーパーは、シワをのばして、ピッと渡す

 輪ゴムは、指にひっかけて広げて、タイミングよく

 その順番に、ちゃ~んと先回りしてやらないと、お母さんがやりにくいからね。

 呼吸が合ってないとダメなんだ

 しかもその合間には、お客さんとのお話もしなくちゃいけないの


 めっちゃ愛想のいい子どもだったわさ


 うまくいけば、お客さんから、チップもらったりしてね

 「え~いいんですかあ~?ありがとうございます!!!」なんつって、礼儀も忘れない。


 なんで美容院を継がなかったのかなぁ…なんて、今では思うけどね。

 ウチは、町内では一番古い美容院でさ、ばあちゃんが一代で築いたんだよね。

 だから、お店タタムときには、めっちゃ泣かれちゃった。

 「ココアが継いでくれればよかったのに…」ってね

 ばあちゃん、ごめんね

 でもアタイには、他の夢があったのよ~



 ああ、おばちゃん話から、ここまで話が飛んでった。

 でも、思いだすと、私は寂しがり~だからさ、じつは、家に居ながら相手にしてもらえない母のお尻を追っかけてたんだよね

 じいちゃんは、よくそんな私をかわいそうに思ってか、色々買ってきてくれたけど、そんなんじゃないんだよね

 モノで心は埋まらないんだ(じいちゃんの気持ちには、めっちゃ感謝してるけどね)

 だから、モノより思い出

 あたしの企画したイベントは、間違いじゃなかった~~~~

 (また話がP会長にまで飛んでった

 少々壊れ気味~


成人式…色々あったね(汗)

2008-01-13 08:42:35 | 思い出



 今日は晴れる予定だったはずなんですけど未だしかも寒いっす

 あ、ウチの地域では、今日が成人式なんですよね

 私は、P会長にもれなく付いてきた仕事で、社会教育委員を委託されてるんで、式に出席するわけです

 今ってどうなんですかね?成人式。まだ荒れてるのかな?

 ウチの地域辺りで、そんなんあるんかな??ま、楽しみですね

 ちなみに、今日の成人式には、ウチの会社の子も出席するんですよね

 あぁ、思いっきり歳の差感じますね、こんな時は

 普段はめっちゃ友だち感覚っすけど

 

 私の成人式の頃は、荒れるって事はまず無かったなあ

 男の子っちは、ちょい肩で風切る感じの所はありましたけど、どっちかって言うとちょっとした同窓会チックだったんでね。

 久し振りに見た同級生の姿に、驚いたり、惚れ直したりってなとこでしょう
 (あっちゃこっちゃで、なぜだかカップル化してましたもん…

 この日から、お酒が飲めるってんで、皆で飲みに行ったなぁ

 「今、何やってんの?」から始まって、かなり盛り上がりましたね~

 

 そう言えば、こんな時は、小・中学生の時とは全く違う面を見れたりするんで、

 『あー、人ってやっぱ勉強よりも、社会に出てからの生き方だな…』なんて思いました

 それっていうのも、小学校時代から勉強・スポーツなんでも来いのAくんと、

 小学校時代から暴れん坊のMくんの現在を見たからでしょうね

 彼らは、もちろん、成人式の時には全く違う路線を歩いていました。

 Aくんは、大学生。Mくんはもう一人前の仕事をする職人さんになっていました。

 隣町での二次会が終わり、三次会に行こうかって時に、Aくんが

 「あ、終電行っちゃった。どうしょう…俺、明日試験なんだよ」って言って焦ってたのを見て、Mくんが、

 「Aくん、タクシーで帰れよ」って言って2000円を握らせました。(当時は、お釣りもらえる金額ですよ)

 すげぇかっこいい~って思いましたね。これは…。

 この男気いいっすよね。Mくんは、あれから○○年経った今、地元で会社を営んでいます
 時々車ですれ違って挨拶したりしますけど、社長さんとして日々頑張ってるみたいです

 

 人ってホント、分からないもんなんですよね。

 

 あ、そう言えば、私が小・中通してずーっと喧嘩してたSくん

 成人式の翌日から、ストーカーに変貌しました

 毎晩毎晩、つけ狙われてましたねあぶなかったっす。

 でも、いいこと聞きました

 男の子が、女の子をいじめる時って、やっぱ好きなんだってよ 


海に心が洗われて…。

2008-01-01 22:35:17 | 思い出



 行ってきましたよ~初詣その後、ちょいと眺めの良い所まで行って、年賀状に使う子どもたちの写真を撮りに行きました

 私は生まれた時から、のそばで暮しているせいか、この景色がすっごく好きなんですよね

 その、見なれた私が感動するほど、今日の海はキレイだったんで、初画像

 何気に、分かる人には分かってしまう写真でありますが、勇気を出してみました

 この景色を見ているうちに、小さい頃の思い出が蘇ってきました



 そう、私が子どもの頃は、よくこの場所まで歩きました。

 父と母と、4歳年上の兄、そして、5匹のワンコ。

 自宅から片道1.5kmの道のりを、犬の散歩と称して家族4人+ワンコで歩く。

 学校の事、友だちのこと…。普段は話さない事を話した記憶があります。

 仕事に忙しく、平日はほとんど顔を合わさない父と、自営の商売を営みながら、日々の家事に忙しい母。

 もしかしたら…休日のこの時間を、大切にしていたのかもしれませんね。

 幼い私は、休日に早々起こされたあげく、この距離を歩かされることに、ブツブツと文句を言ったりしましたが、「そんな事言うなよ~」と笑ってかわしていた父の、懐の広さに感心します。

 (私だったら、笑ってかわせません


 そんな思い出に浸りながら、海を眺めていました

 あれれもしや、今頃…年賀状の写真をなんて思ってます???

 はい。そうです今年はもう開き直って、いただいた年賀状に返信しとります

 これって、いつ頃届くのかなぁ