B&B&B

回り道を全力疾走

仏滅の力

2006-12-09 14:52:57 | 未分類
今日は久々にBCへ行ける。

そう確信していた。

家を出るのはちょっとばかし遅れたけど、俺の足で巻き返せない時間じゃない。

自転車のべダルに力が入る。

体中をフルに動かして原チャリを抜かす。

ミラーで後方確認。

ミラーがない。

バイクの癖がでた。

そんな事はどうでもいい、早く駅へ。


駅に着いたときには、快速が出たばかり、普通が待っている。

走れば間に合う。

自転車の鍵をかけ、得意の5段飛ばしで階段を駆け上がる。

足腰には昔から自身があるのだ。

かっこよく自動改札を抜け得意の1段飛ばしで階段を駆け下りる。

しまった。

電車のドアがしまりそうだ。

アナウンスが流れる。

グリグリグギzzzzzzzzzッッッ!!!

何が起こったかわからない。

激痛が走る。

その場に倒れこむ。

ドアが閉まってしまう。

足をくじいた?

何か音が鳴った。いつものじゃない。

捻挫か?

これが捻挫というものなのか?

とにかくヤバイ音がした。

どうしよう。

たぶんこれはダメだろう。

このままサークルにはいけないだろう。

その後のバイトにもおそらく・・。

とにかく家に帰ってシップでも張らなくては。

どうやって帰ろう。

自転車?

いけるか?

まず、歩けるか?

歩いてみよう。

なんとか立てた。

今、転げ落ちた階段を上っていく。

上れた。

でも、足が熱くなってきた。

これってやばい?

とにかく電話しよう。

という事で親に送ってもらって無事、病院にも行く事ができました。

でも結局その後、歩く事もできなくなった。松葉杖生活へと。

今日は仏滅。

確か、先月、携帯がトラックに轢かれてスクラップになったときも仏滅だった。

ついてねぇ!

不運だ!

不運か?

今日の原因は何か?   不運か?

原因は、時間的余裕がなかったこと、自分の身体能力への傲慢、

原因は自分にある。

ケイタイがトラックに轢かれたときも不運が原因ではない。

ぼけっとのチャックを閉め忘れた事だ。

自分の責任を運に押し付ける考え方に反省する一日でした。

風の中、2

2006-12-09 14:29:40 | 未分類
だいぶ、彼女も機嫌を直してきた。

ルート3は彼女が一番好きなコースだ。

もちろん、僕も大好きだ。

僕はよくバイクに乗っているとき歌っている。

フルフェイスのヘルメットをかぶっているから、小さな個室にいる感じだ。

誰にも聞かれないから、大声で歌える。

唄う歌はそのときの気分によって変わる。

ウタダだったりユズだったり、エルトン・ジョンやビリージョエルもよく唄う。
J-POPもK-POPも洋楽も色々好きな曲はある。

歌は独りで唄っているときが一番気持ちがいい。
誰かがいると、ちゃんと歌わないといけない感じがして楽しめない。

歌詞の分からないところは適当に唄う。

別に僕はそれでいい。歌詞の意味を一つ一つ考えながら唄う事なんて悩んでいるときか失恋したときぐらいだ。

唄う事が気持ちがいい。声をリズムに合わせて唄う事に僕にとっての唄う意義がある。


エンジン音が後ろから聞こえてくる。

ミラーで確認。

すぐ後ろに車がついている。

しまった!

急いでハンドルを左へ

遅い!

後ろの車も左へ来た。

くそっ。

もう一度右へ。

運転手が一度僕のほうを見たのがわかった。

笑っているのか?

車はそのまま僕を抜かして行った。

後から、右の車線に行った後で後方確認を忘れてたことに気がついた。

でも、あまり気にしない。

ルート3にはよく気の短い車がいる。

スタートでもバイクに張り合おうとする奴もいる。

僕はそんな勝負はすべて受けている。

ついこの間もそんな奴がいた。

そのときは、スタートは勝った。

けど、その後抜かされた。

僕は速度は100キロまでしか出さないと決めているからだ。

彼女が耐え切れるのはそこぐらいまでだと思う。

エンジンが悲鳴を上げているのが分かる。

僕は彼女には長生きして欲しい。

だから、一部の飛ばし屋のために無理はさせたくない。

今日も出した速度は80キロが最高だった。

それだけでも十分なのだ。

バイクは恐い、危ない、寒い、不便。

そんな遠吠えも実際に乗っている人には小さく聞こえるだろう。

風になる楽しさを知っているからだ。

その境が僕にとっては80キロだ。

80キロから僕の体は軽くなる。

体に風を受けて浮き上がる。

まるで風に抱かれるように。

このまま天国へ行ってもいい気分。

初めて、80キロを出したときは、感動と恐怖とスリルで笑いが出た。

バイクに乗りながら独りで笑っていた。

それから、80キロからが快感だ。


風の中

2006-12-09 01:38:01 | 未分類
走り出しの彼女は機嫌が悪い

まだ、エンジンもシートもタイヤもギアも温まってないからだ。

そんなときは、あまり彼女を怒らせないように走る。

急発進や急ブレーキは禁物だ。

幸い、うちから国道ルート3までは3キロほどある。

その間に暖めて機嫌をとらなければならない。

地元をとことこ走るのは嫌いじゃない。

乱暴な車も少なく、気楽に走れるからだ。

でも、その一方でやっぱり物足りない。

ルート3に出る信号で待つ彼女は少し興奮気味。

やっぱり走りたいんだな。

前が曇って視界が悪くなる。

フルファイスのよさは温かいことだ。

そんなのにはもう馴れた。

走れば曇りは取れるんだ。

信号が変わった瞬間に飛び出す彼女。

ミラーで後方確認、

敵はなし。

前方には数台の車。

いまなら飛べる。

ギアを一気に2つ上げる。

スロットルを思いっきり回す。

この加速。この力。

この振動がたまらない。

前方の車に追いついた。

邪魔だ!?

すばやく右ウィンカー。

後方確認。

加速と同時に、

離脱。

右にそれる。

後ろから車が接近中。

でもまだ距離がある。

数百メートル先には赤信号。

せっかく乗ってきたところだったのに・・。

俺の女はブレーキが弱い。

早めのブレーキでないと止まってくれない。

エンジンブレーキを利かせながら、リアを思いっきり踏む。

数台に抜かされて、ちょっぴりムカッ!

でも、結局、車も信号には従うしかない。

数台の車をすり抜け、先頭にでる。

横切る車の動きが止まる。

クラッチを戻し始める。

2,30センチ後ろにいる車も半クラでジリジリ近寄ってくるのが分かる。

焦るなよ、どうせ俺には勝てないんだろうがっ。

この瞬間が一番好きだ。

青!!

半クラッチからすかさずスロットル全開。

間髪いれず、ギアを入れる。

クラッチを切る。

ギア。

マフラーがうなる。

股と腕から振動が激しく伝わってくる。

一気に加速。

車なんかにスタートで負けるわけがない。

トップギア!!

ミラーで後ろを見る。

もう誰も俺には追いつけない。



あわてんぼうのサンタクロース

2006-12-09 00:59:03 | 未分類
最近はなんかいっそう駄目人間に近づいていっている僕です。

何故?

最近、物忘れが激しいんです。

昨日だって、かさを忘れたし、今日は帽子を忘れた。

昨日学校に忘れた傘は今日の朝、見つけたんだけど、今日のバイト先にその傘を忘れてしまった。

もう、ダメダメ君炸裂です。

1時間目の授業には遅刻するわ、さらにすぐ寝るわで、何のために1時間目に出たのかがよくわからな~い。

やる気ね~のかよ!!

いやいや、する事はいっぱいあるんすよ。

アイハウスの面接に向けての意識の確立とか、自動車学校への申し込みとか、ミクロのレポートとか、パスポートの申請にむけて戸籍を取り寄せたりだとか、ゼミの準備だとか、外国の友達との連絡の取り合いだとか、買い込んだ本の読破とか、韓国語、フランス語の復習だとか、FUNゼミの復習だとか、誕生日メールとかお礼のメールだってかなり時間かけて考えて打つし、この間の2こ下の可愛い後輩への誕生日メールとか2時間くらいかかって打ったんだよね。バイトだって入らないかんし。

とにかく、やらないかんことはたくさんあんねん。
精神的にきついなぁ。

今日は雨やったし、バイクに乗れんし。

ツーリングに行きたいよ~。今週末は絶対にバイトを入れないぞと。
阿蘇にでも行こうかな。

はっ!!

いかんね、楽で楽しい事ばかり考えるようになっては腐るだけだ。

自分をもっと追い詰めろ!!