神戸市西区のピアノ教室「音楽広場Sound-Scape」

ピアノを弾き、歌をうたい、時には鍵盤ハーモニカやリコーダーまで
個性豊かな生徒たちとの日常をつぶやいています

感性は大切にしたいけど・・・

2011-06-09 23:58:57 | レッスン

音楽を教えていて 時折、迷うことがあります 

楽譜に書いてあることを正確に読み取ることは
音楽をする上で、大切なお勉強なのですが
楽譜に書かれている表現と違うことをやりたい生徒もいます 

音やリズムが違っているというのではなく
曲想など表示されているのとは、違った感性を持った場合
どうしても自分の感じたように弾いてしまいます

私個人としては、同じ曲でも人それぞれ感じ方は違うので
生徒の感性を大切にしたいと思うし
曲に対する自分の思いが音に出せるという事は
とても素敵なことだと思っているので
なるべく、尊重するようにしていますが
コンクールなどにエントリーした時に、悩むんですよね 

何となく違う弾き方をしたいと言うなら、導くことは簡単ですが 
その子なりの思いがあって、表現している時は迷います 
どの生徒も参加する以上、出来れば賞は欲しいので
個性の強い演奏は、コンクールには不向きだもんねぇ~ 


K ちゃんも 音楽に対して自分なりの感性を持っていて
今日もすごく  気持ちを込めて  演奏してくれたのですが 
楽譜の表示を無視した形だったので、色々と話をしながら
楽譜に忠実に演奏する方向へアドバイスしました 

Kちゃんがどうしても納得いかないなら
無理強いはしないつもりでしたが

「 こういう感じの表現ってどう  」
と 尋ねると、ニッコリ笑って
「 うん  こういうのでも良いねぇ~  」
と 納得してくれたので、ホッとしました  

個性豊かな生徒たちとのレッスンは、新鮮で楽しいのですが
時々、こういう悩みが浮上します 
悩むと同時に、生徒たちの伸びやかな個性に
嬉しい気持ちがあるのも本音ですが。。。 




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