連続テレビ小説「あさが来た」 - 94 第18週 「ようこそ銀行へ」
+++++前日の終わり
和歌山姉宅。
姉はつ、あさからの手紙読みながら・・・。
長男藍之助が、加野銀行で働いていることが書いてあった。
夫、「長男藍之助の話を聞いてやらなかったから」。
姉、「いや、うちは」深刻な顔、ここでつづく。
+++++今日の始まり
姉はつ、「姉長男藍之助を許しません」
「旦那さんに、あんなことを言って」
木曜日 28.2.4 第18週 106日
< 明治21年、加野銀行誕生。 >
大口預金者、工藤徳右衛門が来社。
あさ、頭取応対、「用があればこちらから出向いたのに」と。
工藤、「いい縁談、ないやろか」と・・・・。
娘を女学校にやったが、嫁入り先がなくて困っていると・・・。
嫁ぎ先を決めてやりたいと。
しかし、娘は嫁ぎたくないと考えているもようと・・・。
あさ、考える。
今の女性の高等教育は宝の持ち腐れで、女の進路は難しい。
あさ、平四郎とカフェの女主人と話す。
女は家事などをやって働いているが、女としての仕事がない。
女主人の三味線やお店のやりくりを褒める。
それに対し、五代さんや男のひとに助けてもらったと。
女の給仕がお茶を持ってくる。
女主人、女の給仕さんを雇ったと。
あさと平四郎、「華やかですな」と褒める。
あさ、夫新次郎、頭取と平四郎に向かって。
「女の行員さん雇います。最初は、行員の補助員として、いずれ行員にしてやりたい」
男三人、口を揃えて。
「反対や」
頭取、「女が金を扱うことできない」。
平四郎、「女は数字に弱い」。
カフェでは女の給仕は良いと言っていたのにと・・・・。
頭取、「女を雇い入れては、信用を失くす」。
あさ反論。
「信用できる女を雇う」
「男とか女とかではなく、一人の人間としてその人を活かしてやる」
「信用してもらうまでは、私が給金を払う」
「私に任せてください」
夫新次郎、反対していたが賛成。
夫新次郎、最初は反対していたと、頭取と平四郎に言われる。
「どんな女が働くか楽しみだと」
加野銀行、女子募集の広告を新聞に出す。
多くの応募の女性が、銀行の店頭に並ぶ。
三段階の試験。
➀ 基礎学科試験
② 接客実地試験
③ 面接試験
あさ、面接試験は自らが行う。
試験の結果。
あさ、「真面目で根性があり、打たれ強い女性を選んだ」と・・・・。
工藤さかえ(親が銀行に縁談の相談に来た娘)以下4人を。
入社にあたり、あさ訓示。
「行員の補助員として働いてもらう。男に混じって働くので失敗は一つもしてはいけない。あさ、自らいつも失敗してきたので、心構えとして「失敗を一つもしない」という気持ちで働いて欲しい」
「ファーストペンギンとなり、道を切りひらくように」と。
あさ、4人に1時間前に出勤させ、ソロバン等の特訓を行う。
加野屋の朝食。
あさ、女子行員の特訓で不在。
千代、不満顔で「お母さんは銀行が好きなんや、新しい行員さんみつけうれしいのだろう」と嫌味を言う。
姉はつ、大阪にやって来て、街を急ぎ足、ここでつづく。
明日は、どのような展開になるか楽しみだ。