年の瀬のこの時期になると、よく「今年の10大ニュース」みたいな企画を目にする。そういう当たり障りのない企画に心動かされなくなって早幾年だが、今年はせっかく自分でブログを始めたことだし、いっちょ自分版10大ニュースを発表してドドーンと今年を締めようか、と考えた。
でもやっぱりやめた。だって、めんどくせえんだもん。
僕の性格からいって、いかにもという感じのランキングはやりたくないし、かといって意表を突くランキングを一所懸命考えたところで、人より先に自分で「だから、何?」とツッコんでしまいそうだ。要するに、そんなことを考えるのにエネルギーを使いたくない。それだけの余分なエネルギーの持ち合わせがない。もうカラータイマーが点滅しているのである。歳なのである。
ああ歳だなよ・・・・・・・(2分弱、ひたる)
そういうわけで10大ニュースはとりやめ、今年僕が一番胸を打たれた「美しいニュース」を発表させていただきます。素晴らしいニュース、衝撃的なニュース、勇気づけられたニュースなどは他にもいろいろありましたが、このニュースには何と言うか、油断していて思わず涙がこぼれました。我ながら、ヘンなやつ。
今年「弱い文明」を訪れてくださったすべての皆さんに感謝申し上げます。来年もフツツカ者のレイランダーをいじってやってください。良いお年を!そして連帯を!
でもやっぱりやめた。だって、めんどくせえんだもん。
僕の性格からいって、いかにもという感じのランキングはやりたくないし、かといって意表を突くランキングを一所懸命考えたところで、人より先に自分で「だから、何?」とツッコんでしまいそうだ。要するに、そんなことを考えるのにエネルギーを使いたくない。それだけの余分なエネルギーの持ち合わせがない。もうカラータイマーが点滅しているのである。歳なのである。
ああ歳だなよ・・・・・・・(2分弱、ひたる)
そういうわけで10大ニュースはとりやめ、今年僕が一番胸を打たれた「美しいニュース」を発表させていただきます。素晴らしいニュース、衝撃的なニュース、勇気づけられたニュースなどは他にもいろいろありましたが、このニュースには何と言うか、油断していて思わず涙がこぼれました。我ながら、ヘンなやつ。
クジラに救われた少年…ベトナムで奇跡
クジラが「聖なる魚」と崇拝されるベトナム沿岸部で、船の転覆事故に遭った少年が「クジラに救われた」と告白、地元紙が報道する騒ぎになっている。中部ダナンに近い、クアンガイ省の漁村出身、ド・バン・タン君(16)で、おぼれる寸前にクジラの背に押し上げられ助かったと言う。
タン君によると、炊事係のタン君を含め8人を乗せた漁船は、5月12日、南シナ海の西沙(パラセル)諸島沖に向け出港。嵐に遭い、17日朝に高波にのみ込まれ転覆、全員が海に投げ込まれた。
乗組員は次々とタン君の視界から姿を消し、残っていた男性船員(32)も数時間後「サメに足をかまれた!」と叫んで、海に沈んでいった。タン君も死を覚悟し「神に祈った」その数分後、奇跡が起きた。目の前に大きなクジラが出現。タン君の体を海面から浮かび上がらせるように背中で持ち上げたという。
「必死になって背びれにしがみついた」タン君は、丸2日後の19日朝に救出された。タン君が海水をほとんど飲んでいなかった点から、クジラによる救命と断定。
信ぴょう性に否定的な専門家もいる一方、神奈川・藤沢市の新江ノ島水族館では「ごくまれにだが、考えられるケース」。クジラには自分の子供を呼吸させるため、水面に押し上げる習性があり、この本能に従った可能性も。また、好奇心が旺盛な子クジラが、自分より小さいタン君を押し上げて遊んだ可能性もあるという。
(2006年8月16日06時00分 スポーツ報知)
今年「弱い文明」を訪れてくださったすべての皆さんに感謝申し上げます。来年もフツツカ者のレイランダーをいじってやってください。良いお年を!そして連帯を!