YouTubeで、個人的にとても思い出深い映像がアップされているのを知った。1978年12月12日、東京はNHKホールで収録されたデヴィッド・ボウイーの来日公演の映像である。この映像はその年の年末だったか、翌年明けだったかに、NHK「ヤング・ミュージック・ショー」で放映されたものだ。 . . . 本文を読む
これは12/11にアップした死刑執行:氏名を公表~そんなの関係ねえという文章に対する、「通りすがりの人」とのコメントのやりとりに端を発する考察だ。ごく短い、単純な文のやりとりだったのだけど、そこから意外なまでに社会の実相が透けて見えた(僕にとっては)やりとりだった。 . . . 本文を読む
リトビネンコは一人のロシア人として、モラルの闘いを敢行し、倒された。その意味では、映画の内容は日本語タイトル「暗殺・リトビネンコ・ケース」よりも、まさに原題“rebellion”が示すとおり、「反乱・リトビネンコ・ケース」と呼んでこそふさわしい。 . . . 本文を読む
12月7日、三人の死刑執行にあたって、法務省がこれまでの慣例をやめ、処刑者氏名の公表に踏み切ったことが、いかにも何か画期的なことのように報じられた。そのこと自体、この国の国際感覚の大いなる歪み、または欠如を明確に示している。 . . . 本文を読む
現状がそうである以上、「良くなったことも少しはある」ことなど何の慰めにもならないし、「慰め」という発想をすること自体が不謹慎である。そのことに思い至れば、日本政府の「平和と繁栄の回廊」構想の根本的な罪深さもはっきりしてくる。 . . . 本文を読む