ふと思い出して久しぶりに読みたくなった本やマンガを、すでに古本屋に売ってしまったことに気がつき、「なんで売っちまったんだあ!」と後悔したことが何度もある。 . . . 本文を読む
マーク・スチュアートというミュージシャンのアルバムに『As The Veneer Of Democracy Starts To Fade』というタイトルのものがある。「民主主義の化粧板(うわっつら)が剥がれる/消えるとき」というような意味だろうか。まさに今、ここ日本で、その化粧板は本格的に剥がれようとしているように僕は感じている。 . . . 本文を読む
アンナ・ポリトコフスカヤさんが殺されたというニュースに接して以来、どうにも気分が重い状態が続いている(別にそれ以前は軽快だったというわけでもないが)。
今まで、彼女に対して特に思い入れがあったわけではない。著作を実際読んだことはなく、周辺状況(北オセチアの学校占拠事件など)を通じて人となり、活動について知っていただけだ。チェチェン情勢自体についても、たとえばパレスチナに対してほど、正直深い関心 . . . 本文を読む