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食で健康「がん予防の食事」

2013年09月14日 | ビオキッチン京都

食で健康「がん予防の食事」

(NHKきょうの健康)
日本人の死因第1位のがん。実は、毎日の食事を見直すことでリスクを減らすことが可能だ。医学的に証明されたがん予防の食事のポイントと、それを踏まえた料理を紹介する。

1.がんのリスクと生活習慣
 がんは老化現象の1つであるため、完全に予防することは困難です。
しかし、食事を中心とした生活習慣の改善により、リスクを減らすことはできます。

たとえば、禁煙や節酒を心がけることで、肺がんや大腸がんなどのリスクを下げることができます。
適度な運動をし、太り過ぎややせ過ぎに注意することもがん予防に役立ちます。

食事では、「野菜と果物をしっかりとる(野菜350g・果物50~100g以上)」「塩分や塩蔵食品は控えめにする」
「赤肉、加工肉のとり過ぎに注意する」という3つのポイントを押さえて、さまざまな食材を使いバランスのよい食事をとることが大切です。

また、熱すぎる飲食物は口腔や食道の粘膜を傷つけます。ある程度冷まして、熱すぎない温度で食べるようにしましょう。

2.がん予防のポイントを押さえた 夏野菜たっぷりレシピ

●焼きピーマンのあえ物
(1人分 エネルギー量83kcal/塩分量0.8g)

材料(2人分)/分量
・ピーマン(一口大に切る)・・・60g
・パプリカ(赤・黄/一口大に切る)・・・各50g
・ねぎ(斜め切り)・・・1本分
・赤とうがらし(種をとる)・・・2本
・アボカド(粗みじん切り)・・・1/4コ分

・しょうが(薄切り)・・・少々
・砂糖・・・小さじ1/3
・酢・・・大さじ1・1/2
・しょうゆ・・・大さじ1/2
・こしょう・・・少々

<作り方>
(1)フライパンに油をひかず、ピーマンとパプリカを入れて焼く。表面に焦げ目がついたら取り出す。
(2)ねぎと赤とうがらしも同様に、油をひかずに軽く焼く。赤とうがらしは火からおろしたあと、冷めてから手で小さくちぎる。
(3)ボウルに1を入れ、2とアボカドを加え、Aを加えてよくあえる。

●やわらか豚肉とゴーヤの卵炒め
(1人分 エネルギー量339kcal/塩分量1.6g)

材料(2人分)
 /分量
 ・豚ロース肉(薄切り/一口大に切る)・・・90g
 ・ゴーヤ(薄切り)・・・1/4本分(100g)
 ・ねぎ(斜め薄切り)・・・1/2本分
 ・しょうが(薄切り)・・・少々
 ・卵・・・2コ
 ・かたくり粉・・・小さじ2
 ・サラダ油・・・大さじ1

 ・塩・・・2つまみ
 ・紹興酒・・・大さじ2
 ・水・・・大さじ2

 ・オイスターソース・・・小さじ2
 ・こしょう・・・少々

<作り方>
 (1)ボウルに豚ロース肉を入れてAをもみ込み、かたくり粉をまぶしてサッとゆで、氷水で締める。
 (2)ゴーヤ、ねぎ、しょうがは油をひかずにフライパンで焼いて取り出す。
 (3)サラダ油をひいたフライパンに溶いた卵を入れ、卵がまだ少しやわらかいうちに2を加えて炒める。
  さらに、1とBを加えてさっと混ぜる。

レシピ作成:中国料理店 総料理長 菰田 欣也(こもだ・きんや)


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