先日の「清香園」に続いて、またまた市外から新しいお店が中華街に参入! 香港路と中山路を結ぶ狭い路地にあった「瑞雲」のあとに11月19日、「北京」がオープンしたのである。 同店は西新宿で55年間営業を続けてきた老舗。70人ほど入れる中型店舗だったようである。 場所柄、お客の大半は常連の会社員や病院関係者だったとか。昼時はランチのほかに出前までやっていて、結構大変だったらしい。 お店を切り盛りするご夫婦は横浜出身で、お住まいも中華街近辺。これからは職住接近で少しは楽になるに違いない。 オープン初日。いきなりランチが登場していた。 しかし、これで750円というのは、近隣のランチ価格と比べると少々お高いのでは…と思いながらも油淋鶏を注文。 だが、食べてみて納得。なかなか美味しいではないか。 皿の端に添えられた練り辛子が揚げた鶏とコロモによくマッチしているし、冷やし中華系のタレは特別凝ったものではないが、やっぱりこの辛子と合わさると不思議な味わいに。 店頭のメニューには表示されていなかったが、小皿が一品付いていた。 なんでこのことを書かないのか不思議。誇大表示をする店もある中で、ずいぶんと奥ゆかしいではないか。 漬物はザーサイではなくツボ漬け。スープも味噌汁と見間違えたほど独特の具沢山スープ。 聞けば、西新宿では味噌汁を出していたというから、なんとなく納得。 これは翌日に食べた北京麺。900円と少々お高い価格設定だ。 五目そばみたいなもので、かなり濃い味付け。“コッテリ派”には喜ばれるが、“アッサリ派”にはきついかもしれない。 具はいろいろな種類がたくさん入っている。 エビ(5)、イカ、椎茸、シメジ、カリフラワー、ニンジン、ピーマン、インゲン、白菜など。 私としては好みの麺だ。これで840円ならなぁ…… 外の花は消えていたが、店内にはお祝いの品や胡蝶蘭などが置かれている。 2階への階段そばに「西新宿 北京ファン一同」からの花が! 次々とやってくる常連さんを見ていると、ファンが大勢ついているのが分かる。 ただ問題は灰皿! まだ喫煙者と同席はしていないが、この狭さで吸われるとちょっとねぇ…… 夜は仕方ないとしても、昼時は禁煙にしてほしいものだ。 ビールにはサービスで蒸し鶏とキュウリ。この蒸し鶏は好きだなあ。 〆に排骨飯(800円)。これも骨付きでまあまあ美味しい。 西新宿時代は骨のないロースでやっていたそうだ。東京のお客さんは骨なしを好むらしい。でも、横浜のお客は骨ありが好きだ。それで肉を変えたらしい。 排骨麺もやっているようだが、どうもこれは「雲龍」の方がいいような気がする。 まあ、それにしても普段使いにはいい店かも。 今後に期待したい。 お祝いの花。 どこから頂いたのか見ていたら、こんなところからも。 石川町にある「美松」。 どういう関係なんだろう……・ ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
早いですね。ちょっと前はまだまだ工事中だったのに…
それにしても金華ハムですかぁ。
「火鍋」ではなくて「火腿」でした。
金華ハム料理のお店のようです。
先ほど通りがかったら、もう開店してました。
品質を下げて安くするようなことはしないと言ってました。
でも、これであと50円下げてくれたらなぁ…
◆すぎちゃん
イタリアンと名づけているけど、作り方はイタリアンではないですよね。
ナポリタンです。
不思議だ。
◆本須さん
「雲龍」みたいになればいいのですが。
排骨は雲龍にかないませんがね。
「始皇帝」ですか。
なんだか予想できてしまうような…
ちょっと入って挨拶してすぐ出てくるような方々を何組か見かけました。
新宿の頃の常連さんか、中華街近辺で付き合いのある
ご近所さんなのだろうと思います。
そういう方々にきちんと支えられているお店はいい店であることが多いですね。
「雲龍」のような立ち位置になりそうな感じのお店でした。
そうそう、南門シルクロードのJupiter跡は「始皇帝」とかいう
金華火鍋専門店になるようです。
ネーミングからするとどこかの店とつながっていそうな感じですが。
解明せねばならない重大な課題だ。
検索してみたところ、新宿時代のランチは850円だったようなので、安くはしているようですね。
山下町の平日ランチ戦争がデフレ過熱気味なのを考えると真っ当なラインと思います。
横浜の水が合って、新宿時代よりも料理がワンランク美味しくなると良いですね。