外に出ると、清潔そうなマスクをしている人たちとすれ違うたびに考え込んでしまう。 「なんで、この人たちはこんなにきれいな使い捨てマスクを持っているんだろう?」 「毎日交換していてもまだまだ在庫があるのだろうか」 今は薬局、スーパー、コンビニ、ホームセンター、どこに行ってもマスクがない。(ここからは井上陽水の「傘がない」を聞きながら読んでね) 我が家では、先日たまたま私がスーパーで見かけて買ってきた14枚(550円)が最後の補給となり、今月末の在庫は大変厳しい状況になっている。だから最近は1枚を3日間使ったり、あるいは洗濯したりと、小出しにせざるを得ないのだ。 いずれ完全に枯渇するだろうことは目に見えている。ということで、いよいよ自宅でマスクを製造することになった。妻はガーゼを利用して作っているが、私は「ROUROU」でパンダ柄生地の手作りマスクキットを買ってきた♪ 袋の中には型紙も入っていて、作り方も書いてある。しかも、お店の中でオネエサンが実物を使って、折り方などを説明してくれたよ。嬉しいねぇ。 だが残念なのは、我が家にミシンがないこと(陽水さんは傘がなかったけど、私にはミシンがない)。細かく縫うためには絶対必要なのだが、仕方ない、手縫いで精密にやるしかないね。 ということで、まだ仕上がっていないので完成品をお見せすることはできないが、出来上がったとしてもこれで通勤するのはちょっと恥ずかしい……。 マスクのことを書いていて、いろいろ思い出したので以下に載せておくね。時間がない方はここで終了してもらって構わないよ。 私がタバコを初めて吸ったのは小学生のころ。親戚がタバコ屋だったので、店番をしながらいたずらでやっていたのだが、本格的なスモーカーになったのは大学に入ってからだ。 社会人になってからも吸い続け、禁煙する直前には1日60本(3箱)に達していた。こんなだから何があってもタバコをくわえなければ落ち着かず、風邪で鼻水ダラダラでも、花粉症でクシャミ頻発でも、吸い続けていた。 ひどい時はこんな格好で仕事をしていたから、かなりヒンシュクを買ったと思う。ただでさえつらいのに、こうまでしてタバコを吸うなんてバカだったよね。 それが20数年前、気管支炎を患い1週間ほど禁煙生活を送ることになったのをキッカケに、タバコを止めることができた。やめた当初は毎日、咳をすると真っ黒な痰が出て、肺が酷いことになっていたことを実感。 今では、遠くから漂ってくるタバコの煙にすぐ気がつくようになったが、好きで吸っているんだから別に止めろとは言わない。自分だって散々人様に迷惑をかけてきたんだからね。 マスクでもう一つ思い出すのは、マスクマンだ。タイガーマスクとか、ザ・デストロイヤーとか、ミル・マスカラスといった覆面レスラー♪ ひと口にマスクと言っても、今われわれが付けているマスクは鼻と口を隠しているけど、彼らのマスクは鼻と口を出して他を隠しているのが大きな違いである(もちろん目はどちらも塞いでいない)。 覆面レスラーのなかでも、私が好きだったのはミル・マスカラス。あの空中殺法には圧倒されたよね。 そんなことを思い出していたら、今回の新型コロナウイルスの影響で、無観客・非接触のプロレスが行われたという情報が流れてきた。 外に出ることを控えている方々は、じっくりと観戦してみてはいかがでしょうか。 【今日のランチの参考に】 「ROUROU Cafe」にて海南鶏飯 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
シケモクもよく拾っていました。
爪楊枝で刺して最後まで吸えました。
いいですね!
歌ってみました。
ガーゼマスクをして行ってきます。
手作りは難しいです…
いつ完成するかなぁ。
だけども問題は不況の雨中華街
縫わなくちゃマスク縫って行かなくちゃ
君の街に行かなくちゃマスクして
つめたい視線が今日は心にしみる
飯のこと以外考えられなくなる
それは良いことだろう?
都会では自作するマスクが増えている
マスクに穴を開けてそこから吸う話にも吹いてしまいましたが、自分のお気に入りは「タバコの火のついている方を口の中に入れて吸う」というものでした。多分何かのマンガで見たんだと思います。