
本牧通りをチャリで走行中、中華料理店「長白山」横の交差点で赤信号にひっかかり停車していたとき、中から出てきた店主に声をかけられてランチを食べた日の夕方、今度は帰り道に「李園」前で停車。 「準備中」の札がかかったガラスドア越しに、客席で新聞を読んでいる店主が見えた。 時計を確認すると午後4時58分。夜の営業開始まであと2分というところだった。 当然、中から出てきて声をかけてくれるわけがない。 なので、こちらからドアを開け、「もういいですか?」と声をかける。 この一言で店内の照明が一斉につき、営業モードに突入した。 チャリをこいで火照った身体を癒すには冷やし麺だ。 以前から気になっている「パイコー冷やし麺」(900円)にするか、「鶏とネギの冷やし麺」(800円)にするか、しばらく悩んだ。 結局は後者にした。本当はいちばん気になっている「パイコー冷やし麺」にしたいのだが、食べるのがちょっと怖いな、とも思ったのである。 というのも、今は無き「龍苑」(今の康華楼の場所)で毎年食べていた「パイコー冷やし」の美味しさが忘れられず、あのイメージを大切に残しておきたい、同じようなものを他の店で食べて、もしあのレベルを超えていなければイヤだな、などという気持ちがもたげてきたからなのだ。 ということで、今回は「鶏とネギの冷やし麺」。 ウマイです! ほどよく茹でられて冷やされた麺、ちょっとボリューム的に足りない鶏肉、新鮮な白髪ネギ、ツ~ンとくる辛子、甘酢系のタレ、すべてがそれぞれ一家を構えながらも、全体で美味しい「鶏とネギの冷やし麺一家」を構成しているという感じだ。 ところで、これは「いその爺さん」の記事で知ったことなのだが、中華街の「北京」の店主と、ここ「李園」の店主はご兄弟なのだとか。 そう言われてみれば、確かに顔が似ているわ! なんとも本牧中華な一日であった。 ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
これだけの店が曳きめくと努力も大変なのでしょうね。
それが美味さの秘密なのでしょか?
お顔・・・似てますよね~ 笑
情報をありがとうございました。
「李園」には前から行っていたのですが、
中華街に「北京」が来ても、
両店が兄弟だとは全く知りませんでしたもんね。
それにしても本牧の中華はすごいですね。
李園は相当にご無沙汰してます。
ご兄弟のお話は北京でお聞きしました。
昔「本牧亭」というお気にの中華屋さんがありました。
この麺のタレは酢が効いていて夏バテぎみの時はいいと思います。
他の料理も白髪ネギを使っている料理が結構あって、今は無き栄楽園を少し思い出します。
今は暑くて食べるの勇気が要りますが、トマト湯麺もオリジナルを感じさせてくれる、一品ですね。
そうですよね。
あと「清心」とか、「喜楽」とか、
そういえばホノルルチャウメンもありますよね。
なんでだろ…
ビアレというショッピングセンター内の李園ですか。
う~ん、よく分かりませんが、
中国人はいろいろなところで、
親戚とか弟子とかありますから、
もしかしたら関係者かもね。
金沢に行く機会があれば寄ってみたいです。
白髪ネギが旨い店は好きですね。
品質といい、切り方といい、
店によってずいぶん違いがありますよね。