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先月上旬のことだが、某地域ケアプラザで「一人暮らし高齢者の食事会」があり、そこのアトラクションで私の所属する楽団が少しばかり演奏してきた。 聴衆は高齢者が多いということもあり、むかし懐かしい曲を選んだ。 古い曲といっても、舟木一夫が歌ってヒットした「高校三年生」や谷村新司の「すばる」などだけどね。 30年ほど前、初めて高齢者施設で出前演奏したときは、古賀メロディーが喜ばれたのだが、今やそんな昔の歌をやっても、それほど懐かしがられない。 あの頃の高齢者は、たぶん明治・大正生まれが多かったと思う。だから、あの世代にとっての“懐メロ”といえば古賀政男だったのだが、最近の高齢者は我々とそれほど年齢的に差がない。 そのため昭和30年代から50年代の曲が喜ばれるようだ。 今回の演奏では、またもやお爺さん、お婆さんを泣かしてしまった。 いじめたり、からかったりしたわけではない。純粋に、我々の演奏に涙したのだ。 それほど上手ではないけれど、心を込めて弾いたからね、何か伝わるモノがあったのだろう。嬉しいね。 さて、アトラクションでの演奏を終えた我々には、素晴らしいお礼が待っていた。 それが、冒頭に掲げた「お食事」だ。これは参加者の皆さんが食べていたものと同じ。すべてボランティアの手作りだそうだ。 一皿に盛られていて、なんだか見た目は“たいしたことなさそう”だが、食べてみてビックリ! 実に美味しいのだ♪ これが、この日のメニュー。 豚肉のマリネ、煮物、白和え…どれもが素晴らしい出来栄えだった。 花豆を煮たもの。美味しい~~~~♪ 漬物。まるで専門店のよう。 デザートの水羊羹♪ これも、ボランティアの手作りだって! 桜の葉っぱはメンバーの自宅で採れたもので、そのまま食べることもできるほど新鮮! ヘンな和菓子屋のモノより、かなり美味しい。 豚肉のマリネがあまりにも美味しかったので、スタッフの女性におねだりしてレシピを見せていただいた。 これなら自分でもできそうだ。 白和えも美味しかった~ 「おっ」と思ったのは中に春菊が入っていたこと。料理好きの主婦は、こういう風に作るのね。 これもレシピを聞いておいた。メモメモ… いや~、こんな出前演奏なら、何回でもやりたいと思う。ノーギャラでもね。 さて、その日の晩、美味しい食事会に触発されたわけではないが、夕食のオカズに自己流「鶏レバーの甘辛煮」を作った。 こちらもレシピを載せておこうね。 材料(4人分) 鳥レバー 400g~500g 牛乳 適量 酒 50㏄ 砂糖 大匙3 醤油 大匙3 ニンニク 1片 生姜 1片 サラダ油 少々 レバーは一口大に切り分けてしばらく血抜きする。 その後、ひたひたの牛乳に20~30分ほど浸し、ザルにあげておく。 ニンニクはすりおろし。生姜は千切り。 鍋にサラダ油を熱し、ニンニクと生姜を炒める。 香りが出てきたらレバーを投入し、表面が白っぽくなってきたところで酒を加える。 砂糖・醤油を加え、火を少し弱めて、煮汁が少なくなるまで、しっかり煮詰める。 あとは素敵な器に盛り付け、菊正宗を呑みながら味わう。 ニンニク・生姜の風味が素晴らしいのだが…… 問題は、酒がすすみ過ぎてしまうことだ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
ニンニクとショウガを利かせるのが、肴にするポイントですね。
自分以外に食べるものがいないので、どうにも気合が入りません。
食事を済ませている拙は、反省の極みです。
本牧に住めば、こういう食事がいただけるのでしょうか。
鳥レバーもぜひ挑戦してみたいと思います。
何故か弾けば弾くだけ師匠が泣くのです。
今回作った甘辛レバーは、全部自分一人で食べる羽目に…
ゴーヤーチャンプルーも同様…涙
満点ですね。
さらに美味しいのだから、毎日いただきたいです。
本牧ではなく戸塚の地域ケアプラザでした。
こういう席に呼ばれて演奏することはたまにあるのですが、
弁当ではなく食事がついたのは初めてです。
師匠泣かせの演奏はいただけませんね。
若い人を泣かせるのは難しいけど、
高齢者を泣かせるのは簡単です。
騙しじゃありませんけど、話で持って行けます。
「上を向いて歩こう」は何回かやっています。
ビートルズは次回の出前で持って行きます。
あとは「月光仮面」に挑戦ですか。