福富町のオーシャンバー「クライスラー」でジュークボックスを聴きながらモスコミュールを飲んでいたら、昔よく行っていた店をいろいろと想いだした。 そんな中の一つが福富町の「自由軒」だ。 この店を知ったのは、長者町にあるエイトセンターで出会った在日中国人の方からだった。「えらく叉焼のうまい店がある」という話を何度も聞かされ、そのうち彼に連れて行っていただいたのが、20年ほど前だろうか。 たしかに、ここの叉焼は絶品だった。それ以来、エイトセンターで呑んだあとは、たいていここに寄って叉焼をツマミにビールをあおり、最後に叉焼麺で〆るというのがお決まりのコースとなった。 「自由軒」は、とにかく狭い店である。カウンターに数人、テーブルに4人ほどで満杯になる。当然、厨房も狭く、カウンターの内側はコンロなど調理設備だけなので、野菜を切ったりする“まな板部門”は外にもある。 夏場なら涼しくていいのかもしれないが、冬の雨の日などは可哀想だったなぁ。合羽を着た奥さん(あるいは従業員)が冷たい雨を浴びながら、軒先でネギやピーマンなどを切っている姿に、何度涙したことか。まるで滝に打たれる修行僧のようだった。 もちろん、冬場は客も寒い。開けっ放しのドアからは木枯らしが吹き込んだりして、入口側の席は結構厳しいものがある。 でも、ここの雰囲気、好きだなぁ。店前の路地も捨てがたいものがある。叉焼もうまいし、ずっと残ってほしいラーメン屋さんである。 お店は、非常に分かりづらい所にある。参考に地図を掲載しておこう。地図は→コチラ ついでに、もう一つ、懐かしい店。この「自由軒」の上にあった「ヒンメル」。今はもうやっていないが、ここにも何度か訪れたことがある。 閉店して何年になるだろうか。 ←懐かしい横浜に乾杯! 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ |
そうなんですよ。酔っ払って撮影すると駄目ですね。
それで、ラーメンはキッチリ撮れているのに、店頭がブレブレなのでは。
そうなんですよね。私も、そのうち行こうと思っていて、何度、店がなくなってしまったことか…。
気になったときが、行くべき“時”なのです。
「そのうち行こう」と思っているうちに、いつのまにか
行けなくなってしまう事って多いです。
今年は、このブログを見ながらよだれをたらしているだけ
でなく、できるだけ実際に足を運んでみようと思っています。