てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

アメリカ 「ヒューメイン州 ランキング」追記 その1 闘犬

2018-01-11 | アメリカ 犬 & 動物事情
Kathy Milani/The HSUS



先日、アメリカ 動物にやさしい「ヒューメイン州 ランキング」2017年度版
を書いたのですが、詳細と思う事を少し。

アメリカでは闘犬や闘鶏など
動物同士を闘わせることに
厳しい州法を設けている州が多いです。

そのほとんどが賭博絡みと言うこともあり
闘犬に関しては50州全てで重罪扱いになっています。
裏を返せば、それだけそのような事件があると言うこと。

ヒューメイン州のランキング指標にもカテゴリーとして
Animal Fighting(アニマルファイティング)
があります↓ (アラバマ州~ミズーリ州)




元のサイト(拡大)はコチラ↓(英語)
Humane State Ranking 2017」(Alabama through Missouri)
Humane State Ranking 2017」(Montana through Wyoming)


アメリカの闘犬の場合、いつも犠牲になるのは
ピットブルテリアと言う犬種です。
通称ピットブル。

闘犬用のピットブルは闘うためにだけ飼育され、
ボロボロになるまで闘いを強要され
酷い怪我を負う、もしくは死しかありません。
その闘いを見ながら賭けをする人間。
練習用としての噛ませ犬の存在などもあり
闘犬は蛮行と言う以外の何物でもありません。

さらに家庭犬で穏やかな性格のピットブルまでが
闘犬犬種という事で危険犬のレッテルを貼られ
理不尽な扱いを受ける事があるのも現状です。

闘犬は本当に悲惨で人のやる事ではありません。
何があっても絶対に反対します。


アラバマ州、ジョージア州、ミシシッピー州、テキサス州での
闘犬用の犬367匹の大型レスキュー(2013年)




そして気になる事は、日本は先進国の中で唯一
闘犬を禁止していない国」だそうですが
現在はどうなっているのでしょうか…

日本の闘犬は文化と言う人もいるようですが
犬たちを闘わせることを文化と呼ぶのですか?
そんな風習は廃っても良いと思うのですが。


アメリカ 「ヒューメイン州 ランキング」追記 その2 畜産 フォアグラ
へつづく



2 コメント

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闘犬 (きなこママ)
2018-01-11 14:47:08
聞くところによると 土佐犬の試合は かなり形式が決まっていて
デスマッチではないこと、たいてい数分
獣医が付いていて すぐ傷はケアされること
また闘犬としての土佐を買っている人は その種に対する愛犬家で
アメリカの博打絡みのファイトではない 名誉を得るために
飼っているということ。賭博は禁止されています。

以上から ピットブルの闘犬とは かなり温度差がある様です。

ですが、私は 心情的に反対ですね。
いくら NPO法人 土佐犬協会が 正当化しようと。

最初の写真の白いワンコ きなこちゃんによく似ています。
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きなこママさん (ちょし)
2018-01-11 15:25:36
土佐犬の情報ありがとうございます。
アメリカの闘犬とはだいぶ違うと言うのは私も聞いた事があるのですが
獣医を付けてまでやる事なんでしょうかね…
そしてどんなにマイルドだとしても
傷つく可能性があるのは納得いかないです。
犬同士を囲いに入れて闘わせるのは
どんなやり方であろうと反対です。
なぜそんな事をして楽しいのかが理解できません。

NPO法人の土佐犬協会なるものもあるんですね。
闘わせずとも種の存続だけだったらダメなんでしょうかね?
名誉は犬を闘わせて得るものではないと思います。

きなこちゃん似のワンコ、やさしい表情をしていますよね。
犬は人間にどんなに辛い目にあわされても
まだ信じようとしてくれる動物。ほんと涙が出ます。
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