てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

From 犬バカおやじ

2014-04-30 | チャーリー
ども  「犬バカ夫婦の片割れ」ことチャーリーおかんです
今日で4月も終わり。今年も残すところあと8ヶ月となりました…ね?

本日はメーデー前夜を記念して、この10日間
犬バカ夫婦 片割れ2号(チャーリーおやじ)から
犬バカ夫婦 片割れ1号(チャーリーおかん)に←ややこしいわっ!
送信されてきた携帯画像をご紹介したいと思います。

って、ただの親バカ犬バカ写真です。ハイ…

実はチャーリーおやじは犬育てにおいて「外回り担当」が主なので
ご飯&おやつショッピングはチャーリーを連れて
週二ぐらいで外をブラついています。

多分 犬フードと犬グッズの買い物依存症 です…

以下、チャーリーおやじが一人でドッグパークに入り浸って
一人で寂しく撮影し、チャーリーおかんに送信して来た画像です。
(一部手違いで紛れ込んだ写真もあります)
しかしほんまはこの写真の 5倍の量 受信してます

ちなみに「その時おかんは?」の質問には「ご想像にお任せします」と
意味もなく引っ張る気はないので「ノーコメント」です


近所のドッグパーク





ペットフードストアの近所にあるドッグパーク





近所のドッグパーク再び







ソファでおやじよりもおやじの靴下と添い寝したい犬 



カンケー無いけど「おやじのカヤックで釣り&おや友」





さらにカンケー無い「夜釣り」



徒歩5分、一番近所の公園でスイセンと





以上最近のチャーリーおやじ撮影分です。


最後のスイセンの写真に
「天国みたいに綺麗やん」と言ってしまったチャーリーおかん。
しばらくして「泣きそう…」と言っていたチャーリーおやじ。
犬バカ度、かなり高いですね(笑



そして以下はチャーリーおやじの会社の同僚ワンに
おやつをおすそ分けした時の模様。
同僚から送られてきた画像です。

「ベラさん」に冷凍生・牛骨髄をおすそ分けした時の模様


「リアナさん」におすそ分けした冷凍生・牛骨髄が
猫に横取りされたときの模様(事件)


「リアナさん」と「シエラさん」に
イースタークッキーをおすそ分けした時の模様





そして… 州内にて里親募集中だった兄弟ゴールデンズ
「クラレンスさん」と「チェイスさん」を「アダプトしよう!」と
はりきって画像を送ってきたチャーリーおやじ…

えー! チャーリーと合わせたら
3ワンとも頭文字が「」やんか!

と変なところでおかんが悩んでいると、
結局すぐに「お家」が見つかり悩み損だった時の模様(説明長っ)




以上、一部カンケー無い写真も紛れていますが
テキトーに無視してください。

と言うことで春の犬バカ祭りでした。
お帰りの際には犬バカおやじを↓
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歴史の古い犬種 10種

2014-04-28 | 犬・馬・動物のこと

普段私たちが目にしている犬や飼っている犬はイエイヌと呼ばれ、
タイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)の亜種が繁栄した動物とされています。

そしてオオカミの家畜化は約1万5千年前か
それよりも前に始まったとされています。

現在、諸説はありますが犬の祖先はオオカミであり
双方のミトコンドリアDNAは98%まで一致します。

犬=オオカミではありませんが
生態系や習性においては多くの近似が見られます。

犬がオオカミと分岐しイエイヌとなった起源の地には、
「西アジア説」や「中央アジア説」「東アジア説」があります。
最近の研究結果によると「ヨーロッパ説」も出てきているようですが
どれも確定ではないようです。

と、まだまだ解明されていない事が多い「イエイヌの起源」ですが、
近代に入り人間によって大小様々な形や毛並みの品種改良がされようとも
犬は「Canis lupus familiaris」と言う学名の通り
「タイリクオオカミ族」なのですね。

犬とオオカミの分岐点時代にまでは遡れませんが
歴史の古い犬種 10種」がニュースに掲載されていたので
こちらにも載せてみました。(※以下は順位付けではありません)


バセンジー
コンゴ共和国が原産でコンゴテリアとも言われる狩猟犬。
紀元前から存在しているとされる古代犬。



ニューギニアン シンギング ドッグ
パプアニューギニア原産。とても珍しい犬種でイエイヌよりも
ディンゴなどの種類に近く、名前の通り歌うように遠吠えする。



ファラオ ハウンド
古代犬種で5千年前から姿形が変わっていないとされている。
マルタ島、ギリシャ、北アフリカでウサギ猟犬として改良された。



イビザン ハウンド
とてもエレガントな形の犬でファラオハウンドと近縁犬種。
古代エジプトの墓石にも描かれている。
嗅覚と聴覚に優れているウサギ猟犬。



ペルービアン インカ オーキッド ドッグ
紀元前約750年前の陶器に描かれている古代犬。
インカ帝国を築いたとされるケチュア民族の犬。
大きさは3種類ありへアレスで活発。



カロライナ ドッグ
別名アメリカンディンゴ。
遊牧型の犬種で北米に生息していた初期の犬と近縁。
8千年以上前にベーリング陸橋を渡って北米に来たと言う専門家もいる。



ショロイッツクゥイントリ
別名メキシカンへアレスドッグ。
3千5百年前のアステカ帝国時代から存在している。
幾度か絶滅危機に見舞われるが1950年代に犬種として復活。



サルーキ
古代エジプトを起源とし、砂漠でキツネ、ウサギ、ガゼルの狩猟に使役。
優美で素早い動きを得意とし、深い砂場や岩場でも耐久力がある。



ボルゾイ
別名ロシアンウルフハウンド。ロシア帝国の貴族の犬として飼育されていた。
寒冷地で狼などの大型の獲物を狩猟。
1600年代には7種類のボルゾイが文献に記されている。



グレイハウンド
古代種であり、ギリシャ、エジプト、ローマ時代に
グレイハウンドに似た犬が絵画に描かれている。
イギリスで貴族や庶民に人気が出た。1800年代にはウサギ狩りに
1900年代にはアメリカでレース用の犬種となった。



以上が「10 Oldest Dog Breeds Known to Man」に掲載されていた
歴史の古い犬種 10種です。

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やはりサイトハウンドに属するサルーキ、ボルゾイ、グレイハウンドは
体つきがとても似ていて同じグループなのが一目瞭然ですね。

そして上記に加えてアフガンハウンドも紀元前4千年からと古く



アイリッシュウルフが出現した紀元前8千年と同じくして
存在していただろうと言われている
アイリッシュウルフハウンドもとても古い犬種です。



古代犬種、この他にもいるので調べるとおもしろいかもしれません。

ただ「ショロイッツクゥイントリ」だけは
絶対覚えれない名前ですね… ってそこか!(笑

以上、古代犬種たちの代弁
は? 京都の歴史? 浅い浅い」のコーナーでした(違


犬好きなら一度は「オオカミと遠吠えツアー」に参加!したい方も
「イチゴ狩り・日帰りバスツアー」のほうがええわ!な方も
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アメリカ ペットショップと繋がるパピーミル(動画)

2014-04-25 | アメリカ 犬 & 動物事情

いきなりですが「パピーミル」とは?

このブログでも何度かこの件について記述していますが、
パピーミルとは劣悪な環境の中、営利目的に子犬を大量生産させる
「子犬生産工場」のことです。

パピーミルで消耗品のように扱われる犬(繁殖犬)たちは
健康面、精神面、衛生面の全てにおいて考慮されず
狭いケージに一生閉じ込められ、愛情などは受けず、
時には水や食事さえも不十分で、ただただ子犬を産まされ続ける
まさに地獄のような環境下に置かれています。

純血犬同士を交配する際には
犬種特有の遺伝疾患には十分な注意が必要なのですが、
パピーミル業者は子犬をペットショップに卸して
儲けが出ればそれでいいので、遺伝疾患などには
全く無頓着で責任も持っていません。

そしてその様な場所で生産された子犬に
「血統書」を付けて高値で販売するのが
「ペットショップ」や「インターネット販売」をする業者です。

ペットショップやネットで子犬が販売されるまでには
間にブローカーが入るのが一般的ですが、
パピーミルがブローカーを兼ねている場合も多くあります。

ペットショップやネット販売でペットを購入すると言うことは、
ブローカーやパピーミルにもお金が流れ、
結局それらの業者を儲けさせる形となります。

しかし残念な事にパピーミル業自体はどの州でも違法でないため、
現在アメリカには約1万ものパピーミルが存在するとされています。

各州法でライセンスや監査などを強いる州もありますが、
通っている動物法が少ない、規制がゆるい、
さらには全く野放しの州もあります。

パピーミルが存在する場所ですが、
共通して言えるのは人目に着かない所です。

都会や住宅街などの場所ではパピーミル業は無理なので
そのほとんどは田舎で、隣の家が見えないような敷地面積の広い
一般家庭で行われていることが多いです。

その実状は目を覆いたくなるような悲惨な場合が多く、
虐待に近いネグレクト、人道に反する動物の扱いなど
業者の神経を疑わずにはいれない管理状況です。

しかし通報や告発によってその劣悪な状況が明るみに出た場合、
地元警察や当局が調査し、特に規模が大きい場合には
全米動物福祉団体の「The Humane Society of the United States」や、
米国動物虐待防止協会の「ASPCA」などが
連携して大型レスキューに向かいます。

今まで数々の大型レスキューを行って来た2団体ですが
現状改善には法の力によってペットショップを無くし、
ネット販売を禁じ、子犬を卸す場所を無くすことしか
パピーミルの完全撲滅は難しいかもしれません。

そしてドッグショーなどで有名なAKC(アメリカンケンネルクラブ)ですが、
登録しているブリーダーの中にパピーミル業者が存在していた
ことが
発覚しています。

この件に関して上記の「全米動物福祉団体」が「AKC」に質問したところ
AKC幹部は「登録ブリーダーの全ては把握していないので分からない」と
答えています。チャンピオン犬がどうとか言っているわりには
登録ブリーダーに関して管理がずさんで驚きました。

しかもAKCに上納されるこのブリーダー登録料は、
日本円にして毎年約25億円にも上っています。
個々のブリーダーの質や管理よりも
登録料を上納さえすればいいんですね…AKCさん。

と、今回はあまり多く書く気はなかったのですが、
また長くなりそうな気配なので…(すでに長い)

百聞は一見にしかずと言うことで、
以下は2014年2月27日にアーカンソー州のパピーミルから
The Humane Society of the United States」が
180匹以上の犬とその他の動物を
大型レスキューした時の模様です。

英語ですが一見して状況は把握できると思うので、ぜひ↓




かみ合わせが悪く、口が閉めれない状態で
ご飯もろくに食べられなかったであろうテリア系の犬や、
背骨の変形した犬、毛が伸びすぎて二重の塊りになってしまった犬など、
繁殖犬たちの管理状態は最悪です。

パピーミルの典型である積み重なった狭いケージに
入れられている犬は少なかったものの、
劣悪な環境のパピーミルであることに違いはありません。

しかしレスキュー団体が入ったことにより
このパピーミルにいた繁殖犬や動物たちは悲惨な状況から解放されます。
レスキュー後は獣医の診断を受け、
里親探しのアダプションに出される準備がなされます。

今まで辛かった分、このパピーミルにいた全ての犬たちが
今後は幸せになってほしいと願うばかりです。

と言うことで今回は少し重い内容ですが
やはりアメリカで犬たちが置かれている真の現状を
見て見ぬフリはしたくないので書き留めました。

そして最後に…「日本ではどうですか?」


おわり


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Earth Day アースデイに届いた地球型おもちゃ

2014-04-22 | チャーリー


本日4月22日はアースデイ、地球の日です。

環境保護の日でもあります。1970年から始まり今年で44年目、
192ヶ国以上の国がこの日を祝っているらしいです(Wikipediaより)。

実は先日注文していたチャーリーのおもちゃが届いたのですが、
たまたま「地球を模ったおもちゃ」を購入していたのでした。

偶然すぎて「ワォ!」とまでは思ってないですが
小さめに「ォォ」と思ったおかんなのでありました(笑

なぜこのおもちゃを購入したのかと言うと…
国産 アメリカ製」だったからです。

ワンコのおやつに関しては中国産のジャーキーなどで
多くの被害が出たこともあり、今や国産(アメリカやカナダ)を
買い求めるペットオーナーが増えています。

しかしおもちゃ類や犬グッズ関連は、中国製が多いのが現状です。

まぁその辺はあんまり気にすると犬バカ度がさらに進むので
ほどほどにしていますが…

しかし先日、有害物質不使用でリサイクル可の
エコフレンドリーなアメリカ製のおもちゃ
を販売している
PLANET DOG プラネット ドッグ」を見つけてしまい…
おもちゃを2点購入した次第でございます。

やはり犬バカにつける薬は無いのです

PLANET DOG」は主にワンコ用のおもちゃを中心に
リーシュやカラーなどを販売しています。
売り上げの2%を「PLANET DOG 基金」を通じて
介助犬やセラピー犬団体などに寄付しているのも
かなり好感が持てます。


そして以下が今回購入したブツ2点です。


地球型おもちゃ 「Orbee-Tuff Orbee」大サイズ


あれ、日本は?



日本が無いことに多少ムッとしましたが、
イギリスもニュージーランドもありませんでした。
島国は削除の方針なのですね…


知育玩具のパズルボール 「Orbee-Tuff Mazee」大サイズ


パズルボール「Mazee」と地球型ボール「Orbee」


パズルボール「Mazee」に入れた「BOCCE'S Bakery」のビーフクッキー


クッキー投入後



ボールをガン見する犬


立ち上がってガン見


一瞬で転がすことを悟る(笑


猫手全開



このあと、転がしてクッキーを出していただくと言う
「労働と報酬のしくみ」をマスターしておられました。


「ワシの地球や」とまるで神目線


地球独り占め



と言うことで「アースデイ」はいつものワンコデイと
ほぼ変わりなく過ぎていったのでありました


おわし



アースデイは明日でいい」とか
そんなさっぶーい事言う歳なんですよ!おかんは!って誰に言うてるの?
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月イチのお楽しみ BarkBox バークボックス 2014年 4月分

2014-04-21 | BarkBox バークボックス

はい!今月もやって来ました「BarkBox

「BarkBox」とは?
2013年10月分のコチラで説明書いてます。

先月の3月で半年間の購買契約が終了だったのですが、
またもや6ヶ月購買の更新しました!
さらに今年の9月まで月イチでやって来ます。

あぁ楽しみ~♪ と、完全に飼い主が喜んでいます。
わんこ用イーコマースにまんまと嵌った犬バカ飼い主の典型ですね

今月分、おもちゃが中国製なのがちと残念ではありますが、
おやつ類はいつもと同じで全てナチュラル系、アメリカ製でした。

では中身です↓


大型犬用 4月分


BOCCE'S Bakery ビーフ&にんじんクッキー


Dog's Love Kale ケール ビスケット


Barkworthies ビーフスティック


Mr. Barksmith's 冷凍用 にんじんケーキスムーチー


Mr. Barksmith's 冷凍用 にんじんケーキスムーチー


Loopies ボール入りおもちゃ


カード 表


カード 裏


箱の内側で見つけたわんこプリント 粋やね♪




で、実は「BOCCE'S Bakery ビーフ&にんじんクッキー」は
先週行ったペットストア「The Cheshire Cat & Dog, Too!」で購入していました。

小サイズが「BarkBox」に入っていたもの、大サイズが購入したものです



いやぁ~しかし何事も継続が大切ですね…
なんか意味を取り違えてる気がしますが、気にしない!

と言うことで2014年4月分の「BarkBox」でした。



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ハッピー・イースター うさぎ犬&たまごクッキー

2014-04-20 | チャーリー

本日4月20日(日)はイースター
今年はイースター連休の週末からずっと良いお天気が続いていて
ついに本格的な春到来のコネチです

イースターとはキリストの復活祭らしいです…
って、またもや知らんのかぃ!(笑

で、イースターと言えばうさぎたまごなんですが、
アメリカでは3月中旬辺りからイースター関連のグッズやお菓子が
あちこちにワラワラと出回りだします。

そして今回も(クリスチャンじゃないけど)またもや便乗♪

わんこ用たまごクッキーを焼いてみますた。
レシピは以前UPした「うまうま 雪の結晶 スノーフレーク クッキー」と同じですが
今回は材料に玉子:1個と、オリーブオイル:ティースプーン3を加えました。

作業工程は至って簡単です。
たまご型クッキーを焼いて、わんこ用のアイシングでデコレートするだけ↓


たまごの形が均一ではないのですが気にしないっ!



多少デコ盛り気味



わんこ用イースターバスケットのできあがり



ボーン型クッキーも焼いたのでバスケットに投入




そして3月17日の「セントパトリックスデー」にて
かぶりもんに味をしめたチャーリーおかん。

またもや「うさぎ耳(人間用)」をチャーリーに装着



めっちゃ笑ろてるやん!



チャ: いつまでも笑ろてると思うなよ…
おか: ス、スマン。なんとか堪えてつかぁーさい!



おか: これで勘弁してつかぁーさい!…
    目はマジっぽいけど、ヨダレが出ていますよ(笑



お待ちかね♪



やっと大好きなクッキーにたどり着けた模様



この後言うまでもなく3個ほどワシワシと
クッキーを食されておりました。

チャーリー、撮影協力ありがとう。
かぶりもんはもう止めるね。 嘘…


イースター、5年後あたり「ウエスターになってるな」って思ったあなたも
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コンフォートドッグ ゴールデンレトリバーたちの活躍

2014-04-17 | アメリカ 犬 & 動物事情

4月17日(木)のYahoo!ニュースより。

来週4月21日(月)はボストンマラソンが開催される予定ですが、
昨年2013年4月15日のボストンマラソンでは爆弾テロ事件が起こり
民間人の死者3人、負傷者280人以上を出す大惨事となりました。

今年4月15日には一年目の追悼式典が行われました。
しかし被害に遭われた方々の心の傷は決して癒えていないと思います。

その方たちとボストンの街を勇気づけるべく
以前にもこのブログで紹介した「K-9 Comfort Dogs」の
ゴールデンレトリバー6匹がセラピーと慰問のため
再びボストンの街を訪れることになりました。

コンフォートとは慰めるとか元気づける、
痛みを和らげる言う意味で慰問やセラピーと同義語です。

ちなみにボストンマラソン爆弾テロ事件が起こった直後、
ゴールデンレトリバーたちが慰問に訪れた様子はちょうど一年前の日記
ボストンマラソン爆弾事件でコンフォートドッグ出動」で記述しています。

K-9 Comfort Dogs」はイリノイ州に本拠地を置くキリスト教の
ルーテル教会「Lutheran Church Charities」のチャリティー活動の一環です。
(※チャーリー家は特定の宗教には携わっていません)

現在「Lutheran Church Charities」はアメリカ国内の10州に
80匹のセラピー犬・慰問犬を駐在させています。
こちら「LCC K-9 Comfort Dogs」で現在活躍中の
ゴールデンレトリバーたちの写真が掲載されています。

上記教会のゴールデンレトリバーによる
コンフォートドッグプログラムが始まったのは、
2008年に北イリノイ大学で起こった銃乱射事件の
被害者を見舞ったことがきっかけでした。
当時はセラピー犬は4匹しかいなかったそうです。

以降アメリカ国内で事件や災害が起こる度に
各地にセラピー犬を派遣して慰問活動を行っています。

昨年2013年だけでもオクラホマ州の竜巻、テキサス州の工場爆発、
アリゾナ州の山火事、コロラド州の洪水など自然災害や
事故で犠牲になった人たちの遺族や被害を受けた人たちのために
ゴールデンレトリバーたちは慰問活動を行って来ました。

そんな中でも個人的に最も心が痛んだ事件があります。
2012年12月14日に私たちが住むコネチカット州で起きた
サンディフック小学校銃乱射事件」です。

イリノイ州からコネチカット州サンディフック小学校の生徒たちを訪れた
9匹のコンフォートドッグたち(英語ですが雰囲気で)



現在も「Maggie(マギー)」と「Addie(エディー)」の2匹のゴールデンレトリバーが
事件が起こったコネチカット州ニュータウンの町に駐在し
被害者や遺族の方々に慰問活動を続けています。

ボストンがあるマサチューセッツ州や
サンディフック小学校があるコネチカット州は
アメリカの中でも歴史が古く、この2州を含む北東部6州は
「ニューイングランド」と呼ばれています。

この2年の間に私たちが住むニューイングランドで
2度も大惨事が起きたことはとても悲しく
もうこんな事件は起きてほしくないと願うばかりですが
人間とはいろんな間違いを犯してしまう生き物ですね。
いい加減学習しろよ、と思いますが…

ですが不幸にも事件が起こってしまった時、
このようにセラピー犬を即時に派遣することで
人々の心の傷を少しでも和らげようとする活動は
素晴しいことだと思います。

実際、犬たちの持つ力に癒されている人たちは多く
慰問に来たゴールデンレトリバーを撫でているとき
人々はとても穏やかな表情です。


と言うことでこれからも
K-9 Comfort Dogs」のゴールデンレトリバーたちには
人々に癒しを与え続けていってほしいと思います。

しかしさすがトレーニングを受けているだけあって
みなさんむちゃくちゃ良い子でメッロメロに可愛いです
コンフォートゴールデンズ、これからもがんばってね!


上記写真: 「Lutheran Church Charities K-9 Comfort Dogs」より


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号泣 「Shelter Me」 シェルターミー エピソード1

2014-04-15 | アメリカ 犬 & 動物事情
本日4月15日(火)は一日中天気が悪く
雨が降ったり止んだり暴風で夜半には雪もチラつく模様のコネチです。

なので家でまったり先日購入したDVD
Shelter Me シェルターミー エピソード1」を観ることに。
以下ほぼネタバレなので鑑賞する予定のある方は薄目かチラ見で(笑




アメリカでは毎年600万~800万頭の犬や猫達がシェルターに捨てられ
その内引き取り手のない300万~400万頭の犬猫達が
安楽死させられています。

その現実を踏まえた上で「Shelter Me」は
シェルターの動物たちの里親になることの素晴しさ、
シェルターの犬達が社会的に活躍していることや
人間の心のケアに役立っていることなどにスポットライトを当て、
人々の関心をシェルターの動物たちに向け、
犬や猫たちにセカンドチャンスを与えることを狙いとしています。

シェルターの動物たちが引き取られることにより
犬や猫たちが幸せを掴むのはもちろんですが、
里親を含めそれに関わる人間たちの精神面での向上の様子も描かれていて
心温まるドキュメンタリーとなっていました。

内容は3部構成されていて1時間の作品です。

第1話: 路上を放浪している野良犬をレスキューし
その犬たちに最適な里親を見つけるというシェルターの基本活動を紹介

第2話: シェルターから介助犬の適正がある犬を選び
その犬たちの訓練と育成を刑務所で服役している女性受刑者達に担わせ
介助犬を必要とする人たちに引き渡すプログラムの紹介

第3話: イラク戦争でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えた退役軍人が、
シェルターから犬をアダプトしたことにより癒される
というストーリーで、退役軍人とシェルター犬を結ぶ里親制度の紹介




尚「Shelter Me」のスポンサーは
2014年アカデミー賞の司会者でピザを注文していた
動物愛護家の「エレン・デジェネレス」が共同経営を務める
ナチュラルドッグフード会社の「HALO





最初の第1話はアニマルプラネット等でよく放映されている
ドッグレスキューっぽい内容だったので
「ほぅほぅ」と見ていただけだったのですが
第2話目からの「女性服役者の介助犬育成プログラム」は泣けました。

個人的にですが女性服役者と言うのは
「いろんな不幸が重なってしまった感」があって
男性とは違い極悪非道とかサイコパスっぽい人が少ない気がします。
まぁ実際はどうかわかりませんが…

ストーリーの中では20年間服役している女性囚人が
今まで17、8匹の介助犬育成をして来たと語っていました。
とても穏やかな口調で育成中の犬を
自身の亡くなった子供のように思っているとも。

この介助犬育成プログラムの期間は4ヶ月~7ヶ月です。
介助犬を必要としている人たちに犬たちを引き渡す日、
今まで訓練士だった受刑者たちと晴れて介助犬になった犬たちが
お別れするのですが…泣けました。

そしてこのプログラムを行っている団体
Canine Support Teams」は設立から25年にも渡り
体の不自由な人たちや負傷した退役軍人のために
介助犬育成に努めて来たNPO・非営利団体です。




創設者は「Carol Roquemore」さん。
キャロルさん自身も子供時代に患ったポリオと
MS(多発性硬化症)の影響で車椅子を使用されています。

実はチャーリーおかんも自己紹介でちょろっと書いていますが
MS(多発性硬化症)の患者です。

欧米では患者数が多く(特に白人)ものすごく有名な病気なんですが
日本では患者数が少ないのと完治しないと言う理由も含め
難病指定になっています。と、この話しはまた次回にでも…
そんな理由から多少の感情の肩入れがあって号泣だったのかもしれません。


そして第3話、退役軍人の話しですが…
第2話からの涙腺が弛んでいるせいでまたもや号泣。

犬をアダプトする前のPTSDに苦しんだ時の話しは辛く
前線に送られ帰還した兵士の心の傷の深さがうかがえます。

カウンセリングや心理療法を受ける退役軍人も多いようですが
戦争トラウマによる精神的ダメージは計り知れないほど大きいようで
自殺率も高く、社会問題にもなっています。

しかしながらストーリーの中の2人の退役軍人は
犬をシェルターからアダプトしたことにより
精神状態の落ち着きを取り戻したようでした。
動物の持つ力は目には見えないけれど
本当にすごい癒しのエネルギーがあるのだな、と改めて思いました。


現在「Shelter Me」はエピソード3まで出ています。
エピソード3の「Second Chances セカンドチャンス」はPBSチャンネルで放映中。
ですが、コネチカット州では放映されていないので
エピソード2を含めエピソード3もDVD観賞になる予定です。

ちなみにうちの先代犬がっちゃん
フロリダ州のシェルター「Halifax Humane Society」出身でしたが
チャーリーはシェルター出身ではありません。

一番最初の飼い主は引越しを理由に飼育放棄する無責任さでした。
その次の家では子供の犬アレルギーが発覚したため手放すことに。
その後縁あってうちの家にやって来たので
個人的なレスキューになってしまった感じです。
もし今後2匹目を飼うなら絶対にまたシェルターからと考えています。

さて、今回も超長文になっているのでこの辺で。
以上「Shelter Me エピソード1」のネタバレでした。


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おやつショッピング&ドッグパーク

2014-04-13 | チャーリー
今週末は晴天&気温もグッと上がったコネチでした

なので本日4月13日(日)はチャーリーのおやつを買いに
いつもフードを購入している近所のペットストア
The Cheshire Cat & Dog Too!」へゴー
そのあとドッグパークへもゴー

The Cheshire Cat & Dog Too!」は
お店はそんなに大きくないのですが、
取り扱っている商品が生肉フードを含め
プレミアムフード、アメリカ製のおやつ、
穀物フリーのおやつなど厳選された商品が置いてあるので
安心してお買い物ができます。

お店は家族経営されているのですが、全員めっちゃフレンドリー♪
大型のチェーン店よりも断然好感が持てるお店で
2012年、2013年と地区のベストペットストアにも選ばれています


BRAVOの生肉冷凍フードコーナー


フリーズドライおやつコーナー


フリーズドライ にゃんこフードコーナー



来週4月20日(日)はイースターなので
お店では「イースターバニーと写真撮影会」が行われていました。

チャーリーも迷わず参加!したのですが
バニーと遊びモード全開であんまり良い写真は
撮れなかったおかんであります。


バニーにしっぽブリブリなチャーリー


バニーの中は小学生の女の子(オーナーのお子さん)お疲れさまです


すでにパーチーが終わった模様のイースターコーナー




以下が今回お店で購入したおやつ類

BOCCE'S Bakery のビーフクッキー アメリカ製


FROMM のサーモンスウィートポテトクッキー アメリカ製


ターキーソーセージ アメリカ製


コネチカット州産 冷凍ビーフ骨髄


ETTA SAYS のラビットチュー アメリカ製



そして春のドッグパーク(3回目)へ

まだ芝生が生え揃っていないパーク


パーク入り口付近


入り口から離れた所で集まっていた穏やか組


チャーリーと仲が良かったゴールデン・ハスキーミックスさん


仲良し組


得意の細目でへばるチャー


ゴロンゴロンダンス


背中かゆいのですか?


ピクニックベンチの下で休憩…て休憩ばっかりやがな


ボール狙いのシェパードミックスさん乱入を激写



と言うわけでパークでは1時間ぐらい遊びました。
チャーリー、毎回パークに行く前はものすごいハイテンションです。
しかーし、着いたら休憩ばっかり。
なんじゃそりゃ~

でもまぁ楽しめたみたいで良かったです


おわり



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創立148周年 ASPCA 米国動物虐待防止協会

2014-04-10 | アメリカ 犬 & 動物事情

本日4月10日(木)は
アメリカ動物虐待防止協会」が創立されて148年目の日です。

アメリカ動物虐待防止協会は
The American Society for the Prevention of Cruelty to Animals」の
頭文字を取って「ASPCA」と呼ばれています。

公式サイトはコチラ(英語)

イギリスで1824年に創立され1840年に英国王室の管轄になった
RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)に続く形で
1866年4月10日、アメリカ ・ ニューヨーク市に創設されました。
現在あるアメリカの動物福祉団体としてはもっとも古い団体です。
以下の写真は創設者のヘンリー・バーグ氏。




1866年の時代背景としては
アメリカでは南北戦争の一年後だったようです。

ちなみに日本では1866年は慶応2年、
幕末の真っ只中で大政奉還の一年前でした。
坂本龍馬襲撃事件の寺田屋騒動があった年のようです。

完全に歴史の中ですが、、、

その頃から動物への非人道的な行いに対して
「動物虐待防止法案」を可決させるなど
動物の権利を法を通して守り今日まで148年間、
非営利団体として存続して来ました。


しかしASPCAが存続するという裏を返せば
148年経った今でも動物虐待が無くなっていない
と言うことになります。

ASPCAは2001年から2008年まで
アニマルプラネットと言うテレビ番組で
Animal Precinct 動物警察管区」と言う
ドキュメンタリー番組を放映していました。
日本で言うところの「アニマルポリス」です。

ニューヨーク市内で起きた動物虐待の通報を受け
ASPCAの職員が調査し動物虐待の加害者を逮捕、
起訴し裁判までもっていくと言う内容の番組でした。

この番組はよく見ていましたが、
目を覆いたくなるような場面もあり
加害者には同じ目に合わせてやればいいのに!と
過激に思う事もしばしばありました。

しかし現在これについてはASPCAは調査活動は行っていますが、
強制施行はニューヨーク市警察が業務を担っているようです。




そして最近では、あまり良いニュースではないけれど
サーカス団が使用している象の管理を巡り12年もの裁判の末、
巨額の和解金(寄付金)を支払う結果になった事件がありました。
詳しくはコチラの日記で書いています。
興味ある方(いるのか?)はどうぞ。

148年もの間には良いことも悪いことも含め
本当にいろんな事があったのでしょう。
しかしその間、動物虐待防止と言う揺るぎない理念に基づき
動物の権利向上に尽力してきた事は素晴しい事だと素直に思います。
またその後ろにはASPCAを支える社会があり
多くの支援者がいると言う事は、徐々にかもしれませんが
成熟社会の方向へ推移しているのだなぁと感じます。

そしてあと2年で創立150周年です。

本当は不幸な動物たちがゼロになって
業務が無くなる事が一番理想なのですが。
その日が来るまで今後もASPCAにはがんばってもらいたい
と言う気持ちを込めて…

Happy 148th Birthday, ASPCA


おわり


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