![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/33/b453f2e3fedfe1214da17266cb7c75e8.jpg)
アメリカで一ヶ月ほど前から話題になっていましたが、
カリフォルニア州でこのほど「ペットショップでの
保護犬・保護猫・保護ウサギ以外の
生体販売を禁止する州法が成立しました」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
California Bans Pet Shop Sales Of
Non-Rescue Cats, Dogs And Rabbits(英語)
※アメリカは州によって法律が異なります。
現在アメリカで生体販売を行なっているペットショップは
犬や猫の仕入れ先のほとんどが
利益のみを目的とする悪徳業者の「パピーミル」からです。
子犬生産工場 パピーミル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/17/2c9915a8d4f145028f7d65242ce8f527.jpg)
今後カリフォルニア州では、
生体を販売するペットショップは実質上
今までと同じ営業ができなくなります。
そしてこの州法ができたことにより
パピーミルの収入源に
打撃を与える事が可能になります。
さらに今まで生体を販売していたペットショップで、
保護犬、保護猫の里親探しを行う事で
シェルターから救える犬や猫の頭数増加が
見込めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/99/9f0982b5cb9f90a71bfac7386809de5d.jpg)
今後カリフォルニア州のペットショップに生体がいる場合は
保護犬や保護猫と言うことになりますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
法が施行されるのは2019年1月からと言うことなので
実際にはあと一年と少しありますが、
カリフォルニア州はアメリカ国内で初の
「パピーミルから仕入れた生体の販売を禁止した州」
と言うことになります。
現在アメリカでは上記と同様、
またはそれに近い条例を制定している
市や自治体が230以上ありますが
州法としては初めてです。
今後、他州でも州法としてどんどん施行されてほしいですね。
そして最終的にはアメリカ全州で!
いや~ ついにですね! おめでとうカリフォルニア
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めっちゃ嬉しいわ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_happy.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
さてコネチカット州は何番目に?
ちなみに…
この州法成立に反対の立場をとっていたのは
アメリカンケンネルクラブ。
AKC まじ最悪(--)
お・わ・り
いずれ そうなるべきなんですよね。
ペットショップでの生体販売禁止に 大賛成❗️
うれしいです。
お久しぶりです。
素晴らしいですね。
日本もこういうの、出来たら良いなー。
これって、パピーミルに今現在いる
動物たちはどうなるのでしょうか?
今まで草の根運動的に地道にがんばってきた
地元保護団体などの成果です。
日本もペットショップでの生体販売に対しての意識が
昔と比べて大きく変わってきているし、
レスキューに関わっておられる方も大勢いらっしゃるので、
今後良い方向になるように願っています!
日本は法律が決まれば全国共通なのがいいですね。
そう言う意味で言うとアメリカは州ごとなので
何かと時間がかかりそうです。
めっちゃサボってました
日本も一日でも早く生体販売の意識が改善されると良いですね。
現在アメリカではパピーミルの大半は
中西部に集中しているんですけど、
カリフォルニア州に卸せなくなったら
違う州のペットショップに流通させると思います。
ちなみにパピーミルが崩壊した場合は
地元のレスキュー団体などがミル犬、ミル猫を保護します。
大きなところでは
HSUS(アメリカ動物福祉団体)が介入して
健康状態のチェック後アダプションを行ったり。
なんしか被害を被るのは動物たちなので
ほんまペットショップやネット販売、いらんです。
パピーミルは一刻も早く撲滅してほしいのですが、真面目にブリーディングしてきた人達にも大打撃では?
盲導犬や警察犬、牧羊犬など長い歴史を経て創り上げた犬種が維持できなくなり、素人繁殖の雑種しかいなくなってしまいます。
健全な犬種の保存と維持を目的としているケネルクラブが反対するのは理解できます。
今までも記述してきたのですが、
アメリカでは種の存続に重きをおき
純血種の遺伝疾患などにも配慮して交配を行っている
健全なブリーダー(真面目なブリーダー)は
ペットショップに卸したり、見えない相手に
ネット販売は行いません。
健全なブリーダーが子犬を販売する際は
飼い主となる人たちと直に会う事を基本とし
親犬の状態を見せるなどします。
アメリカではペットショップにいる犬や猫の卸元は
ほぼ全てがパピーミルと繋がっています。
だからみんなペットショップでの生体販売を反対しているのです。
パピーミルこそ「素人繁殖の温床」であり
儲けのみを考える悪徳業者だからです。
なのでペットショップでパピーミル犬の販売を
禁止することは、真面目なブリーダーにとっては今後、
良い展開に繋がると言うことになります。
純血種の繁殖反対と言っているわけではありません。
>健全な犬種の保存と維持を目的としている
ケネルクラブが反対するのは理解できます。
実は逆でAKCはパピーミル側ですよ。
この「法案成立に反対」の姿勢を見せていました。
なぜならパピーミルで素人繁殖している業者も
AKCに登録可能だからです。
AKCは登録料やその他で儲けを出しているので
パピーミルが撲滅されると収入源に影響がありますから。
長くなりましたが、今後は純血種を繁殖させるならば
真面目なブリーダーのみが生き残る国になってほしいと思っています。