窓に映った部屋 

小さい頃、叱られては、窓に映った部屋に逃げたいと思っていました。同じ部屋なのに別世界に見えて。

別に、いいけど

2006-02-06 18:52:18 | ライフ・哲学系
相方に「私もメイドカフェでバイトしよっかな」と言ったら
「たぶん年齢で落とされるよ?」と言われた。

私:「なによー!(ピキ)」

相:「まあまあ、でも何でまた…。
  なに、メイドカフェでバイトしたかったの?」
私:「べーつーにーぃ!!そういうわけじゃないもん」


別に。

。。。。

いつか、秋葉原だけで呼吸するような女の子の小説を書きたかった。
それを最初に思ったときはまだ、「萌え」が台頭する前の秋葉原だったけど。

セル絵のもつきれいなかんじ、とっつきやすそうなかんじが好きだ。
デフォルメの効果、だろうなと思う。

メイドのコスプレには、ホスピタリティとか従順さとかロリータが象られている。

で、ロリータファッションには、お姫様趣味と受け身的な気持ちがあるように思う。

。。。。。

記述がぐちゃぐちゃだ。
たぶん、「きれいなかんじ」とか
ホスピタリティとか
姫っぽい初々しさとか
その辺がキーかな、と。
それともちろん、性差も含め。


ただ、相方は萌え文化が嫌いらしいので、
あまり精進してもしょうがないのだが…

肯定的にも否定的にもなれない私は、
私は…

アウトプットをガンガンと!(今年の抱負)

2006-01-20 18:07:56 | ライフ・哲学系
今年の抱負は、他の記事のコメントでも書いたが、

イジケず
いからず
いろんな人からいいトコもらって
いい表情(カオ)目指せ で行こうと思う。

(それと、プラス「アウトプットをガンガンと!」で行こう
文脈が変でも何でもとにかく記していこう。
断片でもいい、頭に溜めちゃだめだ。)

昨年は
あせらず あわてず あきらめず…などなど
頭が「あ」だったので、今年は「い」。

昨年の目標は、ブログ上で声をかけてくださる
方々のおかげで、まあまあ守れたと思う。
こういう抽象的な抱負を掲げたのは初めてだった。
ブログのおかげで、そういう事の大切さに気づいたのだ。

来年は、まあ、「美しく」が入るのは必至だな。

うーむ。

面白くってしようがない

2005-09-22 22:10:36 | ライフ・哲学系
入籍してまず最初に買ってもらったのはカシオペアE2000
ヤフオクで落としてもらったのだけれど、念願のPDAデビューだ。
支出やタスクリストをメモするために欲しかったので、音楽機能は期待していなかったのだが、Windows メディアプレーヤーも入っていた。

で、それで『攻殻機動隊』S.A.Cのオープニングを聴きながら出勤してみたら、案の定、凄いことになった。

曲の躍動感にまかせて階段を一段飛ばしで駆け上がり、短距離走の選手のように本気でメダルを狙いに…もとい、本気で疾走してしまったのだ。

素子のように、アクロバティックなことはできないけれど、その意気で現代社会を生きたい。
走っていると、元気になってくる。仕事の不安だとか平和にならない世界への悲しみだとか同姓への嫉妬だとか…妊娠の怯えと期待だとかそういうもの全部が、女として生きるのが、面白くってしかたがない。

私は、生きる。映画の素子とは違う方向を探して。

性別フォルダ 再び

2005-07-11 18:47:50 | ライフ・哲学系
入籍する前に、偶然機会が得られたので伯母3人に婚約者(ダンナ)を紹介した。

いろいろと、ひとしきり聞かれた後、「仕事は続けるの?」と聞かれた。
続けると答えたら、「そうよね、何もしないで家で待ってたって、つまんないものね」
と言われた。

何気ない言葉だと思うが、やりとりが妙に心にひっかかってしまって、忘れられない。

何もしないで家で待っている?

そんなことってあるだろうか。洗濯、掃除、料理、育児…どれひとつとっても、きちんとやろうとしたら大変なのに。
伯母たちは、子供の頃から家業とそれらをやらされてきて、結婚してからも当然のように主婦業をやらされてきたはず。

そんな人たちが、家事は「何かやっている」もののうちには入れていないのだ。

いや、こうして書いているうちに思ったが、彼女たちのうち二人は商売をしている家へ嫁いでいる。もしかすると、家事を主としてやりながらも、商売を手伝うこともしていたからこその発言かもしれない。

それにしても、「仕事は続けるの?」と他のおおくの人から言われた。
しかも、私も今まで友人知人が結婚するときに言ってきた。

今回それを聞かれる立場になって、本当に妙な気分だった。

それぐらい、女にとって「結婚と仕事」は、大きな問題なのだと思う。

私は別にすごい仕事をしているわけではないし、稼げるひとでもない。
ワーカホリックになれるほど体も心も精神も強くない。
家事やおしゃれを要領よくこなせるような器用さももっていない。

それでも、仕事はしたい。

人間関係で悩んでも、通勤が大変でも、長い時間拘束されても
いわゆる「社会」とか「ビジネスの世界」の中で、立ち居振る舞う感覚を忘れたくないから。ブランクを空けるのが怖いからだ。

ではなぜそんなに、「ビジネスの世界」に執着するのか。
やはり、「やりがい」という言葉に行き着くのだと思う。言い換えれば「自分のお給料として目に見えるかたちで成果が得られるから」だと思う。

さらに私自身のことに限って言えば、文書を読み書きして考え、情報を伝えることが、(いまはスランプだけど)好きだから。家事も好きだけど、家事よりも好きだから。


結婚してよかった。結婚してよかった。ダンナのことは愛してる。愛してる。大好きだ。

それでも、女としての自分の生を思い悩まずにはいられない。

最近判明したこと

2005-05-04 10:45:33 | ライフ・哲学系
・彼(ダンナ)は、私を透明な大きな愛で包んでくれているということ

・私は彼(ダンナ)に対してワガママな望みをいっぱい隠し持っているのに
 自覚症状がほとんどない(ぉぃ)こと

「私は我侭なのです!でも、私を好きなんでしょう?」
いじけずに、こう言えるようにならないとなぁ・・・

「性別」フォルダ

2005-04-08 20:14:54 | ライフ・哲学系
引越の準備中に
本棚から薄っペらい投げ込みファイルフォルダ
(ポリプロピレン?のような素材の70円くらい
で売ってるやつに、仕切りタブがついたもの)
が出てきた。
ブログを始める前、自発的にエッセイを書いて
投げ込んでストックしていこうと考えて用意したものだ。

四つほどタブがあって、カテゴリ名が書き込まれている。

「国語に関すること」

「性別」

「その他」

「備考」


…性別? 一瞬、一年前の自分が考えたことがわからず、
手も頭も止まってしまった。

そして思い出したのだ、ついこないだまで
それが自分の中で相当根を張った問題だったことを。

自分が女であること、女は非理知的といわれがちであること、
女は地面にペタリと座りこんだらいけないこと
女はミニ裁縫セットとコンパクトを常に持ち歩くことを期待されること
女の友情は儚いこと
女は三界に家がないこと
顧客に電話で「女じゃハナシがわからない、男性を出して」
と言われること
などなど

こういったことが、思考の爪先をひっかける糸だった

今では「まるで嘘のように」女としての自分を当然として受けとめている。


3月の感覚

2005-03-20 11:22:28 | ライフ・哲学系
ずいぶんブログを離れる人が多いな、と思う。

ブログを離れる、というより、新生活で続行不可だというかんじの人が多いが。

この「新生活」というもの。

消費欲をかきたてるためのものと、みんなわかっていて、それでも魅力的で、
これも一つのクリスマスみたいなものに似てる気がする。

ともあれ今年は私も「新生活をはじめる」側になったわけだけれども
「気分を一新」という世間のノリとの違和感を感じている。

ブログは続ける。自分の思考の出力の場は絶対必要だから。

昨年の一月、それまでの一年を振り返って、「あまり今までの自分からの飛躍が
見られない」と嘆きながらも、抱負として「書く年にする」というものを掲げて
いたのを思い出した。

これはプラスに働いた。
自分の文章の、いや言語感覚の良い点も悪い点も実感できたことで、
漠然としたコンプレックスや僻みが弱まった。
そして逆に自信に繋がっていって、いろいろな選択も視野に入れられるようになった。
しかし、私の中の転機は、「書く年にする」という
思考につながる何かを得たときだったと思うのだ。何が影響したのかはわからない。
いろいろな、人、できごと…いろいろなものが混ざって作用しただろう。

だから私にとっては、本当の転機は内側で熟成されていくものなのかなと思う。

おそらくこれからまた3月に、周囲の「新生活」ラッシュに焦らされるときが
くると思う。そのときに、この視点を忘れずにいたい。

ささやかな抵抗力

2005-03-18 23:23:42 | ライフ・哲学系
もう、自分でその味と手間と気分は作れるから。
昨日、ハンバーガーショップの目の前で
まわれ右をした。


お金で買えないものを、これからも得るために
お金で買うものも、無駄に買わないようにする


今まで後ろめたい気分になりながらも、我慢できず
不要な時にファーストフード店に入る事が多かった
でも、今は、違う態度で臨める。
それが、嬉しい。

次の一杯に願って

2004-11-28 21:23:47 | ライフ・哲学系
ニーチェの解説本(三島憲一)をじっくりじっくり読み進めてきて、やっとクライマックスまできた。
中盤以降、掴みにくい箇所はスタバやベローチェでコーヒー片手にノートをとりながら読む。
BGMも、本も、おいしい。

けれどいつも、ほどなくすると潮時が訪れる。それは閉店の時刻のせいだったり、頭の疲れだったり、雑用のせいだったり。
恨めしい気分でテーブルから視線をあげる。

そして、目の前のカップを見る。
また、相当高い確率で次がある。なぜなら私はこんなにも今の仕事を背伸びせず飽かずやっていて、こんなにもコーヒーと読書が好きだから。だから。だから。大丈夫。
積んでいこう。