揺れながら育つように

今日やっと郵便局で義援金を振込んだ。

当面はダンナが職場を通じて、それなりの金額を出しておいてくれたから今日まで延ばし延ばしに…

控えを受け取るとき、また地震がきた。

しばらく揺れがおさまるのをその場で待ち、郵便局を出るとあっけらかんとするほど春らしい春のうららかな景色のまま。

しばらく後に携帯のブラウザで見ると、福島県で震度6弱。


足もとで風にゆれるムスカリの花房。
桜の花弁。

3月11日以降に播いたルッコラも発芽した。

自分で播いておきながら、よく発芽したなと感じる私は、やはり少し不安感にやられているのだろう。

私たちは動物だから…

惑うことが多い

せめて姿勢よく

昨夜は震災以降はじめて、大泣きしてしまった。

持病の目眩症が再発。

耳鼻科に行ったが、なかなか治らない。

腰痛とあいまって、引きこもってＴＶを見ていて

海に…

海を汚すニュースが辛くて。


旦那が、チャーハンを作ってくれた。

そして、適当ワルツを踊った。

今はこの、二人でいられることが、有り難いことに感じる。

腰から沈む

最近、メールで投稿しようとしても反映されない。

送ったものはどこに行っちゃったのだろうか。


ここ10日間くらい、腰痛で苦しんでいる。

まさか自分が腰痛もちになるとは思ってもいなかった。（今思えば、両親とも腰を患っているのだから、そう思うのがおかしいのだが）

もともとがナマケモノの性格なのに、痛みのために横になっているのは幸せでないなんて…知らなかった。

テレビを見ているのにも、程度というか限界の時間というものがあると痛感した。

しかも、腰痛は、治っていくと信じにくいのが…


……今日は飲もう。

静かな混乱

ラマダン・スウィーツと言われたかと思ったら、和モダン・スウィーツだった。


まぁ、幸せの種類はいろいろあるから。

何をもって、幸せとするか……なのかな。



クリスマスは子どものためのものだと思うから。

だから、どんな過ごし方をしたかとかするかとか、そういうことは、もう いい。
いっそ、24時間、本でも読んで過ごせたら。

でも現実には、それができない。その自分こそが、一番がっかりなのだけど。


元気でいてほしい人に、ただ思いを馳せる夜となればいい。

秋のおびえと芸術

秋にはおびえる。
寒い家での寒い冬が目前に迫ってくるから。

小さめでも３ＤＫの戸建てに二人だけで住むと、すごくすーすーする。

暖房費とか考えて思うように各機器のスイッチを入れられない日々。

ドトールに居てもなんか外気が入り込んで薄ら寒い日々。


あの寒さがやってくる。


それを乗り切れるのか、今から不安で内心ドキドキしている。

秋はおびえる。


おびえて、ピアノ練習に逃避する。
子どものときは考えられなかったが、今の私にはピアノ練習は逃避もとい気分転換だ。

（子ども時代は、むしろピアノ練習から逃避していたが）

あきらかに肉体的なピークを過ぎて、動きもおぼえも悪くなっている自分の手。
『私は、16歳のときの発表会の、あそこ止まりなんじゃないか？もう、下手になっていくだけなのでは？』
という思いを打ち消すのに精一杯になって、
現実の日常のあらゆる悩みが、そのときだけは薄れるから。

だから、秋は芸術なのかな。