ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

【教えて!ワタナベさん】トランプ流「対中関税25%」、米中貿易戦争は終わらない![桜R1/5/11]

2019-05-11 22:16:11 | 日記
【教えて!ワタナベさん】トランプ流「対中関税25%」、米中貿易戦争は終わらない![桜R1/5/11]

https://youtu.be/pCrS1oV9OIY



今日のテーマは米中貿易戦争

アメリカは中国から輸入している2千億ドルの産品に対して、これ迄10%の税金を掛けてきました。それに対して、今回25%に引上げるという事で世界中が大騒ぎになっている訳です。



本来、この関税ですが、今年1月1日から25%に引上げられる予定でしたが、米中の貿易協議を始めるという事によって、これが先送りされていたというのが現在の構図です。





又、この2千億以外にも、3,250億ドル、つまり中国からアメリカに輸出する全ての産品に対して25%の関税を掛けるとトランプ大統領は言っており、その準備も着々と進められています。



この米中貿易協議ですが、本質的な問題は、単なる金額の問題ではありません。



中国から輸入される産品が非常に多い。つまりアメリカの貿易赤字が積み重なっている。これに対してトランプは中国に対して貿易協議をして、この貿易赤字の解消をしなさいと言っている訳ですが、その本質的な問題には、その仕組みの部分が関わってきます。


アメリカの要求大きな3要素という事で言えば、

1.知的財産権
先ず1つ目は、知的財産権。中国が勝手に商品をコピーして作ってしまったり、アメリカや世界中が持っている知的財産権、「この知的財産権を中国によこせ、よこさなければ中国で営業活動させないぞ。中国向けに、輸出させないぞ。」という脅しをする。こういう様な行為を先ずやめなさい。

2.為替
2つ目は為替の最終的な自由化。中国は為替を自由化していないワケです。管理変動相場制という事で政府がコントロールしている。これを完全に自由化しなさい。
但し、為替の切り下げ、所謂、人民元を安くして、輸出しやすい環境を作るのは、やってはいけませんという無理難題を押し付けている。

3.資本移動の自由
そしてもう1つが資本移動の自由という事になります。一旦中国に投資されたお金は、例え中国国内で儲かったとしても、海外に持ち出すのが非常に困難です。つまり中国で設けても、自国に持って帰れない。それが企業の撤退や企業の資本移動の障害になっている訳です。

中国で儲けたお金は、もう1度中国に投資する以外なかった。これを止めて、チャンと持ち出せる環境を創りなさい。

これらがアメリカが要求している3要素です。

しかし、これ迄も中国はこの3要素をやると言い続けてきて、将来的にもやりますよと言い続けてきて、何1つ約束を守っていないというのがアメリカのトランプの言い分です。

ですから改革開放WTOに加入するという過程に於いて、約束してきた全てを守りなさい。守れなかったら、自由主義世界から出て行けというのがアメリカの強硬な態度という事になる訳です。

そして今迄守れなかったという理由から、絶対に守れる様な仕組みを作る。つまり時系列何月何日迄に何々はやります。何々はやりますという達成目標を作って、その過程を検査して、出来なかった場合、全ての産品にいつでも関税を掛けられる。

又、更に関税を引上げる事の出来る状況のカードを生み出している。ですから今2千億ドルの関税の次は3,250億ドル総額に対する25%の関税。これも守られなかったら、30%、40%と引上げる事もアメリカは辞さないとしているワケです。

こんな中で、中国はこれを守ってしまえば、中国共産党支配が瓦解してしまうので、守るワケにもいかない。この闘いが今行われていると言えます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿