ジャガイモを収穫しました。
毎年、同じ場所でつくってきました。つまり、超連作。それでもまずまずの採れ具合でした。こまめに堆肥を入れて何とかなっていたのです。が、昨年はいつになく不作。しかも、年々、ソウカ病が酷くなってきて、もう中学生坊主のように吹き出物がいっぱいで、これまた何とかしなければと思ってました。
そこで今年は、巷で話題の浅植えマルチ栽培をしてみようと思い立ちました。草取り、土寄せ不要ですから、ものぐさ有機農業にピッタリ(^.^)
加えて、ソウカ病対策は、アルカリ性厳禁ということで、有機石灰散布は無し。自家製の米糠堆肥を入れ、肥料は発酵肥料ソイルファインを蒔きました。畝幅1m、畝間80㎝にして、マルチを3列張りました。さらに、ソウカ病対策の一環として、半分に切った種イモを、ソイルファインエキス(液肥)に5分間浸し、一日乾燥して植え付けました。
流行の植え方では、切り口を上にした逆植えが推奨されています。しかし、これが絶対かどうかはわかりません。また、植える深さもどれくらいがよいのかも不明です(巷の方法では、地表に置いていくだけの超浅植え)
そこで、種イモを植える向き(順、逆)と深さ(浅、中深)の条件を変えて、結果みることにしました。
2週間前、6月1日の様子です。
左2列がメークイン、右は男爵です。
各列の手前側半分が逆植え、残り半分が順植えです。
左列は中深植え(3㎝ほど)、中列は浅植え(切り口を上向きに置いて、軽く土を振る)、右列は深植え(10㎝ほど)です。
いずれの列も、地上部の生育は順調です。
本日、6月13日、地上部を撤去。
左と中央のマルチをめくると・・・
両畝とも、地表にジャガイモが現れています。その量は、真中の浅植えの方が多いです。
地中のジャガイモは、手で簡単に掘り出せます。
地表と地中のジャガイのを合わせた状態で、順、逆 X 浅、深 を比較してみると、4通りの方法に、収量の差はありませんでした。いずれの方法でも大量のジャガイモがとれました。ただ、収穫は、浅植えの方が楽でした。
モグラの穴があった所は、株がなくなっていました。
ソウカ病は残っていますが、例年と較べればきれいな顔。この程度ならまあ良しとしましょう(^.^)
これではまるでジャガイモ農家(^^;
まだ、男爵が残っています(^.^)
とても参考になりました。夫にも読んでもらいます。
たくさん採れてよかったですね。
種イモは何キロでしたか?とお聞きしている私は計りませんでしたが(自家種イモ)。
黒マルチ栽培は数年前にやりましたが、雨に合わせ暑さに合わせ(7月末の収穫)たら、腐るモノが沢山出てしまって・・・また以前のやりかたになりました(;^_^A
それにしても、すごい量ですね~~アチコチへお配りしなきゃ(@^^)/~~~
でも、いいお芋ですね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
我が家は「北あかり」専門ですが、毎年1kg植えると20㎏以上収穫でき、子供もいないし老夫婦のみなので食べるのに忙しく、春を前に芽が出てきて慌てます。
随分前に一度だけ作った事が有るのです。
収穫時、未だ若かった主人がジャガイモって土の中に出来るんだと感動していた顔が思い浮かびます。
しかし凄い収穫ですね。
出来栄えも素晴らしい!
来年、火と咲くだけでも作ってみたくなりました。
結論としては、マルチの威力が大ですね(^.^)地温が上がりやすい。ただ、地表に出たジャガイモは光が当たると緑化するので、マルチの穴、特にジャガイモの茎が出ている所は、土でしっかり塞いでおく必要があります。
配るのが一苦労です。宅急便代がかさみます(^^;
それに皮が極薄です。生のまま、散水蛇口のジェット水流でつるりとむけます。
来年は、ぜひ作ってみてください。
ウチも、この頃はキタアカリが主です。
好みもありますが、男爵より、味が良いと思います。
年を越すと、どうしても芽は出てしまいますね。モヤシのような芽をとって料理するのも一興かと(^.^)
なかなか良い芋が見つからず、買い足しをしましたから。
おかげで、いつもより大玉の種が得られました。それを、今回は奮発して、贅沢に半分切(例年だと、数稼ぎでチマチマと3,4個に切る事も(^^;)
豊作はそのせいもあるかも知れません。
それから、あんなに大きかった種芋(半切)は、収穫時、全く残っていませんでした(えねるぎーを使い果たした?)。これもマルチ効果かもしれません。
私のは、キタアカリではなく、メークインでした。
以前は、キタアカリ、メークイン、ダンシャクを均等に作っていたのですが、最近は、奥方の要望により、メークイン中心になって来ました。使い勝手と保存性が良いのだそうです。