「小医は身体を医し，中医は人を医し，大医は国と社会を医す」 という中国の古いコトワザがあります。多くの医者・医学生すら知らないマイナーなコトワザです。詳細は私も良く知らないのですが、医学の最も重要なpointを示していると思っています。
世間の医者が行っているのはしょせん、小医の行為に過ぎませんネ。西洋医学は人をバラバラに分解して（解剖学が基礎になっている様に）思考します。そして各臓器ごとに病気を取り扱います。医学に中医は無い？ 「中医は人を医し」なので、人を全体として捕らえようとするから東洋医学の思考法が近いかもね。
じゃあ大医は？ 「大医は国と社会を医す」 っていうのだから、予防医学などで病気を未然に防ぐっていう思考法かもネ。 西洋医学で言えば公衆衛生（衛生学）の概念が近い？ 確かに衛生学の普及した先進国の社会では伝染病などで死ぬ人は激減しています。
福島県での甲状腺検査？ しょせん病気を見つけ出そうとしている小医の行動と私は思う。重要なのは福島の子供たちを被爆から守り予防することです。その為には、避難（疎開）が国のやるべき最も重要な行為と思うのだけど…
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