ワガ実家(東京都)は周囲に水たまりが多い環境です。そんな事情もありコレカラの季節は蚊の大量発生に悩まされます。母に駆除を相談したところ… 「農薬を購入して 水に混入しボウフラを殺すか 散布して霧状にして蚊を全滅させるか」 との答え。 すっかり洗脳されちゃっています。 農薬を使えば蚊だけでなく人間を初め他の生物にも影響がアリマクリ。そうやって昭和の時代は生物を殺しまくってきました。 蚊の生活史を考えれば 農薬を使う必要なんて無いよネ。
蚊の生活史
1. 吸血した 成虫が マンホールやタイヤの水たまりなどの流れの無い水辺に卵を産み付ける。
2. 卵からふ化しボウフラとなり水中生活を始める。
3. 10日~14日でサナギになる。水温が高ければ10日。低ければ2週間が必要。 すなわち気温に依存的
4. サナギから羽化し成虫になる。
5. 吸血行動を始める。
1~5が蚊の生活史の概略です。生物にはおもしろい性質があります。「生活史のどこを遮断しても生きてイケナイ」のです。だから蚊を駆除するには この生活史が参考になります。 アナタはどこを遮断します? いくつも回答はあると思います。 私は2の水中生活を遮断することを考えました。 「水に農薬を混ぜるのだろ~」って? 違うよ
水たまりの表面に薄い油(食用油など)の膜を張ってしまう方法です。 ボウフラは空気が必要です。ドジョウのようにタマに水面に浮かんできて酸素を取り入れます(正確な頻度を私は知らない) ここに油の膜があればボウフラは空気を取り入れることができません。こんな環境に成虫だって卵は産みません (10日に一回くらい食用油を張れば理論的には十分スギと思う)
「食用油だって水に張るのは環境に悪い」なんて知っています。しかし食用油なら万が一に生物の口に入っても 殺しはしません。 ということでコノ方法を母に依頼。古い食用油が大量に有るとのこと… 適当な量を水にマイテもらうことにしました。さて結果はどうなることか…
<付記>
日本住血吸虫(にほんじゅうけつきゅうちゅう)という寄生虫による昭和の風土病がありました(東アジアなどの貧しい国ではいまだにいる) コノ寄生虫の駆除方法を参考にしました。
PS 原発の廃炉で地区の経済はシボミません
原発廃炉後の現実をドイツの例で紹介してくれている動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=Qfy1K12YqIQ&feature=relmfu
(7分)
動画では95年に廃炉作業が始まった原発が紹介されています。17年もたってイマダに町には800人の廃炉作業員が寝泊まりしています。「廃炉で経済がシボム」なんて大ウソの洗脳ですヨ。