藤城清冶(ふじしろせいじ)という作家がいます。「光と影の詩人」と言われる作家です。私は好きで、若い頃この人の「銀河鉄動の夜」をなぜか見て、影絵ファンになりました。最近では彼の作品展を銀座で見たりしたな~ 絵本作家というよりジャンルとしては珍しい影絵作家です。この人が12年10月に那須で美術館をオープンさせます。
これだけモノがアフレテイル時代に「影絵」と言うのも奇異に感じます。戦後スグ「絵の具」が手に入らなかったのがスタートらしい。 「絵の具が無くても影絵なら光とカミソリがあれば作品が作れる」という発想でした。
藤代清冶の作品は こども(こびと)、ネコ、チェロ… が多用されていました。メルヘンティクな作品が多かったのです。最近は作風が変わってきていますね。あのトシで「制作意欲は衰えず、作風も変化している」 ってスゴイですね。
PS 「ヤンバルの森」高江(たかえ)という地域名を覚えてください
沖縄県・高江(たかえ)。ここの「やんばるの森」は世界自然遺産(日本では知床・屋久島・白神山地などが有名)の候補にもなるほどの生物多様性が保たれた場所です。
この地の住民はわずか160人です。少数者をイジメ抜いて米軍の軍事基地(ヘリパッド)を作る工事が進行しています。高江の自然や反対運動の歴史はこのビデオがわかりやすいです(9分57秒) 工事ゲートの前で赤ん坊を抱えて座り込む少年が印象的です。
いつのまにか決まった、200兆円/10年の公共工事を霞ヶ関が始めました。コンクリ重視の姿勢がここ高江でも見られています。開発工事が再開しています。アナタの助けが必要です。 http://takae.ti-da.net/