リビングライフにある9日のエッセイを読んでいて
先に天国に行った娘を思いました。
彼女が産まれた時はクリスチャンとは縁遠い生活をしていました。
占いで娘の生年月日を見た方が
「こんな素晴らしいのを見たことがない。
何万人に一人いるかいないかです」
そう言われた私は、この世の暮らししか思えず
有頂天になりました。
しかし、彼女は9歳でインフルエンザ脳症になり、命は助かりましたが
てんかんと高次能障害となり、お勉強も理解できなくなり
その後、阪神大震災で家が全壊、私の友人宅を転々とする生活で
精神的なダメージも受け、何時間も何時間もの大発作が
薬を飲んでも何回も何回もでるようになり
大変な、精神的な障害に苦しむことになりました。
そして、37歳で重積発作のため急死しました(2009年10月3日)
しかし彼女の障害があったからこそ私達家族は救われ
彼女の強い信仰の故に14年間も毎週殆ど休むことなく
神戸から滋賀県の守山にある教会まで
車で通い続けることができたのです。
その間に8人もの人たちを導き、
教会の兄姉を励まし祝福したと思っています。
直接、彼女が証をし福音を述べたわけではありませんでしたが
彼女の存在は素晴らしいものだったのです。
神様が大きく大きく働かれた37年の生涯でした。
私はその間、様々な教会で証をして賛美を歌いました。
しかし、恥ずかしながら、主の御業を感謝していなかったと思います。
それなのに偉そうに、堂々と舞台に立ったり、教会の高い壇上で
それをしていたのです。
偽善者・・・正に偽善者でした。
本当に恥ずかしい限りです。
9日のエッセイには
『私達は子供にビジョンを持ちます。
しかし、そのビジョンはこの世で一流の良い暮らしをするという
自己中心的なものであってはなりません。
人々を支え、救い、生かすビジョンを子にもちましょう。
親が愛と祈りによって育てた子供たちが見事な果実なら
神はその果実を用いて他の人々に祝福といのちを与えることを願われます。
私達は子供たちに対して、そのような気高く、雄大なビジョンを
抱いているでしょうか』ハン・ホン師
病気もなにもかもを通して、全ての全てを与えて下さった主に
心からの感謝と賛美を捧げます。ハレルヤ
娘、佐知子の生涯は素晴らしい神様の愛の中にあったと信じます。