Chibo Cafe

フランス・パリとヨーロッパとおいしいものが好きなchiboのつれづれ日記。

パリ 奇跡のメダイユ教会

2009-11-16 00:02:55 | france文化&その他
《Paris/ボンマルシェ・サンジェルマン・デ・プレ周辺:教会》

メダルで有名な教会。
奇跡のメダイユ教会。不思議のメダイ(メダル)の聖母の聖堂などとも訳されます。



'' La Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuse ''

小さい入り口ながら、白く美しい教会でした。

パリの老舗デパートのボンマルシェ。
この本館とグルメ館 (グラン・エピスリー・ド・パリ)の間の道、
グラン・エピスリー・ド・パリのすぐ裏手にありました。

1830年、修道女カタリナ・ラブレの前にマリア様が現れ、
『このモデルにしたがって、メダイを作らせなさい。

信頼をもってそれを身につける人は大きな恵みを受けるでしょう』
とお告げを残していったのだそうです。

実際に作られたのはその後、コレラが大流行した時。
メダルを作り、人々に配られると不思議とコレラが終息したと言われています。



それ以来、『奇跡のメダイ』と呼ばれ
世界各地から人々が訪れるようになったそうです。

私が行ったのは日曜の午前でしたが、いろんな国の方達が
ミサが終わるのを待っている姿が見られました。

特に病人と苦しむ人々にメダルをあげなさい、
というマリア様の言葉が残っているようですが
そういった事を少しでも取り除いてくれるなら、と
皆 足を運んでくるのでしょうね。

日本人ですと(キリスト教でないと)よくわからない部分もありますが、
けっしてお守りではないそうなので (ココの区別がよくわかりませんが)
首にかけ、祈る事が大事なようです。
(と、私の解釈が違っていたらすみません)



ミサの直後だったのもあり、とても厳かな雰囲気が広がっていました。
小さい教会でしたが、装飾などもとてもきれいで
すがすがしい青色や金色の星模様などが印象的でした。

本当に真剣な顔つきで祈ったり何かを伝えている人々の姿も
印象的でした。


この教会には日本人の修道女の方もいらっしゃいます。

この日は、メダルの販売スペースにいらっしゃいましたが
メダルをお土産としてたくさん買って帰るだけでなく
この方にいろいろお話を聞かせて頂くと
もっとこのメダルの意味や、教えが分かるかと思います。


'' La Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuse ''
住所: 140, rue du Bac 75007 Paris
HP : http://www.chapellenotredamedelamedaillemiraculeuse.com/


★:La Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuse

クレープの日。

2009-02-02 23:50:12 | france文化&その他
2月2日はクレープの日(クレープを焼く日)だそうです。

昨日なんとなくクレープが食べたくなり、
お昼に表参道のカフェ クレープリー ル ブルターニュに行って知りました。。


キリストが生まれて40日目にあたる2月2日は
シャンドルール(la chandeleur/聖母清めの祝日 または ろうそく祝別の日)といわれる日で
聖母マリアがキリストを連れ エルサレムの神殿に出向き、清めの儀式を受けた日とされているとのこと。

この日に松明を持って教会に集まるようになり、
それがやがて松明からろうそくになってシンボルとして扱われるようになったとか。
(注:いろんなとこから調べたにわか情報です。。)

で、このろうそく祝別の日にクレープを焼き
家族や友人たちと食べるのがフランスの伝統行事なのだとか。

左手にコイン・右手にフライパンを持ってクレープを焼き、
うまくひっくり返せたら その年は良い年になる
なんて新年の運試しみたいな言い伝えもあるそうです。

コインを握るのはお守りみたいなものなのでしょうかね・・・?

ちなみになぜクレープか?というのは
この日はもともと春の訪れや豊作・繁栄を祝い、祈る日だったことから
色よく焼けた丸いクレープが太陽を彷彿とさせ、
春の訪れを告げるのにピッタリだったから。
という説が最有力だそうです。