元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

♪ぼくらは みんな生きている

2013-02-03 01:03:05 | 身体
前回のブログのように腹筋の場所を説明するときや上半身の姿勢を正すとき、「みぞおち」を意識していただきます。
便利にパソコンで打ち出すと・・・
「鳩尾」
と出てきます。

鳩の尾の形に似ているから・・・という説があります。
「水が落ちる」場所で、みずおち→みぞおち・・・という説もあります。

鳩尾は 医学的に心窩部(しんかぶ)と呼びますが、体の中には動物に関連する部位名が沢山あるのが不思議です。

サロンパスのCMでお馴染みになった「ヒラメ筋」は ふくらはぎの1部。

ここで出てきた「ふくらはぎ」も医学的な用語ではありません。
「ふらんでいる」と、スネの部分を昔は 「はぎ」と呼んでいたので、
ふくらんでいるはぎ→ふくらはぎ・・・と言う説があります。

ふくらはぎと呼んでいる部分の全体を「下腿」と呼び、「下腿三頭筋」と言う筋肉名がついていますが、下腿三頭筋は 「ヒラメ筋」(頭が1つ)と「腓腹筋(ひふくきん)」(頭が2つ):頭が3つで下腿三頭筋。
両方ともアキレス腱で終わっていますが、ヒラメ筋の頭は 膝の関節の下のから始まり、
腓腹筋の頭は 膝関節の上から始まるので、それぞれに働きが異なります(それぞれのトレーニングが異なります。)
難しそうで、考えなくても動いているので難しくないけど、侮れない。


腓腹筋の「腓」は「こむら」とも読むので「こむらがえり」

「こぶらがえり」と言う人がいますが、

ふくらはぎには コブラはいません。


体の中に、鳩やヒラメの他、まだまだ沢山動物が隠れています。

♪鳩だ~って、ヒラメだって~カタツムリだって~
あひるだ~って、ねずみだって~ ちょうちょうだって~~
みんな みんな 生きているんだ 友達なんだ~~~~~~♪

「蝸牛:かぎゅう=かたつむり」(耳の中)、「蝶形骨:ちょうけいこつ」(こめかみ=米を噛めば動くから!?)、「烏口突起:うこうとっき」(肩甲骨)、「鵞足:がそく」(膝内側の裏)、「鼡径:そけい」(股関節付け根内側)・・・・・

自分の持ち物である体ですが、良く知れば、深い!おもしろい!すごい!
骨肉腱え問―運動器編
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