元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

真実

2012-05-15 23:19:16 | 身体
先週から宝塚教室では ペットボトルを使ったダンベルエクササイズを行っています。

「2だった?」

「3じゃなかった?」

「でも、2の腕って言うじゃない・・・」

教室開始前に、こんな会話が聞こえてきました。

先週おこなったエクササイズは 「フレンチプレス」や「トライセプスバックキック」
上腕三頭筋の運動です。

・・・ということは 「3」が正解。

まあっ、
2でも3でも生徒さんにとっては、どちらでも良いのかもしれません。

上腕にある3つの頭を持つ筋肉。
頭があれば、尾っぽがある。
筋頭と筋尾。
筋頭が3つあるものが3頭筋。 筋尾は 1つ。
分かりやすいところで、ふくらはぎの下腿三頭筋(腓腹筋+ヒラメ筋)の頭は 3つ(腓腹筋は2つの頭+ヒラメ筋は1つの頭)で筋尾は アキレス腱に1つにまとまり踵骨で終わります。
手足(四肢)の筋頭は 体幹に近く筋肉の起始と呼び、筋尾は体幹から遠位にあり停止と呼ぶ。
その起始と停止の位置で筋肉が、どんな動きをするかが決まります。
・・・・機能解剖学。
こんな話をするのが大好きです。
しかし、お客様向けではありません。 説明書を読まずに操作できるiPadなどアップル社のような指導が良いかもしれない・・・と思いつつ、“くどい”のが私の指導の短所でもあり長所であるかもしれません。

でも。解剖学・生理学、大好きです。
だれが はじめに筋肉の働きを知り、その筋肉の機能に応じたエクササイズを考案したのでしょうか?
素晴らしい!!
これは “リスペクト”に値します。
同じだとは思いつつ、機能解剖学の本を何冊も買ってしまいます。
最近では 誤字にも気づけるようになりました。
今日も、ある本の誤字を見つけました。 解剖学マニアです。


子供の教育で、大変参考になったシュタイナー教育では 算数を何のために勉強するのか言うと、
「真実を追求しようとする態度を身につける」
としています。(シュターナー教育に関して/higuchi1108さんのブログ) 
この言葉を借りると、「~ダイエット」など健康情報が溢れかえっていますが、どこに真実があるか?と言えば、自分の身体の内にあり、生理学、解剖学などを知れば、迷うことが無くなりますよ。
また私自身、指導に迷いなく自信が持てるのは この生理学、解剖学のお陰であります。
解剖学は 大好きですが、算数・数学は苦手です。


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