元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

アナトミー・トレイン

2009-02-17 23:24:01 | 身体
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座位体前屈で、手が 前に伸びず、体が 前に倒れないゴルファーは・・・

「ゴルフをして、ここが 痛くなるんですぅ~!」

と、痛みを訴えるその場所は 決まっています。

なぜ、そこが痛くなるかは この座位体前屈の形で教えてくれます。

座位体前屈が 硬い・・・と言っても、そのパターンも色々あります。
背中は 倒れるけれど、膝が曲がるなど・・・etc 

また、こんな座位体前屈を見せてくれる人が 行うゴルフスイングも 実際に見なくても、こんな打ち方になるだろうな~と見当がつき、だからココが痛くなるんだろうな~と予測できます。

さて、「手が 前に伸びず、体が 前に倒れない」原因筋は どこでしょう??


その原因筋を駅とし、その駅が含まれる機能線に電車が通っていたら、足の先から腕までの機能線の全ての線路上で脱線が起きる可能性があります。

姿勢を治すにも、一カ所だけを補正したとしても、他で脱線が起きてしまうので、足裏から頭の先までに補正を加えなければいけません。


股関節を手術したSさんは 反対に 以前より、股関節の可動域が広がり、股関節が動かなかった時の“手打ち”の打ち方を身体や脳が覚えていて、手術後、スイング改造にヤキモキされています。

スイングを変えるか? 身体を変えるか? 

プロゴルファーのように正常な可動域や豊富な筋力があれば、スイングの修正も自由自在でしょうが、持ち合わせた身体が 動かなければ、頭でイメージするスイングとの間には 大きな誤差が生じるでしょう。

あの石川遼プロも先日までフィットネストレーニングを中心とし体づくりを行い、クラブを握る時間が短かった期間の感覚を取り戻さねば…とアメリカツアー参戦を前に語っていましたね。

解剖学は 構造を知ることができ、機能解剖学は 部分的な機能を知ることができました。
でも、運動やスポーツは 構造と機能の連続体なんですね・・・

その連続体の理解を深め、確認できる本“アナトミー・トレイン”(解剖列車)
指導者の方にお勧めです!

“人体を走る解剖列車に乗って・・・”
力強く進行する運動の可能性に向かって、レッツ! ゴ~!!
アナトミートレイン機能線


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