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LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

本日は「服部愛生ソプラノ・リサイタル~旅への誘い」の日

2019年08月21日 | クラシック音楽

2日前にタイから帰国しまして(後日記事にします)、本日はついにこちらの演奏会を迎えることとなりました(о´∀`о)

 

パタヤの夜店の様子(撮影:芹澤)

 

 

本日の「服部愛生ソプラノリサイタル」は、開演時間が19時30分というお仕事後に軽く食事や用事を済ませてからでも間に合う親切時間設定!

 

そして服部さんのフレンドリーなお人柄が滲み出るハートフルな演奏会になること間違いなしです(о´∀`о)

 

まだまだ蒸し暑いこの時期、快適なエアコンが効いた空間で一時のリラックスタイムを過ごしにいらしてください。

 

当日券あります(о´∀`о)

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新鮮なネタ(・∀・)

2019年08月11日 | クラシック音楽

北海道は帯広での三日間の集中音楽稽古(合宿)を終え、昨晩東京へ戻ってきました(・∀・)

 

毎日稽古だったので、観光は全く出来なかったのですが、ま、今年は何度も訪れるし11月~12月に至っては2週間ちょっと滞在するのでその時に(笑)

 

 

そんな今回の滞在で唯一の観光っぽいことは、共演者の石岡幸恵さん(15日ミカエラ)、と田村洋貴さん(両日エスカミーリョ)と3人で行った 回転寿司「なごみ亭」

 

北海道の新鮮な海の幸が格安で堪能出来る超人気店で、土曜の開店時間(11時)に訪れたものの、既に8割埋まっている状態(゜o゜;

 

写真をじっくり撮りたかったけど、順番待ちの方がどんどん増えていったので気になったものだけパシャリ

 

かに三昧!

 

 

いももち!

 

 

!?

 

 

 

 

 

最後のは・・・なんだったかな(笑)

 

海ぶどうでは無かったと思うし、魚卵系かな~とも思うけど醤油つけたら醤油の味しかわからんかった(笑)

 

 

なんなんでしょう?(笑)

 

 

そして帯広に来たのに豚丼食べてないの!?って各方面からのバッシング(笑)があったため、空港で豚丼デビュー!

 

豚丼トッピング全部のせ!

 

角度を変えて・・・・・

 

 

 


ん?

 

 

(・∀・)ニヤニヤ

 

画角の端に見切れいているステキアイテムが気になるでしょうそうでしょう(・∀・)

 

価格は時価!気分はセレブ!!ビバプリン体!!!

 

中身はこんな感じ(笑)一粒一粒がぷにぷにして移動します(笑)

 

 

これぞまさに成功者のアイマスク!!!

 

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北の大地に芹澤見参!

2019年08月09日 | クラシック音楽
12月14日、15日(僕の出演日は15日)に開催される帯広市民オペラ、ビゼー作曲「カルメン」(日本語上演)の初音楽稽古のために、北海道は帯広に来ております( ^ω^ )

初北海道となった今回の滞在ですが、8日〜10日まで3日間実施される音楽稽古は、さながら運動部の夏合宿・・・(笑)

このブログも出先で書いているのでいつもとは勝手が違い、あまり凝ったことはできないのですが、とりあえずの生存報告と街で仕入れた新鮮なネタを提供したいと思います٩( 'ω' )و


まず、本日の帯広の気温はこんな感じ!




↑は朝9時台のものですが、とにかく今日は寒かった・・・(*⁰▿⁰*)



そして、「岩手」と聞くと「岩手めんこいテレビ」と脊髄反射的になる現象と同じもので、「北海道」と聞くと浮かぶもの・・・




そうですね









セイコーマートですね(ニッコリ





そして最後はなんともハートウォーミングな1枚!




まずこのお店、僕が朝前を通った時は開店前でしたが「なんか置いてる〜」と近づいてみると、繁華街の路上で無人販売!?

そしてその後ろの立て看板には⋯⋯

「知らない誰かが先払いしています!」


何とも人情深い街ではないでしょうかヽ(*^ω^*)ノ

確かナポリに似たような文化でコーヒー(エスプレッソ)を貧しい人が飲める様にと、その分を誰かが前払いするといったものがあったと思います。(パソコンがないので詳しく調べられませんがw)

ま、外出先でのことですのでご容赦ください(笑)

さて・・・明日も音楽稽古なので今日の復習をして早めに休みたいと思いま〜す_(┐「ε:)_
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とある声楽家の日常 その4

2019年07月26日 | クラシック音楽

あまり趣味と言えるものがなかった中、何気に好きだったのが写真撮影(・∀・)

 

仕事柄様々な土地や、一般の人が立ち入れない空間に居ることが多いので、良く撮影はしてたんだけど、いかんせんiPod touchのカメラしかなかったので画質は中程度(;・∀・)

 

 

そんな中、ようやくちゃんとしたカメラを購入!

 

 

が!

 

 

外が暑すぎるのでとりあえず身の回りにある、育てている植物たちをモデルに、日々使い方を探っております(`・ω・´)ゞ

 

 

 お客様から頂いたグリーンネックレス

 

そのグリーンネックレス足元には苔の絨毯

 

とある常連さんから頂いたスギゴケ

 

ベランダの主になりつつある、買った時は卓上にいたパキラ・・・の葉

 

桐朋学園大学の前期試演会にて頂いた花束から

 

 

 

部屋に植物があると気持ちが良いですね

 

今日はこんな感じ(・∀・)

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オペラ「ファウスト」解説編

2019年07月25日 | クラシック音楽

 グノー作曲オペラ「ファウスト」は有名な作品ですので、詳細な解説はWikipediaに掲載されております→「ファウスト(オペラ)」Wikipedia

 さらに細かく、詳しく知りたい方は「オペラ対訳プロジェクト」にて公開されております、全訳のリンクをご用意しておきますので、そちらを御覧ください。

オペラ対訳プロジェクト「ファウスト」より

第一幕】【第二幕】【第三幕】【第四幕】【第五幕

 

ここではWikipediaに掲載されている説明を多少まとめて、更に参考音源を使用して聴きどころをご紹介いたします(・∀・)

参考動画は、様々な演奏の寄せ集めとなっておりますので、「あれ?ファウストが違う人」、「おや?メフィストフェレスのメイク変わった?」と違和感を感じられるかとは思いますが、その点はご容赦くださいm(_ _)m

 

グノー作曲 オペラ「ファウスト」
時と場所:16世紀ドイツ
【第一幕】
老学者ファウストが自分の書斎で、人生をかけた自分の学問が無駄であったと嘆いている。空しい人生に終わりを告げるため、服毒自殺を図るが、外から楽しそうな少女たちの牧歌的な合唱が聞こえてくるので、2度思いとどまる。ファウストが「しかし神よ、私のために何ができるというのか?」と人生の快楽を呪っていると、そこに突如悪魔メフィストフェレスが現れ「望みは?欲しいものは?金か?名誉か?」と尋ねる。ファウストは「どれでもない。私は青春を渇望している」と告げると、メフィストフェレスはその願いを叶える代わりに死後、ファウストの魂を自分に渡すように言う。ファウストがためらっていると、メフィストフェレスは美しい娘マルグリートの幻影を見せる。幻影に魅せられたファウストは死後の魂を渡すという契約書にサインし、渡された若返りの薬を飲んで一瞬で若者になる。

 
二重唱「しかし神よ、私のために何ができるというのか?」



【第二幕】
マルシェと祭りで賑わう街の広場で、マルグリートと学生たち、兵士たち、若い娘たち、既婚女性たちがにぎやかに合唱している。今日はマルグリートの兄ヴァランタンが出征する日で、彼は妹をジーベルとワーグナーに託し出征する。そんな中、メフィストフェレスが広場に入ってきて、この世はすべて金次第!と「金の子牛の歌」を歌う。一方でファウストはマルグリートに恋心を抱いて愛を告白するが、マルグリートに慎み深く断られる。

 
「金の子牛の歌」


 

【第三幕】
ジーベルは恋するマルグリートのもとへ行き花を贈ろうとするが、メフィストフェレスの悪魔の力で花はすぐに枯れてしまう。それでも何とか花輪を作り、それをマルグリートの家の玄関に置き、立ち去る。そこにファウストとメフィストフェレスが登場する。ファウストは彼女の慎ましやかな暮らしぶりを見て感動しアリア「この清らかな住まい」を歌う。 そしてマルグリートは、祭の日に広場で声をかけてきたファウストのことが忘れられずにいた。メフィストフェレスは彼女の家の扉の外にそっと宝石箱を置き、玄関に置かれた宝石を見つけたマルグリートは驚き、それらを身に着けながらアリア「宝石の歌」を憧れと伴に歌う。その後再びファウストが現れ愛を告白する。マルグリートは頑なに拒むが、「お願いです。私にあなたの顔を見つめさせてください(二重唱)」と想いを告げられ、最終的にファウストの愛を受け入れる。

 

「この清らかな住まい」

 

「宝石の歌」

 

「お願いです。私にあなたの顔を見つめさせてください(二重唱)」

 

【第四幕】
その後、ファウストはマルグリートのもとから去ってしまう。彼女はファウストにもてあそばれ彼の子供を身ごもっていたが、それでもなおファウストを忘れられずにいた。マルグリートに思いを寄せるジーベルは、ファウストへの復讐をはかるがマルグリートはこれを拒む。マルグリートが教会で「主よ、御身のつつましいしもべにお許しください (教会のシーン)」祈ると教会内にはメフィストフェレスと悪魔たちの声が響き渡る。ヴァランタンが軍から帰ってきて、妹のマルグリートが騙され未婚の母になったことを聞き憤る。その時、戻ってきたファウストはマルグリートの家の前で後悔に苦悩するが、メフィストフェレスはセレナーデ「眠った振りをせずに」を歌い、不気味に笑う。ヴァランタンはファウストを見つけて決闘を挑むが、悪魔の力を借りたファウストに負けてしまう。死にかけたヴァランタンは、マルグリートに「呪われろ!」と激しい言葉を残し事切れる。

 

「主よ、御身のつつましいしもべにお許しください (教会のシーン)」

 

 

「眠った振りをせずに(メフィストフェレスのセレナーデ)」

 

 
【第五幕】
ワルプルギスの夜(※)。ファウストはメフィストフェレスに「朝の最初の光が射すまで」と魔女たちの集いに連れてこられ、ワルプルギスの酒池肉林の騒ぎの中にいる。次々に美女が現れては踊る。しかし、ファウストはマルグリートを忘れられず、彼女の幻影を見る。ファウストがマルグリートのところへ戻ると、マルグリートは生まれた子供を殺した罪で牢獄の中にいた。再会したマルグリートとファウストは喜び「そう、それは私だ!愛している!」を歌う。しかし、その時すでにマルグリートの精神は崩壊していた。ファウストは牢から逃れさせようするが、マルグリートはついて行こうとしない。そこへメフィストフェレスが現れ「危ない!あなたは破滅するやも知れぬ!」(フィナーレ)と警告し、マルグリートを連れて早くその場から逃げ出そうとする。(注:日《4/30》が明けると復活祭の日《5/1》になり、神の力により悪魔は倒されてしまう)そのときマルグリートが神に祈ると、天使たちの合唱が聞こえ、牢獄の壁が開き彼女の魂が昇天し、神の元に救済されていく。ファウストは跪いて祈りを捧げ、メフィストフェレスは大天使ミカエルの大剣によって打ち倒されている。
※ワルプルギスの夜・・・ドイツの伝承では、ヴァルプルギスの夜は五月祭前夜の4月30日の夜で、魔女たちがブロッケン山に集い、彼らの神々とお祭り騒ぎをする。


「朝の最初の光が射すまで(ヴァルプルギスの夜)」

 

「そう、それは私だ!愛している!~フィナーレ」

 

以上、中々の情報量が組み込まれておりますが、当日の演奏箇所も合わせてご紹介いたしました(`・ω・´)ゞ

 

ちなみに最後の参考動画はその再生時間が示す通り、全曲収録されているものです。

全部観たい!と思われた方はどうぞご視聴下さい(・∀・)

 

↓↓↓チケットの取り扱いはこちら↓↓↓

【8/27:ファウスト(ハイライト公演)申し込み専用フォーム】

または

メール:teatrogloso@zoho.com
FAX:03-6745-9117
(芹澤宛)

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2019年8月27日(火)~オペラ「ファウスト」ハイライト公演~

2019年07月22日 | クラシック音楽

また、芹澤の小道具に対するを試される時が来た・・・・

 

 

内容は知らなくても「ファウスト」という言葉だけは誰もが耳にしたことがあるのではなかろうか(・∀・)

 

この「ファウスト」という人物はドイツの伝説・民話における主要な登場人物で、「学者としてかなり成功したものの自分の人生に満足出来ず、悪魔と盟約して自身の魂と引き換えに、果てしない知識と現世での幸福を得た。」という人物像を持っています。

 

さらに元をたどると、このファウストのモデルとなった人物が存在するそうです。

 


ヨハン・ゲオルク・ファウスト
(独: Johann Georg Faust, 拉: Johannes Faustus, 1480年? - 1540年?)

16世紀のドイツ人の占星術師、錬金術師。
ヴュルテンベルクのクニットリンゲンまたはハイデルベルクで生まれた。1509年1月15日、ハイデルベルク大学で神学博士号(Doktor)の16人の授与者の一人という記録があるとされるが、別人説もある。生前は各地を放浪し、マルティン・ルターからは悪魔の力を借りていると非難されたという。1538年には、ドイツのフォン・シュタオフェン男爵に雇われている。最期は錬金術の実験中に爆死したとされ、五体はばらばらとなったという。このことが伝説の根拠※となった。

 

 

この「※伝説の根拠」というのは、ドイツではこの様な伝承があるそうです↓

15世紀から16世紀頃のドイツに実在したと言われる高名な錬金術師ドクトル・ファウストゥス(ファウスト博士)は、錬金術や占星術を使う黒魔術師であるとの噂に包まれていて、悪魔と契約して最後には魂を奪われ体を四散された。

(ここまでの情報はすべてウィキペディアより)

 

こういった題材ですが、フランスの洗練された作曲家シャルル・グノーによってオペラ「ファウスト」は、驚くほど美しい音楽に満ちています!

 

 

本日(7/22)、この公演に向けての初合わせ(最初の稽古)がありましたヾ(*´∀`*)ノ

僕はこのタイトルロールであるファウストを歌うのですが、なんせ初めての役ですから稽古に参加する前の段階として、自分で音を取っておかなければなりません。
(音を取る:個人練習をして歌える状態に準備すること)

音取りをしている時は自分のパートのみを練習するので、演奏としての和声感を感じることは無いのですが、それが他のキャストと一緒に歌うと、そのハーモニー、音色、溢れ出す音楽のエネルギーに圧倒されます(;゚∀゚)=3ムッハー

 

なんでこのオペラが全曲演奏されないのか・・・費用面以外でその理由が見つかりません!←唯一にして最大の理由

 

 

公演詳細



ブラームスの小径オペラコンサート
オペラ『ファウスト』ハイライト上演

【出演】
森朱美:マルグリート
芹澤佳通:ファウスト
河野鉄平:メフィストフェレス
村田千晶(ピアノ)


【会場】
ラ・ブーレット
(旧ジャルダン・ド・ルセーヌ)

【ディナー付き】
開場:17時40分
食事:18時10分スタート
開演:18時50分

料金7500円
(税・サービス代・演奏料込)

 

【お申込み方法】
メール:teatrogoloso@zoho.com
FAX:03-6745-9117

または

「8月27日(火)ファウスト専用お申込みフォーム」より

 


 

 あらたなご注文方法として、手軽に入力が可能な「Googleフォーム」を使用したシステムを導入しました(・∀・)

「8月27日(火)ファウスト専用お申込みフォーム」 ←こちらをクリックすると以下の画面が表示され、必要項目にチェック(一部入力)していただくだけで手続きが可能です!

お知らせ頂いたメールアドレス宛に、僕から折返しの連絡を入れさせていただきます(`・ω・´)ゞ

 

皆様のご来場、心よりお待ちしておりますm(_ _)m

 

※ちなみに現時点(7/22)で、6割程席が出ているそうです。迷われている方、お早めの申込みをオススメしますε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

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2019年8月21日(水)服部愛生ソプラノ・リサイタル~旅への誘い

2019年07月17日 | クラシック音楽

さて、芹澤はこちらのリサイタルにゲストとして出演します(・∀・)

 

何を隠そう、僕と服部さん・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直接の面識がありません(笑)

 

 

 

 

どうです?なかなかでしょ?(・∀・)

 

 

では、どうして芹澤が服部さんのリサイタルにゲスト出演する運びになったのか・・・

 

去る6月1日、旧奏楽堂にて開催された「オペラ歌手たちが歌うスペイン語の歌」にご来場くださった方の中に、イタリアで同じ先生に師事していたソプラノの方がいらっしゃいました。その方とSNSで繋がったところ、「友人が日本でリサイタルを開くにあたって、デュエットを歌ってくれるテノールを探している」と連絡があり、そこから服部さんと繋がりました(・∀・)

 

まだお会いしたことはありませんが、様々なやり取りの中で服部さんの人柄の素晴らしさを感じておりますし、演奏会もアメリカ的なフレンドリー感に溢れたものになると確信しております!

紹介してくれた方のためにも、より真摯な態度でステージに臨みたいと思います(`・ω・´)ゞ

 

 

演奏会の詳細


【出演】

 服部愛生:ソプラノ

芹澤佳通:テノール(ゲスト)

守谷直恵:ピアニスト

 

【プログラム】

旅への誘い - デュパルク

コントラスト
「ロンドン市長のテーブル」より - ウォルトン

ああパリ、陽気なところ
オペレッタ「100人の乙女」より- ルコック

ある晴れた日に
オペラ「蝶々夫人」より - プッチーニ

 

【会場】
ティアラこうとう小ホール

開場19:00 開演19:30

 

【チケット】
3000円(全席自由)

【申し込み】
https://www.kokuchpro.com/event/manami/

(服部愛生ソプラノリサイタル:こくちーずプロ)


 

プログラムの殆どが知らない作曲家です(笑)

 

チケットですが、僕の手元にも少数ですがございます。

新たに設定しましたこちら↓

服部愛生ソプラノリサイタル専用 チケットお申込みフォーム

こちらからお手軽にチケットの購入が可能になりました!

開演時間は19時30分と、日本の演奏会としては遅めの設定ですので、終業後に余裕を持ってご来場いただけると思います(・∀・)

 

ちなみに芹澤はゲストですが、歌唱を依頼されて初めて演奏する曲もあります(笑)

 

がんばりますので(当たり前)皆様のご来場を心よりお待ちしておりますm(_ _)m

 

 

おまけ

先日赤坂サカスにて開催された「イタリア、アモーレ・ミオ2019」の様子がアルファ・ロメオ公式サイトで紹介されました!

こちらにリンクを作製しておきますので、お時間のある方、芹澤の引きつった笑顔をご堪能下さい(笑)

 

「その日、そこは確かにイタリアだった。『イタリア・アモーレ・ミオ!2019』レポート」(アルファ・ロメオ公式サイト)

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ロッシーニ小荘厳ミサ曲(ジャパン・アプリア・フェスティバル2019)現場ルポ(・∀・)

2019年07月16日 | クラシック音楽

先月、東京は九段下、イタリア文化会館アニェッリホールにて開催されたジャパン・アプリア・フェスティバル2019

 

そのオープニンを飾りましたロッシーニ小荘厳ミサの演奏を公開出来る運びとなりました!(・∀・)

 

Youtubeにアップロードされた映像ですが、限定公開(※)という括りとなっているため、下の紹介する直接リンクをクリックしていただかないと視聴できません(・∀・)

※Youtubeのサイトで検索してもヒットしません。それが限定公開という様式です。

特技!動かざること山の如し( ー`дー´)

 

資料映像としての立ち位置のため、前半・後半と分割されており、かつトラック分けはありませんのでそれぞれの演奏の頭出し時間を掲載いたします(必死にメモしましたw)

 

2019年6月15日 JAF 小荘厳ミサ前半

キリエ(合唱)2:23~

グローリア(合唱とソリスト)9:32~

グラーツィアス(三重唱:アルト・テノール・バス)12:00~

ドミネ デウス(テノールソロ)16:15~

クイトッリス(二重唱:ソプラノ・アルト)21:30~

クオーニアン(バスソロ)29:30~

クム サンクト(合唱)35:03~

 

演奏中のワンショット

口の形から「U」の母音を出していると思われ(・∀・)

 

 

2019年6月15日 JAF 小荘厳ミサ後半

クレード(合唱とソリスト)00:00~

クルチフィクスス(ソプラノソロ)4:26~

エト レズルレクシット(合唱とソリスト)7:53~

宗教的プレリュード(ピアノソロ)16:53~

サンクトゥス(合唱とソリスト:アカペラ)23:45~

オ サルターティス(ソプラノソロ)27:14~

アニュス デイ(アルトソロと合唱)32:25~終曲

 

クラシックはその演奏方法から、録音・録画では本当の良さは感じて頂けませんが、当日の雰囲気が少しでも伝わればと思い、主催者に確認を取った後に公開となりました(・∀・)

 

ご興味を持たれた方がいらっしゃれば、今度は会場でお会いできることを心から願っております(`・ω・´)ゞ

コメント (4)
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雨ニモマケズ

2019年07月14日 | クラシック音楽

風邪ニモマケズ

西ニツカレタ友アレバ

行ッテオロナミンCヲアタへ

南ニ死ニサウナ人アレバ

行ッテ生命保険ノ受取人ニナッテヤロウトイヒ

北ニビジュアルダケデ売ッテイル音楽家ガイレバ

ツマラナイカラヤメロト・・・

 

 

これ以上は止めておこう(・∀・)

 

 

芹澤は個人事業主です(今更?)

 

これが何を示しているかというと・・・

 

 

やりたくない仕事は断ることが出来る!

 

 

ということ(笑)

 

ちなみに青色申告者なのでカテゴリーは本当に個人事業主であり、なんだったら屋号もあります(笑)

 

ただし、社長業ではないので従業員を雇ったりとかはしていませんし、雇っても与える仕事がありません(笑)

 

 

で、何が言いたいかと言うと、それこそ「やりたくない仕事は断ることが出来る!」が表すように、仕事に対するスタンスを自分で決めることが出来ます。

 

企業であれば「そんな利益にならない仕事、放っておけ」と上から命令が来たら従わざるを得ませんが、個人事業主はそうじゃない・・・

 

 

 

やりたいことをやる!(・∀・)

 

 

そう!

 

 

それがたとえ演奏会の受付でも!!!・・・・・・・・・・・(・∀・)ヤリタイノカ?

 

 

ちょうど1週間後に迫りましたこちらのコンサート!

 

こちらのコンサートに芹澤は受付給仕、そしておまけ程度に歌う歌手として参加します(笑)

 

プログラムを差し支えない程度にご紹介(`・ω・´)ゞ

1部
トスティのセレナータ
霧(レスピーギ)
海の光景(チマーラ)
椰子の木
夏は来ぬ・・・他

2部
ヴォラーレ
ゴッド・ファーザー愛のテーマ
千の風になって
エーデルワイス(みんなで)
微笑みの国
グラナダ・・・他

※曲目は変更の可能性あり

 

僕は1部の最後で相山さんと一緒に「乾杯の歌」を、そして2部のどっかで6/1のスペイン語の歌で初披露した「Júrame(フラメ)」を歌います(*°∀°)=3 マダオボエテルカ?

 

 

ま、受付業務をやりたいかどうかと問われれば別にやりたくはありません(笑)

 

しかし大切な仲間の演奏会で必要とされれば特に断る理由が無いのです(・∀・)

 

 

断る理由が無ければ引き受ける。そしてその決定に誰も文句を言わない。

 

 

 

ああ、素晴らしきかな個人事業主・・・

 

 

 

ボーナスは無くとも時間だけはある!!!

 

(`;ω;´)

 

 

さて、目から滴る汗を拭いて・・・っと

 

演奏会の詳細は以下の通りです!


熊猫座おしゃべりコンサートPart1

テノール de 名曲アルバム

【出演】
テノール:相山潤平
ピアノ:齋藤菜緒

【会場】
サロン・ドゥ・ミューズ
開場13:30
開演14:00


予約制(先着40名様)
3000円(自由席・ドリンク付き)

アクセス

下北沢駅改修の関係で現在は東口が最寄り出口


 

相山潤平氏の疾風怒濤、抱腹絶倒のトークが楽しめる貴重なコンサートです(?)

 

皆様のご来場をお待ちしております(`・ω・´)ゞ

 

申込みはチラシに記載されている連絡先、もしくはいつものように個人事業主芹澤の屋号を冠した連絡先まで!(笑)

 

【お申込み】

芹澤宛て
メール teatrogoloso@zoho.com
FAX 03-6745-9117(24時間対応)

 

ちなみに屋号は「テアトロゴローゾ」です(笑)

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とある声楽家の日常 その3

2019年07月13日 | クラシック音楽

声楽家という謎多き職種、その声帯・・・生態に迫るドキュメンタリー系ブログ!(・∀・)

 

何度かその舞台裏をお見せしてきましたが、今回もその謎に包まれた生態を明らかにしていく!!!

 

 

 

 

キーワードは・・・・D I Y




D・・・どこを目指して

I・・・いるのだろう

Y・・・よしみちくん

 

(・∀・)

 

 

 

今回ご紹介するのはこちら!

「切れないけど血が出るナイフ」

 

こちらのナイフ(小道具)は、先日のオペラ「外套」ハイライト公演のために、作製しました(`・ω・´)ゞ

以前作成した「風で火が消える燭台」(→ある声楽家の日常 その2)とは違い、加工に非常に骨が折れました(;´Д`)

 

まず用意したのはこちら↓

AUGYMERナイフ

色々とナイフを探したのですが、一番の問題は「開閉の仕様」!

ボタンを押せば刃が出る、いわゆる「飛び出しナイフ」というものは日本では規制対象で、国内への持ち込み及び販売は禁止されています。演技、演奏をしながらという状況では「なるべくシンプルな動作で使用可能」が望ましいのですが、こればっかりはどうしようもない。しかし調べていくと「フリップオープン」というタイプのナイフならスムーズかつ最小限のアクションでの刃の露出が可能という事がわかり、このタイプのナイフを購入しました(・∀・)

 

 

【開閉参考動画】

ナイフ フリップオープン CRKT ルガー R1703

 

この様に、指一本ですばやく刃が出ます!

 

本体が決まった後はギミックをどう組み込むか・・・

 

その加工・作製のために用意したのはこちちら!

 

 

これより手術を開始します・・・∩(・∀・)∩

 

 

工程①「銃刀法違反はダメ!刃を落とそう(・∀・)」

このナイフをそのまま所持して出歩くわけには行きませんし、そもそも切れるままでは小道具としては使えません(笑)

なのでその刃を落とします(`・ω・´)ゞ

まず砥石で少しずつ角度を付けながら研ぎ、鋭い刃を徐々に丸くしていきます。ある程度のところで(上の写真には載っていませんが)金槌で刃を正面から叩いて潰し、最後に鉄工用ヤスリでさらに削ることにより、最終的にティッシュすら切れない刃物(笑)が出来上がり( ´ ▽ ` )ノ

 

工程②「どうやって血糊を隠すか?さ~みんなで考えよう(・∀・)」

写真にあるこれ

 

これは何かと言うと、実験とか医療などに使用するスポイトです!

 

uxcell ピペット プラスチッククリア使い捨て0.5mL

 

ちょっと長いので、パイプの途中をカットして繋げたものがこちら

※既に血糊が入っている状態(本番後に撮影)

 

この黒いチューブは「風で火が消える燭台」を作製するときに購入した、熱収縮チューブです(・∀・)

 

 

短くカットしたスポイトの口を繋ぎ合わるのにはもってこいで、必要な長さにカットしてライターや工業用ドライヤーで煽るとキュッとなります。

ちなみに今回のために購入したどこの家庭にも1本はある「血糊」(笑)

 

工程③「血糊ボトルを本体に装着(・∀・)」

ナイフと血糊ボトルが出来たので、後はどうやって本体に装着させるか。。。

 

これも熱収縮チューブを利用

今度は熱を加えず、素の状態の特性「適度な硬さ、適度な弾力」を利用することに(・∀・)

ホットボンドで本体に接着完了

 

ボトルセット!

 

使用時の様子

 

血糊ボトルを装着している部分はステンレスであり、そのままでは血糊ボトルが目立ってしまうため黒いビニールテープで覆っています(・∀・)

 

【制作秘話】

実は最初の考えでは、もっと掌の中に血糊ボトルを設置する計画でした。(なので長いスポイトを用意してあったのです)

試作品を作り、何度か試してみたのですが「握るタイミング・強さ」を手のひらで微調整することは非常に難しく、そしてナイフを掴んだ拍子に誤って血糊が出てしまう恐れもあったため、最終的にこの様なギミックに収まりました。

しかしこのアイデア、思いついたのは本番当日の朝だったのです(笑)

前日までずーーーっと悩んでいたのですが、全然良いアイデアが浮かばず、「しょうがない・・・明日は切った振りだけして、血糊は止血帯に染み込ませるだけにしよう」と、諦めていたのですが、当日の朝、支度をしていたらふと「スポイトカットして親指で押せば良いんじゃね?」という選択肢が天から降ってきました!(おおげさ)

幸いにも会場入り時間は15時30分。家を出るまでまだ1時間あったため、急遽作業を再開し、自分で納得できる理想的な形で本番に使用することが出来ましたε-(´∀`*)ホッ

 

 

しかしながら、最大の課題は職務質問に遭遇せずに会場入りすることだったのは言うまでもない(・∀・)

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イタリアづくしの先週をどどっと振り返ってみる(・∀・)

2019年07月08日 | クラシック音楽

赤坂と言えば・・・


 

 

 

 

 

ビッグ・フット!!!



 

 

ではなく、ビッグハット※ですね(・∀・)


※TBS赤坂本社社屋の愛称

 

7月6日(土)、7日(日)はイタリア商工会議所主催「イタリア、アモーレ・ミオ2019」にて、イタリアを代表する自動車メーカー「アルファ・ロメオ」様のPR活動の一環としまして、ソプラノ設楽芽佑さんと共に、【誰も寝てはならぬ(芹澤)】、【歌に生き、恋に生き(設楽)】、そして締めは【乾杯の歌(アルファ・ロメオ特別Ver.)】を、赤坂サカス特設ステージで各日15分間のステージを1回ずつお送りいたしました(`・ω・´)ゞ

 

【乾杯の歌(アルファ・ロメオ特別Ver.)】歌唱時

(アルファ・ロメオ公式Twitterより転載)

 

写真は初日の様子です(・∀・)屋外での演奏ということもあり、この日は風に吹かれ髪がボサボサに(笑)

生憎の天気ではありましたが、屋外イベントなので数週間前の夏日よりは良かったのではないでしょうか(・∀・)あんまり暑いとみんな大変ですし(夏日の屋外で燕尾服は命取りw)

 

ステージ終了後は、乾杯の歌特別バージョンにも登場したアルファ・ロメオ・ジュリエッタの前で記念撮影( ー`дー´)キリッ

(アルファ・ロメオ公式Twitterより転載)

 

正しくはカメラマンの撮影している現場をアルファ・ロメオのスタッフの方が撮影したもの(だから目線がはずれている)

 

カメラマンさんからは

「お疲れのところ申し訳ありませんが・・・笑顔で(笑)

ですよね~(;´Д`)

 

 

カメラマン撮影による公式の写真はまだ見ておりませんが、おそらくとびっきりの極上スマイルで収まっているはずです(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ

 

 

僕は車に関心がある方ではないのですが、それでもイタリアに5年留学してればイタリア車に対する知識は自然と身についていきます。

留学先はボローニャ。その隣モデナにはフェラーリがあり、両者の中間地点の少し北にはランボルギーニの本社がるサンターガタ・ボロニェーゼがあります(・∀・)

※「ラグー」はミートソースのこと(笑)

 

ちなみにアルファ・ロメオの創業地はミラノとのこと(・∀・)

人に歴史あり、と言うように車にもまた歴史があり、

「1920年代から1930年代にかけ、アルファロメオのレース部門の総責任者であったエンツォ・フェラーリは後に独立し、フェラーリを設立した」(ウィキペディアより)

 

とのことです(´-`).。oO

 

詳しいことはネット検索すればすぐに見つけられますので、敢えてここで掲載はしません(転載だらけになりますからねw)

 

 

さて、話が前後しますが、7月4日は原宿のラ・ブーレット(旧ジャルダン・ド・ルセーヌ)にて、プッチーニ作曲、オペラ「外套」(ハイライト)&ガラ・コンサートがありました!

前半「外套」終了時の衣装

左から羽山晃生(ミケーレ)、羽山弘子(ジョルジェッタ)、村田千晶(ピアノ)、芹澤(間男)

 

包帯の中は血糊がべったり

 

 

後半のガラ・コンサートでは衣装チェンジ

 

「外套」では「ナイフと血、外套」の3つが必須アイテムであり、その中でもルイージ(間男)がアリア中に自らの手を切り、その滴る血を見せつけるシーンは絶対に外せません!

なので前回の「蝶々夫人」、前々回の「ラ・ボエーム」の時と同様、必要な小道具を各自揃えることが求められましたが、今回は特に難しかったです(;´Д`)

刃がついていないナイフは訓練用のゴム製の黒い無機質な商品か、練習用バタフライナイフ・・・

 

そこで「自作の鬼」こと芹澤はまたもや知恵と財力(?)を振り絞り、「切れないけど血が出るナイフ」を作りました(笑)

次回は皆様お待ちかね(?)の芹澤製作所による舞台用小道具「切れないけど血が出るナイフ」、その製作秘話?と構造をご紹介します(`・ω・´)ゞ

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意外と初めてなこと

2019年06月28日 | クラシック音楽

これまでの声楽家人生のなかで、まだ出会ってない役がある・・・

 

 

それはタイトルロール・・・

 

 

タイトルロールとはその名の通り

 

タイトル(題名)+ロール(役)

 

そう、タイトルがそのまま役名になっている役です

 

 

今日でも上演される一般的な作品において、テノールのタイトルロールって何があるのかな?(´-`).。oO

 

【リゴレット】はバリトンだし、【マクベス】もバリトン・・・【トゥーランドット】はソプラノで【アイーダ】と【カルメン】はメゾ・・・

 

【トロヴァトーレ】はテノールだけど、これはグレーゾーン(笑)なぜなら【トロヴァトーレ(吟遊詩人)】=「マンリーコ(役名)」ではあるものの、タイトルはあくまでも【トロヴァトーレ】・・・【マンリーコ】では無い・・・

これは【椿姫】にも同じ事がおこっており、原題の【Traviata(トラヴィアータ)】はそもそも人名ではなく、形容詞のTraviato(意味:道を踏み外した、堕落した)という単語の女性型で、訳すと【道を踏み外した女】であり、【ヴィオレッタ・ヴァレリー(役名)】を指していることは明白だが、純粋に名前ではないので「タイトルロール」と言えるのかどうかは意見が分かれそう(;´Д`)

 

そうなるといよいよテノールの役でタイトルロールは本当に少なくなってくる。。。。

 

 

「今日でも上演される一般的な作品」という括りを外してみると、テノールにもタイトルロールがちらほら見えて来る(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

【オテロ】、【ジークフリート】、【サムソンとデリラ】・・・あとは・・・

 

 

 

 

 

↑↑これ(笑)↑↑

 

そう!このグノー作曲【ファウスト】はテノールの数少ないタイトルロールの1つ!!!

 

そしてなんと・・・これまでの話の流れからもご察しの通り、僕自身初のタイトルロールなんです!!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

ファウストが歌うアリア「清らかな住い」はコンサートで何度か披露しておりますが、ハイライトという形であれ、「役」として歌うのは初めてです!

 

 

そしてこの作品の中には、ずーーーっと歌いたかったデュエットがあるんです!(やや興奮気味)

 

それがこちら↓

大道具がムラサキ白菜に見えてしまうのはナイショ

 

悪魔メフィストフェレスと契約を結び、「若さ」を手に入れたファウスト博士がマルグリートに恋をするのがストーリーの中心軸(・∀・)

 

 

詳しい紹介は後日いたします(`・ω・´)ゞ

 

 

 

 

そしてまだまだ尽きない「初めてシリーズ」!

 

来週の土日、7月6日、7日の2日間、芹澤は初めて赤坂サカスに出現します!|д゚)チラッ

(今日は「!」が多いなw)

 

イタリア商工会議所主催のイベント、「イタリア、アモーレ・ミオ2019」内にてイタリアを代表する自動車メーカー「アルファ・ロメオ」様のブース(?)にて楽しいステージをお送りします(・∀・)

6日は10:50~11:05、7日は13:30~13:45を予定しております(`・ω・´)ゞ

 

詳細は・・・まだ把握しきれていないのですが、ソプラノとテノールでとにかく楽しくとの先方からのリクエスト(笑)

 

 

大丈夫だ、問題ない(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

そして最後の話題はこちら!

 

帯広市民オペラ主催、ビゼー作曲「カルメン」(日本語上演)にドン・ホセとして出演します(・∀・)

 

こちらの記事に少しだけですが詳細があります→「北海道ニュースリンク:カルメンは國安さん、棚瀬さん 市民オペラ【帯広】

 

日時は2019年12月14日(17時~)、15日(14時~)で、僕は15日に出演します!

 

 

ドン・ホセを1本歌うのも初めてだし、日本語でオペラを歌うのも初めてです(;´Д`)

 

 

こちらも詳細が分かり次第、個別に記事にしたいと思います(`・ω・´)ゞ

 

 

 

まずは・・・・・・・・・・・・

 

 

7月4日のをどうにかしないと(笑)

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いろんなおしごと

2019年06月27日 | クラシック音楽

以前コメントで

 

「嘱託演奏員って、どんなお仕事なのですか?」

 

というご質問をいただきましたので、本日は「嘱託演奏員」(通称「助演」)について紹介いたします(・∀・)

 

 

音楽大学では学部・大学院共にオペラの授業があります。

 

学部の場合は選択授業、大学院の場合は・・・必修かな?

 

学部のオペラ授業では、参加生徒の声質、レパートリーに応じて重唱(二重唱、三重唱、四重唱、それ以上)を選び、基本的な演技(動き方、空間の使い方など)を演出家の指導のもとで学びます。

そこで起こる最初の問題が「自分の相手が見つからない」という事態です。

 

 

音楽大学では男女比に大きな偏りがあります。声楽科はそれでも他の科よりは比較的男性が多いですが、それでも決して「足りている」わけではありませんし、声楽は楽器を持ち替えて対応ということは不可能です。

どういうことかというと、テノールの生徒に「人が足りないから」とバリトンの役を歌わせるという事は非常識であり、それを推奨した指導者は非難されて当然と言えます。

 

女声と男声とでは楽器の特性に差があり、それは体の成長曲線が男女間で差があるのと同じで、男声の方が楽器として成立するのに2~3年遅い傾向にあります。

そのため、コンクール(国内外)やオーディションでも「女声33才以下、男声35才以下」の様に、年齢制限に差をもたせるところもあります。

 

そういうことから嘱託演奏員(助演)という人材が必要となるのです(・∀・)

 

現在僕は、桐朋学園大学の学部の授業に助演として関わっております(`・ω・´)ゞ

 

嘱託演奏員(助演)は積極的に指導する立場とは違い、まだ演技付きの歌唱に慣れない学生にアドバイスをしたり、演技中になるべく動きやすいようにサポートするのが主な役割です。

 

 

見紛う事なき教育現場(・∀・)

 

 

自分もいわゆる「後進の指導」というものに携わる年齢になったんだな~って思います(笑)

 

現在助演で関わっている演目の中には、そのむかし僕が二期会オペラ研修所の予科生の時に歌ったっきりで、なんと15年振りの曲もありその圧倒的時の流れに恐怖を覚え、ふと相手の生徒が15年前に何歳だったかを考えたりしたもんだから再び濁流のような時の流れにうち震えるました(笑)

 

 

ちなみに・・・・・大学に行くときは身分証明書(嘱託演奏員としての)を、正面玄関脇の守衛所に提示して構内にはいるのですが、僕が入り口に近づくと昨日は守衛さんが2名体制で出迎えてくれました(・∀・)・・・

 

 

 

 

なんでだろう(・∀・)???

 

 

(笑)

 

 

ということで、今回の記事は「嘱託演奏員」(助演)についてでした~

 

 

さて、以前からお知らせしているこちらのディナーコンサート

 

まだお席に余裕があるそうです。

原宿の裏通りで、いつもの平日のディナーをちょっと特別な時間に変えてみませんか?(・∀・)

 

 

今回も力作の小道具を用意してお待ちしております(笑)

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純然たる稽古風景

2019年06月21日 | クラシック音楽

今日は7月4日に控えたこちらの公演↓

の稽古がありました(・∀・)

 

 

「外套」はそもそも上演される機会が少ないばかりでなく、アリア、重唱ともに抜き出して演奏されることもほぼありません(´・ω・`)

 

そしてあまりにマイナーなので、日本語訳を探すのも大変かと思います。。。

 

 

ということで今回は、何故「外套」がキーワードなのか?について触れてみたいと思います(`・ω・´)ゞ

 

まず、この作品における「外套」のメジャーな使い方は、ルイージの死体に被せて隠蔽するです(;´Д`)

 

 

でもそれだけでタイトルに「外套」とつけるのはいかがでしょう・・・ちょっと意味合いが弱いと思います。

 

では何故「外套」がタイトルなのか・・・「外套」について、ミケーレはこの様に歌っています。

 

【ジョルジェッタとの二重唱でのミケーレの歌詞】

Tu sporgevi la mano,

お前が手を伸ばし

 

e lo cullavi dolcemente,lentamente!....

赤ん坊を優しく抱きながら、ゆっくりとあやし・・・

 

e poi sul braccio mio t'addormentavi....

そしてそのまま、私の腕の中でお前たちが眠りにつく・・・

 

Erano sere come queste....

今宵のような日だった・・・

 

Se spirava la brezza,

涼しい風が吹けば

 

vi raccoglievo insieme nel tabarro,

お前たちを一緒に外套で包み

 

come in una carezza....

それは優しい愛撫の様であり・・・

 

Sento sulle mie spalle le vostre teste bionde....

私の肩にお前たちの金髪の頭を感じ・・・

 

Sento le vostre bocche vicino alla mia bocca....

お前たちの唇を、自分の唇の近くに感じ・・・

 

Ero tanto felice!....

私はとても幸せだった!・・・

 

Ora che non c'è più,

それが無い今、

 

i miei capelli grigi mi sembrano un insulto alla tua gioventù!

私の灰色の髪は、お前の青春を冒涜しているようだ!

 

 

ミケーレにとって「外套」は、幸せだった過去の思い出であり、象徴でもあったのです。

 

そして妻の浮気相手であるルイージを殺害し、その遺体の上に被せたのが思い出の外套・・・

 

なんとも切ないお話です(`;ω;´)

 

 

子供に関しての事ははっきりと言及されてはいませんが、「1年前、我々は3人だった・・・」とミケーレが少し前の箇所で歌っていることから、この1年で状況が大きく変わったということが読み取れます。

 

この様に、非常にリアルな世界観を持ったオペラを「ヴェリズモ・オペラ」と言います。

 

 

本日の稽古ではこの外套が関わる大切なシーンをみっちりと考えました(・∀・)

 

 

結果・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注)愛の二重唱ではありません

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ジャパン・アプリア・フェスティバル2019終了(・∀・)

2019年06月17日 | クラシック音楽

2日間に渡ってイタリア文化会館にて開催されました、ジャパン・アプリア・フェスティバル2019が無事その日程を終えることが出来ました(・∀・)!

 

といっても僕は初日のオープニング、小荘厳ミサ曲のみの関わりだったので、同フェスティバルの成功をあたかも僕自身の成し得たことの様に書くのはおこがましいにも程があります(;´Д`)

 

まず、僕自身が関与した6月15日に関して(・∀・)

当日配布されたパンフレットがこちら↓



 

久しぶりに宗教曲のソロを歌いましたが、今回の参加で驚いた(と言っては失礼かもしれませんが)のは、合唱、コールトリオーレ(三菱マテリアルコーラス班)のレベルの高さです。

まず、この小荘厳ミサの楽譜、その「N.1キリエ」の冒頭にはこの様に書かれております・・・

 

赤文字からおわかりの通り、合唱と言っているものの、指定では各声部2名ずつ。(本公演では合計30名ほどの合唱団でした。)

そして「4人ソリストも合唱と一緒に」ということがどういうことかと言うと、ソリストには休む暇がない(笑)

 

現在では合唱とソリストは分けて演奏しますし今回の公演もそうでしたが、一応、作曲家の指示としてはこの様になってます(笑)

 

各声部2名×4声部+ソリスト4名で、キリストの12使徒を表しているのでしょう(・∀・)

 

では、なぜ僕が合唱団のレベルの高さに驚いたか・・・

それは、僕が初めてこの曲をイタリアで演奏したとき、ここに書かれている通りソロも合唱も全部歌ったので、いかにこの合唱が難しいか!それを知っているからです・・・

歌っている各々のパート自体がそもそも複雑なのに、マエストロの出すテンポの指示、ニュアンス、間の取り方、その全てをたった数回のマエストロによる音楽稽古で汲み取り、食らいつき、実現する・・・

その集中力と、応えられるだけの経験値。

本当に驚きました!

アカペラで演奏される「Sanctus」は、毎回見事に音程が決まっており、いつも助けられました!

 

演奏の感想につきましては、お越しいただいた方はご自身の感想を大事になさって下さい(・∀・)

 

僕自身の演奏者としての感想は、アンサンブルとは、思いやり。です。

 

個々の鮮やかな色彩が必要な箇所もあれば、折り重なりながら綾なす風合いが必要な箇所もあります。

 

指揮者は、楽譜という紙とインクで成り立っている物体から、音と色を紡ぎ合わせて極上の音楽を生み出します。

 

ちなみに、当日の舞台配置はこうなっておりました(・∀・)

※iPadとApple Pencilを駆使して作成された図

 

マエストロがピアノ伴奏を弾きながら指揮をするというスタイルのため、特に僕のポジションは神経を使います(笑)

 

それは・・・歌っていない時にちょこちょこ動いたりするとマエストロにとってものすごく目障りになる(;´Д`)

 

 

なので僕が取った対応策は「動かざること山のごとし」(笑)

 

歌っていな時は終始眼を閉じ、1mmたりとも微動だにせず、心の中で音楽に浸って過ごしました(・∀・)

 

マエストロからは終演後に

Sei strano...sei proprio un tenore particolare...non sei stato mosso mai e non mi hai distrubato niente! sei perfettoooo!!!

(訳:お前はおかしい・・・本当に変わったテノールだ・・・全く身動きせず、私の邪魔になることはなかった!完璧だ!!!)

 

とても褒めていただきました(笑)

 

舞台上では、その一挙手一投足が常に見られており、その空間にふさわしい佇まい、雰囲気を醸し出すのも演奏の一部です(・∀・)

 

さて、洗練された宗教曲の次に待っている本番は、昼ドラよろしくのこちらとなっております(・∀・)

詳細はこちらの記事にて紹介しております→【間男・・・再び!

まだまだお席のご用意は可能です(・∀・)

 

美味しいディナーを召し上がった後、演奏がスタートいたします!

まずはプッチーニのオペラ「外套」をお届けし、休憩を挟んだ後にオペラ・ガラ・コンサートをお届け致します(`・ω・´)ゞ

全て込みで7800円となっておりますので、とてもリーズナブルであり、万が一演奏に満足がいかなかったとしても「料理美味しかった!」と美しい思い出として記憶に留めることが可能です(笑)

 

お申込みはチラシに記載のある「ブラームスの小径オペラ」代表の中村音田子(なかむら おんでんし)さんに直接お電話にてご連絡していただくか、僕宛にメールまたはファックスでも可能です(・∀・)

 

芹澤の公開している数少ない個人情報はこちら↓

メール teatrogoloso@zoho.com

FAX 03-6745-9117

どちらも24時間、いつでも受付けております(`・ω・´)ゞ

 

次は是非、会場で動く芹澤を御覧ください!(笑)

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