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LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

せり散歩

2019年06月12日 | クラシック音楽

人前に出る職に就いていると、身だしなみに気をつけなければなりません(・∀・)

 

なので僕は演奏会の数日前には美容院に行くことを習慣としています。

 

ということで、本日は今週土曜に控えた「ロッシーニ:小荘厳ミサ」のために美容院に行き、頭をシュッと刈って頂いたわけですが、結果どうなったのか気になって気になって夜も眠れないという方はイタリア文化会館アニェッリホールでその結果をご自身の眼でご確認頂ければと思います(・∀・)ニヤ

 

さて、本日は通常であればとある音楽大学に助演(嘱託演奏員)として未来ある若者の手助けに赴く日であったのですが、みなさん目下教育実習中ということで授業がなく、ぽっかりと予定が空いてしまったわけでそうなると1日を「家→美容院→家」という工程だけで終わらせてしまうのはもったいないということで、美容院のあるJR根岸線「関内駅」から「横浜駅」まで歩いて向かうことに(・∀・)

 

普段は愛(自転)車で15kmくらいの移動はするものの、なかなか徒歩である程度の距離を歩くことがないので、気分は某散歩番組

 

ちなみに道のりはこんな感じ(・∀・)

 

みなとみらいでお買い物をしようと思い、最短ルートではなく独自ルートを進むことに(((((((((((っ・ω・)っ ブーン

 

さて皆さんの中にはこの地域に土地勘のある方、または日本の産業発展の歴史に詳しい方もいらっしゃると思います。

 

そう、この関内駅近くには日本三大ドヤ街と呼ばれる「東京の山谷、大阪の西成、横浜の寿町」の「寿町」が近くにあることが地図から見て取れます。(ギリギリ見切れてるけど)

 

『この街にはどんな驚異が潜んでいてもおかしくはない・・・・・』

 

なるほど・・・このせり散歩の相手にとって不足はない!

 

スタッフ一同、覚悟を決めて撮影を進めて行くと、驚きの光景が!!!

 


(゚A゚;)ゴクリ

 

 

《1回飲むだけで疲れがふっとぶカプセル》・・・・だとっ!?

 

 

これはもしかすると・・・・

 

 

アカン!これ以上首を突っ込むと消されかねん∑(;´Д`)

 

 

怪しい人影に取り囲まれる前に、一刻も早くこの場を離れねば!

 

 

一同は急いでその場を離れ、一路横浜を目指して突き進む

 

 

しばらく進み、もうこれでだいぶ危険地帯から離れたぞ!と一同が胸を撫で下ろした


その時!!!

 

 

 

 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

見せしめのためか、わざと人目に付く大通り沿いにその姿はあった・・・・

 

 

そしてその姿は、まるで我々にこう訴えかけているようだった・・・

 

 

《愛と勇気だけではどうにもならなかったよ・・・》

 

 

と・・・・

 

 

 

 

 

 

 

(笑)

 

 

 

 

いや~散歩って本当に良いものですね!サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ

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2019年7月4日(木)~オペラ「外套」ハイライト&ガラ・コンサート~

2019年06月07日 | クラシック音楽

間男・・・再び!

 

(2018.9/5 ゲネプロの様子 新国立劇場オペラパレス Photo:寺司正彦)

【GPレポVol.2】東京二期会/プッチーニ『三部作』

 

 

来週はロッシーニの小荘厳ミサ、そして来月はプッチーニの外套!!!

 

懐かしいですし、思い返すと去年は色々と激動の年だったな~・・・・・・・・・・・・・

 

 

さて、そんな激動の作品ことプッチーニの「外套」ですが、なんと例のレストランでやっちゃいます(๑•̀ㅂ•́)و✧


↑クリックで拡大↑

 

今回はなんと!

 

 

リアル間男 ∠(´Д`)

 

 

 

共演する羽山弘子さんと羽山晃生さんはご夫婦でいらっしゃいますので、設定、役柄を越えてリアルな間男仕様となっております(笑)

 

内容に関しましては、一言で言えば昼ドラです(・∀・)

 

オペラ歌手をやっていて思うことは、「100年前も200年前も、人のやること思うことは変わってねーな」です(笑)

 

外套を要約すると

 

間男)おいらおめーがすっきゃねん

人妻)あたいもあんたがすっきゃねん

旦那)ゆるさへんでーーー(ぐさっ)

 

以上

 

 

 

(笑)

 

 

うん、何も間違っちゃいない(・∀・)

 

 

そんな(?)外套はそもそも上演時間が1時間未満ということで、ハイライトにした結果、後半をオペラ・ガラ・コンサートにすることになりました!

 

考えてみたらガラ・コンサートも久しぶり(;´Д`)

 

ここ2~3年は忙しくなってしまい、以前のようなランチタイム・コンサートをプロデュース出来ておりません・・・

自分で企画して、ホールを取って、チラシ作って、集客して・・・手作りのコンサートだけど、その分何でもやりたい放題、歌いたい放題にプログラム組んで、和気あいあいと・・・・・・またやりたい(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

 

( ゚д゚)ハッ!

 

 

 

うっかり「あの頃は良かったな~」って口にするところだったぜ(;´Д`)

 

まだまだ頂点はこれから!・・・のハズ!

 

今年はまだまだ忙しい!!!!

 

11月には新潟で和モノのオペラで色男を、12月には北海道でドン・ホセ(カルメン全幕日本語上演)を歌うのだから!

 

まずは外套の宣伝だ!

 


ブラームスの小径オペラコンサート

オペラ『外套』ハイライト上演&オペラ・ガラ・コンサート《ディナー付き》

出演

羽山弘子:ジョルジェッタ

芹澤佳通:ルイージ

羽山晃生:ミケーレ

村田千晶(ピアノ)

【会場】

ラ・ブーレット

(旧ジャルダン・ド・ルセーヌ)

開場:17時40分
(18時10分 ディナースタート)
開演:18時50分

料金:7800円(食事・税・サ込み)

 

お問い合わせ

teatrogoloso@zoho.com

03-6745-9117(FAX)

芹澤 佳通


 

さて、ブログというものは日付が変わると「その日何人が閲覧したか。何回閲覧したか。」というものが集計されます(・∀・)

 

何か大きな演奏会があった翌日に訪問者数が跳ね上がることが常なのですが、なんと先日、見たこともない数字を叩き出しました!

 

その記事はなんと・・・・一つ前のこちら→「6月15日(土) ロッシーニ作曲 小荘厳ミサ (ジャパン・アプリア・フェスティバル)」

 

 

その数値がこちら

 

 

もちろん有名人のブログのアクセス数に比べれば微々たるものですが、この数字がこの「舞台裏カフェ」にとってどの様な数字かと言うと・・・

 

 

ブッチギリじゃないか!!!

 

 

このブログの読者の皆さんは、ずいぶんと勉強熱心なようです(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

なんてったって、ミサ曲に関して書いた記事でこの結果を叩き出すんだから大したものです!(笑)

 

 

末は博士か大臣か・・・(・∀・)

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6月15日(土) ロッシーニ作曲 小荘厳ミサ (ジャパン・アプリア・フェスティバル)

2019年06月04日 | クラシック音楽

スペイン語に悪戦苦闘していたせいで気がついたらすぐそこに迫っていたロッシーニ小荘厳ミサ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

小荘厳ミサに関しては以前もブログでご紹介しましたが、宣伝も兼ねてもう一度(・∀・)

(過去記事:令和元年6月15日(土)ジャパン・アプリア・フェスティバル2019 《ロッシーニ:小荘厳ミサ》

 

多少重複する内容もありますが、ミサ曲とは、教会で執り行われるミサの最中、要所要所で演奏されるものです(・∀・)

ではそもそもミサとは?

ミサとは、エウカリスチア (感謝の祭儀) のローマ・カトリック教会における呼称。元来ラテン語で「終了」の意で他の教会行事にも用いられていたが,のちエウカリスチア(感謝の祭儀)に限定されるようになった。聖書の一部の朗唱と説教から成る第1部と,キリストの最後の晩餐を記念する第2部とから成立している。構成上,不変部のミサ通常文と,個々のミサの時節や性格によって変るミサ固有文とに分れている。また古代においては信経の朗唱後信者でない者の退去を求めたところから,そこまでのミサの部分を志願者のミサ,以後を信者のミサという。なお通常文につけられた曲を一般にミサ曲という。( 出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

 

ミサの「通常文」と「固有文」に関しては、過去記事でも簡単に説明を掲載しましたが、今回はそれぞれのセクションをより掘り下げてご説明いたします(・∀・)

 

 


ミサ曲の基本的な構成要素は一般的に

『キリエ』(求憐誦)

『グローリア』(栄光頌、天には神に栄光)

『クレド』(信経、信仰宣言)

『サンクトゥス』(三聖頌、感謝の賛歌)

『アニュス・デイ』(神羔頌、神の小羊)

の5曲である。

これらはみな通常文といい、どのような場合にも必ず同じ典礼文を用いる。これら5曲をすべて備えたものを通作ミサ曲と呼ぶ。

これに対し、『クレド』(信経、信仰宣言)を含まないものをミサ・ブレヴィス(小ミサ)と呼ぶ。

ミサで歌われるものには、この基本要素に、

入祭唱(イントロイトゥス)、昇階唱(グラドゥアーレ)、アレルヤ唱、続唱(セクエンツィア)、奉献唱(オッフェルトリウム)、聖体拝領誦(コンムニオ)などの固有文が加わる。

固有文は、例えば祭日や死者ミサなど、時と場合によってその構成が異なる。


 

 

ではキリエから順に、グーグル検索、コトバンク等で調べたことをまとめていきます(`・ω・´)ゞ

 

【キリエ】(求憐誦:きゅうれんしょう)

ギリシャ語で「主よ」の意。ミサ通常文の『憐れみの賛歌』で,主に憐れみを求める祈り。キリエ・エレイソン,クリステ・エレイソン,キリエ・エレイソンの句をおのおの3回ずつ繰返す。5世紀頃東方からローマに入り広まった。通常文全5章の内、この第1章【キリエ】のみギリシャ語。

 

【グローリア】(栄光頌:えいこうしょう)

 "Gloria in excelsis Deo" (天においては神に栄えあれ) の最初の語で,「栄光」の意。ミサ通常文の第2章におかれる栄光の賛歌で大栄頌ともいわれる。

 

【クレード】(信経:しんきょう)

「我は信ず」の意。信仰宣言で、「Credo in unum Deum:私は唯一の神を信じる」の言葉で始まる。すべての通常文聖歌のなかでもっとも長い歌詞をもち、もっとも遅く(※)典礼のなかに採用された。

)西暦325年、皇帝コンスタンチヌス1世が 220人余の司教を各地から集めて開いた第1回ニカイア公会議にて採用。

 

【サンクトゥス】(三聖頌:さんせいしょう)

ラテン語で「聖なるかな」という意味を持つ。「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の主よ。天と地はあなたの光栄にあまねく満ち渡る。天のいと高きところにホザンナ」と、神への感謝を捧げ、その栄光を称える賛歌。冒頭で「サンクトゥス:聖なるかな」を三回唱えるので、和訳では「三聖頌」とも言う。ちなみにHosanna (ホサンナ)はヘブライ語の音訳で、原義は「救い給え、と(我らは)祈る」。

 

【アニュス・デイ】(神羔頌:しんこうしょう)

ミサ曲の最終章。「Agnus Dei,qui tollis peccata mundi,miserere nobis:世の罪を除きたまう神の羔,われらを哀れみたまえ」という典礼文。レクイエムの一章としても用いられるが、その場合には歌詞の一部が異なる。

「羔」とは【こひつじ。ヒツジの子。】の意味。

 

以上がミサ通常文のそれぞれの内容です(・∀・)

歌詞全文を知りたい方はこちらのサイトへどうぞ→ミサ通常文 対訳(La VOCE ORFICA)

 

ちなみに上記サイトの代表者と僕が同じ名前なのは偶然ですw(漢字は違いますが)

 

固有文(ミサの目的によって歌詞が異なるもの)に関しましてはウィキペディアにまとめて掲載されておりましたので、少し編集を加えて転載します(・∀・)

 

【イントロイトゥス】 (入祭唱)

ミサの開始で歌われ、そのミサの目的が紹介される。

 

【グラドゥアーレ】 (昇階唱)

ミサの前半「言葉の儀」において、「使徒の書簡」朗読の後に歌われる。名前の由来は幾つかあるが、いずれの説も祭壇の階段(グラドゥス)に関係する。降誕節の日中のミサの例では、「地上のすべての国々はわれらが神の救いを見たり。すべての地よ、神をたたえよ。主はその救いを知らせ、民の目の前にその正義を示したまえり」と歌われる。

 

【アレルヤ】 (アレルヤ唱)

もしくはアレルイア。「神をほめたたえよ」の意で、ヘブライ語が語源で非常に古い起源をもつ。賛嘆の歌なので、待降節、レクイエム、四旬節には使われない。

 

【トラクトゥス】 (詠唱)

待降節、レクイエム、四旬節のミサにおいて、アレルヤ唱の代わりに歌われる。「詠唱」は「祈りや呪文を唱えること」である。

 

【セクエンツィア】 (続唱)

中世後期からルネッサンスにかけて、アレルヤ唱の説明文的な役割として派生し、アレルヤ唱に続いて歌われるようになった。セクエンツィアはその後ミサのあちこちに挿入されるようなったが、トリエント公会議に於いて4曲を残して全て禁止された(後に1曲が追加公認)。レクイエムのセクエンツィアであるディエス・イーレ(怒りの日)はその残されたものの一つである。

 

【オッフェルトリウム】 (奉献唱)

ミサの後半「聖餐式」の始めに、最後の晩餐を再現するため葡萄酒と種なしパンを祭壇に捧げるが、この間に歌われる。

 

【コンムニオ】(聖体拝領唱)

「聖餐式」の最後の「聖体拝領(キリストの血と肉の象徴である葡萄酒と種なしパンを信者に配る儀式)」の直前に歌われる。

 

以上。(出典:ウィキペディア)

 

ミサ曲はキリスト教とは切っても切れない関係性があり、キリスト教の発展が西洋音楽史にどれだけの影響を与えていたかは明白です(・∀・)

 

クラシック音楽を学ぶ・演奏するにあたって、必ず出会うのが宗教曲(ミサ曲・レクイエム)ですが、そもそもキリスト教徒ではない僕はその真意がわかりませんでした。

大学時代にはその気持ちを理解しようと、友人が通っていたプロテスタント教会の日曜礼拝に半年ほど通い、そこの教会の信徒の方々と接することで間接的に彼らにとって「神」という存在、「救い主」という存在がどの様なものであるか、その気持の一端を知ることは出来ました。そして留学先のイタリアは、カトリックの国と言っても過言は無いほどのキリスト教文化なので、「人々の信仰の先にイエス・キリストがいる」というのは当たり前でした。

 

「宗教観」というのは非常にセンシティブな問題に発展する可能性が高いのですが、宗教曲はそれとは切り離して、音楽的な側面からお聴き頂ければと思います。

 

僕は宗教学に興味があり、これまで新・旧約聖書、古事記、それに付随する神道系の本を読んで来ましたし、書物としては読んでいませんが、仏教・密教はネットで調べました。

(宗派が多く、書物としても何買ったらいいのか基準かわからないので・・・)

 

ま、結果的にしっくりくるのは神道かな?って思います。

 

七五三もやったし夏祭りにも初詣も行くしね(笑)

 

さて、話は少し横にそれましたが、日本ではまだまだ馴染みがないミサの、それもあまり演奏されないロッシーニの小荘厳ミサ!

 

もしお時間ありましたら、出演者特別割引価格(枚数限定)にてご案内が可能です(•̀•́)و

 

その価格はここでは発表出来ませんが、小荘厳ミサだけ聴いて帰っても(14:00~15:30)全然損はしない価格です(笑)

 

もう既に何名かからお問い合わせがありましたが、みなさん「え?その額で良いの???(;´Д`)」と逆に困惑されてしまいました(笑)

 

お問い合わせ・お申込みは芹澤↓までお願いします(・∀・)

メール teatrogoloso@zoho.com

ファックス 03-6745-9117

(芹澤宛)

 

お値段以上~セトリ

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オペラ歌手たちが歌う スペイン語の歌 終演(・∀・)

2019年06月02日 | クラシック音楽

6月1日はオールスペイン物、オール初めてのプログラムという久しぶりに(?)余裕のない演奏会でした(;´Д`)

 

しかも会場が名前と存在は知っていたがこれまで縁のなかった旧奏楽堂

 

「奏楽堂日本歌曲コンクール」の会場として有名な旧奏楽堂、共演させていただいた斉田正子先生によると、もともとは現在の場所ではなくもっと芸大寄りの場所にあったそうです・・・

 

それが現在の場所に移築され、そのこけら落とし公演に斉田先生も出演されたそうです!

 

 

さて当日の受付には、いつも応援してくださる姫りんごよりお花の贈り物が(・∀・)

 

撮影時はまだ受付セッティング中(・∀・)

 

そして館内は大正ロマン的な建築様式!(なお正確な定義は知らない模様)

 

ホール入口手前にはこの様なくつろぎ空間が(・∀・)

 

 

不思議だった舞台と客席の間・・・オケピ?

 

舞台奥に設置されているパイプオルガン

 

伝統がこれでもかと箱詰めされた様な空間で、客席側にカーテンがある構造は、近代的なホールではなかなか見かけません。

演奏しながら見える光景は、外からの自然光が差し、お客様の顔も見え、まるで大きく上質なサロンで演奏をしている様でした(・∀・)

 

 

ま、演奏の出来はお越し下さった方々の、個々の感じ方に委ねるとして・・・

 

 

久しぶりにものすごく疲れた( •̀ㅁ•́;)


 

「最初から最後まで初めて演奏する曲ばかり」って、研究会や発表会ならまだしも、演奏会ではありえないことです(笑)

 

個人的安心の配合は・・・

バファリンの配合以上に優しさと思いやりと労りが必要なのです(笑)

 

しかし今回は

でしたので、その心労は計り知れないものでした(笑)

 

途中で何度も

「2番はカットして1番だけにしようか」

とか

「楽譜見て歌おうか」※

とか、迷える大羊でした((((((((((⊂(っ・ω・)っ ))))))))))

 

※斉田先生(テノール)とのグラナダ(デュエット)は急遽決定したものだったので、譜面を立てました。そして最後に歌ったサルスエラのデュエットは僕の記憶のキャパを越えました(笑)

 

 

こういった新たなジャンルへの挑戦は大変なことではありますが、必死になって乗り越えた後にはかけがえのない財産として残ります(・∀・)

 

 

 

さて!

 

前回のブログ「ある声楽家の日常 その2」の終わりで

 

「スペインといったら・・・・情熱の赤?」

 

と締めたのですが、実はこんなアイテムを用意しておりました↓

 

 アスコットタイ スカーフ ポケットチーフ 結婚式 ネクタイ necktie フォーマル スカーフ 紳士 ビジネス ネッカチーフ

 

楽屋で装着した姿を鏡でみて

 

 

「無駄に暑苦しそう」

 

 

と、日の目を見ること無く荷物の中に戻されました(笑)

 

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とある声楽家の日常 その2

2019年05月21日 | クラシック音楽

今日は以前お届けしたこちらの記事→「ある声楽家の日常」の第2弾としまして、自身の出演する演奏会当日までの流れを紹介したいと思います(・∀・)

 

一口に"演奏会”と言ってもその形態は様々・・・

 

単純な声楽コンサートならば衣装と身一つで成立するけど、それがオペラのハイライトとなると必要になるのが小道具

 

二期会でのオペラ公演など、大きなプロダクションでは製作会社が入るため、我々は当日まで音楽のことだけに集中出来るものの、それ以外の場合は衣装にしろ小道具にしろ自分たちで用意するしかありません(;・∀・)

 

さて、今回は4月、5月と連続で出演しました「ブラームスの小径オペラコンサート」での、2つのハイライト公演のために自作した小道具をご紹介!

 

其の1:風で火が消える(様に見える)燭台

使用演目「4月23日 ラ・ボエーム」

 

 

オペラの舞台の様に客席と演者に距離があれば、オペラグラスで観察しない限り細かな所作は隠すことが可能ですが、ジャルダン・ド・ルセーヌ(現:ラ・ブーレット)の様に、お客様と極近い距離感で演じる場合、マジシャンでも無い限り「気付かれないように対処する」ことは無理です(・∀・)

というかマジシャンだって360度完全包囲されたらいずれタネがバレます(;・∀・)

なのでこの燭台は「あたかも自然に火が灯るor消える」を目指して作成!

先ず作製に当たって用意したものがこちら(๑•̀ㅂ•́)و✧

[クリックで拡大

左から銅線、クリッパー、ホットボンドガン、スイッチ×2、ワイヤーストリッパー

写真には載っていませんが熱圧着チューブも用意

コレ↓

 

 

そしてロウソク本体はこちら(・∀・)

Sutekus ゆらゆらLEDキャンドルライト 癒しの雰囲気パーティーキャンドル 3点セット 専用リモート

 

さすがにLEDの火がちらつくロウソクは作れない(笑)

 

【作製手順】

①一度分解し、本来のスイッチ部分の配線を切断し、銅線で外部に延長。別途用意したスイッチに接続して点灯試験。

②ロウソク本体は蝋で出来ているので加工がしやすいが、LEDの光がロウソク本体を透過するので中に紙を入れて透過を防止。

③土台(燭台)はダイソーで買ってきたプラスチック製の容器を加工(穴を開ける)。ロウソク本体との隙間に「石粉粘土」(これもダイソー)を詰めて固定。

 

 

スイッチの場所

(土台の中の白い部分が石粉粘土)

 

裏蓋も加工済みで、電池の交換も可能!

 

 

完成品(左:ミミ用 右:ロドルフォ用)

 

スイッチが燭台側に設置されているため、「火が灯る、消える」のアクションを気付かれる事無く操作可能(๑•̀ㅂ•́)و✧

ミミは燭台を方手に、もう片方に鍵を持って登場するため、持ちやすいよう縁にヘリが付いた形状の燭台に。(写真ではロウソク本体に隠れてしまっています)

ロドルフォは自室で使用していることを前提に、据え置き型の燭台としました。

(左上の見切れているロウソクは未加工品。当日はピアニスト用の間接照明として使用)

 

 

其の2:海軍(風)制服

使用演目「5月17日 蝶々夫人」

参考画像:パンを分け与えるピンカートン

 

 インターネットでミリタリー製品を販売しているサイトはあるのだが、アメリカ軍の放出品は入荷が不安定のため購入を断念(T_T)

だったらそれっぽく作るしか無い!との思いからスタート(((((((((((っ・ω・)っ ブーン

 

ベースとして使用したのは、普段仕事着として着用しているZARAのジャケット(笑)

そのジャケットにデコレーションを加えて海軍"風”の制服に(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

まず購入したものはこちら↓

 

ピンズ(左)と勲章(右)は共に本物!

 この2つはアメ横で探したらすぐに見つかったのですが、どうしても見つからなかったのが略綬!

略綬(りゃくじゅ)とは、よく軍人の胸元に付いている色とりどりのプレートで、受勲した勲章の代わりに(たくさん付けたら重いからね)まとめて付けるものです(・∀・)

 

略綬(りゃくじゅ)

ということで今回作製したのはこの「略綬」( ・`д・´)

 

【制作手順】

①ネットで略綬を画像検索

②良さげなものをプリントアウト

③貼り付ける

 

 

単純(笑)


 

とは言っても、お客様の目に至近距離で触れるとなれば、ただカットして貼り付けたものではあまりにも貧弱(;・∀・)

そこで、芹澤は質感にこだわりました(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

そもそも略綬の構造は、対応したリボンを専用のフレームにはめる。それだけ。

 

意外と単純(笑)

 

まずはプリントアウトした画像をカットし、厚みのあるクッション付き両面テープに貼り付ける。

 

そして、丁寧に一つ一つ切り離し、もともとの画像を見ながら更にクッション付きの両面テープに貼り付ける(2重にすることで厚みを出す)

 

 

余分な部分(黒い所)をカットし、裏面に強力な磁石を貼り付け、ジャケットの裏からも磁石で固定させて出来上がり\(^o^)/

 

 

これでグッとそれっぽくなった!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

で、仕上げは袖周りの金色の三本ライン。

 

これはダイソーに売っていた金色の布テープをカットしてぐるっと回して出来上がり!

便利なアイテムです(・∀・)

 

出来上がりはこんな感じ!

蝶々さん:田島秀美   ピンカートン:このブログを書いている人

 

 

一生履くことは無いと思っていた白パンツ(UNIQLO)も相まってそれっぽく見えるでしょ?(笑)

 

 

以上、ある声楽家の演奏会当日に至るまでをお届けいたしましたm(_ _)m

 

 

聴きに来てくださる皆様に、最大限のもてなしが出来るよう心がけております。

 

 

さて、6月1日はスペイン語の歌ばかりを歌う演奏会(・∀・)

 

 

 

スペインといったら・・・・情熱の赤?

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ディナーコンサート「蝶々夫人」終演(・∀・)

2019年05月18日 | クラシック音楽

 

昨日は原宿のジャルダン・ド・ルセーヌ(※)にて「蝶々夫人」ハイライトをディナー付きでお届けいたしました(・∀・)

(※ジャルダン・ド・ルセーヌは名称が変り、新しい名称は【ラ・ブーレット】となっております。インターネットでは旧名でも検索可能です。)

 

ハイライト公演で字幕も無いということもあり、物語はスズキ(栗田真帆さん)によるナレーションによって進行しました!

原稿はスズキ役、栗田さんが全て書き上げてくれたのですが、なんと完成度の高い原稿と読み手の技術だったことか・・・・

いくら自分が書いたとはいえ、語りの口調の変化や心情の込め方、実に見事でした。

 

終演後の記念撮影

【後列】蝶々さん:田島秀美 ピンカートン:芹澤(後光ヴァージョン)

【前列】スズキ:栗田真帆 ピアニスト:村田千晶

 

 

【1幕冒頭のシーン】

シャープレス:米谷毅彦(写真右)

 

シャープレスの米谷さん、なんと数日前におきた右足肉離れを押しての名演!

その視線と歌の説得力はキャリアと集中力の賜物・・・

僕と米谷さんは初共演ですが(というか全員と初共演ですw)、出会いは昨年関わった二期会の「魔弾の射手」

その時僕はカバーキャスト、米谷さんはクーノー役の本キャストとして出演されており、その時からとても紳士的な印象でしたが、今回、シャープレスの人柄そのままのとても穏やかで思慮深い方だと改めて感じました!

 

【第一幕 二重唱:夕闇が迫り Viene la sera...】

 

蝶々さんを演じられた田島秀美さんは、昨年同役をルーマニアでも歌われ大絶賛だったとお聞きしていた通り、素晴らしい歌唱、所作、そして少女から母親へ、そしてまた一人の女へ、と短い時間軸で求められる激流のような心境の変化を、見事にあの場に表していらっしゃいました。

それに比べればピンカートンは非常に単純です・・・・

 

1幕・・・浮かれてる  (゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ

2幕・・・出番なし (つ∀-)オヤスミー

3幕・・・気まずさMAX ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ ニゲダシタイショウドウ…

 

心境の変化はだいたいこんなもんです(笑)

 

そしてマントヴァ公爵(ヴェルディ:オペラ「リゴレット」)と双璧をなす女の敵です(;・∀・)

 

女の敵ではありますが、すこし冷静に分析してみるとピンカートンという人物は、必ずしも悪人とは言い切れないと思います。

なぜなら良心の呵責に苛まれ、アメリカ人妻のケイトが居るにも関わらず様子を見に、家に戻ってきた。

そして自分の過ちを認めているし、「この苦しみは一生やむことはない」と歌っていること。

 

 

どうでしょう?

 

お昼のワイドショー観ればだいたいこんな話題ばかりじゃないですか?(笑)

 

ま、あくまでも個人的見解ですけど(笑)

 


(ぼくはそんなことしませんよ)小声

 

 

さて、次回はこちらの公演でまたジャルダン・ド・ルセーヌ(ラ・ブーレット)に出演いたします(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

なんと!!!

 

演目はあの外套です!!!

 

 

そう、忘れもしない2018年9月7日、9日と僕が同役で新国立劇場デビューした作品!!!

 

あれから7ヶ月が経ちますが、まさかこんなに早くまたルイージを歌う日が来るとは思っていませんでした(;・∀・)

 

そのあたりの記事→二期会オペラ劇場『三部作』、本日から公演スタート!!!

WEBぶらあぼANNEXに掲載された記事→【GPレポVol.2】東京二期会/プッチーニ『三部作』

 

7ヶ月前はウェイトトレーニング全盛期で体重108kgであらゆる企画が常人を越えていましたが、現在は減量に勤しんでおり体重96kg(・∀・)

 

ユニクロで売っている製品が着用可能になりました(笑)

 

 

でも昨日も

 

「以前お会いしたときよりふっくらされました?」

 

 

と言われる仕打ち(笑)

 

 

 

え~10kg落としたんですよ~と答えると

 

 

 

 

「でもお写真と比べると・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ん?







そこと比べてるようじゃ「以前」会って無くね?(・∀・)



この件に関しては本当に呆れるくらいよく言われるので、共演者や身近な人と真面目に考察したのですが、どうやら写真から受ける僕のイメージと、実際に対面したときの僕の印象(身長、身体のサイズ感)の差が大きいからその様な「写真と比べると別人」という印象になるのでは?という意見が多数でした。

今回の記事冒頭の集合写真の顔と、プロフィール写真とを並べて見てみれば、そんなに違いはないと思います。(写真同士の比較)

比較

 

それが実際の僕の印象、イメージと写真を比べると(立体と平面の比較)そのギャップが大きく、「思ったより(事前のイメージより)大きい」→「ということは(事前のイメージと違う)この人は以前より太った」、となるのだと推測します。

ちなみにですが、僕のプロフィール写真のオリジナルアングルはこれです↓

撮影は2014年ですが今のサイズ感と大きな差はないと思いますが・・・(笑)

このスーツ、今も演奏会で着てますし・・・(;・∀・)

着心地だけで言えば、当時より余裕を持って着用しております。

 

なんでかな・・・

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おっと、ここに来てチャンス到来か!?

2019年05月16日 | クラシック音楽

さて、明日は原宿のジャルダン・ド・ルセーヌにて、ディナーコンサート「蝶々夫人」ハイライトがあり、チケットは1ヶ月前には完売しておりました(・∀・)

 

 

が、

 

この安定しない時期のせいもあり、キャンセルが4席でました!

 

もしまだ明日の晩ごはんに悩んでいらっしゃる方は、原宿のレストランで素敵な音楽を聴きながら優雅なディナーはいかがでしょうか?(・∀・)

 

お食事後は体験型アトラクションオペラ、(勝手に)略してオペラクションが始まり、皆様を巻き込んでの熱演(アトラクション)がスタートいたします(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

先着4名様までとなっておりますので、お早めのご連絡をお待ちしておりますm(_ _)m

 

↓↓↓公演詳細↓↓↓

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令和元年6月15日(土)ジャパン・アプリア・フェスティバル2019 《ロッシーニ:小荘厳ミサ》

2019年05月05日 | クラシック音楽

今から3年前の2016年10月19日、一部カットでの《ロッシーニ:小荘厳ミサ》をマエストロ・ヴィート・クレメンテの指揮/ピアノで、イタリア文化会館アニェッリホールにて演奏しました(・∀・)

 

それがついに全曲演奏という形で、マエストロ・ヴィート・クレメンテと共演出来ることになりました!

 

前回の演奏会を聴きにいらした方の多くが「あのピアノが凄かった!」と、ソリストそっちのけで評価をかっさらってしまったマエストロ(笑)

 

 

さて、そもそも「ミサ曲」とは何なのでしょうか?

まずいつも通りウィキペディアで調べてみましょう(・∀・)

 

【ウィキペディアくんの答え】

ミサ曲は、カトリック教会のミサ(感謝の祭儀)に伴う声楽曲。

音楽用語としては『荘厳ミサ曲』と訳されることも多いが、日本カトリック教会では、現在は荘厳ミサを廃して「盛儀ミサ」を正式名としている。

 

以上

 

要点を端的に述べたわかりやすい回答ですね(・∀・)

 

 

 

ん?そうじゃないって?(・∀・)

 

 

 

(*ノω・*)テヘ

 

 

ではもう少し詳しい解説を(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

まず「荘厳(盛儀)ミサ曲」と「小荘厳ミサ曲」の違いは何か?

 

ミサ曲の基本的な構成要素は一般的に

『キリエ』(求憐誦)

『グローリア』(栄光頌、天には神に栄光)

『クレド』(信経、信仰宣言)

『サンクトゥス』(三聖頌、感謝の賛歌)

『アニュス・デイ』(神羔頌、神の小羊)

の5曲である。

これらはみな通常文といい、どのような場合にも必ず同じ典礼文を用いる。これら5曲をすべて備えたものを通作ミサ曲と呼ぶ。

これに対し、『クレド』(信経、信仰宣言)を含まないものをミサ・ブレヴィス(小ミサ)と呼ぶ。

ミサで歌われるものには、この基本要素に、入祭唱(イントロイトゥス)、昇階唱(グラドゥアーレ)、アレルヤ唱、続唱(セクエンツィア)、奉献唱(オッフェルトリウム)、聖体拝領誦(コンムニオ)などの固有文が加わる。固有文は、例えば祭日や死者ミサなど、時と場合によってその構成が異なる。

 

以上、ウィキペディアより

 

 

つまり「クレド」があるかないかが判断の決めて!

 

 

では改めてロッシーニの小荘厳ミサの構成を確認してみましょう(・∀・)

キリエ
グローリア
クレド|д゚)チラッ
サンクトゥス
オ・サルタリス・オスティア(←new
アニュス・デイ

以上

 

 

 

いや、クレドあるやん。。。(;・∀・)

 

 

 

 

どうやらロッシーニの場合、「小」はミサの構成ではなく、楽器編成の規模をさしているとも・・・

実際、ロッシーニの小荘厳ミサ曲の演奏時間は全然短くないどころか、むしろかなり長い部類(笑)

 

演奏する方も大変なら聴く方も覚悟がいるな((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

より詳しいことが知りたい方はこちらのサイトを参考にして下さい→ロッシーニについて

 

 

 

演奏会の詳細は以下のとおりです(「・ω・)「


 

2019年6月15日(土)
ジャパン・アプリア・フェスティバル2019
オープニングコンサート
ロッシーニ:小荘厳ミサ曲

【指揮/ピアノ】
ヴィート・クレメンテ

【合唱】
コール・トリオーレ

【ソリスト】
真野路津紀(ソプラノ)
新宮由理(メゾ・ソプラノ)
芹澤佳通(テノール)
佐藤泰弘(バス)

【会場】
イタリア文化会館
アニェッリホール

開場13時30分
開演14時00分


チケット(全席自由・通し券)
5000円(一般/前売り)
5500円(一般/当日)
1000円(大学生)
高校生無料(要事前申込み)


【お問い合わせ・お申込み】
メール teatrogoloso@zoho.com
ファックス 03-6745-9117
(芹澤宛)


 

イベントは、《ロッシーニ:小荘厳ミサ》からスタートし、企画①~⑤まで終日に渡って開かれており、お求め頂いたチケットは「通し券」ということで、全てのイベントに参加可能となっております(・∀・)

 

お申込みの際、「ブログ見た!」「ブログから来た!」等、「ブログ」というキーワードを添えていただくと素敵な特典が・・・・・・

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平成と令和の間に・・・

2019年05月02日 | クラシック音楽

令和という新たな元号がスタートした5月(・∀・)

 

もしかしたら「剣璽等承継の儀」に招かれるかも知れないと思い、1日は終日予定を空けていたので、本日が令和仕事始めとなりました・・・

 

なんとなく「実印を作ろうかな~」とこの頃思っていたのですが、サイズ的に国璽、御璽の大きさで作ったら面白いかな?って妄想にふけっております(「・ω・)「

 

 

さて、平成最後の演奏は埼玉医大国際医療センターでの第99回フォワイエコンサートでした(・∀・)

 

リハーサルの様子

 

こういったオープンスペースでの演奏の場合、リハーサル時に既に人目に晒されます(笑)

 

以前はそれだけで落ち着かず、リハーサルがリハーサルにならないこともありましたが・・・

 

歳を取ると羞恥心が薄れるのでしょうか・・・・もはや何も思わなくなってきました(;・∀・)

 

ちなみにこの写真は出演者でもある同医大教授の藤原先生が2Fのスタバから撮ったものです(笑)

 

 

 

そして令和になって最初の仕事は・・・レッスン(笑)

 

その後、今月に控えたこちらの演奏会の稽古!

 

以前も紹介しましたが、この演奏会は色々とヤバイです(;・∀・)

 

前回お知らせした時(過去記事:なんかすげー・・・・)は当日のプログラムから

 

「男声合唱とピアノのためのFragments -特攻隊戦死者の手記による-」をご紹介しましたが

 

 

今回はまた別の曲をご紹介します(`・ω・´)ゞ

 

 

その名も・・・

 

 

 

 

 

 

(゚A゚;)ゴクリ

 

 

 

 

メイプルシロップ

 

 

 

 

 

 

たらこおにぎりたべたいな~

 

 

 

何がすごいかって、この曲をプロの声楽家が集まって歌っちゃうんだから世も末

 

 

 

ちなみに「緑の人」の名前はピクトさん(・∀・)

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GWのレジャーに迷った時は!

2019年04月26日 | クラシック音楽

埼玉の高麗川辺りはいかがでしょう?

 

 

ちょっと遠いって?

 

 

せっかくの10連休、どこに行こうにも人人人・・・

 

 

 

だったら敢えて「いつもは行かない、行く機会がない」場所を選択するのも、また一興・・・

 

 

そこに何があるのか?

 

 

行けばわかるさ危ぶむなかれ!

 

 

イーチ!

 

 

 

 

ニーッ!

 

 

 

サー

 

 

イタマ医科大学国際医療センターーーーーー!!!

 

 

ぬん(・∀・)

 

そう!

そこには埼玉医大国際医療センターがあり

もはや恒例となりましたロビーコンサート(無料)があります!

 

正確にはフォワイエコンサートですが、まあ細かいことは置いといて・・・

 

ここの病院はとにかく大きい!

 

以前出演した際の写真をですが、まず演奏会場となるフォワイエ(ロビー)がこれ↓

 

 

吹き抜けが過ぎる!!!(笑)

 

 

そして院内にスタバがあるというのが個人的には高評価!(笑)

 

 

ここまで巨大な音響設計がされていない空間で歌うというのは、実は物凄く大変なんです(;・∀・)

 

空間は響いてくれないので、自分が空間を鳴らしにいかないといけません(`・ω・´)ゞ

 

内心

 

 

Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!

 

 

って感じで歌ってます(笑)

 

プログラムはこちら↓

 

 

そう・・・

 

 

芹澤は1年振りに同地にて「カルーゾ」を歌います( ー`дー´)キリッ

 

 

魂と声帯削って歌うヤツです(笑)

 

 

最近は自主企画のコンサートを開けていないため、なかなか歌う機会がありませんでしたが、共演者であり同病院婦人科腫瘍科教授の藤原先生が「久しぶりに聴きたいです」と・・・・

 

 

あまりに大変な曲なのでお断りしようかと思ったのだが、ふと、昨年末の六本木での忘年会(焼き肉)で、自分では食べられないようなお肉とワインをごちそうになった記憶が蘇る。。。

 

( ゚д゚)ハッ!

 

すでに外堀は埋められている!?・・・これが大人のやり方か!!

 

 

ということで歌うことにしました(笑)

 

 

それと個人的にはフニクリ・フニクラもオススメ(・∀・)

 

 

フニクリ・フニクラVer.セリをお届けしま~す

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挑戦者あらわる!Here comes a new challenger!

2019年04月24日 | クラシック音楽

ジャルダン・ド・ルセーヌでの「ラ・ボエーム」ハイライト公演(ディナー付き)が無事?終演しました(・∀・)

 

平日の夜にもかかわらず、遠方よりお越し頂いた方もいらっしゃり、誠にありがとうございましたm(_ _)m

 

ジャルダン・ド・ルセーヌでのコンサートシリーズには、今年の1月に初めて出演させていただいたのですが、今年はなんと5月、7月、8月、あと・・・9月?10月?(曖昧)と出演が決まっております!

 

お越しになった方は直接体験されたと思いますが、演奏スペースが狭小なので、ピアノ付近のテーブルに着かれた方は突然演者に絡まれたり、歌手が皆さんのすぐ隣で歌ったりと、会場内を巻き込んでの演奏となりました(笑)

 

オペラハイライト公演というよりは、体験型アトラクション”OPERA!”って感じです(・∀・)

 

ちなみに僕が次に出演します回、5月17日(金)の「蝶々夫人」ハイライト公演はすでにチケットは完売とのこと・・・

 

7月4日(木)に出演いたします「外套」ハイライト&ガラ・コンサートはこれからチケットの発売になりますが、正式な情報が整いましたらすぐにお知らせいたします(`・ω・´)ゞ

 

 

さて、いつも僕やバリトン今井くんが出演するときに立派なお花を届けてくれる「一般社団法人姫りんご」の代表まちこ先生から開演前に立派なスタンド花が届きました~(*^_^*)

 

感謝の気持ちとともに写真に収め、送って下さったまちこ先生に報告(翌日w)したら・・・・

 

 

 

 

 

おや?また芦澤問題発生か?(過去記事参照:永遠のテーマ・・・

 

っと思い、見直してみると・・・

 

 

 

ん?

 

 

Here comes a new challenger


 

そう来たか!!(;・∀・)

 

確かに「佳」「桂」は似ている・・・・

 

「芹」「芦」より似ているかも知れない・・・・

 

 

なんてったって本人が気付かなかったくらいだからな!

 

 

佳作の「佳」以外に、「ニンベンに土2つ」くらいしか説明方法が思い浮かばない字だが、それなりに人名には使われいると思うんだけどな~

 

でも「桂」も人名には使われるしな~・・・

 

 

ケイコ「桂子」の「ケイ」ではなく、カオリ(佳織)の「カ」です!

 

 

なんて説明も面倒くさいし・・・・・・・

 

 

とりあえず・・・

 

 

パパっと修正しちゃいましょう(・∀・)

 

 

Expecto patronum!



ズーム イン!

 

 

ふははははは(・∀・)

これだけ拡大しても修正箇所の痕跡はほぼわからないレベル!

この技術を駆使してプロフィール写真をよりイケメソに・・・・・



やめておこう・・・



もう


「お写真と違うんですね」







聞き飽きた

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なんかすげー・・・・

2019年04月17日 | クラシック音楽

今日は5月24日(金)に予定されている↑こちら↑のコンサートの初回稽古がありました∠( ゚д゚)/

本日はテノールだけの練習日ということでしたが、それだけでもわかる「なんだこれ・・・Nコン課題曲(※)ってこんなん歌うの?え?高校生とかこんなん歌うの???」感(笑)

※Nコン・・・NHK全国学校音楽コンクール

 

まぁ複雑な譜面(;・∀・)

 

日頃携わってるオペラや声楽曲の方がシンプルなくらい(笑)

 

流石に男子高校生が歌うとなると技術的な面で不可能な超高音などは無いけど、そのかわり、リズムと音程の複雑さで上手さの尺度を測ろうとしてるのかな?と思わずにはいられぬ難曲の数々・・・・・・

 

 

最初にこの演奏会の話を頂いた時は

 

「ほーん(・∀・) 合唱曲のみの演奏会なんて初めてなの~みんなで楽しく歌うの~」

 

なんてバカみたいに思ってたのに、まさか「バカには歌えない歌」のオンパレードだとは思わなかった(;・∀・)

 

もうね、先に書いた通り「日頃携わってるオペラや声楽曲の方がシンプル」なのです!

 

どれくらい複雑かと言うと、時には楽譜に音符がなかったり、音符らしきものはあるのに符頭がなかったり、符頭の代わりに波線が走っていたり・・・

 

「音符(楽譜)が読めない人」の気持ちがわかりました(笑)

 

 

そんな中から、本日はこちらの曲をご紹介!

信長貴富作曲

「男声合唱とピアノのためのFragments -特攻隊戦死者の手記による-」

特攻隊戦死者の手記をテキストとした衝撃作。オリジナルはテノールのための歌曲。死を覚悟した若者の心の叫びを綴った文章、軍令の引用、「君が代」の断片などが、それぞれ屹立するように、特攻隊員の個人史というミクロな視点と、国家による死の強制というマクロな視点を炙り出す。「Fragments」とは「断片、かけら」の意。その名のとおり、曲中のセクションごとのテキストに連続性はなく、それぞれが屹立するように存在し、互いの存在を際立たせている。

信長(貴富)の野望より引用

【参考動画】

おにいさんコーラスフェスティバル2018

2018年5月27日(日)府中の森芸術劇場ウィーンホール

演出 宮城太一(Mu Project) 出演 松元博志(ピアノ)、Mu Project

 

 

この参考動画程の演出は付かないと(個人的に)思っています(笑)

 

しかしこの合唱曲、照明に関しても楽譜に指示が書かれているのですが(ピアノを残して照明を落とす、等)、Nコンではそれも審査対象に含めてるのかな?(笑)

 

ご興味のある方!

 

うちの息子、ちょうどこれ部活でやってるのよ~という方!

 

フォレ◯タとは違った刺激を体が欲している方!

 

お申し込みはこちら∠( ゚д゚)/

メール teatrogoloso@zoho.com
ファックス 03-6745-9117(FAX専用)
ともに芹澤宛

 

ご来場お待ちしております(`・ω・´)ゞ

 

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2019年5月17日(金)~オペラ『蝶々夫人』 ハイライト上演~

2019年04月11日 | クラシック音楽
ちょうど1年振りにベンジャミン・フランクリン・セリカートンが戻ってきます(`・ω・´)ゞ
 
(※ピンカートンはB.Fピンカートンと言う名前なのです)
 
そして気がつけば来月・・・・(;・∀・)
 
 
素晴らしい作品であり、その魅力は語らずとも聴いていただければ伝わりますし、このB.Fピンカートンという男がどれだけゲスいかも観ていただければわかります(笑)
 
当時の世界情勢やイタリア人が考えたアメリカ人と日本人の関係性なんでね、あまりマジメに取らない方が良いですし、ピンカートンの事は嫌いになってもセリカートンの事は嫌いにならないで下さい(笑)
セリカートンの口から出る言葉は全て言わされているだけです!(笑)
 
 
共演する方々は皆すばらしい経歴と、それに見合った実力を備えた方々です!
特に蝶々さんを歌う田島秀美さんは、つい先日ルーマニアで同役を歌い、スタンディングオベーションが起こったとのこと!
 
ピンカートンはゲスの極みですが、こんな蝶々さんを聴きながら食事を楽しめるなんて贅沢の極みです!
 
オペラとしてはメジャーな作品ですがまだ聴いたことの無い方(・∀・)
 
オペラに興味はあるけれど、それってお高いんでしょ?と牽制している方(・∀・)
 
あら、ここのレストラン行ってみたかったのよね~とタイミングがあった方(・∀・)
 
 
お待ちしておりますm(_ _)m
 
詳細
 
ブラームスの小径オペラコンサート
オペラ『蝶々夫人』ハイライト上演《ディナー付き》

【出演】
田島秀美:蝶々さん
栗田真帆:スズキ
芹澤佳通:ピンカートン
米谷毅彦:シャープレス
村田千晶(ピアノ)

【会場】
ジャルダン・ド・ルセーヌ
原宿駅竹下口より徒歩3分
開場 17時40分
(18時10分より食事スタート)
開演 18時50分
 
料金8000円
(税・サービス代・演奏料込)
 
【お問い合わせ】
teatrogoloso@zoho.com
03-6745-9117(FAX)
メール、FAXともに芹澤宛
 
出演者プロフィール
(クリックで拡大)
 
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2019年6月1日~オペラ歌手たちが歌う スペイン語の歌~

2019年03月30日 | クラシック音楽
なんとオールスペイン語の歌でお送りする、芹澤初の試みが約2ヶ月後に迫って参りました(;・∀・)
 
 
スペイン語の歌で有名な曲は幾つかありますが、僕自身は演奏会で歌ったことがあるものはララ作曲「グラナダ」しかありません(笑)
 
 
しかしながら、何お歌おうかと曲を探していくと、まぁあるわあるわ名曲の数々!!!
 
当初は一人あたりの持ち時間と曲数の目安に対して「う~ん・・・どうやって時間稼ごうか・・・」と思っていのたが、最終的に「あ~これとこれが歌いたい!・・・!!!持ち時間オーバーしてまう!!!」となってしまうほど(;・∀・)
 
 
今回の演奏会は、全てが初めて演奏するプログラムで、過去に人前で演奏した曲は1曲もありません!全てが「初」ということは、つまり譜読みから暗譜まで、おはようからおやすみまで、既に死滅が始まっている脳細胞に国家総動員法を適用しないと間に合いません!!!
 
 
 
ちなみに演奏を予定している曲の中には日本国内で楽譜を調達出来なかったものも複数あります。今回の演奏会を企画された、出演者でもある「もりみき-ロセル」さんはスペイン在住で、彼女がスペイン国内の図書館や知人を介して集めて下さいました!
 
 
 
それらは所謂「歌曲」だけではありません(・∀・)
 
スペインには「サルスエラ」という伝統的な作品があり、わかりやすく言えば「スペイン版オペラ」と定義することが出来ます。
 
今回は歌曲と、サルスエラからのソロ曲、重唱曲を用意し、これまでに無い芹澤を披露できればと思っております(`・ω・´)ゞ
 
 
会場はアクセス容易(個人的見解)なJR上野駅公園口から徒歩10分にある旧奏楽堂(旧東京音楽学校奏楽堂)
 
演奏会の詳細は以下の通りです(・∀・)
 
~オペラ歌手たちが歌う スペイン語の歌~
出演
ソプラノ:みきもり
ソプラノ:斉田正子
テノール:斉田晴仁
テノール:芹澤佳通
ピアノ:江澤隆行
ナレーション:乗松明美
 
開場13:00 開演13:30
チケット(全席自由)
一般3000円
大学生以下2000円
 
お問い合わせ
teatrogoloso@zoho.com
03-6745-9117(FAX)
メール、FAXともに芹澤宛
 
最後に、今回演奏する曲を1曲ご紹介します(・∀・)
スペインの至高、アルフレード・クラウスの歌唱による「Lamento Gitano(ジプシーの嘆き)」

Lamento Gitano - ALFREDO KRAUS

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とある声楽家の日常

2019年02月27日 | クラシック音楽

この世には様々な職業があります。


どれくらいあるのかな~と思い、ちょっと調べてみると・・・その数なんと、



17209種類

(厚生労働省編職業分類2011年改訂版より)




おそらく想像の10倍以上の種類だと思います(笑)




いや~2011年の時点でこの数ですからね、今はもう少し増えてるかも知れませんね(;・∀・)






そんな1/17209の「声楽家」という職業ですが、皆さん、こんなこと疑問に思ったことはありませんか?




肘は顎に付かないのか・・・




じゃなくて





「普段何してるの?」









そうですね~希望としては国から芸術家年金を月30万程頂き芸術活動に勤しみたいところですが、そこはシンプルに「働かざるもの食うべからず」です(´~`)モグモグ




いろんな仕事がありますが、大学生や大学出てすぐの若い声楽家がよくやるのが聖歌隊ですね。


僕もよくやってました(・∀・)


今は流石に聖歌隊はやっておりません(笑)



仕事は様々なものがあり、皆様の前に出る「演奏会・コンサート」もその一つです。



皆様の前に出ない仕事としては、CM等の芸能・マスコミ関連のレコーディング、個人レッスンなどがあります(・∀・)



特にCM等のレコーディングは、録音した音源に様々な編集を加えるので、多人数で歌って録音した音源は本人でも自分の声を探すことは困難です(笑)





もっと裏方的な仕事もあります!



僕が最近やったものだと・・・・


某有名テノールの代わりにマイクチェック


・・・・・(笑)




意味不明でしょ?




僕も意味不明でした(笑)







「とあるホテルのパーティー会場で、某有名テノール歌手が歌唱する」という、それだけ聞けば至ってシンプルな事案なのですが、大手事務所の力なのか芸能人スタイルなのか、そのテノール歌手はどの現場でも「リハーサルと本番の時間」しかその空間には来ないそうで、リハーサル前の「マイクチェック」には当然姿を見せないとのこと・・・・



さすが大物は違うな(笑)



なので、そこでの僕の仕事は、彼の代わりにオーケストラと初合わせをして、オーケストラに対しての歌の聴こえ具合、歌手に対してのオーケストラの聴こえ具合、全体のバランス、マイクの位置、返しのスピーカーからの音量など、下準備をしたわけです(笑)

当然ながら僕の感覚で指揮者と音響スタッフさんと打ち合わせをせざるを得ないので、あらゆる設定が「僕仕様」です(笑)



僕「これだとちょっとストリングスが聴こえ辛いですね」(本番は僕じゃないけど)


僕「ヴァイオリンのここの箇所を強調して頂けると歌は入りやすいです」(僕は、ね)


僕「マイクの音量、これくらいで良いかと思います。」(僕の場合はね)



この仕事は、終始ふわふわした感じで終わりました(笑)



そしてつい最近の裏方の仕事は・・・このブログを読んでくれている方の中には、関係する方もいると思います・・・







こちらの演奏会のオケ練に付き合う←new


その時の様子↓





どういうこと?かと言うと、実はオペラの伴奏ってオーケストラの方々にとっては「特殊」なものなんです。


オーケストラの為に書かれた作品と違い、歌には歌詞があり、歌詞には意味が含まれています。


なので、楽譜上に記載のある指示以上に、言葉のニュアンスにテンポやハーモニーが影響を受けます。


それはオケの方々にとって「なんでそうするん???楽譜に書いてないやん!!!」と感じることかと思いますが、楽譜の中にある歌詞に含まれていることなのです。


そういった歌特有の「揺れ」に慣れるためには、本番歌う歌手と何度も練習が出来れば良いのですが、実際そう上手くは行きません。


今回は当日歌うテノールの上本さんの代わりとして、オーケストラ練習にお付き合いしてきた、ということなのです(・∀・)


僕としてはオーケストラ伴奏で、歌い慣れたアリアや初めて歌う重唱を試せた大変得るものの多い機会となりました!



これらは決して表には出ない裏方の仕事です。


でも誰かの役に立っていると思うと、決して手は抜けません( ー`дー´)キリッ




なかなかユニークな職業だな~って最近思います(笑)(いまさら?)

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