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プサとダルの日々~時々鉄子

GもDもわからない音楽ド素人がハンマーダルシマーとプサルタリーの2つの楽器に挑戦中!
どうなることやら…

見上げたら、ものすごい星空 らちゃかん 池袋シアターグリーン

2017-02-28 18:43:14 | その他見聞録

2月27日月曜日、R子さんと池袋へ。あまり馴染みがない街だ。らちゃかんの千秋楽、なるちゃんの最後?の舞台ということでお花を途中で買った。せっかくだから始まる前に腹ごしらえをするつもりだったので、出る前に調べたが居酒屋しか出てこない。中途半端な時間だったので開いてない店も多い。時間はあるからなるべくゆっくりしたいと結局サイゼに行った。ちょうど行く途中にあってわかりやすいし。

ちょっと余談。注文品を待っていると、店員が3つの皿を持ってきた。私のは注文と違うのを持ってきて、R子さんのは同じものを2つ置いて行こうとした。?? でも無事注文品を食べていると、追加注文もしてないのにもう1枚伝票を持ってきた。またわけわかんないぞ。ん?と2人で顔を見合わせて改めて2枚の伝票を見比べた。1枚目に個数が2になっているものが。1人で2つ食べそうだと思われたのかな…どんな大食漢だ! 個数を間違えたから同じもの2つだったのね。2枚目はその分を引いてあったので納得。あーびっくりした。レジの人は留学生かな。日本語がまだ覚束ないけど一生懸命言い直す姿が微笑ましい。怒っちゃう人もいるんだろうけど、つい母親目線で応援したくなる。

シアターグリーンは初めて。3つの劇場がある。でも小劇場はどこも似たような感じだな。
満席だから早く行かないといい席をとれないので、30分前までに着くように店を出た。前のほうの右側寄りをゲット。今回は写真撮影禁止だったので、カメラの出番はない。踊るところとか撮りたかったな。
無言のひとり芝居が続くと自然と集中する。 今回も伏線があり、上手い。回想シーンなど場面転換は役者総出の手作業。ほんとのハプニングかわざとのやり過ぎかはわからないけど退屈しない。演出なのかアドリブなのか境目がわからないことも。唐突にダンスが始まったり。違う意味でからだ張ってたね。そうやって笑かすかと思えば推理劇の様相。最後はちょっとほろっとくる。いつもながら笑いあり涙ありで面白かったなー。座長も退団とか。残念だ。

2人で噂していたA子さんを出口で見つけた。いつもいるけど今日はいないよね、とか言ってたらいた! 気づかなかったよ~ またなるちゃんと記念撮影して劇場を後にした。

 

 


試写会 オケ老人 有楽町朝日ホール

2016-11-06 22:44:04 | その他見聞録

11月4日金曜日、久しぶりに映画を見た。試写会に行ってきたのだ。面白かった。ほっこりするというか、ほっとするお話。結末はなんとなく見えてるんだけど、いい意味で裏切らない。くすりと笑える場面がちりばめられていて、楽しい。エンドロールでも流れる曲が感動のカギ。この老人たちに励まされているような…。私も感動を与えるような演奏ができるかもしれない。帰ってからも全編を通して流れる曲が頭から離れない。

 


らちゃかん 湯河原トワイライト 下北沢

2016-08-25 22:19:31 | その他見聞録

8月24日水曜日、3回目のらちゃかん公演を観に行った。下北沢、乗っちゃえばそんなでもないけど、やっぱり遠い…。R子さんと一緒だから苦ではなかったけどね。早めに行ってご飯食べようと。でもNちゃんに教えてもらったところは、2つとも水曜日休みだった…なんてこった! 急遽調べて劇場から近い中華屋に行った。これが正解。おいしかった。ラーメンが私好み。会計のときのお兄さんの技に感心しながら店を出た。おなかいっぱいで寝ちゃったらどうしようと思ったけど、寝てる暇なんかなかったよ~。

湯河原のホテルが舞台。でもなんで湯河原なんだろう? 熱海でも箱根でもよかった気がするのだが…。私が気がつかないだけで、湯河原らしさがどこかにあったかな? セットに向かってL字に客席がある。2方向が正面なのか。いつものように笑わせたりしんみりしたり。体を張ったアクションが激しくて、ケガが心配。皆さん無事に終えられますように。始まったら終わりまであっという間だった。着席してから始まるまでのほうが長く感じたぐらいだ。いつもながら面白い。ホテル湯川に泊まりに行こうかな~。あ、温泉ないんじゃだめだこりゃ。

 


世界の民族音楽を聴く ロバの音楽座 明治大学

2016-06-19 08:18:35 | その他見聞録

6月18日土曜日、御茶ノ水に行ってきた。明治大学リバティアカデミーのオープン講座、世界の民族音楽を聴く。今回は古楽。ロバの音楽座って聞いたことあるような…?でもよく知らない。とにかくいろんな楽器が登場するらしい。松本雅隆先生と上野哲生先生。コンセプトは音を遊ぶ。

いきなり演奏が始まってびっくり。嬉しかったけど。ハーディーガーディーとリュート、太鼓を足で。次はゲムスホルンという角笛と見慣れたプサルテリ。それぞれ音色の違うプサルテリ2台で、と続く。後で聞いたら弦が違ってて、鉄弦のほうは烏の羽根で弾いていた。席が後ろのほうだったので、笛とリュートのネックしか見えない。太鼓にいたっては足でということは想像がつくが、誰が演奏しているのかさえ最初はわからなかった。

中世の絵をスライドで映しながら解説。バックミュージックを演奏しながら。サントゥールも登場。ハーディーガーディーとサントゥールの登場でテンションあがりっぱなしだ! 絵画があったればこそこういう楽器が中世の姿で復元できたのだと、残してくれた画家さんたちに感謝。今度から絵を見に行ったら間違い探しのように楽器を探してしまいそうだ。

楽器紹介に入る。テイバーパイプ。太鼓がでかい。サリ・ランさんのライブで見たのはもっと小さく、それが主流だと思っていたのでまた伺ってみると、それぞれで正解はないとのこと。納得。歩いたり踊ったりするのには持ちやすい小型がいいし、音を響かせるにはどっしりした大型がいいのかも。その太鼓と、笛ではなく楽器を持った指人形とで楽しい演奏も披露。大人も単純に楽しい。これ、大事だな。

ほんとに笛っていろんな種類がある。松本先生が大好きなJの形のクルムホルン、トランペットの前身コルネット、クラリネットの前身シャリモー(ちなみにこれが訛ってチャルメラになったらしい)、ラケットというとても笛に見えないもの、バグパイプ、先に登場した角笛。これに横笛が加わったらとても書ききれないだろう。大きさで音の高さを調節し、皆で合奏したのだろう。先生たちと石川先生、そして客席からひとりの4人でその気分を味わう。1部の最後はリコーダーとプサルテリ。

2部。楽器紹介の後半。細長い箱状のタンブーラ。テイバーパイプのように笛を吹きながら棒で弦を叩く。リュート、プサルテリ、サントゥール、なんといってもハーディーガーディーが耳目を集める。だよね。欲しいと思ったことがあるが、あまりにも高価だし入手困難だし他楽器にもまして保持が大変らしいので使いこなせる自信のない私はあきらめるしかなかった。面白そうなんだけどな。誰か手に入れて(または作って)触らせてくれないかなーなんてね。

最後にまたスライドを見ながら先生たちがバックミュージックを演奏してくれるはずだったのだが、機器のアクシデントで中止に。急遽予定になかった曲を演奏してくれることになって、逆にラッキーだったかなー。次回という楽しみもできたし。

   

   

 

  

  

↑ 右は松本先生手作りのプサルテリ。

あっという間の2時間半だった。終了後も皆に取り囲まれて写真やら質問やら…。嫌な顔しないでちゃんと答えてくれた。気取らず気負わず、自然体で演奏も唄のハーモニーも優しくて意気込んでいた肩の力を抜かしてくれた。まさに音を遊ぶ。こんなたくさんな種類の楽器を演奏する(しかも2人で)のはチューニング含めて大変だと思うが、それを感じさせない。ほんとに楽しかった。次回があったらまた是非行きたい。

余談。休憩中、石川先生が声をかけてくださった。覚えていてくださったことにちょっと驚いた。こちらからご挨拶せず恐縮。Jちゃん、ありがとね。前回も今回もJちゃんのおかげだよ。

 

 

 

 

 


金剛山歌劇団2016公演 明日に向かって 北とぴあ 

2016-06-10 21:07:29 | その他見聞録

6月9日木曜日、美野里で出会ったヤングムを聴きに北とぴあへ行った。会議室には行ったことあるけど、ホールは初めて。ホール前で自由席の当日券を買う。開場前に着いたのに、もう並んでいる。ほとんどが在日の方なのか、朝鮮語が飛び交う中、場違いな思いからなんか落ち着かない。自由席は2階の両端と中央の後列。オーケストラピットが覗ける左端の1番前を選んで座った。壁側が通路になってないので先客の前を通らせてもらう。すみません、と座ろうとしたらいままで普通に日本語で話していたのに朝鮮語で何か言われた。トイレに行って帰ってきたときも、案内の人も、短く何か言った。わからないので返せず、曖昧に会釈だけした。しまった、少しは勉強してくるんだった。

席は当たり。よく見えた。1部は華やかな衣装で舞台の上に楽器たちと勢揃い。インストや歌の伴奏を。民族楽器も入ってオーケストラなんだね。ただ金管と打楽器、ピアノが一緒だとせっかくの民族楽器の音がかぶるというか吸収されるというか、生かされてない気がした。民族楽器だけの演奏があったのはよかった。他の琴や弦楽器も間近で見たかったなー。テノール、すごい声量。朝鮮の曲だけでなく、日本の曲も入れてくれたり、横のスクリーンに日本語で歌詞や解説を映してくれたりする心配りが嬉しかった。

2部は黒の衣装に着替えてオーケストラピットに移動。舞台上では華やかな舞やアクロバティックな舞、太鼓をたたきながら踊るのがすごい。佳境に入ると演奏も熱く、力強くなる。それを見ながらタフだなーと感心していた。ほぼ2時間弾きっぱなし。1公演終わったらどれだけやせるんだろう?

なかなか触れることのない朝鮮の音楽、歌あり踊りあり寸劇の要素もあり、盛り沢山だった。オーケストラだから伴奏というのもパート別になるのも仕方ないけど、やはり私は生音でソロや民族楽器だけの音楽が聴きたいな。