12月24日土曜日、湯河原へ行ってきた。上野東京ラインを利用し、赤羽から乗り込む。時間が長いのでグリーン車に乗った。それでも長いものは長い。午後から行ったので、海が見えたときにはもう薄暗く、到着時は真っ暗だった。駅から近い水月という宿。昔風の旅館。フロントというより帳場という感じ。ご飯は部屋食。これでもかの数。カサゴの唐揚げ、種類豊富な刺身など、どれから食べていいのかわからない。普段、そんなに食べないのだが、ゆっくり時間をかけて食べきった。
お風呂はそんなに大きくないが、それくらいでちょうどよい。寝ちゃうことなく、3回入れてよかった。布団を敷いてくれたのだが、その手際に思わず見とれてしまった。熟練の技だねー。
12月25日日曜日。朝食もまたすごい。朝から刺身。卵焼きは温かいし、自家製しゅうまい、自家製ふりかけも。朝からよく食べた。連日おなかいっぱい。
↓道端に温泉が出ている。
↓知らなかった豆相人車鉄道。人力って…。
宮上の味楽庵へ。京都に続いてここでも和菓子作り体験。椿とサンタクロース。なんとなくそれらしくはできたけど、触り過ぎだな。自分で食べるからいいんだけどね。椿は切れ目が上手く入れられない。サンタはその辺の町中にいる偽物サンタみたいだ。体験が終わって出来立てみかん最中とお茶が出てきた。出来立て、というのは時間を見計らって餡を詰めてくれるので皮がパリパリ。これはここでなくては味わえない。
1回行ってみたかった西村京太郎記念館へ。隣がお家らしい。下はカフェ。2階が展示室と売店。中央のジオラマでは殺人事件が! 1か所見つけにくかったな。ロボット(正式名称忘れた)がいて、展示案内をしてくれたりする。日曜日だったので、本人と会えた。サインをしてくれて、少し話もできて、思いがけなくちょっと興奮気味。全然偉ぶらず、気さくな人だ。握手すると柔らかく、ほわっとした手だ。この手が作品を生み出しているのだな~。
お昼は魚屋さん直営の店で、十分美味しかったのに、宿の食事があまりにも美味しすぎて感動が薄れた。その魚屋さんで珍しかったので太刀魚のみりん干しを購入。帰ってから食べたら肉厚で美味しかった。もっと買えばよかった。
↓ホームの椅子に座布団が。冬は有り難いね。