goo blog サービス終了のお知らせ 

家族の応援歌

相談活動・短歌・シャンソン

お互い気分よい正月を

2011-12-22 00:03:34 | 子育て・夫婦・カウンセリング
正月に元気な一家の顔を夫の親に見せたり、妻の親に見せたりは、
「楽しい義務」と心得られたらいいですね。ちょっとたいへんでも
先の関係作りの種まきです。

ゆううつになるのは、どこか関係に直す点があるでしょう。

たとえば、一方的に誰かに多大な義務ばかり生じているとか。

家族といえども、いや家族だからこそギブアンドテイクは大きな
原則です。これ家族相談の基本。互いにメリットあれかし。

この原則によれば、実家側は子どもたちの一家を平等に扱う民主的な
経営か、後継者家族をたのみにするのかスタンツを決めてつきあった
ほうがいいでしょう。
   
一番いいのは皆平等で、民法通り権利の平等でしょう。その代わり
義務も平等です。そうでないからこじれてくるのです。

もっとも結婚するときから後継者と決まっていては相手が見つからない
かもしれません。そのへんからして元来結婚するときに大切な話しあう
ことなのですが、だいたいそこは皆避けて結婚します。

そうして昔ながら「婚家」の慣習に相手を合わせようとします。地方は
とくにそうです。それではゆううつになるばかりです。

元来全く別の家族文化で育ってきたのだから、片方を「変えよう」と
強いるのがいけない。押す力が働けば相手は引くのです。これ家族相談の基本。

「どっちでもいいよ」と言われれば「やってみよっかなあ
と思うものなのです。時間をかけて互いに互いの文化になじんでいくのです。
結婚したために文化が倍になったり、発展したら楽しいではないですか。 
お雑煮だって、新しい家族が増えたらいろいろ食べ比べてはいかがですか。

あとは経済かな。大人で生計をたてているのだから、滞在先に上手にペイ
することです。娘一家もです。

長居をするのがいい関係を築けるのか、逆効果なのか、よくみきわめて
訪問しましょう。

「またおいでね」と言われますように。

結婚と実家

2011-12-20 23:39:05 | 子育て・夫婦・カウンセリング
万両の赤い実です。伊豆の夫の実家にいつのまにか実をつけるように
なりました。市川市に家族全員住んでいたとき庭に万両があり、私の木
として大切にしていました。

鳥が種を運ぶのでしょう。気がついたら夫の生家に「私の木」が根を
はっていました。

「嫁」とはなんぞや、から始めると一晩あっても書ききれません。1冊
本が書けてしまいます。またブログで語りはじめても言葉尽くせず、誤解
を招くばかりです。

そこで結論を言うと、「結婚」とは、若い世代が自分の家族を作ることで、
生家から出るということです。同居でもかまいませんが、精神的に独立する
ということです。

動物は大人になったら親から独立し伴侶を見つけ自分の家族を作ります。
人間の場合、親が年とって介護が必要になったり家業があったりするので、
子が残ってくれれば便利で親は「継いで」ほしがります。

けれど結婚で一方のもとの家族に伴侶を吸収しようとすれば吸収される
方に大きな負担がかかります。昔はそれでもよかったでしょうが、今、
若い世代はそうはいかないでしょう。

同居するにしてもまず、<夫婦>というユニットを確立することが大事
です。同居ではそれが難しいから、大方はまず別に暮らしはじめます。

この夫婦のユニットがしっかりできてはじめて、中年期になったとき、親
の介護に協力して向き合えます。しかも、今、長男・長女だらけですから
双方の親の介護に直面していかなくてはなりません。
介護はまだまだ公的事業になりきれていないのが現実です。

若い二人は自分たちのために実家との付き合いに気をつけなければなりません。
今、離婚の相談で多いのが実家との密着です。

二人を生み出してくれた双方の実家に感謝しつつ、自分たちの絆づくりを
しましょう。それが両立できるにはちょっとした配慮やコツがあればいいと
思います。それはまた実家の親たちにも言えることです。明日につづく

女と正月

2011-12-19 11:29:19 | 子育て・夫婦・カウンセリング

正月の好きな女はどれくらいいるのだろうか。
結婚してから正月が憂鬱になっている妻の方が多いのでは
ないだろうか。

この間、夫の田舎の伊豆にいたら、近くのベテランのお母さんが
「ああ、今年は正月のしたくをしなくていい。遠慮がちにそう遠方の
家族に伝えたらなんと、みんな今まで我慢して支度を手伝いにきていた
んだって」と言っていた。エエッ、こんな地元の人もそうだったのか!
わたしだけではなかったんだ。

今日テレビでも特集していた。
とてもよくわかる。
新聞でも韓国の女性は夫の実家の正月のもろもろの義務が
いやで、姓も変えず、名だけで生きているって。(毎日新聞)
儒教の国では、姓は家への吸収だから。日本もそうだけど。 
  
  夫の里の 正月怖し 韓国の 女ひらりと 姓を脱ぎ捨つ

強いなあ。日本の女はうまくいかないと、自分が悪いのでは・・
自分がいたらないのではと、気に病み、体までこわしてしまう。

正月をめぐって、お嫁さんも、お義母さんも、お婿さんも、
義妹、義弟も、実家もぎくしゃくする。

たかが、正月1週間というなかれ。1年中働いたあとのようやく
訪れるゆとりの時間のはずなのだ。

今や、仕事を持っている主婦の方が多い。のんびりしたいのは妻も
一緒でしょう。

どうやってうまく人間関係を築いたらいいのか、だれか教えてあげる
人が必要な時代では?オヨメさんにもお姑さんにも小姑さんにも娘さん
にも。どちらも努力と工夫がいるのです。

かくいうわたしも欝になりそうだった経験と反省を含めて次回は、みなさま
に贈る「家族と正月」といたしましょうか。







赤い実

2011-12-18 19:28:42 | 料理
くちなしの実です
八重咲きには実りません。一重のくちなしだけです。
今頃真っ赤になり、もう少し木において収穫です。

これは公園の実をすこうしいただきました。
太古は染料として使われ法隆寺の絹織物の絹糸も、
くちなしで染められました。

料理には、たくわんの色と言えばピンとくるでしょう。
水につけて赤い色を出し、といだ米に入れてたくと、
きれいな黄色いご飯ができます。お試しあれ。
お祝いのご飯になります。味はしません。

この時期に実って、正月のくりきんとんづくりにぴったり
です。実は保存できます。
効能としては肝臓によいそうです。

スーパーでも小袋に2,3個入って売っています。

クリスマス気分

2011-12-17 23:16:27 | 日記
コンサートの招待にあずかり、行きました

武田鉄矢さんがリハビリ中だからって杉田二郎さんと西田敏行さんが
歌ってくれました。

地元の合唱団も趣向よく、とても素敵でした。

ソプラノ歌手のアベマリアにもうっとり。とてもいいクリスマスコンサートで
今年の癒しにぴったりでした。

お友達も、おうちのご苦労があったので、ひととき忘れて楽しんでくれたことでしょう。

こんな夜が、心満たされた幸せな日だなと、思いつつ、夜道を帰ってきました。