トムにゃん２

２年前のトムにゃん
高齢になっていて、うちへやってくると来たところまで
「お父さん」が「出前」するかわいがりよう。

好物は「お父さん」が釣ってきた めじなの煮付け。
猫用に薄味に煮たのは好まず、みりん・生姜の効いた、
しっかりした味付け。

実においしそうに食べました。

この家の「おかあさん」がきたときは、めじなをあまからく
しっかり煮てくれるので楽しみたのしみ。

介護・ 畑・釣り一筋（三筋？）の「お父さん」にとって
大事な話相手でした。

ぼろぼろになって、瀕死になりながら「お母さん」が来るの
を待って亡くなりました。

猫は元来 死ぬところを見せません。最期の最期まで看取らせ
てくれてありがとうトムにゃん。

それまでは何かしら食べたり飲んだりしていましたが、最期は
出す物はすべて出し尽くし、何も口に入れず、自ら体の中をす
っかりきれいにして旅立ちました。

猫から教えられることばかりです。

うちののらねこ

十年の介護別居に猫五代
　　　　　　　　　猫の系図を描いてもめる

夫の家を訪えば猫と吸い殻増えている
　　　　　　　　　　 吸い殻を掃き猫にえさやる
母を介護していた伴侶は、のらねこを自分の家の猫
としてかわいがっていました。
家をあけることがあるので中で飼えませんでした。

でも、そこは田舎、納屋でも倉庫でもにゃんこは住めます。

うちで生まれ、うちの猫として十六年もいたトムにゃん。

今日大往生。永眠しました。われわれ夫婦を励ましこころ
の支えでした。

若い頃へびに目を噛まれ、片目で長寿を全うしました。

らっきょ

去年初めて作るときは、つれあいとよなべで向き合って、
剥きあい、目はいたいは鼻は痛いはで、たいへんでした。

なんと今年はひとりでやるはめになり、でも新兵器を考
え２時間でやり終えました。

新兵器は秘密であります。なぜなら、まだ相棒にも秘密
だからであります。

まあ下拵えまでやってくれてあったので、思ったより早
くできたともいえます。

火曜の相談を終え、らっきょに駆けつけ、次は梅です。
歌はどーするノダ。

ズッキーニ

立派にできました。
我が家としては新作です。
輪切りにして、バターでソテーにすると、たいへんおいしいです。

ヘルシーでダイエット食に向くかもしれません。
温野菜に最適です。

新鮮だから余計おいしいです。

筑前煮

腰痛で動けないともだちが、筑前煮が食べたいというので、
作ってもっていくことにしました。

なんか五目豆のようなものと勘違いしていたわたし。
家族が調べてくれたところ、九州ではガメ煮といい、それ
以外で筑前煮というとか。

早くいえば関東のお煮しめで正月の煮物ですね。

材料からして、冬のもの。ごぼう にんじん はす 干し椎茸
筍 こんにゃく 里芋 鶏肉 です。

筍は終わってしまい、さといもは秋、干ししいたけは在庫を
食べ尽くしたばかり。
材料調達が自給できるのは人参のみ。

なにもよりによって真逆の季節の食べ物所望とは。
トホホ・・でも大事な友のためにかき集め、これぞ御馳走。

家族言うところ、「体が冷えて根菜が食べたいのかもしれない」
なんとやさしい我が家族よ。

寝込んでいる枕辺に差し出すと、煮物が食べたかったよーと。
作ってきてよかった！

筑前煮はあげてしまって写真なし。
自家製人参が一番美味だったと思うよ。

人参の横にあるのは水仙の球根。掘り出して干す時期です。